-許すな!安倍改憲発議― 平和といのちと人権を!5・3ヒロシマ憲法集会のご案内
一昨年の5月3日の憲法記念日、ついに安倍総理が憲法9条の改憲を打ちだしました。このことに対して、東京では毎月19日に国会を取り囲んで戦争法や共謀罪法の反対運動を進めた人たちが国会周辺で改憲反対訴える行動として発展させ、全国へも運動が広がってきました。被爆地ヒロシマの平和運動団体として、広島県原水禁と平和運動センターは、この安倍9条改憲を許してはならないとの強い思いで、県内の平和運動とりわけ9条を守り、人権尊重し平和憲法を活かした政治を求める団体とともに「戦争法」「共謀罪法」廃案の運動に加えて、「安倍9条改憲NO!」の3000万人署名、講演会や学習会、街頭行動を行ってきました。
第2次安倍政権発足以降、国民の知る権利と表現の自由を奪う法律がつくられてきました。とりわけ、特定機密法、共謀罪法の成立はあたかも国民の安心を確立させるがごとく政権の宣伝に振り回され、テレビも新聞もその危険性を問うことは弱かったと感じます。
東日本の震災と原発事故による被害も時がたてばほとんど実態が報じられません。あたかも原発事故処理や震災による復興が着実に進んでいると思わされているのも事実です。それはマスコミへの権力の介入・支配が強まっているからであろうことは薄々感じてはいました。なかなか真実が報じられない、だから本当のことがわからない、問題と感じ合うことができない社会が進んでいくのは怖いことです。これは民主主意義の危機です。
5月3日の憲法施行日と11月3日の憲法公布日、別々に行っていた集会は統一して行うようになって4年目を迎えます。昨年までこの憲法集会は屋外で行っていましたが、今年は重要な年ということで屋内で行うこととしました。民主主義の危機をとらえることからの問題意識を深め合おうという企画です。ブログを見てくださった皆さんの集会へのご参加をお待ちしています。
〇集会開催日:5月3日(祝) 10:00開場 10:30~12:30
〇会 場:アステールプラザ・大ホール(広島市中区加古町4-17)
〇参 加 費:500円(学生・障がい者の方は無料)(手話通訳あり)
広島県平和運動センター・渡辺
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