アメリカ

2018年2月23日 (金)

『天才を育てた女房』  ――「セックス、スクリーン、スポーツ」への警告には触れられていないかもしれませんが――


『天才を育てた女房』 

――「セックス、スクリーン、スポーツ」には触れられていないかもしれませんが――

 

今夜、223日の夜9時からNTV、広島では広テレの金曜ロードショウが素晴らしい番組を放映します。『天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛』です。モデルは、私が尊敬する数学者、岡潔先生と先生の奥様みちさんです。

 

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岡先生の簡単な紹介と、先生が警鐘を鳴らし続けた問題点については、「セックス、スクリーン、スポーツ」というタイトルで、昨年の5に御紹介しましたが、その中でも注目に値するのが、1965年に出版されたエッセイ集『春風夏雨』の中の次の一節です。

 

進駐軍が初めて来たとき「進駐軍は日本を骨抜きにするため、三つのSをはやらせようとしている」という巷説があった。セックス、スクリーン、スポーツである。今やこの三つのSはこの国に夏草のごとく茂りに茂っている。私に全くわからないのはこの国の人たちはこれをどう見ているのであろうかということである。

 

それに続けての先生の60年後の予測は、このような努力を行ったとしても、「六十年後には日本に極寒の季節が訪れることは、今となっては避けられないであろう。教育はそれに備えて、歳寒にして顕れるといわれている松柏のような人を育てるのを主眼にしなくてはならないであろう」でした。

 

安倍政権という「極寒」の時代に、「松柏」は既に現れているのでしょうか。松柏に期待しつつ昨年を振り返ってみると、岡先生の予言が60年を待たずして的中してしまった感さえあります。ではどうすれば良いのかを考えていたのですが、そこで閃いたのが、先生の当時の状況分析では「悪の権化」とでも言って良いかもしれない「アメリカのスポーツ」を検証してみたらどうかというアイデアです。それが、アメリカ社会やアメリカ文化、そしてその中での「スポーツ」に注目する理由です。日本社会を毒する最悪のものの一つが、岡先生流に表現すればスポーツ、特にアメリカ流のスポーツだとすると、「悪」そのものを理解することから新たに見えてくるものがあるかもしれないからです。

 

そのために、モハメッド・アリを手始めに、メキシコ・オリンピックの三人のヒーローオーストラリア政府の謝罪女子学生のトニー・スミスフットボール選手のキャパ―ニック等を取り上げ、アメリカ社会とスポーツの歴史を見てきました。そうすることで、我が国のスポーツのあり方、そして社会との関連についてを考える上でも参考になることがあるのではないかという問題提起の積りだったのです。

 

これも老化現象なのかも知れませんが、岡先生とアメリカのスポーツの関係について、きちんと説明した積りでいたのですが、今回チェックしてみたところ、数学教育の専門誌『数学教室』 (国土社刊、20184月号) には書いたものの、このブログには書いた積りになってしまっていて一言も触れていなかったことが分りました。説明不足も良いところなのですが、今回特にその部分だけをお読み頂くために、本稿をアップしています。

 

私の問題提起はともかく、キャストも豪華陣が揃っていますので、『天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛』は是非御覧下さい。

 

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2018年2月21日 (水)

コストコの近況  ――自然に駐車する車が増えています――


コストコの近況 

――自然に駐車する車が増えています――

 

「コスコ」のはずなのに何故「コストコ」という疑問については、昨年取り上げましたが、それと同時に駐車の仕方も気になっていました。

 

その後もコストコに行く度、駐車場に変化が生じているのか気にしていましたが、先日、私の見た範囲では変化が表れているような気がしましたので報告です。

 

                       

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この写真から、3分の2の車が、前入れをしていると言う積りはありませんが、以前より増えている感じです。

 

さてこの日は、定番の何品かを補充しましたが、皆さんにもお勧めしたいのが、これです。

 

 

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Kirklandはコストコの独自ブランドですが、そのプロセッコです。イタリアのスパークリング・ワインですが、爽やかな味で、日常的に食事と一緒に飲むのには手頃です。そして、コストコの素晴らしいところはそのコスパです。

 

 

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勿論、お酒以外にも魅力的な商品が揃っています。今回の「成果」はざっと、こんなものです。

 

 

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使えるカードが2月からマスターカードだけになったこと、会計のカウンターで、店員にカードを渡すのではなく、自分で機械に入れるようになったことなど、少しずつシステムが変っていますが、高い天井と圧倒的な物量など、短時間ですが「アメリカ」の雰囲気を味わえるのも魅力の一つです。

