健康

2019年8月10日 (土)

8月一杯お休みします ――大きな仕事を抱えています――

多くの皆さんに御心配頂きましたが、風邪は何とか治りました。ここ何年間、風邪はひかなかったのでちょっと油断してしまいました。

でも、ブログの再開はかなり先になります。8月中に仕上げなくてはならない原稿が二つあり、全力投球が必要だからです。「集中」するとは、気を散らさないことですので、原稿以外のことには頭を使わないようにするのが必要最小限の心構えなのです。

当分は、一日仕事に集中して、夕方、一段落したら一休みして次の日に備える積りです。

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もちろん30分おきに立ち上がって、「ガッテン」おすすめの体操を間に挟みます。8月末には、立派な原稿とスリムなボディーが出来上がっているはずです。

[2019/8/10 イライザ]

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良かったです。風邪が治っていて。
本気で心配しました。

コメント要らないです。仕事に集中してください

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

御心配をかけてしまい申し訳ありませんでした。風邪は良くなったのですが、集中力が今一で、昔なら5分でできていたことが今では1時間かかるような感じです。でも、頑張っています。

 

 

2019年7月25日 (木)

風邪をひいてしまったので、しばらく休みます

クーラーの利いている部屋で、疲れて寝込んでしまい、風邪をひいてしまいました。年のせいもあるかもしれません。大事をとってしばらく「安逸」な生活をしたいと思います。ブログもお休みさせて頂きます。

 

 

 

 

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何日ぶりかでブログを👀

あらららら。どうぞお大事に。
(夏に風邪→こちら→間が悪いことに7/21~24がピーク。
22日はせめて4時からと思いつつも、叶わずでした。
またのLIVEを心待ちにしております)

夏の風邪は拗らすと厄介です。充分ゆっくりと休養されて、お大事になさってくださいませ。

《追伸》「数学書として憲法を読む」とても読みやすく考えさせられることも多いので、ゆっくりじっくりと拝読させていただいています。示唆と勇気を与えてくれる労作を、本当に有難うございます!

「硬い心」様

コメント有り難う御座いました。「硬い心」さんもお大事になさって下さい。

LIVEは、また何回か開きたいと思っていますので、そのときには宜しくお願いします。

「うみねこ」様

コメント有り難う御座いました。

こじらせないよう、週末はゆっくりしたいと思っています。『数学書として憲法を読む--前広島市長の憲法・天皇論』をとても丁寧にお読み下さり、ありがとうございます。著者冥利に尽きます。

 

 

 

 

2019年6月13日 (木)

The Outletsの「たかお」もお勧めです

The Outletsの「たかお」に行きたいと思ったのは、LECTの「たかお」の常連になったからです。たまたまThe Outletsに足を延ばして、「ここにも「たかお」があったはずだ」と思い出して、探し出しました。

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LECTの「たかお」と違っているところもいくつかありましたが、味はどちらも大満足です。The Outletsの方は、最初に注文する品を決めて前払い制になっていること、ビールは生がなくて缶ビールが出てくること辺りが大きい違いでしょう。

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でも昆布明太子と浅漬けが食べ放題という点は同じです。注文したのは、たかお定食と、てんぷら定食でした。LECT店では、スーパードライ・セットを頼むのですが、The Outlestsのメニューにはなかったので、こちらにしました。この写真は二人前です。

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「定食」と言っても、揚げたての二三品を持って来てくれるので、熱い内に食べられます。ハスとゴボウとピーマンですが、ゴボウの美味しさが格別でした。

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定番のエビとイカも全く問題なし。舌鼓です。

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そして、もうこれだけで「たかお」をお勧めしてしまうのが、天つゆのお代りをしてくれたことです。こう書く裏には長いストーリーがあるのですが、それはまたの機会に。

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食事の後、すぐ近くのスポーツ用品店で、「ドクターエアー」の試乗を勧められました。効果はありそうでしたが、毎日30分はこの装置に乗って、一年後に1キロから2キロくらいの減量が達成できるとの話でしたので、それ以上の検討は即中止しました。

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駐車場には車がほとんどいなくなっていましたが、その向うに見える稜線と落日の輝きにしばし佇むことになりました。

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[2019/6/13 イライザ]

