若者

2019年7月19日 (金)

日本のテレビは「いじめ」を助長している ――みんなで声を上げましょう――

イギリスの人気テレビ番組「Britain’s Got Talent (私訳: イギリスの隠れた才能発掘! BGTと略)」は、「いじめ」について、積極的に関わり、「いじめはいけない」「いじめを受けた子どもたち、受けている子どもたちよ、頑張れ」といったメッセージを出し続けています。

それに対して、日本の子どもたちは、日常的にテレビからどんなメッセージを受けているのでしょうか。サイモンと同じように、批判に晒され反省することでテレビ番組の内容が変ることを期待していますが、取り敢えず現状を簡単に見てみましょう。

日本のテレビ番組で、隠れた才能を発掘する目的を掲げているのは、テレビ東京の「カラオケバトル」があります。堺正章が「オウナー」ということで、高校生や中学生、時には小学生までが出場しています。それと、出場者は芸能人ですが、俳句や華、水彩画等の才能を評価する、TBSの「プレバト」くらいでしょうか。

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「プレバト」は私が好きな番組なのですが、それは、番組の大きな枠組みを無視して、純粋に才能の評価が行われている場面に限っての話です。まず、司会の「浜ちゃん」の言動は、テレビなら「いじめ」は許されるのか、と言っても良い暴力性に満ちています。人の頭を殴ることは日常茶飯事、しかも擬音まで使ってそれを強調しています。また、芸能界では「いじる」と表現されるようですが、本当は「いじめる」の短縮形だとしか考えられない言葉の暴力には辟易しています。さらに、さすがに今は減りましたが、俳句の先生である夏井いつきさんを梅沢富男という男が、「ババア」呼ばわりしていたことも、多くの人々の顰蹙を買っていました。

私たち大人なら、このような言動を不愉快だと思い、より大きな世界の判断基準に従って対処することは可能です。でも世界が狭い子どもたちにとって、ましてや、学校で「いじめ」に遭っている子どもの場合、周りの加害者からも先生からも「あれはふざけているだけのこと」と問題にされない場合、このような番組を見せられれば、「おかしいのは自分の方だ」と思い込んでしまうことがあっても不思議ではありません。

「いじめ」が原因で自殺した子どもたちのケースが何度も報道されながら、調査をしたはずの担任が、加害者と傍観者の「あれはふざけていただけ」を鵜呑みにしてしまう背景に、「プレバト」のような番組の、「いじめ」助長とも思われる言動があるとしたら、私たちがもっと声を上げなくてはいけないのではないでしょうか。

「カラオケバトル」では、さすがに子どもの頭を叩いたり、言葉による「いじめ」は見られませんが、それでも、信じられない光景を先日目にしました。

出演者は、北海道の高校に通っている女子高生です。工業系の学校だということで、一クラス約50人の生徒のうち、女子は2人だけだということでした。このような環境に置かれている女子生徒の立場が難しいことは誰でも理解できるはずですが、それでも耳を疑ったのは、この二人の女子生徒に対して、男子生徒は一切話し掛けもしないという事実があることでした。しかもそれは、一種の温かいエピソードとして扱われていて、「カラオケバトルで優勝したら話し掛けて貰えるかもしれない」ことが強調されていたのです。

でも考えてみて下さい。全員が男子だとして、二人だけ全く話し掛けてももらえない生徒がいるとしたら、それはどんな定義を適用したとしても「いじめ」です。でもその二人が女子生徒だと、途端にいじめではなくなってしまうし、学校側でも何の対応もしていないとは、呆れて物が言えません。

BGTとAGTでのサイモンの言動を問題にした人たちは、普通なら「いじめ」でもテレビで同じことをすれば称賛されるのはおかしくないか、と主張しました。それは、「被害」に遭った子どもたちの人権という視点からは当然のことです。日本のテレビ界でも、そろそろ、子どもの人権という視点から番組の内容を考えることをはじめても良いのではないかとも思いますが、皆さんは如何お考えになりますか。