 

 

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コメント

コストコも堂々の四文字変換語だったとは。
(昨年の、スルーしてしまいました)

しつこく、”あの日のカレー”
「!」であったのに...
「? → ... 」ですませてしまった...
「!!」を期待しての「!」だったやも...
あのサインをキャッチしていたら、
ほろ苦さは、甘酸っぱさとなっていた。
(フォントを大きくして再読再考察)

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

「コストコ」も何年か使っている内に違和感がなくなりました。

「!」か「?」かの違いも良く分りませんが、とにかく女性的思考を理解するのは難しいと思っています。でも努力はしています。

2018年2月 8日 (木)

アメリカの核態勢見直し  ――日本政府を動かすために――


アメリカの核態勢見直し

――日本政府を動かすために――

 

核態勢見直しを撤回させるためにアメリカでも活発な動きが起きていますが、日本政府の果せる役割が大きいにもかかわらず、トランプ政権そしてアメリカの軍産複合体に迎合する声しか出せない今の安倍政権は情けない限りです。

 

それを支えている河野外務大臣や岸田前外務大臣の罪については前回言及しましたが、ではどうすれば良いのでしょうか。一緒に考えて行きましょう。

 

国政選挙で、野党、特に安倍政権による軍事国家化や改憲に効果的に立ち向かってくれる政党に勢力を伸ばして貰いたいのは勿論ですが、それが、日常的な様々な努力の総合的な結果として実現できるよう、取り敢えず実行可能で少しは効果がありそう (だと私には思える) なアイデアを二つ三つ提案してみたいと思います。このような活動を既に実行されている方がいらっしゃれば、どうすればこのような活動を立ち上げられるのか、御自身の活動強化につながる協力の仕方にはどんなものがあるのか等について具体的なアドバイスを頂ければ幸いです。

 

 「外務大臣ウォッチ」を組織して、外務大臣ならびに外務省の活動についての市民レベルからの批判と提言を行う――特に、岸田氏や河野氏は、大臣就任前から広島の被爆者やPNNDの代表として、核兵器問題についての発言をしてきていますので、過去の発言と、大臣就任後の発言との整合性をチェックし、外務省ならびに外務大臣が、被爆者や平和を求める市民の立場から真摯に仕事をするように、タイミング良く提言をしたらどうでしょうか。

 

同時に、何よりも大切なのは、日本の外務大臣が日本の国民の利害関係のみならず、日本国民の意思を代弁して仕事をしているかどうかです。「核抑止論」というような抽象的お題目を究極的な目的として掲げることが、具体的な個々の政策として実施された場合、日本国民の意思を踏みにじっているかどうかを検証し、その結果をきちんとまとめた上での提言をすることは、憲法の精神を守るためにも、国民の人権擁護のためにも必要不可欠です。

 

そのためには、複数の市民や専門家のイニシャティブと協力が必要です。まず何人かで組織を立ち上げ、活動を始め、少しずつ活動を広げられれば、効果は挙がると思います。マスコミの協力も大きな力になるはずです。何方か手を挙げて頂けると素晴らしいのですが――。

 

                 

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外務省のホームページから

 

 「核軍縮・核不拡散議員連盟」の地方版を組織する――PNNDは国会議員の集まりですが、市町村などの自治体単位で、同じような趣旨の議員の集まりがあれば、その地域の平和活動家や平和運動組織と一体になって、強力な発信ができるのではないかと思います。「平和首長会議」や「非核宣言自治体協議会」との連携も考えられますし、PNNDを支えての世界的な連携も可能になると思います。そのためには、現職の自治体議員何人かの方が、最初に動いて下されば理想的ですが、議員の忙しさを考えると、複数の市民や専門家が何人かの議員に働き掛け、協力して組織を立ち上げ、なお活動のサポートをするという道筋でも良いのではないでしょうか。何方か手を挙げて頂けると素晴らしいのですが――。

 

 「○○から平和を発信するマスコミOBのブログ」のような、インターネット活用の平和情報の発信や意見交換を、職種別のグループで始める――一人でブログを書くのは大変ですが、何人かで分担すれば内容的にも面白く、多角的なアプローチのできる発信ができるはずです。もちろん、現職の皆さんが、核廃絶に絞った活動をして下さっても良いのですが、OBの皆さんの持つ時間を有効に活用して頂ければ素晴らしいと思います。

