若者

2018年6月16日 (土)

太宰府天満宮 ――初めての太宰府天満宮です――


太宰府天満宮

――初めての太宰府天満宮です――

 

菅原道真公を祀る天神様は全国に多くありますが、中でも、道真公の墓所の上に造営された太宰府天満宮に一度はお参りしたいと思っていました。博多での、留学仲間の同窓会の二日目に、大宰府ではまず都府楼跡と観世音寺に立ち寄り、その後いよいよ天満宮です。

 

天満宮に着く前から、車の多さに吃驚しましたが、参道にも中国と韓国からの観光客の姿が多く、銀座通りの混雑振り以上の賑わいに圧倒されました。この写真は数団体分の人たちが通り過るのを待って撮ったものです。

 

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天満宮の御神牛も有名ですが、この牛に触ると触った部分に霊験が現れると言われていますので、頭に触る人が多いようです。

 

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この前を左折して、二つの太鼓橋を渡ると本殿に行けるのですが、常任幹事のWさんは女性ですので、女坂を回りました。東京の湯島天神には「男坂」「女坂」と書かれた道案内があります。大宰府では「女坂」の少し先に花が見えるので自然に足が向くような設計になっています。花は菖蒲でした。鯉や亀も見えます。

 

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混んでいたために良い写真が撮れなかった楼門をくぐっていよいよ本殿です。我が家の受験は終っていますので、「無病息災」「家内安全」「世界平和」等を祈ってきました。櫛田神社と合わせると随分欲張りなお願い事のリストになっています。

 

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神社毎に「合格スイーツ」なるものが名物になっていますが、大宰府は梅が枝餅です。お土産に頂きましたが、受験生ではなくてもとても元気の出る甘さでした。

 

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防府天満宮の雰囲気も好きでしたが、次には、何度も行っている湯島天神にもう一度お参りして、東西の比較をしてみたいと思っています。

 

[2018/6/15 イライザ]

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2018年6月11日 (月)

スマホの楽しい使い方 ――若者には定番らしいのですが――


スマホの楽しい使い方

――若者には定番らしいのですが――

 

iPhone8 Plusにも慣れてきましたが、まだまだ使いこなせているとは言えません。情報源は息子たちが中心ですが、若者たちの使い方の定番を教えて貰って、少しずつスマホ環境を改善しています。

 

今、とても便利で助かっているのが、スマホ・リングです。こちらはiPhone6 Plusに付けたiRing、デザインはマリメッコ風で気に入っています。

 

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分り難いかも知れませんが、スタンドにもなります。

 

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片手だけで使う時には、落下防止のためにこんな風に持つのが流行りらしいです。

 

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さらに、このフックを車に付けると、スマホのカーナビ機能を使う時に、運転席から見える場所に固定しておけるので、これまた重宝です。車載のスマホでは最新情報に更新されていない場合でも、スマホの情報は、ほぼ秒速で更新されますので、新しく出来た商業施設に行ったり、開通したばかりの道路を走るときには必携です。

 

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剝き出しで使う派の人たちにはとても便利なリングですが、ケース派に取っても少しは似ているものがありました。蓋をしたままで通話ができますし、リングも付いています。

 

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そのリングを使えば落下防止にもなります。

 

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そして防災対策にもなっているのがモバイル・バッテリーです。これは通称ダンボと呼ばれているものです。動画を観る時間の長い人等、スマホ使用時間の長い人ならバリバリ使いこなしていて、いざ緊急の電話をしなくてはとなった時にバッテリー切れで苦い思いをした経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。丁度梅雨に入りましたから、自然災害も気になります。車に閉じ込められてエンジンを回し続けられなくなった状態で外との連絡が必要、でもバッテリーがなくなっている、といった状況に備えて持ち歩くことも必要かもしれません。

 

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我が家のスマホ環境改善はまだまだ序の口ですが、便利グッズがあれば、是非教えて下さい。

 

[2018/6/10 イライザ]

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コメント

私は元々ケースなし派でしたが、iPhone 6 Pluseで初めて画面を割って、しばらくはゴツいケースと保護フィルム、それにRingも付けていました。それから、iPhone 6sでまたケースなしに戻り、今は旅行用に6つのレンズが付いたケースを使っています。それはマクロから望遠、広角さらには魚眼までのレンズを一つのケースで追加するもので、いくつかのメーカーが出しています。リンクは私が使っているものより高価ですが最新で高性能なものです。
http://tyomac.com/SHIFTCAM2/

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

これは、正真正銘の本格派ですね。基本的なアプリさえ使いこなせていませんので、ここまで踏み込める「工場長」さんに脱帽です。

2018年5月25日 (金)

アメフトだけがスポーツじゃない ――そして大学も原点に戻って欲しい――


アメフトだけがスポーツじゃない

――そして大学も原点に戻って欲しい――

 