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御頭の形も、満点!満点!!
後ろからの立ち姿はコワい。
年齢と生き方が隠しようもなく出てしまう。
最悪の後ろ姿→長州の三代目。
ヒロシマでオバマ大統領と並んだ後ろ姿のブザマさったら。幼児っぽいというか。
男は背中で何とやら。
もとよりそんな背中、無理無理。
専用機に乗り込む時は妻より先に機内に入ってしまうし。
今回は一人なの??(6/13朝日川柳)
後ろ姿👏👏から、いつのまに三代目のダメかげんにまで。
(ラッセル・クロウ→『レ・ミゼラブル』2012での登場は彼の形のよい後ろ頭の描写から)

「硬い心」様

コメント有り難う御座いました。

そう言えば、死語になりましたが、「バックシャン」などという言葉もありました。背中も後ろ姿も、その人の一部ですから、本人にはコントロールできない何かが映し出されているのでしょうね。

せめて、猫背にはならないよう、「筋肉体操」で頑張らなくては!

2019年6月10日 (月)

認知機能検査の結果

先日、自動車教習所で、認知機能検査を受けた報告をアップしました。その結果として受ける高齢者講習の時間が二時間で済み、また受講料も安くなるように、「受験勉強」をしたこともその内容もお伝えしました。

さて、その結果が届きました。予想通り、100点です。

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これで自信が付きましたので、新たなチャレンジに挑戦します。もし、認知機能検査のお知らせを受け取った方で、チョッピリ不安をお持ちの方がいらっしゃるようでしたらお知らせ下さい。「受験勉強」のお手伝いを致します。このブログのコメントとして残して下されば、情報は公開せず、こちらから御連絡致します。

[2019/6/10 イライザ]

 

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2019年5月28日 (火)

電動歯ブラシの効用

ここ一年程、電動歯ブラシを使っています。KiVOSというブランド名は聞いたことがありませんので、恐らく台湾製か中国製なのだと思います。

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電動歯ブラシの効能は知られている通りで、高速の振動で歯を磨いてくれますので、とてもきれいになりますし、歯茎のマッサージもしてくれますから、歯周病予防にも効果があります。その上、超音波の作用でさらなる効果も期待できるというのですから、使わない手はありません。

髪の毛を染めるような場合とは違って、翌日にはすぐ目に見える効果があるというケースではありません。でも、歯磨き後の爽快感はありますし、歯が痛くなったり沁みたりといった症状もこのところありませんので、電動歯ブラシには満足しています。

しかし、それだけでは私の受けた恩恵を十分示したことにはなりません。数か月前に気付いて、その後ずっと有り難いと思っている効能があるのです。それは、毎朝必ず、2分間歯磨きを続けていることです。

思い起してみると、朝は忙しいこともあって、これまでの何十年間、歯磨きとは言っても、チョコチョコと30秒も掛けずに一応「歯磨き」をした積りになっていたのです。その結果、歯医者さんに行っても、「歯磨きは満点」と言われたことがありません。

でも電動歯ブラシを使い始めてから、毎日必ず、2分間の歯磨きをするようになったのです。その理由は簡単です。KiVOSの電動歯ブラシは、30秒経つと、一瞬止まるというメカニズムになっています。続いてまた30秒と、それを4回続けて、電動のスイッチが切れるのです。つまり、2分間掛けないと電動歯ブラシは止まらないのです。

こんなところで、歯磨きの習慣が改善されるとは思ってもみなかったのですが、もう一つ、驚いたことがありました。それは、この電動歯ブラシに付いている電池が長持ちしているということです。これも数か月前に充電したのですが、未だに問題なく歯ブラシは動いているのです。

スマホは毎日充電しなくてはなりませんし、ラップトップのPCも、数回使うと充電が必要です。でも、この電動歯磨きは、「ことによると永遠に動き続けるのか」と考えたくなるほど長時間作動し続けています。

こんな驚きも含めて、電動歯ブラシには感謝していますし、これからも長いお付き合いになりそうです。

こう書いてからすぐ、バッテリーが死にました。早速充電したのですが、やはり、寿命のあることがハッキリしました。

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さらに、びっくりしたのは、替えブラシが高いことです。そろそろ補充しようと思ってアマゾンに出品されている品物の値段を見てみたのですが、替えブラシ4本で5000円です。プリンターと同じく、本体はそれほど高くはないのですが、必需品であるインクが高いのと同じです。どんな対応策があるのか、これから考えたいと思っています。

[2019/5/28 イライザ]

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コメント

KiVOSは中国の深センにあるメーカーで、超音波振動電動歯ブラシだと思いますが、ブラシはデュポン社のものだったと思います。有名ブランドのものだとプリンターのインクと同じように互換ブラシがありますが、新興メーカーのものは探し難いかも知れません。