 

 上記のようなアイデアを元に、SNSを活用してのより効果的な発信を行う――私の力では、ブログが精一杯ですが、その他のインターネット・メディアを活用することで効果的な情報収集や発信ができるのではないかと思います。知恵を貸して下さい。

 

以上、夏井いつき先生の「多作多捨」の精神で、とにかくアイデアを書き出してみました。皆さんの御意見をお聞かせ頂ければ幸いです。

 

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2018年2月 7日 (水)

アメリカの核態勢見直し  ――NPRを撤回させるためのアメリカの動き――


アメリカの核態勢見直し

――NPRを撤回させるためのアメリカの動き――

 

アメリカ政府の「核態勢見直し」 (略してNPR) が、核兵器使用への道を大きく開き、核戦争の可能性を増すこと、ひいては人類滅亡へ転がり落ちるかもしれないという危機感は、被爆者は勿論、世界中の平和団体が共有しています。一度は発表されてしまっていても、それを撤回させ核廃絶の方向に舵を切り直させるための努力が必要です。

 

アメリカでは、NPRならびにトランプ大統領の核兵器に対する姿勢が、核の先制使用に直接つながらないように、議会が宣戦布告の決議をしない限り大統領といえども核兵器は使えない、という趣旨の法案を、エド・マーキー上院議員とテッド・リュー下院議員が提出しています。

 

             

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By U.S. Senate Photographic Studio-Rebecca Hammel [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons

 

さらに、マーキー上院議員とアール・ブルーメナウアー下院議員が、SANE Act (Smarter Approach to Nuclear Expenditure--核関連支出についてのより賢明なアプローチ法) を提案しています。「sane」は、正気のという意味もありますので、それを略称として使うことでこの法案の意味を伝えています。 内容としては、今後10年間で、核関連予算を1,000億ドル削り、同額を環境関連分野に使うというものです。

 

議会では少数派である民主党議員による提案ですから、過半数の賛成を得るのは難しいにしろ、NPRの内容があまりにも絶望的であるだけに、共和党の良識ある議員たちの中からはこれらの法案に賛成する人が現れてもおかしくはありません。そのために、自分たちの選挙区・州選出の議員たちに働き掛ける運動がアメリカでは起きています。

 

こうした法案を提出してアメリカ議会でリーダーシップを発揮しているマサチューセッツ州選出のマーキー上院議員は、核軍縮・核廃絶を目指す世界的組織である「PNND(核軍縮・核不拡散議員連盟)の共同議長です。PNNDは、核兵器禁止条約の採択に当っても大きな役割を果しました。

 

国際組織ですから、日本支部もありますが、それは「核軍縮・核不拡散議員連盟(PNND)日本」です。その会長は河野太郎外務大臣なのですが、彼は、NPRが核抑止力を強化するものとして歓迎する見解を直ちに発表しました。「PNND日本」の立場とは相容れないどころか、その対極に位置する考え方です。そして、世界の核状況を悪化させました。終末時計は過去最悪の「二分前」まで進んでいますが、それをさらに悪化させている罪は計り知れません。

 

 

Taro_kono_201510

官邸ホームページから

 

爆心地が自らの選挙区の一部である岸田文雄代議士も外務大臣になると、被爆者や被爆地を裏切って、核兵器禁止条約に反対する等の言動を続けてきました。これも終末時計が「人類滅亡2分前」までになった原因の一つです。河野太郎代議士も外務大臣になると自分が会長を務め、核廃絶のための様々な活動をしてきた「PNND日本」を裏切っています。それほど外務省の力が強いのかも知れませんし、外務省は単にアメリカ追従をしているだけなのかもしれませかが、それも視野に入れて、安倍政権の核政策を変えさせるための努力を続けなくてはなりません。

 

ではどうすれば良いのか、次回は、思い付くままにいくつかのアイデアを皆さんと共に検討してみたいと思います。

 

 

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2018年2月 6日 (火)

アメリカの核態勢見直し  ――「使いたい」という思いをブロックできるのは――


アメリカの核態勢見直し

――「使いたい」という思いをブロックできるのは――

 

アメリカ政府が「核態勢見直し」(米・国防省の訳では「核態勢検討」ですが、略して「NPR)を公表しました。その内容は少し前から知られており、125日に『原子科学者会報』が、毎年発表する「終末時計」の針を「人類滅亡2分前」と、過去最悪の状況として表現したのも、このNPRの内容が元になっていました。