内田元監督と井上コーチの記者会見は、一欠けらの誠実さも感じられず、保身に汲々とする醜さ全開の二時間でしたが、日大は大学として元監督やコーチの立場を守る姿勢を崩してはいないようです。

 

そんな環境では、不安に駆られたり、いくら好きでもアメフトは続けられない、と感じる日大の学生が出てきても不思議ではありません。いや廃部の可能性さえ取り沙汰されています。勇気ある記者会見を開いた宮川泰介君も反則タックルの責任を感じてアメフトをする権利はない、と言っています。「これからのことはまだ考えられない」のも今の時点での正直な気持でしょう。

 

そんな若者たちが少しでも参考にしてくれたらという気持で、恐らくは「これまで視野に入っていなかった可能性」を紹介したいと思います。「アルティメット」という競技です。

 

これを、今の時点で、冷静に事態の把握をする余裕は恐らくないであろう若者たちに押し付ける積りは毛頭ありません。でも、少し時間が経って、これから先を考えられるようになった時、こんな情報から少し視野が広がり、アメフトともアルティメットとも違う分野にも目が向くことにつながるかもしれません。

 

アメフト、レスリング、そして相撲の世界等で問題になったのは、狭いタテ社会の中で、監督やコーチ、親方、そして選手同士の中では先輩が、「絶対的」と言って良い力を持ち、直接の暴力も含む、暴力的な言動でその社会を支配していることです。それを、教育をする組織である大学が適切に指導できないのでは、情けない限りです。今回の日大、そしてレスリングの至誠館大、さらに政治がらみなら加計学園でしょうが、本来の崇高な目的を再度認識して、再出発してくれることを祈っています。

 

勿論、素晴らしい監督やコーチに恵まれて理想的な選手生活を送れる若者もいるでしょうが、一つの可能性として、全く別のチーム・スポーツではあるけれど、身体的接触が原則として生じないスポーツを選ぶことも考えたらどうでしょうか。

 

アルティメットは、フリスビー (というのは商標ですので、一般名の「フライング・ディスク」、略して「ディスク」を使うことの方が多いのですが) を使って、アメフトあるいはラグビー、中にはバスケットボールに近いという人もいますが、そんなルールで得点を争うゲームです。

 

そして、他のスポーツと違うのは、審判も監督もいないという点です。ルール違反については競技中に選手同士が協議をして合意しながら進めるという超「紳士的」ゲームです。一昨年、簡単にルールを説明していますので、そちらを御覧下さい。

その後、何度か、このゲームで活躍している息子たちについても報告しています。(1)ここと、(2)ここです

 

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監督、コーチ、そして審判もいないスポーツ、そして問題になった悪質タックル事件の起る余地のない、しかも、スポーツとしての面白さは十分に味わえる種目があることをお伝えしたかったのですが、如何でしょうか。

 

我が家の息子たちが二人ともこの競技に魅せられたのには理由があると、親馬鹿の私は考えています。

 

二人とも中学・高校では吹奏楽部に属していました。そして、ここは親馬鹿そのままの評価ですが、かなり高いレベルの演奏ができるようになり、部としての水準も全国レベルであると自負していました。しかし、コンクールの審査は数人の「権威者」による主観的基準によって行われます。結果として、全国大会には出られない大きな壁を作られてしまったのですが、そんな経験から、監督も審判もいない、そして最終結果は「得点」という客観的数字で決るアルティメットという競技が、中高時代の経験の対極の存在として魅力的に映ったのではないかと思います。結果的には、二人とも、そのアルティメットで全国制覇をすることができましたので、親馬鹿丸出しの解釈もあながち荒唐無稽ではないのかもしれません。

 

暴力団に代表されるような、力を軸にしたタテ社会構造によって、スポーツの本来の魅力を味わえなくなってしまっている若者がいるとしたら、アルティメットのような可能性のあることに気付いて欲しい、狭い息の詰まるそして自分の個性が殺される、ことによると自分自身まで殺される可能性のある世界から、広い空に飛び出して貰いたいと願うのは、どの親でも同じなのではないでしょうか。

 

[2018/5/22 イライザ]

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2018年5月23日 (水)

アメフトと特攻隊 ――若者を欺いてはいけない――


アメフトと特攻隊

――若者を欺いてはいけない――

 

日大アメリカンフットボール部の選手だった宮川泰介君の記者会見を生中継で視ました。関西学院大学のクォーターバック (QB) に、故意に怪我をさせた「加害者」ですが、自らの行為を反省し、まずは被害者やその家族、そして関学大の関係者に謝罪をすること、そして真実を語るために、日本記者クラブで自ら望んで記者会見を開きました。

 

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  {「顔を出さない謝罪はあり得ない」と言って顔を出した宮川君について、「まだ若いことに配慮して顔をアップ で映し続けることは配慮して欲しい」と要請したにもかかわらずアップが続いたテレビですが、ここでは、弁護士の画像をビデオからお借りしています。}