ところで、最近、シリコンバレーで働いている知人が深センに行き、その発展ぶりに驚いていました。バスやタクシーは電動化が進み、新しい駐車場の半数の枠にはEV充電器が設置され、テスラもかなりの台数みたそうです。さらに、彼の専門である分野の技術的な話も聞きましたが、財閥で固定されている韓国メーカーとは違い、新しいメーカーが次々と生まれ、かつてのシリコンバレーの様相を呈しているとのことでした。アメリカの焦りも分かるだけに、日中戦争の行方も心配です。

歯磨きは普通のブラシを使ってますが、3〜5分くらいは磨いてます。
でも、問題は歯間なんで、歯間ブラシも使ってます。
歯間ブラシより、ジェットウォッシャーがよく取れるそうなので、気になってます。
若い頃には気にもかけてませんでしたか、今は磨き残しによる口臭が気になります。それと磨き残しは歯周病の原因だそうですね。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。深圳の凄さについて、マスコミ等でも特集が組まれているようですが、一度訪問してみたいですね。

とは言え、現地に行ったからといって成長の理由が目に見える訳ではないのですが――。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。機会に頼らなくても3分から5分歯磨きのできる人は、無条件で尊敬します。

デンタル・フロスや歯間ブラシも、テレビの推理ドラマに合わせて使うと快適です。

2019年5月21日 (火)

みんなで筋肉体操 ――これならできそうです――

ある夜更け、家人が面白そうなテレビ番組を見ています。「みんなで筋肉体操」という再放送だったようで、あちこちで話題になっているとのこと。しばらく見ていて、「これならできそうだ」と思いました。

一つには、画面に登場するのが男性ばかりであること。ラジオ体操やテレビ体操は何故か女性が3人くらい出て来て体操のお手本をしてくるのですが、体が柔らかいせいでしょうか、見ているとあまりにも簡単そうで一緒に体を動かす気になれないことが多いのです。

でも男性が筋肉を使って動いている画面には自然に引きつられて、こちらも体を動かしたいという雰囲気が自然に醸し出されていたのです。長さも5分くらいでちょうど良さそうですので、次の日から定期的にと思ったのですが、番組表には出ていません。

ネットで調べると、その日の番組は、たまたま行われていた再放送で次の再放送の予定も決まっていないとのことでした。では、YouTubeでと調べてみると、ありました。

でも、パソコンの前で筋肉運動は無理そうです。何とかならないかと考えるうちに、AmazonのFireTVを使えば、YouTubeが見られることに気付きました。早速、居間にある液晶テレビにブラウザをダウンロードして、YouTubeを開き、「みんなで筋肉体操」の画面に行き着きました。

最初の番組は腹筋でした。フルレンジ・ノンロック・クランチと言って、下にタオルを敷いて、手を前に上げ、身体を起す体操です。これはいつも腹筋の運動として繰り返しているのとそれほど変りません。

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次は、椅子に浅く座って、足を大きく上に上げる運動です。画面を見て頂くのが手っ取り早いと思います。

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インストラクターの谷本道哉近畿大学准教授は、「きゅっ」と上げて、「あー」と下す、と簡単に言ってその通りのことをしているのですが、体が硬くなってしまっている私には、こんなに高く足を上げることはできません。そう思った瞬間、次の画面になりました。

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足がそこまで上がらなくても、上げられる高さでOKだという親切な画像です。体の硬い高齢者も多く見ているということでしょう。これなら続けられそうです。

そう言えば、ホームページには、「「みんなで筋肉体操」は番組で筋トレを実践する出演者(筋肉アシスタント)を募集します」というお知らせもありました。何回か続けて、効果が現れたら、応募してみても良いいかもしれません。「あげられる高さで行えばOK」の画面のモデルとして採用して貰えるかもしれません。

 [2019/5/19 イライザ]

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2019年4月29日 (月)

東京の午後 ――歩行者天国とお見舞い――

特定非営利活動法人 明るい社会づくり運動 (明社) の会議の二日目は、「全国都道府県会議」でしたが、その目玉の一つが、「マイクロプラスチック問題」でした。熱の入った一時間半の模様とその後、プラスチックとゴミについて頭の整理をした結果は再度報告したいと思いますが、その後、やはり銀座に足を延ばしました。

天気も良く、歩行者天国もほどほどに賑わっていて、久し振りに「銀座」の雰囲気に浸れて、空港や駅で巻き込まれたゴールデン・ウイークの混雑からの疲れも忘れることが出来ました。