[2019/7/19 イライザ]

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2019年7月18日 (木)

「いじめ」をなくそう (3) ――テレビ番組の役割――

イギリスの人気テレビ番組「Britain’s Got Talent (私訳: イギリスの隠れた才能発掘! BGTと略)」は、「いじめ」について、積極的に関わり、「いじめはいけない」「いじめを受けた子どもたち、受けている子どもたちよ、頑張れ」といったメッセージを出し続けています。

一寸穿った見方をして、仮にこのような姿勢が、「「涙もろい」視聴者の心理に付け込んで視聴率を上げるための商業的な意図」に基づいていたとしても、「いじめ」についての正しい考え方を発信し続けること、特に「いじめ」を受けている子どもたちに寄り添おうとすることには、大きな意義があります。これについて書き始めたのですが、二回にわたっての「準備」が必要になりました。

さらに、もう少し調べてみると、BGTやAGT(America’s Got Talent、つまりBGTのアメリカ版)のプロデューサーで、最近は一貫して「いじめ」に反対の姿勢を示している、審査員のSimon Cowell (サイモンと略)は、辛口のコメントで知られており、かつては番組の出演者に対する彼のコメントや行動が「いじめ」だとの批判を受けたこともあったようです。

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サイモンのFacebookから

その反省があるからかもしれませんが、最近のBGTやAGTの番組でサイモンは、一貫して「反」「いじめ」に徹しています。何人か、「いじめ」に遭ったことのある出演者へのコメントは、人によって違うこともありますが、大体次のような内容です。

 

  • 「いじめ」に遭って辛かったであろうことに対する理解を示し被害者に寄り添う。
  • 被害者が「いじめ」に遭っていたことを公にして、社会的に共有したことについての高い評価を示す。
  • 「いじめ」に負けずに、闘ったことを評価する。[番組中の被害者の問題解決が転校による場合の多いことも、出演者の言葉から分ります]
  • 「いじめ」の原因は、被害者が加害者より優れているからだという「因果関係」を宣言する。
  • 自分も、被害者の側に立ち被害者に寄り添っていることを示すために、また「いじめ」は許せないというメッセージを発信するため「金色のボタン」を押すなどの行動を取る。
  • 「いじめ」の加害者に満足感を与えないために、「被害者」としての過去と決別することなどのアドバイスをする。

 

テレビや音楽界の大物のサイモンが「いじめ」についての姿勢を明確にしていることで、社会的にも「いじめ」についての理解が深まっていることは、例えば、前に紹介した「Bars and Melody」の番組が放映され、大きく広まったことで、「いじめ」の「加害者」から「被害者」に謝罪のメッセージが届いたことが報道されたりしていることに現れていると見ることも可能です。

それに対して、日本の子どもたちは、日常的にテレビからどんなメッセージを受けているのでしょうか。サイモンと同じように、批判に晒され反省することでテレビ番組の内容が変ることを期待していますが、取り敢えず現状を簡単に見てみましょう。また長くなったので、次回に。

[2019/7/18 イライザ]

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2019年7月14日 (日)

「いじめ」は世界的問題です (2) ――データで国際比較をしよう――

『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』(法政大学出版局刊)の紹介はこれからも続きますが、今回は、昨日に続いて「いじめ」を考えましょう。マスコミの役割に注目します。

イギリスの人気テレビ番組「Britain’s Got Talent (私訳: イギリスの隠れた才能発掘!)」は、「いじめ」について、積極的に関わり、「いじめはいけない」「いじめを受けた子どもたち、受けている子どもたちよ、頑張れ」といったメッセージを出し続けています。

一寸穿った見方をして、仮にこのような姿勢が、「「涙もろい」視聴者の心理に付け込んで視聴率を上げるための商業的な意図」に基づいていたとしても、「いじめ」についての正しい考え方を発信し続けること、特に「いじめ」を受けている子どもたちに寄り添おうとすることには、大きな意義があります。