最初に弁護士から経過の説明があり、次いで宮川君から陳述書という形でのお詫びと事実関係の説明がありました。驚くべき真実が述べられましたが、まずは何点か重要だと思われる事柄を箇条書きでまとめておきます。

 

l 宮川君は昨年日大が全国制覇をする上でも貢献した優秀選手である。

l 事件のあった56日の一週間くらい前から、内田監督と井上コーチから様々な圧力が掛るようになった。例えば、①日本選手権には出ないと辞退するよう言われた②髪型も変えるように言われた③6日の数日前から練習にも参加させて貰えなくなった。

l この状態を変えたいなら関学のQB1プレー目で潰して来いと監督に言われた。

l 先輩からは、関学のQBが怪我をして、来シーズン出て来られなくなれば我々にとっては得だよなと言われた。

l 「潰してきますから出して下さい」と自分から監督に頼むくらいの気持じゃないと駄目だとコーチに言われた。

l 試合前にはコーチから「できませんでした」で済むとは思うなと念押しをされた。

l 言葉通りに実行したが、退場後、とんでもないことをしてしまったと後悔し、それ以来反省している。

l 被害者と家族には、自分の家族に伴われて個人の立場で謝罪に行った。一時間くらい話をした。

l 日大のアメフト部からの事情聴取はない。

l アメフト部からは退部した。今後、自分がアメフトをする権利があるとは思っていない。

 

質疑の中で内田監督や井上コーチに対する批判的な言葉を引き出そうとするマスコミに対しては、「自分が何かを言う立場ではありません」という形で、批判は避けていましたが、宮川君が何度も強調したのは、「指示があってもなくても、怪我をさせたのは自分ですから」ということでした。そして、今回の事件での教訓として、「何を言われても、自分の意思に反するようなことをしてはいけないということです」とハッキリと答えていた姿がとても印象的でした。

 

でも、監督やコーチなどの言動は教育者としてとても許せるものではありませんし、若者の未来のために力を合わせる立場の「大人」としても失格です。それどころか、これは、心理的物理的に一人の人間を追い詰めて意に反する行動を強制する「いじめ」あるいは「パワハラ」そのものです。監督やコーチに対しての厳しい社会的制裁が下されなくてはなりません。

 

いじめやパワハラが分り難ければ、暴力団という比喩が適切かもしれません。組長の強い意向があり、それを若頭が仕切って、「鉄砲玉」に手を下させる。タテ社会ではどこにでも見られる構造なのかもしれませんが、それが未だに、こんなにハッキリと機能している事実を見せられるのはやり切れません。

 

それだけではありません。宮川君が追い詰められ、その他の選択肢はないとまで信じ込まされて行動したパターンは、私の中では、かつて「志願」して特攻隊として出撃した若者たちの姿と重なりました。そんな形で若者を追い詰めてしまう環境を大人社会が作ってはいけないのです。

 

そんな情けない大人の中で育って行く若者たちに対して、第二次世界大戦を経験した大人たちが残したメッセージは、全人類的に共有されています。「上官の命令でも、力のある人の指示でも、自分の意思に反することをしてはいけない」です。

 

一度は、力に捻じ伏せられてしまった宮川君ですが、今日、自らの過ちを認め反省・謝罪した上で真実を述べてくれました。勇気ある行動だと思います。刑事事件として立件されるかもしれませんが、その場合にも反省と謝罪の姿勢を貫いて欲しいと思います。そして今回の教訓を生かした人生を歩んで欲しいと願っています。

 

宮川君の勇気に倣って私たち、大人社会も現在の政治を変えるために、チョッピリ勇気を出してみようではありませんか。その点については、次回、取り上げたいと思います。

 

[2018/5/22 イライザ]

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コメント

人間のクズというのはこういう大人たち(日大関係者)のことを言うのでしょうね。こういう奴等は特攻隊のことも未だに美化している連中です。

‪日大広報部の対応に欺瞞を感じるのに、安倍政権のモリカケ対応やセクハラ事件対応には欺瞞を感じないのだとしたら、その人には相当な欺瞞があると思います。‬

「小田」様

コメント有り難う御座いました。

若者の命、未来、人生を守るために、国も大学も大人社会も機能しなくてはならないのに、それとは正反対のこと、つまり自分たちのために若者を犠牲にするのは許されませんね。

「想」様

コメント有り難う御座いました。

総理大臣が、自らの言動を通して悪いお手本になっているのですから、何をかいわんやです。

彼の言っていることが事実ならば、真実でしょうが。
監督やコーチとの会話は、まるでヤクザ映画のセリフですね。
対立する組織の幹部を殺るために、若い衆を鉄砲玉として使う時のセリフと全く同じです。
そして、日大や前監督の対応は、警察に追い詰められる暴力団の対応と同じですね。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃる通りです。でも、監督やコーチが記者会見をしても全く反省しているとは思えません。