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実は銀座に来た理由はもう二つあって、一つは田中屋で蕎麦を食べること、そしてもう一つは教文館書店で友だちのお見舞い用に、喜んで貰える本を買うことでした。

残念ながら、田中屋には行列が出来ていて蕎麦は諦めたのですが、教文館の方は快適に本棚を眺めて、良い本を選ぶことが出来ました。実は友人のH君は、学生時代から音楽の才能があり、専攻は経済、そしてITについての権威でもあり、彼の知らないことはまず存在しないくらい博識で、話題になった本はほとんどすべて読んでいるような読書家です。選ぶのに苦労はしたのですが、一冊は大野晋著の『日本語練習帳』 (岩波新書) にしました。クイズ形式で日本語のちょっと気付かないポイントを教えて貰える本ですし、病人ですから、一二ページ読んでストップできることも大切です。

もう一冊はプレバトでお馴染の夏井いつき著『夏井いつきの 超カンタン! 俳句塾』です。短歌なら、俵万智さんの本が良いと思ったのですが、俳句の方が短いので、ベッドで考えるのには負担にならないかもしれないと思っての選択です。

H君は二冊とも喜んでくれました。日本語については、すぐ最近の日本語の乱れに話が飛びました。老人同士の愚痴の中身は想像して頂けると思いますが、近い内にその報告は詳しくさせて頂きます。

俳句の本でH君の目に留まったのは夏井先生の着物でした。実は彼、美しい織物が平気で捨てられている状況に我慢が出来ず、特に男物の着物を集めてその再生に取り組んで来ていたのです。紬を集めて、いまのところ、男性用作務衣に仕立て直すという形で再生しているとのことでした。

さらに俳句と短歌の違い、特に俳句は季語だという本質を捉えていることには感心しましたが、「君は俳句を詠むのか」という問には、正直に「俳句の才能のある人たちの詠む句は違う。僕にはそれができないので、鑑賞力を高めている」と答えました。

その他、明治と昭和の違い、平成という時代の総括、我が国の医療システム大改革の必要性、立憲民主党躍進のための秘策等々、「時事放談」としてお伝えすれば喜んで頂ける内容に溢れていたのですが、二人だけで自由に喋りましたので、公開するのは憚れることもありますので、いつか穏健バージョンをお届けしたいと思います。

とにかく、お見舞いに来てくれる人たちと話をするのが一番のクスリだからとのことで、これからの闘病計画を聞き、再訪を約し、また退院してからの食べ歩きも楽しみにしつつ、病院を後にしました。

[2019/4/29 イライザ]

 

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田中屋、知りませなんだ。
(食べることにさほど興味はなく、
ひたすら映画でしたもので)

どこね、と→💻👀→ 池袋は西武百貨店8Fに!
連休明けたら行ってみます。ひと駅です。

「硬い心」様

コメント有り難う御座いました。

藪や更科とちょっと違っていますので、心行くまで楽しんで下さい。

2018年8月18日 (土)

早朝ウォーキングを楽しんでいます ――今の季節の田圃は絶景です。――


早朝ウォーキングを楽しんでいます

――今の季節の田圃は絶景です。――

 

このところ、少し涼しくなってきましたが、20年近く続けて来た早朝のウォーキングのペースが上っています。そして、都市部とは違った楽しさも加わりました。季節毎に変る田園風景です。特に今の季節の田圃の美しさには言葉もありません。スマホで簡単に写真の取れることに感謝しています。

 

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イノシシ除けの柵が左下に見えます。

 

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向う側のハウスは最近できたものです。農業は盛んですが、人口は減っているようです。

 

Photo

 

稲の実る速度が少しずつ違います。収穫の時期も迫っているようです。

 

元々1時間歩く予定で設定したコースですが、今では50分で歩けるようになりました。それはそれで喜ぶべきことなのですが、もう10分余分に歩くため、どこか「寄り道」的な新たな迂回コースを探しています。

 

[2018/8/17 イライザ]

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2018年7月10日 (火)

タヒチへの贈り物 (2) ――関税が大問題になるなんて想定外でした――


タヒチへの贈り物 (2)

――関税が大問題になるなんて想定外でした――

 

[数十年に一度という大規模な大雨災害によって亡くなられた方々にお悔やみを申し上げたいと存じます。又甚大な被害を受けられた被災者の方々には心からお見舞いを申し上げます。被害は広がっている感もありますが、昨日に続いて次回から何度かにわたって問題提起をしたいと思います。]

 