 

一言でその内容を要約すれば、トランプ政権は核兵器を使いたくてしようがないことを滲ませつつ、そのための口実作りと核兵器予算全ての膨張と核政策の拡大を明確にした文書だと言えるでしょう。北朝鮮の核やミサイル開発、そして安倍政権の支援が視野に入っていることは、国防省のホームページに用意されているエグゼクティブ・サマリーが、ロシア語、中国語、韓国語、フランス語の他に日本語にも訳されていることに反映されています。(国連の公用語であるスペイン語やアラブ語が入っていないことにも注意して下さい。)

 

                   

Photo

         

 

日本語のページに行くには、次のURLをクリックして下さい。

 

https://media.defense.gov/2018/Feb/02/2001872891/-1/-1/1/EXECUTIVE-SUMMARY-TRANSLATION-JAPANESE.PDF

 

NPRの内容については既にマスコミの詳しい報道が出ていますので、「口実」として使われている部分は省略して、アメリカ政府の意図と今後どんなことをしようとしているのかに絞ってまとめておきたいと思います。

 

まず、「抑止力」を強化するという名目ですが、そのために、核の小型化や柔軟な対応ができるようなシステムの開発・導入を謳っています。そのために必要とあればいつでも地下核実験を再開できるような態勢を続行、さらに、1メガトンを超える最大級の核兵器のお蔵入りも延期する方針です。

 

「小型化」の一例として、0.1キロトン級の「ミニ・ニューク」の使用が挙げられます。広島・長崎の原爆は十数キロトンですので、その100分の一の大きさです。都市全体ではなく、一ブロックだけの破壊、戦車隊の殲滅と言った規模の力を持つ核兵器です。つまり大都市全て、あるいは一国、あるいは電子コミュニケーション機能の壊滅、という規模の核兵器の使用ではなく、戦況を有利にする兵器という意味で「戦術核兵器」と呼ばれます。

 

こうした規模の核兵器を「使用可能」と呼んで使うという方向性がNPRには盛り込まれています。しかし、「使用可能」という思い込みに反して、小さい核兵器でもそれを使えば、核兵器を使ったという事実は残ります。となると、核の先制使用はしないと明言している国、例えば中国が核兵器を「正当に」使って良いという口実を与えてしまいます。

 

そして、北朝鮮が「仮に」そんな攻撃を受けたと仮定すると、大陸間弾道ミサイルの技術が完成していればアメリカを攻撃するでしょうし、完成していなければ、そして最終的に勝ち目はないと分っていても「腹いせ」に、より近い国々、つまり韓国、日本、オーストラリア等を攻撃目標にする可能性は十分にあります。

 

さらに、一度核兵器を使ってしまえば、それがエスカレートして行くことは通常兵器と同じです。いやそれ以上だと考えた方が良いでしょう。行き着く先は、最終的に人類が滅亡する規模の核兵器のやり取りだということは、お分り頂けると思います。

 

通常兵器による戦争を奨励する積りは毛頭ありませんが、都市の一ブロックを破壊するのが目的なら、核兵器ではなく通常兵器で十分です。そして太平洋戦争では、原始的な焼夷弾で事足りたではありませんか。

 

このように、人類全体が巻き込まれ、滅亡の危機に晒される可能性の原因になっているNPRをアメリカ政府に撤回させ、「正気の」世界観を取り戻させるためには、特に日本政府の役割が重要です。日本政府が、トランプ大統領に対して「唯一の被爆国としての提言は、NPRを撤回して、核兵器禁止条約を署名・批准することしかない」と建言すれば、世界は動きます。

 

しかし、日本政府の頑なな姿勢は皆さん御存知の通りです。それを変えるためには何ができるのか、次回から皆さんと一緒考え見たいと思います。アメリカでは何が起きているのかもお浚いしたいと思います。

 

 

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JAXAは3kgの衛星を乗せた長さ9.54mの電信柱ほどの大きさの小型ロケットの打ち上げに成功したそうです。
それもキャノン電子が参加し民生品を使ったことで、5億円の制作費で済んだそうです。

またアメリカの物理学者は「プルトニウム原爆は最新技術では1.5kg、途上国の技術でも2kgでの超臨界が可能である。
またウラン原爆は爆縮方式なら3-5kgでの超臨界が可能と見られている」
と発表したそうです。