次から次へと悪い手本が表に出てきてますが、よくそういう人たちが上に立てたものだ…
そういう人たちだからこそ上に立てたのか…
嫌な世の中です。

「和」様

コメント有り難う御座いました。

残念なことに、平気で他人を蹴落とせないと、競争に勝てないという側面も現実にはありますからね。同時にそんな風潮に負けないで頑張っている貴重な人たちもいます。皆で応援して行きましょう。

2018年5月22日 (火)

犯罪を犯してはいけない ――重言でないと伝わらないこともある――


犯罪を犯してはいけない

――重言でないと伝わらないこともある――

 

 

これまでも何度か繰り返してきましたが、「馬から落ちて落馬した」とか「注目を集める」といったような、無駄な、その上、美しいとは言えない表現に対しては、違和感のあることを私たちが発言し続けることで、より美しい日本語に満ちた社会ができて行くことを信じています。そう言った後で、正反対の主張をするのは気が引けますが、それでも現実には、明らかに重言だと言われている言葉、しかも、変換ソフトが必ず疑問符を付ける表現でも、正確に意味を伝えるためには使わざるを得ないものがかなりあります。今回はその一つを取り上げたいと思います。

 

それは、「犯罪を犯す」です。「犯」の字が既に使われていますので、「犯す」は重なってしまう、だから「犯罪を行う」とか「罪を犯す」に言い換えろという人もいます。でも、「罪を犯す」と「犯罪を犯す」では、意味が違います。

 

「罪を犯す」の方は、道徳的な意味合いが強く、極端な場合には、心の中で罪深いことを考えただけで「自分は罪を犯してしまった」、と思ってしまう人がいてもおかしくはない表現です。こんな場合に、「犯罪を犯してしまった」と思い込んで反省する人は多くはないでしょう。

 

対して、「犯罪」の方は、法律的に罪であると規定されていることがその意味ですので、それを犯すということは法律違反をすることです。

 

さらに、ある行為が「犯罪」であるためには、事実を元にそれが法律違反であることが立証されなくてはなりません。

 

今、世間を賑わしている日大のアメフト部の選手による「Kwansei Gakuin (ローマ字の綴りが「Kansei」でないこと、「西」が「せい」であるのは、漢音を採用しているからです。関心のない人にはどうでも良いことなのかもしれませんが) 大学の選手に対する傷害事件について、この視点を採用すると大切なことが分ってきます。

 

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日大の内田正人監督は、「責任は全部自分にある」「だから辞任する」ということは言っていますが、何故、傷害事件が起きたのかについては何も語ろうとはしていません。

 

しかし、この事件が「罪を犯した」という内容ではなく「犯罪を犯した」という範疇の出来事なのだと、多くの人がビデオを見て感じているのですから、それが真実なのかどうかを確かめる必要があります。当事者である内田監督が自発的に説明するのが一番手っ取り早いのですが、司法の場では、「自分に不利になる証言をしなくても良い」そして「自分に不利になる証拠を出さなくても良い」という原則がありますから、それも尊重されなくてはなりません。

 

となると、真実を究明するためには、被害者が被害届を出して、裁判の場でたたかう必要がありそうです。そして、最新のニュースでは、被害者の父親が被害届を出したようですので、その方向に舵は切られています。

 

そして、裁判になれば、より真実に近付ける可能性が大きくなります。タックルをした選手 (A選手と呼んでおきましょう) が、いやいやながら、「NO」とは言えない監督に強制されてタックルをしたのか、それとも、自分の判断で、あるいは監督に「そんなことはしてはいけない」と強く教えられていたにもかかわらず犯行に及んだのかでは、犯罪の性質が全く違います。また監督自身が刑事責任を問われるかどうかも違ってきます。

 

監督や大学の権威が怖くて、真実を述べられなかったA選手が、刑事罰を前に、真実を話す可能性は大きくなるでしょうし、他の選手も、A選手だけが人身御供にされてしまう状況だと判断すれば、正直な証言をする可能性も増えるのではないでしょうか。

 

「犯罪」で大切なのは、裁判の結果として、法律違反が行われたという事実が確認されることです。事実確認なしでは「犯罪」かどうかの認定はできないのです。事実を述べずに「責任は自分にある」と述べることの無責任さは正にここにあります。そしてそれは、自らが犯罪行為に手を染め、自らの不利益を避けるために黙秘していることと、ほぼ同じことになります。

 

あるいは、全く別の可能性のあることも指摘しておかなくてはりません。内田監督が暴力を憎む素晴らしい監督だ、ということが明確に証明される結果になる可能性もあります。

 