さて、東芝国際交流財団からの助成金で実現した、鎌田七男著『広島のおばあちゃんの』をフランス語に訳し、フランスの核実験で被害を受けたタヒチの人々に、フランス語版を贈るプロジェクトの報告その2です。ようやく今月になって、タヒチまで本を届けることができたのですが、東芝国際交流財団への事業報告の後半部分を紹介させて下さい。

 

プロジェクトはそもそも昨年中に終了する予定だったのですが、予想外だったのは、タヒチへの関税が高額であり、また、それを免除して貰う条件が厳しかったことです。しかし、結果としては当初の目標以上のことを達成できました。

 

二回目の今回は、このプロジェクトを中心になって引っ張って下さった、真下俊樹さん (國學院大學の講師かつ、フランス領ポリネシアだけではなく、南太平洋地域の核実験とその被害についての専門家で、フランス語の翻訳・通訳等でも活躍している国際的な平和活動家) と彼のネットワークの力で「関税障壁」を乗り越えることができた感動的なストーリーです。

 

*******************************

プロジェクト:鎌田七男・箸『広島のおばあちゃん』仏語版翻訳とフランスによる核実験被害者に向けての配布

財団法人東芝国際交流財団の助成金受給(¥1,600,000)により実施

 

  1. このプロジェクトの背景と目的

 

  1. プロジェクトの経緯

 

[前回の記事をお読み下さい。]

 

3. 送る段階で想定外の難関が次々と

 

「本が完成すれば、あとは郵送するだけ」というナイーブな思い込みとは裏腹に、実際に本を送る段階になって、当初想定外の様々な難関が次々と現れてきました。ここではそれを逐一報告するスペースも、また意味もないと思われるので、最大の難関であった関税問題について以下簡単に報告し、その一端をお示しておきます。

 

当初、仏語版『広島のおばあちゃん』は、仏領ポリネシアの市民団体に「寄贈」するのだから、当然輸入関税は掛からないものと、頭から考えていました。ところが、郵送する直前に、念のため現地税関に問い合わせたところ、「たとえ対価を伴わない寄贈であっても、一定の価値のあるものを移譲する以上、関税はかかる。寄贈先の市民団体は「公益NPO」(NPOのなかでも特に公益性があると認定されたNPOで、とくに寄付に関して税制上の優遇策がある。日本の認定NPOに当たる)の認定を受けていないので、関税は免除されない」との返事が帰ってきました。しかも、関税率は約30%と驚くほど高く、本を買い取ったあとの助成金の残金ではとても払えない額になることが分かりました。

 

思わぬ壁に行き当たって、日本でできそうな方策を当たってみましたが万策尽き、途方に暮れているときに、仏領ポリネシア政府の「核実験影響追跡調査代表部(DSCEN)」のY. ヴェルノドン部長が親身になって、様々な可能性を当たって下さいました。そのなかで、彼女が前理事長をしていた自然保護NPOが「公益NPO」を取得しているので、そこに頼んで本の受け皿になってもらえそうだとの連絡が来ました。「これで解决か」と喜んだのもつかの間、ヴェルノドン部長が確認を依頼した、法律に詳しい同僚のひとりから「この公益NPOの活動分野は自然保護であり、寄贈本の内容はそれに合致しないから、関税は免除されない」との指摘を受けました。日本では認定NPOであれば、寄付・寄贈はほぼ自動的に優遇税制の対象になり、その内容まで検分されることはまずありませんが、フランス法を受け継ぐ仏領ポリネシアではその運用規定が日本よりもはるかに厳しいようで、関税問題は振り出しに戻ってしまいました。

 

そんなこんなを何度か繰り返した挙げ句、結局、唯一残された道は、寄贈先を仏領ポリネシア政府にするしかないと分かりました。そこで、ヴェルノドン部長がそのための手続きを調べることになりました。ところが、こうした事例は過去に先例がまったくなく、行政機構全体のなかで整合性のある形で受け入れ体制を整えるためには、リション氏やバジル氏など彼女の同僚の協力も得ながらの「前人未踏」の気の遠くなるような確認作業が必要だったといいます。最終的に、本案件は仏領ポリネシア政府の閣僚会議まで上げられ、大統領の裁定により、仏領ポリネシア政府として正式に受け入れられることに決まりました。

 

幾多の紆余曲折と一喜一憂を経て、仏語版『広島のおばあちゃん』1000部を乗せた貨物船サウス・アイランダー号は、2018591346分、ようやく神戸からタヒチのパペエテに向けて出港したのでした。

 