衛星の落下速度はメチャクチャ早く、とてもミサイルでは撃ち落せないそうですから、
その2つを組み合わせて、原発に打ち込めば、世界を簡単に破滅させることができるということになりますね。

そんな面倒くさいことをしなくとも、
直接小型ロケットを原発に打ち込んだ方が簡単か。
世界中の原発が射程距離に入りますね。

あな恐ろしや、恐ろしや・・・

「ロケットマン」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃる通り、本当に攻撃したいのであれば、手段はいくつもありますし、お金を掛けなくても済むものも多くあります。にもかかわらず、「戦争教」とでも言ったら良いかもしれない世界観で世界支配をしている人たちには、大きな利益があるということでしょう。それに対抗出来るのは、私たちのはずなのですが---。

戦争教、
確かに、そんな感じもありますね。
韓国には原発が4ヶ所、約40基くらいあり、電力の30%くらいをまかなっているようですが、
北朝鮮がその気になれば、通常ミサイルで簡単に破壊することは可能でしょうが、
そうなれば、韓国は破滅するでしょうね。
それをやったら、北朝鮮はアメリカ、それこそ中国からも報復を受け、破綻するのは目に見えています。
戦争になりそうだといいつのることが、アメリカ、北朝鮮、韓国、日本の企業にとってもベストだいうことと、
同時に時の政権を維持するにはベストだという思いがあるのではないでしょうか。
それはまさに戦争教といっていいでしょうね。

「戦争教」様

コメント有り難う御座いました。

「戦争になりそうだ」「敵の攻撃から国民を守らなくてはならない」と言った掛け声で、高価な戦争用の兵器や機器を調達し、あり得ない事故で数十億、数百億の単位のお金が飛んで行ってしまうという無駄もあります。

ここ数週間の出来事を振り返ると、今、私たちの生活を脅かしているのは、気候変動による雪や寒さの被害であり、地震や噴火の被害ですね。可能性の低い軍事的侵略に備えるためだという名目で軍隊を正当化するのではなく、必要性は疑う余地のない、そしてあまりお金を掛けて来なかった、自然災害の救援を主な仕事にする強力な組織こそ必要なのではないかと思います。

それを整備するのには改憲の必要も全くないですし。

2018年1月24日 (水)

懐かしいドーナツ盤 ――当分は捨てられません――


懐かしいドーナツ盤

――当分は捨てられません――

 

昨日から『Wishful Thinking』が頭に残っているため、何を聞いても見てもその視点から考えてしまっているのですが、経済の専門家やイベントのプランナー等の「予測」「予想」「見通し」の類は、綺麗な言葉をちりばめた『Wishful Thinking』が多いですね。もっともこれは昨日・今日に始まったことではありませんが。

 

さて、私の唯一の趣味カラオケについて、大きなギャップがあります。アメリカで生活していた1968年から1986年の間のヒット曲を日常的に聞いたことがないのです。紅白歌合戦のテープはボストン日本人会等で見る機会がありましたので、知識としては知っていても日本中が酔い痴れて聴いていた歌でも、その雰囲気には浸っていなかったのです。

 

でも、何曲かは例外がありました。ドーナツ盤や人気歌手のアルバムを買ってきたり、送って貰って聴いた曲がそれに該当します。昔の写真を探している内にその中の数枚が出てきました。中でも良く聴いたのはいしだ・あゆみの『ブルー・ライト・ヨコハマ』です。

 

             

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ドーナツ盤の大きさも記憶にあったのはもう少し小振りで可愛かったのですが、意外に大きかったので、記憶の曖昧さにもちょっと吃驚です。

 

その他に、買ったり送って貰ったりしたドーナツ盤です。

 

 

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どれもCD化されていますので、iTunesには入っていますが、何度も聴いたドーナツ盤の懐かしさには勝てそうもありません。そして、アメリカまでの長旅をさせたというおまけも付いています。当分の間は手元に置いておきたい気持です。

 

 

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最近の歌手は、CDだけでなくレコードもリリースしているようですね。
私も、ドーナツ盤を捨てれずに持ってます。
レコードジャケットは、昔の写真を見るようにその時の事を思い出します。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

中の楽曲は、iTunesに入れてはありますが、LPも捨てられません。それに、「あれも」「これも」と捨てられないものが増えて行くと、最後は「ゴミ屋敷」でしょうか。そうならないよう、そろそろ「断捨離」の勉強を始めたいと思っています。

2018年1月23日 (火)

『Wishful Thinking』 ――アメリカ流のユーモア――

Wishful Thinking

――アメリカ流のユーモア――

 