「犯罪を犯す」という表現の背後には、こうした状況が存在します。頭の中の妄想だけで「罪を犯す」ことになるケースとの違いはお分り頂けたと思います。重言も大切な場合があり、責任を取ると言っても、真実が明らかにならないままでは責任を取ったことにはならない点も伝わったでしょうか。

 

でも、内田監督の場合は、「責任を取って辞任する」と言っているのですから、何も説明せずに、嘘の上塗りを重ね、辞めようともしない安倍内閣よりは、チョッピリましだと言っても良いのかもしれません。

 

[2018/5/21 イライザ]

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コメント

>何も説明せずに、嘘の上塗りを重ね、辞めようともしない安倍内閣よりは、チョッピリましだと言っても良いのかもしれません。

目くそと鼻くそくらい違いそうですね。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

ピッタリの表現、有難う御座います。今日は、愛媛の文書を否定しているようですし。年貢の納め時、も分らないようです。

今回、被害者の親は大阪では誰でも知っている有名な維新の市議で、これが加害者の親なら散々叩かれると思いますが、顔を出して会見までしても、そのことが報道には一切出てこないことに違和感があります。

「関西パパ」様

コメント有り難う御座いました。

ネット上では、このことが取り上げられ始めているようです。加害者選手の記者会見もあるようですので、全体像はハッキリするでしょう。

大学は教育の場でもありますので、若者の将来を大切にしたいですね。

10ヤード進む事を競うのに、15ヤード減のペナルティーを連続で2回やったのに、何の注意も交代もない。
明らかに作戦通りという事ですね。

国が乱れる時は、政治が腐敗した時ですから、内閣と官僚が腐っているのですから、民間の力のある人が同じことをしても不思議ではないですね。
嘘、隠す、改竄し、真実を語らずに辞める。
全く同じですね。

宮川選手の記者会見を見ましたが、
これはかなり悪質なパワハラですね。
日大の体質ですね。

宮川選手は爽やかな印象を残しましたが、
しかし、
ちょっとアホだともいえますね。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

安倍政治が周回遅れの世界観を日本中に撒き散らした結果だとも言えそうです。その点についても詳しく検証して行きましょう。

「パワハラ」様

コメント有り難う御座いました。

「アホ」と言うのはちょっと可哀相だと思いますが、比較的容易に力で捻じ伏せられる選手を選んで「実行犯」にしたのではないでしょうか。

2018年5月17日 (木)

暴力は、どこで振るわれても暴力 ――「どんな手段を弄してでも」を許してはいけない――


暴力は、どこで振るわれても暴力

――「どんな手段を弄してでも」を許してはいけない――

 

アメリカン・フットボールは力と力の激突するスポーツであることがその魅力の一つですので、怪我とは切っても切り離せない宿命にありますが、それでもアメリカでは、怪我を防止するためのルールの変更が行われてきましたし、最新の技術を使って身体の安全を確保する防具が開発され使われています。その中には、無防備のプレーヤーに対するタックルの禁止などが盛り込まれています。

 

今回の日大のプレーヤーによる、関西学院大学のQB(クォーターバック)への攻撃は、ビデオを見れば誰でも分るように、関学プレーヤーの視野には全く入らない後ろから全力で下半身を狙ってのタックルです。無防備かつボールからははるかに遠い地点でしかも後ろからタックルすることなど、安全性を高めようと努力をしてきたアメフト界が許しているはずがありません。それ以前の問題として、誰が見ても明確に相手を傷付けることを目的とした犯罪です。暴力はフィールドでもバーの中でも家庭でも、どこで振るわれても暴力なのです。

 

Photo

関学大提供の写真をネットからお借りしました

 

日大に対しての「抗議」等という生温い対応ではなく、傷害事件として関学は被害届を出すべきなのではないでしょうか。

 

そこで思い出すのが、昨年10月に起きた日馬富士による貴ノ岩関への暴行事件です。貴乃花親方が相撲協会内での「内輪」の話にせずに、警察に被害届を出したことは正しい判断だったのです。しかし、貴乃花親方の弟子貴公俊が弟子への暴力事件を起した事実は、相撲界における暴力体質が如何に深く浸み込んでいるのかを浮き彫りにしました。その教訓が今回生かされていないのは不思議なのですが、スポーツ界の中でも競技毎の縄張り意識が強く、他の競技での経験は生かされないのでしょうか。

 

伊調薫選手や田名部力コーチへのパワハラなどの不祥事も、「スポーツ」という爽やかなイメージとは裏腹に構造的な陰湿さと縁を切れないことを示しています。パワハラも力による嫌がらせや相手を屈服させる行為ですから暴力の一部として考えると、スポーツ界が暴力に汚染されている事実を再認識しなくてはなりません。確かに、最終的には「勝ちか負け」かの判定が全ての世界だと考えると、「どんな手段を弄してでも」という方向に走ってしまう可能性のあることは否定できません。