それは、日本の子どもたちが日常的にテレビからどんなメッセージを受けているのかと比較することで、ハッキリと浮び上ります。その比較をする前に、まずは「いじめ」についての事実を何点か、統計を見ることで確認しておきましょう。

記憶を辿って最近の傾向を振り返ると、「いじめ」が原因で自殺した子どもたちのニュースが如何に多いのかに、改めて愕然とします。でも、これは主観的な感想です。もう少し客観的なデータはないのでしょうか。あります。その一つが、ユニセフ・イノチェンティ研究所(UNICEF Innocenti Research Centre)が2007年2月14日に公表した研究報告書『Child Poverty in Perspective: An Overview of Child Well-being in Rich Countries』です。その中に、「いじめ」についてのデータがあるのです。グラフ化されています。「いじめ」についての調査はWHO(世界保健機構)による、『学齢児童の健康動態調査(Health Behaviour in School-age Children: HBSC) 2001』です。

Unicef

過去2か月に「いじめ」を受けたと答えた、11歳、13歳、15歳児の割合ですが、多いのは、ポルトガル、オーストリア、スイス等で、40パーセントを超えています。日本の数字はありませんが、国立教育政策研究所が行った追跡調査の結果を見て下さい。

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調査の方法も対象も違いますので、一概に比較はできませんが、「仲間はずれ、無視、陰口、」といった項目について、HBSC調査に近い2001年6月を見ると、男子も女子も40パーセントは軽く超えています。となると、世界的にも「いじめ」の多い国だと考えてもあながち不正確だとは言えない数字です。

これらの数字から何が読めるのかを考えたいのですが、その際に、これらの数字がどのように集められたのか、そしてもう一つの問題、「いじめ」の傍観者はどのような行動を取ったのかについても、グラフがありますので、見ておきましょう。

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「いじめ発見のきっかけ」は圧倒的に、「アンケートなど学校の取り組み」なのです。「本人からの訴え」と「本人の保護者からの訴え」を合せた数の倍です。つまり、いじめられている本人がそのことを誰かに訴える環境が整っていないということなのです。日常レベルで「いじめ」に気付くべき担任やカウンセラー、養護教諭もほとんど「いじめ」には気付いていないという驚くべき数字です。マスコミの役割と合わせて次回取り上げますが、もう一つ、周りにいる子どもたちはどのような対応をしているのでしょうか。まず、被害者はどのような対応を期待しているのでしょうか。

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当然ですが、一番身近にいる友人と学級担任ですよね。では、それらの人たちはどう対応しているのでしょうか。

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テレビ番組BGTが「いじめ」を取り上げているイギリスで、仲裁者の出現率が多いのは偶然かも知れませんが、そうでない可能性についても次回考えたいと思います」

[2019/7/14 イライザ]

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2019年7月13日 (土)

「いじめ」は世界的問題です ――マスコミがどう取り上げるのかも大切では――

『数学書として憲法を読む――前広島市長の憲法・天皇論』(法政大学出版局刊)の紹介はこれからも続きますが、今回は、別の問題を考えてみたいと思います。「いじめ」です。それも少し違った視点から取り上げたいと思います。

イギリスの人気テレビ番組「Britain’s Got Talent (私訳: イギリスの隠れた才能発掘!)」を御存知ない方も多いかもしれませんが、あのSusan Boyle(スーザン・ボイル)さんを発掘した番組だと言えば、分って頂けるのではないでしょうか。2007年に始まり、イギリスとアメリカでは大人気を誇り、世界中の多くの国々でこのアイデアを元にした番組が作られています。アメリカのテレビ番組のパクリでは人後に落ちない日本で、この番組の日本版が作られていないのが不思議なくらいなのですが、その点についてはまた別の機会に取り上げられたらと思います。

Susan-boyle

御覧になったことのない方は、YouTubeで、「Britain’s Got Talent」の短縮形である「BGT」を検索すればいくつものエントリーがすぐ見付かりますので、一度試してみて下さい。