タイトルの『Wishful Thinking』は、私の好きな漫画集のタイトルなのですが、短い言葉でニュアンスまで含めてその意味を訳すのはちょっと難しい言葉です。直訳すると「夢想」です。「wishful」とは願いの度合いが大きいこと、つまり、「夢見るような」くらいの意味ですし、「thinking」は想いですから、「夢想」なのですが、この二文字だけで夢のようなことを自分勝手に願っている甘ちゃんの状態まで正確に描けてはいないような気がします。

 

それを、100ページほどの漫画で、自分も同じようなことをしていますよというメッセージとともに笑い飛ばしているのが、デービッド・サイプレス著の『Wishful Thinking』です。

 

                   

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コインランドリーでの「夢想」が表紙です

 

100枚ほどの漫画の中で、サイプレスの伝えようとしている「夢想」を一番よく表現しているだろうと思われるのが、第一ページ目の次の一枚です。

 

 

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全てが、彼の頭の中の呟きなのですが、その意味をざっと訳しておきましょう。

 

郵便受けが叶えてくれていると好いんだけど~~。もう僕は完全に忘れてしまっている人からの手紙が着いていて、でも彼女は僕のことをずっと忘れられずにいる。もう一度会いたいだって。やがて僕は彼女と恋に落ち、結婚して一生、幸福に暮らすことになる~~~~

 

最近は、「あなたに100万ドルの遺産を贈呈します」のような詐欺メールもあるようですが、付け込まれるのは、この漫画のような「夢想」が結構あるからなのかもしれません。そんな世俗的な考えを捨て去るためには座禅やメディテーションが有効かもしれませんが、それについての漫画もありました。

 

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こんな具合に自分を客観視することを教えてくれる漫画です。それもユーモアを通してですので、すんなり呑み込めるのがサイプレス漫画が好きな理由です。

 

 

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2018年1月13日 (土)

懐かしい写真 ――子どものときから社会に出るまで――


懐かしい写真

――子どものときから社会に出るまで――

 

フィリピンのRMAFという財団から、e-アルバムをまとめるので、子ども時代や学生時代の写真を合わせて10枚ほど選んで送るよう、依頼がありました。iPhoneの性能も良くなっていますので、いわば「写メ」するだけで良いようです。

 

折角ですので、その中の何枚かを皆さんにも見て頂きたいと思いました。最初は生まれてすぐの写真です。母に抱かれているので、お宮参りのときの写真でしょうか。

 

                             

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東京に住んでいた頃の写真のはずですので、2歳くらいでしょうか。この写真撮って貰ったことは憶えています。とは言っても記憶違いは誰にでもあることですので、それに該当するかもしれません。

 

Two_year_old_in_front_of_the_tokyo_

 

 

次は小学校6年のときの写真です。学級新聞の編集をしています。どれが私かは以下、省略します。当ててみて下さい。

 

 

Six_grade_editing_school_paper_2018

 

中学ではサッカー部のキャプテンをしていました。

 

 

Junior_high_soccer_club_20180112_11

 

高校になって、アメリカに留学しましたが、シーズン毎に参加できるスポーツが変りました。冬になっての花形競技の一つがレスリングでした。

 

High_school_wrestling_team_20180112


大学生になって夏休みには、原水禁世界大会の通訳のバイトをしていました。分裂した1963年の第9回大会の写真です。このときは眼鏡をかけていました。

 

 

Interpreter_at_an_antinuke_internat

 

そして、時代はかなり経ちますが、1979年のRCCのシンポジウムです。

 

 

Akiba_project_symposium_20180112_11

 

まだまだあるのですが、取り敢えず、お目汚しまで。

 

 

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コメント

小学校6年生の写真
左から3番目 黒板近くの席におられる方でしようか?

≪ 美しすぎる!お母上 ≫
のコメント、殺到ですね。
お坊ちゃんもキッとカメラを見つめて、
将来大物の感、すでに。

マジ ⇒アメリカ映画・軽い現代劇・字幕では
すでに Jesus のカジュアル語訳。
ほかに、
OK → だよね
××××off → うぜぃ
wife → ヨメ
等々。けど最近は”だよね”の気分で秘かに楽しんでいます。

「和」様

コメント有り難う御座いました。

黒板の前の坊主頭が私ですが、当時は、「坊ちゃん刈り」から、中学生になる辺りで坊主頭にするするのが普通でした。

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

このコメントを母が読んだら、照れながら、でも小躍りして喜んだと思います。

「マジ」を「Jesus」と訳すのは完璧ですね。ただし、昨今の「ヨメ」の使い方には大なる違和感を持っています。これについては、またの機会に!!