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本プロジェクト実現のために大いにお世話になったY.ヴェルノドン仏領ポリネシア核実験影響追跡調査代表部(DSCEN)部長

 

4.理想的な配布形態

 

2018614日、貨物船サウス・アイランダー号は無事パペエテ港に入港。本の入ったダンボール箱25箱は現地通関業者により陸揚げされ、税関へ運ばれました。ちなみに、ヴェルノドン部長によると、その後さらに税関での非関税手続きが難航し、本が実際に彼女の職場に届いたのはそれから2週間以上後の629日だったそうです。

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ようやく仏領ポリネシア政府に届いた仏語版『広島のおばあちゃん』

 

こうして、仏語版『広島のおばあちゃん』は、仏領ポリネシア政府の核実験影響追跡調査代表部(DSCEN)という仏核実験専門機関によって配布されることになりました。ヴェルノドン部長は、NPO(核関係だけでなく自然保護団体も)だけでなく、公共機関としての公平性に基づいて、離島を含めた仏領ポリネシア全土の中・高校、大学、公共機関(中央および地方議会、保健所、図書館など)、教会等々に万遍なく配布する考えとのこと。さらに、「配ったはいいけれど、誰も読まない」といったことにならないよう、この本がポリネシア市民に活用されるための方策を取っていくとしています。また、2017 3 月の仏政府との合意にもとづき、フランス核実験の体験を将来世代に継承するための「仏領ポリネシア核事実保管情報資料研究所」をパペエテ市内の旧仏海軍司令部の建物に設立することが決まっていますが、設立の暁には館内で本書を販売したいとしています。

 

折しも、20181月、仏領ポリネシアに赴任していたフランス人小児精神科医が、仏領ポリネシアで小児精神疾患がとくに多く、その患者の多くが元核実験労働者の子孫であるとの報告書を公表し、現地の新聞やテレビ・ラジオで大きく取り上げられました。その報告の内容自体は科学的根拠のあるものではありませんでしたが、核実験の健康影響の徹底的な調査を求める声は仏領ポリネシア全土に広がり、今年45月に行われた仏領ポリネシア議会・大統領選挙では、この調査をどうするかが主要な争点のひとつとなりました(結果は前E.フリッチ大統領が再選)。

 

現在、仏領ポリネシア市民は、放射線の健康影響に関する正確な情報を渇望している状態であり、その意味でこの時期に本書が寄贈されることは極めて時宜に適ったことと言えます。DSCENだけでなく、仏領ポリネシア政府も、現在の仏領ポリネシアでの混乱した議論を整理し、フランス核実験の健康影響についてポリネシア市民が冷静に考えるための礎石として本書を大いに活用したいとしています(後掲の「E.フリッチ大統領からのお礼状」を参照)。今年の72日のフランス核実験記念日(1966年のこの日、最初の仏領ポリネシアでのフランス核実験が行われた)には、本書をNPOに寄贈するイベントのほか、今回の寄贈についての記者会見も開催されました。

 

本プロジェクトの当初の計画では、本書を仏領ポリネシアの仏核実験被害者団体宛に送り、人づてに配布してもらうことを考えていましたが、おもに上記の関税問題で不可能になりました。しかし、その壁を乗り越える方策をあれこれ試行錯誤した結果、最終的には上記のような、当初は期待すべくもなかったような理想的な配布形態が実現したと言えます。

 

以下、仏領ポリネシア大統領エドゥアール・フリッチ氏からの礼状の和訳と、フランス語の手紙のコピーを貼り付けておきます。


 

仏領ポリネシア大統領

No. 04154/PR

201872 パペエテ

 

NPO「文化の多様性を支える技術ネットワーク」

秋葉 忠利

 

件名:NPO「文化の多様性を支える技術ネットワーク」より仏領ポリネシアへの仏語版リーフレット『広島のおばあちゃん平和教育』1000部の寄贈

参照書類:2018418日付寄贈申出の書簡

添付書類:2018418日付書簡 核問題に関する私の見解

 

拝啓 秋葉様

 

 仏語版『広島のおばあちゃん』1000部が、ようやく当地の港に到着し、核実験影響追跡調査ポリネシア代表部(DSCEN)の事務所に配達されました。

 

 この部局は、教育総局(DGEE)との連携の下に、本書の配布を担当しており、まず仏領ポリネシアの中・高校、そして貴殿のご希望と目的(これには私も全面的に賛同いたします)に沿って、平和教育のために活用することにしています。

 