どのような才能でも良いのですが、この番組で3分間、その才能を披露して審査員が「合格」と決めると、次のレベルでの出演が決り、年間の最優秀者はメジャーでのデビューと王室の出席者の前で公演することが出来ます。

素晴らしいタレントの持ち主が次から次へと現れ、見事なパフォーマンスを見せてくれるのは圧巻ですが、最近のBGTで気が付いたことが一つあります。それは、出演者の人生で大きな障害に遭遇した人を応援する姿勢がこの番組の柱の一つになっていることです。ガンその他の病気に罹ったり、家族が病気と闘っていたり、身体的な障害のある出演者がその障害とどう向き合っているのかといったエピソードが、この番組を感動的なものにしている一つの要素なのです。

もちろん、視聴率を上げるためだけに、このような感動的なストーリーを「使う」ことには問題があると思いますし、「涙もろい」視聴者の心理に付け込もうとする商業的な意図には十分な注意が必要です。にもかかわらず、とても多くの人が視聴する番組の中で、大きなハンディがあるにもかかわらず勇気をもって生きている人たちの姿を取り上げることには意味があるように思います。

こんな気持になったのは、BGTの中で、「いじめ」にあった子どもたちのケースが、かなり多く取り上げられていることに気付いてからです。例えば、ここに紹介するデュオのBars とMelodyです。この内の「Bars」を芸名にしているのはレオンドル君ですが、彼はいじめに遭っていたときの経験を元にして、Hopefulという曲のラップの歌詞を作り、メロディーを歌う、メロディーとともに、2014年BGTに出演しました。

Bgt

その舞台で、審査委員長から、「金色のボタン」と呼ばれる特別の評価を受けて、準決勝に進みました。決勝では3位でしたが、それでも、メジャーのデビューができ、レコードもリリースしましたし、アメリカ、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリアでも人気のあるデュオになりました。日本での公演も実現しています。

Photo_20190712235701

他のケースについては省略しますが、本題に戻ると、BGTでは、「いじめ」られた経験のある人たちに、時には「これ意図的なのか」と思ってしまうほど多く出演させているような気がします。

「いじめ」をテレビ番組の中で取り上げる上で、BGTのやり方は、「いじめ」に負けないで頑張れというメッセージをハッキリと出し続けています。それがいかに大切なことなのかを、日本のテレビ番組との比較で強調したかったのですが、「本論」は次回に。

[2019/7/13 イライザ]

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コメント


おぼえがあります。この子たちのこのシーンは
観たことが有ります。ちょっと違和感を感じた
のは先生が指摘された部分だったんだと今気
が付きました。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

理由はどうであれ、人気番組が「いじめは駄目」というメッセージや、いじめの被害者に寄り添う姿勢を強力に発信し続けることは大切だと思います。

 

 

 

 

2019年6月20日 (木)

習いごとは柔道 ――同じお題で書きましょう――

小学5年生の頃、柔道を習っていました。当時は、柔道も剣道も義務教育では一切教えてはいけない時代でしたので、高校でも恐らく柔道部や剣道部はあったにしろ小規模だったはずです。ですから習いに行っていたのは「町道場」です。

柔道を習っていることは秘密にしていましたが、珍しかったからだと思います。新聞の取材があったり、『小学6年生』という雑誌に載ったりしました。

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『小学6年生』のページから

そもそも柔道を習おうと思ったのは、ガキ大将の腕力に勝つためでした。もろに喧嘩をすれば負けることが分かっていましたので、理不尽な言い分を我慢していたのですが、喧嘩をしても勝てるような準備をしてから宣戦布告をする積りでした。そして、その目標は達成できました。6年になってから、授業の始る前の校庭での相撲で、ガキ大将を簡単に投げ飛ばしてしまったからです。