2018年1月 6日 (土)

黒人差別に抗議したフットボール・スター ――キャパ―ニック選手の投げ掛けた波紋――


黒人差別に抗議したフットボール・スター

――キャパ―ニック選手の投げ掛けた波紋――

 

2003年、マンハッタンビル・カレッジの女子バスケットボール・チーム選手、トニー・スミスはゲームの始まる前の国歌の吹奏の際にアメリカ国旗に背を向け、イラク戦争反対の意思表示をしました。それから10年以上経っていますが、20168月には、サンフランシスコ・フォーティ・ナイナーズのクォーターバック、コリン・キャパ―ニック選手が黒人差別に抗議する行動を取りました。国旗掲揚・国歌吹奏の際に起立はしないで最初は座り込んでいたのですが、後にスタイルを変えその後、地面に膝を着く姿勢を貫いたのです。

 

これは、相続く白人警察官による黒人射殺事件、そしてその後警官が不起訴になったり、仮に裁判になっても、白人警官に有利な結果になっていることに端を発しています。

 

こうした事実は、2014年にホルダー米司法長官が公表した報告書に盛り込まれています。

 

産経ニュースの報道によると、「ホルダー長官が4日発表したクリーブランドの警察に関する報告書は、過剰な発砲など「不合理かつ不必要な武器使用」があったと認定。また、「過剰な権力行使は散発的なものではない」として組織の体質自体に問題があると指摘した。

 

同報告書に記載された事例は、201013年の約600件。この中には、警官が1211月、丸腰の黒人住民2人が乗る車と約35キロにわたってカーチェイスを繰り広げた後、車両に約140発の実弾を撃ち込み、2人を死亡させたという事件も含まれている。同警官は訴追された。

 

その他、この地図が示すように、アメリカの南西部や山岳部の州では特に、警察官による殺人事件の率が高いようです。

 

               

Map_of_killings_by_law_enforcement_

             

By Lauren Thibert (Own work) [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons

 

さて、キャパ―ニックがこの行動を始めてすぐ、2016年の9月にオクラホマ州で起きた白人警官による黒人射殺事件も引き金になり、多くのプロフットボール選手がキャパ―ニックを支持して、国旗掲揚・国歌吹奏の際に座り込むか、膝を着くといった行動に出るようになりました。その他のスポーツでは、サッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、アイスホッケー等の選手が同様の行動を取るようになりましたし、プロ以外の場でも、大学生や高校生のアスリートたちがそれにジョインしました。

 

マスコミや企業でも、キャパ―ニック支持の声は多くありましたが、同時に選手たちの中にも、また市民の中にも「国旗や国歌に対する侮辱だ」と考え、キャパ―ニック批判の声も広がり、支持か糾弾かという分裂が至る所で見られるようになりました。

 

しかし、キャパ―ニックと共に闘おうとする声は一向に収まらず、トランプ大統領は就任後の9月に、「国歌吹奏の際に起立しないプレーヤーは首にすべし」という趣旨のツイートを何度も発しました。それに対して、プロリーグNFLの選手たち、それもほとんどのチームのプレーヤーたち少なくとも200人は、抗議のために、国歌吹奏の際には膝を着いたり、ロッカールームに止まってその場には参加しないという行動を取る結果になりました。

 

フットボールチームのオーナーたちの中には、トランプ大統領に巨額の寄付をした人もいますので、トランプ支持派も多いのですが、選手たちの表現の自由を認めるオーナーもいて、ここでも両極端に分れることになりました。

 

さて、キャパ―ニック選手に戻ると、彼は、2016-2017のシーズンを終えてフリー・エージェントになりましたが、その後、どのチームからもオファーがなく、NFLのチーム・オーナーたちが談合によって彼を排除していると見られても仕方がない状態が続いています。キャパ―ニック選手は、NFLを談合により彼自身の働く権利を奪った廉で訴えています。

 

今年になって早々、その訴訟の手続きが始まっています。シャバーニっくとともに行動する多くの選手たちの熱は収まらず、同時にキャパ―ニックをシンボルとする人権派、リベラル派に対する攻撃も一層激しさを増してきています。

 