 すでに、私から仏領ポリネシアの各機関と、核問題をめぐる真実と公正に取り組んできた市民団体に各1部ずつ配布したところです。今後、それぞれの配布能力に応じた追加部数をDSCENから直接入手できることになっています。

 

 少なくとも20部以上は、設立が予定されている太平洋フランス核実験記念館用に保管することにしています。ちなみに、本記念館設立計画は順調に進んでおり、フランス本国、仏領ポリネシア、市民団体との協力の下で、この記念館の内容をどのようなものにし、共有していくかを協議しているところです。フランス本国は、そのための場所として、元核実験労働者団体モルロア・エ・タトゥの記念碑にほど近い、パペエテ臨海地域の旧フランス海軍官舎をすべて譲渡する意向を表明しています。

 

 これと並行して、仏領ポリネシア政府は、学校教育の科目や教材に核の問題を取り入れる政策に引き続き取り組んでいく所存であり、その意味でも『広島のおばあちゃん』は参照文献になります。

 

 先の選挙期間中の2018418日、私は核問題に関する私の立場を公にしましたが、そのさいに『広島のおばあちゃん』のもつ証言の力、科学的・医学的情報の質、そして何よりも真実と正義、平和を求める価値観から多くを学びました。

 

 本書をフランス語に翻訳し、1000部を仏領ポリネシアに寄贈してくださったことに、心からお礼申し上げます。また、本書の送付に際して煩雑な行政的手続きにより多大のご苦労をおかけしたことを大変申し訳なく思うと同時に、忍耐強くご対応いただいたことに改めてお礼申し上げる次第です。

 

敬具

 

仏領ポリネシア大統領

エドゥアール・フリッチ

 

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御協力頂いた、東芝国際交流財団、原著者の鎌田七男先生と出版して下さったしたり・プロジェクトの皆様、DSCENのヴェルドノン部長、フリッツ大統領、「モルロワと私たち」の皆様、「文化の多様性を支える技術ネットワーク」の皆様、そして翻訳者のフランソワーズ・ジャンさん、さらに真下俊樹さん等関係者の皆様、様々な形で支援・御協力頂いた皆様方に心から御礼申し上げます。

 

[2018/7/9 イライザ]

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2018年7月 8日 (日)

タヒチへの贈り物 ――フランスの核実験による被害者に――


タヒチへの贈り物

――フランスの核実験による被害者に――

 

[数十年に一度という大規模な大雨災害によって亡くなられた方々にお悔やみを申し上げたいと存じます。又甚大な被害を受けられた被災者の方々には心からお見舞いを申し上げます。]

 

さて、2017年の8月に報告させて頂いたのですが、東芝国際交流財団から助成金を頂けることになり、フランスの核実験で被害を受けたタヒチの人々に、鎌田七男著『広島のおばあちゃんの』フランス語版を贈るプロジェクトが昨年春にスタートしました。

 

当初の予定では、昨年中にタヒチまで、贈り物を届けられる積りだったのですが、いくつか予期しない問題が生じて、ようやく今月になって、タヒチまで本を届けることができました。

 

東芝国際交流財団への事業報告を提出する必要も当然ありますので、そのための事業報告書をこのプロジェクトを中心になって引っ張って下さった、真下俊樹さんに書いて頂きました。真下さんは、國學院大學の講師ですが、同時にフランス領ポリネシアだけではなく、南太平洋地域の核実験とその被害についての専門家で、フランス語の翻訳・通訳等でも活躍している国際的な平和活動家として著名です。

 

詳細な報告書ですので、二回に分けてお読み頂ければ幸いです。

 

*******************************

プロジェクト: 鎌田七男・箸『広島のおばあちゃん』仏語版翻訳とフランスによる核実験被害者に向けての配布

 

財団法人東芝国際交流財団の助成金受給(¥1,600,000)により実施

 

  1. このプロジェクトの背景と目的

 

フランスは196696年に仏領ポリネシアのモルロア、ファンガタウファ両環礁で計193回の核実験(大気圏46回、地下147回)を行ないました。実験には、フランス軍関係者、民間企業派遣員のほかに、現地採用のポリネシア人労働者5千〜1万人(正確な人数は不明)が動員され、その多くが放射線を被ばくした可能性があります。また、大気圏核実験の放射性降下物による汚染は仏領ポリネシア全体に広がっており、元労働者以外の一般住民やその子孫への影響も懸念されています。

 