相撲が強くなったのは意外でしたが、それからは市内の各地にあるお祭りのたびに、ガキ大将も含めて私も入った5人のチームで、「子ども相撲大会」荒らしに出掛けていました。結構強かったので、八百長をする必要はなかったのですが、一度、試しにやってみようということで、豪華賞品の出る「5人抜き」の試合に、一人知らない子を負かした後、私たちの仲間が連続で4人負けて、「5人抜き」を達成したことがあります。

それからすぐ学校では鉄棒が流行り始めて、相撲は放り出してしまいました。さらに、中学に入ると友だちが皆サッカー部に入るというので柔道は止めてサッカーに明け暮れるようになりました。それも、強いチームでしたので、そのまま高校から大学と続けていれば、今頃は―――などと、東京オリンピックの頃はチームメートと昔話に耽ったものでした。

 [2019/6/20 イライザ]

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コメント

参加ありがとうございます。

わぁ、一目見て先生と判りますね。しかし
よくのけておられましたね。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

何でも取っておく癖が付いているのですが、悲しいことに、本当に必要なものを探しても見付からない時が良くあります。

2019年6月16日 (日)

エスプレッソ アフォガード フラペチーノ

家人の誕生日には、母の日のお祝いも一緒に送られてきました。それは、スタバ・カードで、スタバでバイトをしている息子Sからのプレゼントです。表には「ハッピー・マザーズ・デー」と書かれていて、一緒に付いていたカードには、「エスプレッソ アフォガード フラペチーノ」を味わって欲しいと書かれていました。早速、近くのスタバに出掛けました。舌を噛みそうな名称なので、まずはメニューで確かめることに。

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右上の方に、特別の欄があるようです。

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これを二つ注文して支払いはカードで。カードを入れておいた財布も誕生日プレゼントです。

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あまり混んでいなかったので、すぐにエスプレッソ アフォガード フラペチーノが出来上がりました。サイズはショートです。

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評判以上の美味しさですので、まだ試していない方にはお勧めです。でも暖かい日の方が良いでしょう。

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もう一つ吃驚したのは、スマホで撮った写真に名前を付けてフォルダーに入れたときのことです。いつも通り音声入力をしたのですが、自分では覚えられない名前を、紙に書いてそれを読みました。でも、スマホの方では、一字の誤りもなく「エスプレッソ アフォガード フラペチーノ」と聞き取ってくれたのです。私の住んでいる地名は何度入力しても間違って認識する状態なのに、スタバのメニューは一度で間違いなく入力できるとは、これも時代なのですね。

[2019/6/16 イライザ]

 

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2019年6月 5日 (水)

中野の居酒屋で

いま日本を訪れる外国人の中で人気なのが、「居酒屋」です。屋台も人気があるのですが、それよりは落ち着いた店舗の中の居酒屋です。息子Jは以前、日本に住んでいましたので、良く知っているのですが、ガールフレンドのEさんにとっては初めての経験のようで、どうしても案内役が必要だとのことでした。

実は、息子Jが前回来日した時には、息子たち三人で中野駅前の居酒屋を梯子しています。今回もその伝統を引き継げば良さそうなものなのですが、中野の近くに住んでいる息子Sはこの日、生憎バイトで抜け出すことが出来ません。そのとばっちりを受けて、私がお付き合いすることになりました。

中野駅北口で落ち合い、商店街を歩きながら、良い店のありそうな路地を伺います。どの路地も魅力的で、どこで曲れば良いのか分らないくらいです。

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そうこうしている内に、何となく寂しそうなところに辿り着いてしまいました。仕方なくUターンして、一筋奥まった通りを歩いて、元の賑やかな通りに戻りました。そこで思い出したのが、息子SからのLINEです。「四文屋」がお勧めだと書いてあるではありませんか。早速、探し始めたのですが、千の単位は軽くある居酒屋の中から探すのは至難の業です。

と思っていたら、「○○さんですよね」と若者から声を掛けられました。息子Sの近くに住んでいて、とても仲の良いT君です。ことによると、息子Sから頼まれて、案内をする積りだったのかもしれませんが、「四文屋」を教えてくれました。目の前でした。