経済的格差によってアメリカという社会が分断されていることは周知の事実ですし、独裁政治か民主主義かという抗争も激しさを増しています。人種を初めとして様々な線で区分けをした結果、少数派としての立場に追いやられた人々の切り捨ても容赦なく行われています。

 

そんな中、「政治とは一線を画す」が金科玉条であるとされてきたスポーツの世界でも、その考え方そのものが実は非常に重い政治性を持つ事実に気付いた人々が声を上げ始めているということなのではないでしょうか。そして既得権を持つ人々はそれを守ろうと躍起になり、その結果としての分断が起っています。その中で良識派が闘い地歩を固め、多くの人に勇気とエネルギーを与えています。今後の展開がどうなるのか予断を許しませんが、トランプ政権そのものに大きな打撃を与え得るほどの影響力をスポーツ界は持っています。

 

それと対照的に日本の状況を考えると、安心する気持にはなれませんが、スポーツ界そのものの体質も問われているような気がするのは私だけでしょうか。

 

 

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2018年1月 5日 (金)

トランプ大統領を窮地に追い込むのは ――フットボール選手その他のアスリートかもしれません――


トランプ大統領を窮地に追い込むのは

――フットボール選手その他のアスリートかもしれません――

 

暮に御紹介した、デーブ・ズィリンの著書『アメリカのスポーツと抵抗運動』は2005年に出版されていたのですが、そのオーディオ版がつい最近リリースされ、それを聞くことで新たな展望が開けてきました。そこで学んだことを復習しながらお伝えしてきたのですが、この本は10年以上前までしか触れていません。最後の方で取り上げられている2003年の出来事とその後のアメリカスポーツ界はどうなっているのかにも興味を持ちましたので、調べて見ました。

 

その結果、私にとっては驚くべき発見がありました。我が国のマスコミは取り上げていませんが、今でもアメリカのスポーツ界はアメリカ社会全体を動かすほどの大きな運動を展開しるのです。それに真っ向から対峙しているのがトランプ大統領なのですが、ことによると最後のジョーカーをつかまされるのは大統領かもしれないと思えるほどの広がりを持ちつつあります。

 

何回かに分けて、その動きを御紹介します。その前に、それに至る歴史から始めましょう。

 

2001年のアメリカ同時多発テロ以後、スポーツ界そしてアメリカ中で大きなニュースになったのは、NFLのスター・プレーヤーだったパット・ティルマンがフットボールとその後の巨額の契約を捨てて軍に志願し、イラク戦争に従軍したことでした。(残念なことに2004年には、友軍の弾に当って、ティルマンは戦死します。)

 

しかし、アメリカのメディアは、ティルマンの行動を英雄的なものとして褒め称えました。そして、2004年の戦死も同様の扱いで取り上げられました。

 

でも、アメリカのスポーツ界も多様です。2003年には、ニューヨークにあるマンハッタンビル・カレッジという小さな大学の女子バスケットボール・チームのシニアだった、トニー・スミスはゲームの始まる前の国歌の演奏の際にアメリカ国旗に背を向けました。彼女はイラク戦争は正義に反していると感じ、そんなことをしているアメリカという国家の国旗そして国歌に敬意を表すことはできないと考えたのです。

 

             

Toni_smith_from_daily_news

               

ニューヨーク・デイリー・ニュースから

 

両隣の二人の選手も手をつないで頭を垂れ、国旗に背は向けてはいませんが、スミスを支持しています。

 

この行動を心配した大学の学長は、言論の自由・表現の自由という立場からスミスを守ろうとしますが、マスコミは徹底的に彼女と学長の批判に明け暮れました。「この行動はゴミだ。アメリカよ消えてしまえと言っているに等しい。そしてこれから国のために命を捧げようとしている人たち、そして既に国のために究極の貢献をした人たちに背を向け、彼らを愚弄する行為だ」といった調子の言葉が二人に浴びせられました。

 

そんな批判が起ることなど全く考えてもいなかったスミスは傷付きますが、それでも自分の考え方を変えることはありませんでした。その後彼女はマンハッタンの、子どもたちを犯罪に向わせ兼ねない環境を改善する仕事に現場で関わっています。

 

同時に彼女の行動は、1968年のメキシコ・オリンピックの際のトニー・スミスとジョン・カーロスの勇気と重ねて語られることも多く、多くの若者の間に浸透したことも事実です。そして2003年から10年以上経った2016年に、再び、彼女の勇気の再来だと言われる事件が起ります。

 

 

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