フランス核実験による被害者の存在は、最近までほとんど表面に出ることがありませんでした。そのおもな理由は、被害者の多くが「核実験について口外すれば、フランスの国防機密漏えい罪に問われる」と恐れ、口を閉ざしてきたためでした。しかし、1990年代になって被害者を支援する市民活動に支えられて被害者の掘り起こしが進み、2001年に仏領ポリネシアで初めて被害者団体が結成されました。これは、アメリカやイギリスの核実験被害者の運動に比べて、かなり遅い出発と言えます。

 

被害者の権利回復運動を効果的に進めるためには、被害の実態の正確な把握が土台になります。しかし、放射線の健康影響についてポリネシア人が得られる情報は、フランス政府、とくにフランス国防省から出される「フランスの核実験はクリーンで、影響はない」とするものがほとんどで、多くのポリネシア人は不信感を払拭できないのが実情です。反面、放射線被害の実相が正確に知られていないために、自分が苦しんでいる健康問題と過去の放射線被曝と関係があるかも知れないとは思いもよらない元核実験労働者や、逆にあらゆる健康障害を核実験と結びつけ、自らや子や孫の健康への不安や、罪悪感に苛まれているポリネシア人も少なくない現実もあります。このため、放射線の健康影響に関する科学的な情報が、核実験を行なったフランス当局ではなく、この問題について利益相反のない第三者的立場にある専門家から提供されることがポリネシア住民の間で望まれてきました。

 

20167月に「フランス核実験50周年記念事業」が仏領ポリネシアで行なわれたさいに、日本から秋葉忠利前広島市長、振津かつみ医師(放射線医学)、大島秀利毎日新聞論説委員、真下俊樹國學院大学講師の4名が参加しました。現地市民団体との交流のなかで、秋葉氏より「『広島のおばあちゃん』というリーフレットがあるので、そのフランス語版を作成して仏領ポリネシア市民に配布してはどうか」との提案があり、現地市民団体からも「是非お願いしたい」との期待が表明されました。『広島のおばあちゃん』(鎌田七男・広島大学名誉教授著)は、広島で被爆した「おばあちゃん」が、学童の質問に答える形で原爆の実相を語ると同時に、投下された原爆による放射線の健康影響を、科学的根拠に基づいて、中高校生にも分かりやすく解説した本です。上記のような現在の仏領ポリネシア市民の必要にも合致していることから、帰国後、具体化に向けて動き出しました。


Photo

2016628E.フリッチ仏領ポリネシア大統領と面談:写真右からB.バリオ前DSCEN部長(故人)、振津かつみ医師、E.フリッチ仏領ポリネシア大統領、秋葉忠利前広島市長、真下俊樹國學院大学講師、R.オルダム仏核実験被害者団体「モルロア・エ・タトゥ」代表

 

  1. プロジェクトの経緯

 

 

必要な資金については、公益財団法人東芝国際交流財団から助成を受ける可能性があることがわかり、プロジェクトの受け皿として秋葉氏が顧問を務めるNPO法人「文化の多様性を支える技術ネットワーク」(理事長:山崎芳男早稲田大学名誉教授)に引き受けてもらえることになり、東芝国際交流財団への助成金申請も同NPOで行っていただけることになりました。

 

仏語版『広島のおばあちゃん』の版権等について、著者の鎌田氏に相談した結果、本プロジェクトを契機に、氏の主催する「シフトプロジェクト」が仏語版の製作を行い、完成した本を「文化の多様性を支える技術ネットワーク」が東芝財団からの助成金の許す範囲で買い取り、仏領ポリネシアへ送付することになりました。当初、2000部を購入する計画でしたが、諸経費の関係で最終的に1000部を送ることになりました。

 

フランス語への翻訳は、フランソワーズ・ジャン東京工業大学リベラルアーツ研究教育院外国人教員が行いました。翻訳作業はおもに日本語版を底本とし、随時英語版を参照する形で行われました。また、同仏語版がより長く読まれるよう、原著者との合意の上で一部内容をアップデートするとともに、フランス語読者の理解を助けるための各種情報を追加しました。最終的な訳文を日本語原文とチェックする作業を真下が行いました。翻訳完了は、当初20174月頃の予定でしたが、訳者の健康上の都合により、予定から約半年遅れの20179月になりました(仏語版タイトルはLa vielle dame d’Hiroshima — Éducation à la paix)。その後、2017年末に版下作成、校正、索引作成等の最終作業が終わり、翌20181月に印刷が完了しました。

 

La_vielle_dame_dhiroshima

仏語版『広島のおばあちゃん』La vieille dame d’Hiroshima 表紙

 

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ここからが読みどころなのですが、次回をお楽しみに!!

 

[2018/7/7 イライザ]

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