 

しかし、そうではなく、「ルール」を作り守ることを大前提としてのみ、スポーツそのものが存在するという出発点を各競技団体の幹部たち、とくに若い選手たちと日常的に接している監督やコーチが再度確認し、「ルールの遵守」そして「暴力との訣別」を100パーセント徹底することで、長期的な視点から未来に責任を持つ必要があるのではないでしょうか。

 

[2018/5/16 イライザ]

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コメント

今回のこと、信じられません。アレは、試合中の、プレーでは、ありません。監督の、指示が、あろうと、なかろうと実際に起こした、暴力です。それも、悪質です。倒れたQBを、さらに、ひっくりかえそうとしています。イライザ様と、同感です.日大は、自分のほうから、あの選手をベンチに、戻さなければ、いけません。それなら、多少、関学に対して、言い訳も、できましょうか。それすらしないで、試合参加続行ですから。審判員は、何を、やってるんですか。毅然とした態度を望む方が、おかしいですか。あの選手は、即、退場させなきゃ。彼の地なら、永久追放に、なりますか。アメリカの試合は、いいですね。ルールに、忠実ですから。見ていて、気持ちが、いいです、プロの試合も、大学の試合も。審判員も、独断できない場合には、本部のビデオ判定の結果とか、絶えず、無線連絡を、しています。だから、反則判定は、100パーセント妥当と、思われます。もっとも試合よりも、half time showが、好きです。最近は、ハーフ・タイムショーは、カットです、残念。マーチングバンドとかチアーリーダーを見るのが、好きなのですが。アメリカの試合は、かれこれ、四十数年見ています。今回のこと、イライザ様と、まったくの、同じ思いでいます。競技を逸脱した行動です。

これは極めて悪質なパワハラですね。
8月1日まで、自粛するとのことですが、即刻クビですね。

選手に同情する声もありますが、
チャンドラーの有名な台詞、
「男は強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きる価値がない」
ではありませんが、
少なくとも彼は「アメフトをする価値がない」
のでしょうね。

「60sp」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃるように審判員も問題にしなくてはなりませんね。

大学より上だとかなり違ってくると思いますが、アメリカの高校のアメフトでは、男子ではプレーヤーが、女子ではチアリーダーが花形で、プレーヤーとチアリーダーのカプルが沢山いました。

フェアな試合をするかどうかについて、女性の視点も大きく影響していたように思います。

「カチ」様

コメント有り難う御座いました。

こんなに卑怯な行動は許されませんね。仮に、若気の至りで、若い選手の判断が未熟だとしたら、それに気付いて指導するのが監督であり、コーチの役割のはずです。それができなかったことについての責任も問われなくてはなりません。

今年2月にウォーター・ゲート事件の内部告発者を
描いた『ザ・シークレットマン』が公開されましたが(原題→本人名が入って長い)、
その監督ピーター・ランデズマンは、
『コンカッション』2015 (原題=邦題) という作品も監督しています。↓
〈 アメリカンフットボールが選手の脳に深刻なダメージを与える危険性を
確信した*医師が、真実を訴え続ける姿を描く 〉(wowow 5月の作品紹介より)

1月放映時→*ウィル・スミスは好みではないのでスルー。
週刊金曜日2/16号→同監督が特集され→前作と知る→運よく5月に
放映されクリア→見といてよかった。(*非白人)

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

日本はアメリカに10年遅れている、とかつては良く言われていましたが、スポーツと怪我の関係についても、セクハラ・パワハラ等についての最近の状況から、ことによるとそれ以上の差があるのかなとさえ考えてしまいます。

2018年5月15日 (火)

母の日のプレゼント ――贈り物のセンスが良いのは親譲り?――


母の日のプレゼント

――贈り物のセンスが良いのは親譲り?――

 

13日の日曜日、配達日指定で息子たちから家人への母の日プレゼントが届きました。中身は、MOGUというブランドのドライバー・バック・サポーターです。

 

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車用の、そしてオフィスのいすなどにも使える背もたれですが、中に入っているのが直径1mm以下の発泡ポリスチレン製のビーズで、形が自由に変ります。しかも、その形は保存され、背中のS字形状をサポートするようになっています。色も品の良い赤で、カープやマツダを思い浮べるような温かみがあります。

 

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実際に座ってみると、車や椅子の平坦な部分と背中の曲っている部分との隙間を上手く埋めてくれているようで、気持良くリラックスできる感じです。

 

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「毎日の運転が楽になるし、長距離のドライブには欠かせなくなりそう」と、家人は息子たちの優しさに感激しています。ことによると、趣味の良いプレゼントを選ぶセンスは親譲りなのかも、と私も親馬鹿な感想を抱いています。

 

[2018/5/14 イライザ]

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2018年4月18日 (水)

 人形町・今半 ――若者が多いお店でした――

 