通りに面した四文屋のテーブルに座り、生ビールを飲みながら、メニューにある串焼きや肉類、野菜を片っ端から注文しました。外国人が多いせいもあって、英語のメニューもありましたので、助かりました。

いろいろ話ができましたが、その中でも秀逸だったのは、Eさんの仕事のために、カナダからオオカミの脳をアメリカまで持ち込む際の手続きでした。税関の係官たちもこれほど珍しいものを扱ったことがなく、カナダでの手続き、そしてアメリカでの手続き、それに纏わる、官僚制度の可笑しさ等、爆笑しながらもとても勉強になるエピソードでした。

Eさんの日本での仕事も順調だと聞いて、一安心しつつ、ロートルは一足先にホテルを目指しました。

[2019/6/5 イライザ]

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コメント

おお中野駅は北口とね。
サンモール→ブロードウェイの右側あたりですね。
そのもっと右側に"駅⇔早稲田通り"の近道があり、
さらに右の右の通りあたりに、
何ともミスマッチ立地の中野共立病院があり、
早稲田通りに出て、右(落合)へしばらく行くと、
庄幸司郎さん(「告知板」)の事務所があって、
なかに、スペース庄と言ったかごく狭い小スペースがあって、
朝日の石川真澄さんもそこでお話しされたり...。
西武新宿線でしたが長いこと中野区民でした。
革新区政の頃で、支持母体社会党も最後の輝きの頃...。
ああ老頭児の繰り言は尽きませなんだ。

「硬い心」様

コメント有り難う御座いました。

長いこと、千葉発の総武線の終点が中野駅でした。ということで、随分遠いイメージが今でも付き纏っているのですが、「終点」とか「結節点」には賑わいが生じるという、原則もあるようです。

それが「先行形態」になって残っていることを教えてくれたのが、今早稲田にいる中谷先生なのですが、その内容を近い内にアップします。

 

 

2019年6月 2日 (日)

息子たちと観た「日本美術の名品」

アルティメット練習で汗を流している息子Sを江戸川河川敷に残して、息子Jと目指したのは、上野です。まずは、推理ドラマに良く出てくる上野駅の正面の写真を撮りました。何度も見ている場所なのですが、自分で写真を撮っておきたいとずっと思いこんでいたからです。

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ついでに内部の写真も撮りました。

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階段を下りて、外に出てから、混んでいる店を避けてランチを食べ、その後、もう一人の息子Yと上野駅前で落ち合いました。三人で相談して、国立博物館の特別展、「日本美術の名品」を見ることになりました。会場が四つに分かれているのですが、展示作品はそれほど多くはなく、ゆっくり回れそうな展示でした。国立博物館の中で、インスタ映えのするようなキャラがあったので、二人を説得して写真を撮りました。

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太さの違いが原因かもしれないのですが、「モザイクをかけても似ている」ことの証明にはなりませんでした。

特別展示そのものは、ほどほどに賑やかで、でもゆっくり鑑賞していても他の人の邪魔にはならない良い雰囲気でした。

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入ってすぐ目に付くのが狩野永徳の「唐獅子図屏風」です。教科書等にも良く載っている有名な屏風ですが、それを右側に、そして後に曽孫の狩野常信が描いた唐獅子が「左隻」として置かれていました。

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その他の作品も、選りすぐりのものばかりでしたので、三人とも「来て良かった」と感じた展示会でした。

会場を出てから、閉館まで座ってお茶を飲んだのですが、三人の感想をざっと記録しておきましょう。

息子Jが気に入ったのは、「芦穂蒔絵鞍鐙」でした。馬の鞍(くら)と鐙(あぶみ)ですが、物造りの仕事をしていることと関係があるのかもしれません。もう一つ気に入ったのが、芦沢芦雪の「花鳥遊漁図」でした。長い巻物なのですが、縦は36.7センチ、そして横は11メートルを超えています。「最後の最後でミスをしたら、11メートル全部を書き直さなくてはならない」ことも心配していました。

息子Yにとっては、教科書などで見ている絵と、実物との大きさの違いが強く印象に残ったようです。永徳の「唐獅子図屏風」は、思っていたより大きいことに驚いたようです。それと、「七宝富嶽図額」が、「七宝」だと言われなければ、一見、普通の絵と同じ材質で描かれていたように見えたことにも、感動していました。

私は、例えば「唐獅子図屏風」その他の絵を近くで見たときに、細かい筆の跡が写真とは違ってかなり「荒っぽい」ことに驚きました。写真では、スムーズな曲線に見えるのに、実際の絵では、角のあるギザギザのように見えるのが意外でした。

こうして、一流の美術品にゆっくり触れる時間を親子で共有できたことだけでも、今回上京した甲斐があったと言って良いような気持ちです。

 [2019/6/2 イライザ]

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2019年6月 1日 (土)

暑い中のアルティメットの練習

ボストンに住んでいる息子Jが、数日間、東京にやって来ました。東京に住んでいる後二人の息子たちとも一緒に行動できると良いのですが、それぞれ忙しくて日程が合いません。一番下の息子Sは、週末、江戸川の河川敷でアルティメットの練習です。「だったら練習を見に行こう」ということになって、上の息子Jと二人で、まずはJRの小岩駅まで。

暑い中、20人はいるはずのチームに水の差し入れをすべく、駅前のスーパーで水を調達しました。最初の計画では、そこから30分歩いて河川敷まで行く積りでしたが、水の重さと外の暑さを考えると非現実的なので、タクシーで川の近くまで行くことになりました。

湿気も少なく、爽やかな風が快い午前中、河川敷では、5~6カ所で、アルティメットの練習が続いていました。Sの練習場所もすぐ分り、Sも我々二人が分ったらしく、手を振ってくれました。

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私たちが着いた時には、実業団のナンバー・ワン・チームと練習試合をしていて、見どころ一杯の練習風景でした。その中で、息子Sの飛ばしたフライング・ディスクをチームメートがキャッチして、一点入るシーンも見られましたので、親馬鹿としては言うことなしでした。

休憩時間になって、水を渡し、記念写真を撮るためにチームメートにスマホのボタンを押して貰いました。画面を見ながらの彼の一言は、「良く似てるねー」でした。似ている写真を三つ見て頂くのも芸がないので、二人分はモザイクを入れてみました。それでも似ているのが分るのは不思議です。

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 [2019/5/31 イライザ]

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2019年5月 2日 (木)

恒例のゴールデン・ウイークBBQ

ゴールデン・ウイークだというのに、冬に戻ったような日々が続いたり、大雨が降ったりで心配しましたが、恒例のゴールデン・ウイーク・バーベキューの日は、何とか良い天気になりました。雨は降らず、しかもカンカン照りではないので屋外が快適でした。でも一番有り難かったのは、風がないことでした。4家族の持ち寄りパーティーですが、美味しい食事と飲み物はもちろんなのですが、子どもたちの成長ぶりが何にも増しての御馳走になるのは毎年のことです。

ワイン通のS家が差し入れてくれたシャンパンです。先ずは、これがないと盛り上がりません。そしていつも素晴らしいシャンパンを有難うございます。

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早速、乾杯です。参加者が全員揃うまで待ち切れずに、「練習」から始めましたので、結局何回か乾杯を繰り返しました。

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食べ物も、このバーベキューでは恒例になった高級牛肉です。何時も有り難いのですが、これもS家が「ふるさと納税」で頂いた美味しいサーロインでした。

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昨年一昨年と同じ頃に報告をしていますが、それなりに写真を撮れた積りです。でも今年は、座り心地の良い椅子に恵まれて、ついつい写真を撮るために立ち上がるのが億劫になりました。老化現象かもしれません。

来年のバーベキューも楽しみですが、ことによると秋にも同じメンバーでのバーベキューが実現するかもしれません。

 [2019/5/2 イライザ]

 

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