人形町・今半

――若者が多いお店でした――

 

東京で頑張っている息子たちに、たまにはちょっと贅沢で美味しいものを食べさせたいと考えて希望を聞いたのですが、やはり「肉」が良いという返事でした。焼肉は前にも行きましたので、友達が紹介してくれた店で美味しさには定評のある人形町・今半ということになりました。

 

「新宿の今半」で分ると思っていたのですが、新宿だけで3店舗あるとのこと、ちょっと迷いましたが、でも何とか辿り着きました。

 

大きく分けて、すき焼きとしゃぶしゃぶなのですが、私たちはすき焼きにしました。Z級グルメですから、とても美味しかったと表現すれば責任は果したことになりますが、もう一つ、育ち盛りの若者でもお腹が一杯になったのは嬉しいことでした。息子たちの近況も良く分り、教科書代なども渡せましたので、満足できる一夜でした。

 

味を損なわないように、食事中は写メ禁止にしましたが、最後のデザートは私の好みのミツマメ・あんみつ系のアレンジでしたので、これは記念に写真を撮りました。

 

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お客さんと言えば、高齢者もいましたが、若者の多いのがちょっと意外でした。例えば、如何にも良家の子女風のカップルが印象的でした。50年前の秋、MITで開かれたボストン日本人会で初めて会った音楽家のW氏とMさんがそんな感じでした。二人ともニュー・イングランド・コンサーバトリー・オブ・ミュージックの学生でした。その後親しくなってからは、いろいろな音楽談義をしましたし、当時、MITのオーケストラで活躍していた大前研一氏なども交えての交友を、世紀をまたいで新宿で思い出す縁になりました。

 

買い物の荷物を沢山抱えて入って来たのは、中国人の若いカップルでした。メニューを見て、二人が目で合図をしながら、何を注文するのかを決めたようで、そのときに二人が財布を出して中のお金を確かめて頷いた様子には、かつて、ニュー・ヨークで、当時はかなり高級だった日本食のレストランに入った時の自分自身が重なって、微笑ましい思いでしばらく見詰めてしまいました。

 

もっとも、メニューをちゃんと見るとそれほど値の張らないものもありますので、それなりに納得はできました。

 

帰り道は迷わずに地下鉄に乗れましたが、丸ノ内線と銀座線しかなかった時代のイメージで東京の交通網を理解しようとしている私には、都営線の路線図を頭に入れることなど所詮は無理な話で、スマホの道案内が頼りになりました。

 

[2018/4/16イライザ]

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福岡の人形町今半はJR博多シティにあるので、帰りの夕食は博多シティでラーメンが多いのですが、時間に余裕がある時には今半ですき焼きのこともあります。広島駅に車を置いていない時は、濃い味の甘いタレにはカベルネやシラーなどのワインがよく合いますし、何より無精な私には中居さんがしっかりフォローしてくれるすき焼きが高得点です。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

すき焼きの味も東と西では違いますね。先日は、久し振りに江戸風のすき焼きでしたので、昔を思い出してしまったような気がします。

2018年4月 7日 (土)

 卒業式・入学式 ――子どもたち・学ぶ側の視線ではいけないのでしょうか?――

 

卒業式・入学式

――子どもたち・学ぶ側の視線ではいけないのでしょうか?――

 

34月は、卒業そして入学のシーズンです。卒業や入学を祝う行事があり、感動的な歌もいくつも作られています。『仰げば尊し』もその一つですが、何時までも歌い続けて欲しい歌の一つです。

 

今回、トピックとして取り上げたいのは「卒業式」と「入学式」という言葉です。実は、この卒業式と入学式について、長い間、気付かなかったことで、50代になってからハッと気づいたことがあるのです。その頃から、公立学校の卒業・入学式に招かれることが多くなり、何だか変だなと思いつつ、ずっと気になっていたことなのですが、恐らく皆さんの中でも気付かなれていない方の方が多いのかもしれません。まずは次の写真を御覧下さい。

  

Photo


手元に手頃な写真がなかったので、ネットからお借りしましたが、「卒業式」ではなく「卒業証書授与式」なのです。ほとんどの公立学校では、少なくとも広島市内の公立学校では、「証書授与」という麗々しい4文字を加えて式典が取り行われています。

 

「卒業証書授与式」の方が古くからある使い方のようなのですが、私が違和感を持ったのは、「卒業式」と「卒業証書授与式」の視線の違いです。「卒業式」は「入学式」と同じく、学校に入る、卒業するという子どもたち、学ぶ側の視線の言葉です。それに対して「卒業証書授与式」は、卒業証書を「授与」する学校側、上から目線の言葉です。

 

それだけではありません。『仰げば尊し』で歌われているような、学ぶことによって培われる師弟の愛や、同じ学び舎で学ぶ若者たちの友情、そして同じ時期に同じ環境で暮すことのできた子どもたちを取り巻く同時代意識など、学校教育の本質を「証書授与」という官僚的な一言でバッサリ切り捨ててしまう、という野蛮な結果までもたらすことになっています。

 

「入学式」のほうには「入学許可式」などという野暮な言い換えはありませんので、両方とも統一して「入学式」「卒業式」にできないものでしょうか。

 

Photo_2

 

 

これもネットからお借りしましたが、「卒業証書授与式」などという変てこな、かつ無理な言葉を使わなくてはならないのは、やはり文部科学省の差し金ではないか、と私も思ったのですが、そうではありませんでした。文部科学省に問い合わせた人がいるのです。その結果、文部科学省では「卒業式」を使っている上、学習指導要領にもそう書かれているとのことです。詳しくはこちらのブログを御覧下さい。

 

だったら、広島市内や県内でも、子どもや学ぶ側の視線に立って、来年からは「卒業式」にできないものでしょうか。

 

広島市内でも私立校では「卒業式」を使っているところもあるのは当然ですが、証拠写真も添付しておきます。

 

20170304_23_09_17

 

 

[2018/3/22イライザ]

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コメント

① 長い方がかっこいいから。
② 3月末日まで籍があるので、それまでは卒業していないから「授与式」
こんなんじゃないでしょうか

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

① それで、加計学園・岡山理科大学では、「入学宣誓式」にしたのですね!!

② こちらはかなり「官僚的」視点からの理由付けですが、それを卒業ではなく、入学に当てはめると、通常4月1日には入学していることになっていますので、「入学」式ではなく、「入学宣誓式」「入学許可式」とかにすべき、ということになりませんか??

色々、理屈を考えて見るのも一興ですね。

2018年3月21日 (水)

おやつにラーメン   ――同じお題で書きましょう――


おやつにラーメン  

――同じお題で書きましょう――

 

小さいときから「メンクイ」で、麺類は何でも好きでした。そば、冷や麦、ソーメン、うどん、ラーメン、スパゲッティ等ですが、スパゲッティは別として、汁につける麺というのが必須です。ラーメンだけは、また違った分類だったのですが、つけ麺が登場してこちらも「汁につける」という分類に入りました。

 

ですから「汁なし」は、手に取ったこともありません。そんな偏った好みの目から見て、信じられない光景に出会ったのが、タフツ大学時代です。ケンブリッジ市の、MITとハーバードの中間あたりにあるセントラル・スクエアと呼ばれる地域に日本食品の専門店がありました。Yoshinoyaという名前でした。ボストンの下町に行けばもう一軒ありましたし、中華街でも日本食品は買えたのですが、この店の品揃えが一番豊富でした。その頃、1970年代の初めの頃ですが、ボストン交響楽団の指揮者として迎えられた小沢征爾さんと奥さんの入江美樹さんの買い物姿を見掛けることもありました。

 

こんな貴重な機会に恵まれたのも、ボストン周辺に日本料理の食材を売っている店が少なかったからなのですが、やはりアメリカにあるということで、私にとっては「あり得ない」光景を目にすることにもなりました。

 

Yoshinoyaの近くには市営住宅があり、そこに住んでいる子どもたちがお小遣いを握って良く買い物に来ていました。その頃、チキン・ラーメンは一袋25セントだったような気がしますが、ある日、それを数人の子どもたちがそれぞれ一袋買って、店を出るか出ないかのタイミングで一斉に袋を開け、あの硬いままのラーメンを角から割って、そのまま食べ始めたではありませんか。

 

                 

Photo

           

 

店のオーナーの話では、「味が付いているから美味しいし、お腹も一杯になるから小遣いの使い方としては最高なんじゃないのかな。毎日この時間には買いに来るよ」とのことでした。私の頭の中にあった、インスタント・ラーメンのイメージが、ガラガラ崩れてしまいました。丼に入れて熱湯を注ぎ、蓋をして3分待つという、食べ方とは違う、アメリカの子どもたちの「独創性」に脱帽した瞬間でした。

 

そして日本でも、「ベビースターラーメン」というお菓子として同じ頃から発売されているという事実を最近知ったのですが、「美味しい食べ方」や「美味しい食べ物」の発見には、東洋の麺がイタリアでスパゲッティになったように、国境はないということで、納得しています。

 

 

[2018/3/20イライザ]

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コメント

参加ありがとうございます。
チキンラーメンをそのままかじる話は
時々聞いたことはありますが、私はし
ません。先生と同じて汁に浸ける行為
かないと麺類として物足りない(笑)

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

いつも、楽しい「お題」を有難う御座います。

そう言えば、蕎麦には、汁(しる)そば、汁(つゆ)そば、焼きそばという分け方もありますね。私の場合、一番が、しるそばということなのですが、焼きそばも良いですね。

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