生活

2018年4月12日 (木)

 「M・A・N」というファミリー・ワイン ――コストコで見付けた四角い箱のワインです――


 「MAN」というファミリー・ワイン

――コストコで見付けた四角い箱のワインです――

 

洒落たレストランで、ワインを楽しみながら寛ぐ図というのも捨てたものではありませんが、その「非日常」を家の中に取り入れて食事を楽しむための、「家飲みワイン」がずいぶん普及しています。でも「家飲み」と言うよりは「Family Wine」と呼んだ方がチョッピリですが、余所行きの感じは残るような気がします。

 

それにピッタリのFamily Wineをコストコで見付けました。四角い箱に入ったワインで、「Chardonnay」と大きく書かれています。そして、ブランド名は「MAN」なのです。

 

               

Photo

             

 

この箱の中に、普通のワイン・ボトルが入っているのかと思いきや、この箱が入れ物なのです。正面の幅は16.5cmで高さは20.5cm。奥行きは10.5cmで、その中に250ml、つまり2.5リットルのワインが入っています。どう注ぐのかは、ステップ・バイ・ステップで説明しますが、その前に、「MAN」という商品名の由来です。

 

このワインを作っている会社名は「MAN Family Wines」です。この会社を作ったのが、3人の友人たちとその妻、という説明があり、「平和を維持するために」会社名は3人の妻たちの名前、Marie, Annette そしてNickyを付けることにした、という説明があります。だから「MAN」なのです。

 

 

Photo_2

 

開け方が良く分らなかったのですが、箱の底に英語、日本語、ハングルの説明が付いていました。

 

まず、ミシン目のある面を上にします。写真でミシン目が見えるのか心配ですが、良く見ると分ります。

 

 

Photo_3

 

ここで「A」と印の付けてあるタブを起します。

 

A

 

プラスチックの袋に入っているワインが見えますね。次にその下の「B」という印の小さいタブを引っ張り出します。

 

 

Photo_4

 

でもこの小さいタブは切り取ってしまいます。

 

 

Photo_5

 

こんな具合です。箱の中からワインを注ぐための「蛇口」を取り出し、その開いた四角いところに、はめ込みます。

 

 

Photo_6

 

タブを元通りに直すと、こんな具合に蛇口だけが外に出ている機能的な箱に仕上がっています。さて、いよいよ、グラスに注いでみましょう。かなり勢いよく出てきますので、グラスは大きめの方がワインがこぼれなくて済みます。

 

 

Photo_7

 

味もなかなかでした。しっかりしたボディーがあり、フルーティーです。メロンと柑橘類のフレーバーも楽しめましたし、オークの香りも加わっていました。Z級グルメの私にはこんな講釈は無理なのですが、箱の説明の受け売りです。

 

でも、美味しいことに変りはありません。ワインの報告というより「工作を楽しみました」という絵日記風になりましたが、次回のコストコでの買い物リストにはこのワインが入っています。

 

 

[2018/3/20イライザ]

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2018年4月 5日 (木)

 IROHA villageを覗いて来ました ――暖かくなるのが楽しみです――

 

IROHA villageを覗いて来ました

――暖かくなるのが楽しみです――

 

商工センターから廿日市に向って、広島廿日市大橋のちょっと手前、五日市港に折れる道が何本かありますが、なぎさ中高の筋向いに新しいアトラクションが登場しました。藤い屋さんの「IROHA village」です。

 

Iroha_village_google_map

                             

 営業時間は午前10時から午後6時ですが、閉店時間直前だったので、カフェは閉っていましたし、工場見学の時間からもズレていましたので、魅力を十分にお伝えできませんが、IROHA village のホームページがありますので、そちらも御覧下さい。


Photo_4

 

暖かくなったらもう一度来たいと思った理由はいくつかあるのですが、一つは、屋上緑化です。建物の屋根の上に緑があるのは良いですね。

これには思い入れがあって、かつて教鞭を執っていたタフツ大学の図書館が、当時は屋上緑化の先進例として紹介されていた時期があったからです。下のカフェテリアでサンドイッチやハンバーガーを買って、同僚や学生たちと、緑に囲まれてランチを楽しめたのは懐かしい思い出です。

 

建物の中には、ショップとカフェがあり、ショップで買い物はできたのですが、カフェのラスト・オーダーが5時でしたので、そちらは次の機会に。また別棟は工場なのですが、中の様子はガラス窓越しに見ることができます。工場だけではなく、village全体のガイド付きツアーが10時と12時の2回ありますので、これも面白そうです。

 

建物の外にもいろいろ工夫が凝らしてありますが、訪れたときは工場の前の紅白の梅が綺麗でした。

 

Photo

 

 また、庭には畑もあり、これからが楽しみな場所です。

 

Photo_2

 

近くの五日市港には大型の観光客船も泊るようですので、外国からのお客さんでごった返すのも時間の問題かもしれません。その前に、ゆっくりIROHA villageを楽しんでおきたいと思います。

 

たまたま、友人夫婦が次の日にIROHA villageに行っていました。写真を送ってくれましたので、雰囲気をお伝えするため、その写真も添えました。

 

Photo_3

 

  

[2018/3/22イライザ]

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コメント

ウィリアム・ハート William Hurt (1950~)
... ボストンのタフツ大に進み、神学を学んだ。3年生の時、
演劇に専攻を変え、1年間ロンドンに留学したあと、...
( 『外国映画人名事典 男優篇』キネマ旬報社編1997 )

『 蜘蛛女のキス 』 '85 でオスカーをとっていますが、
あの彼が?? あ奴だよ!! などと学内で噂になったりしたのでしょうか。
(なぁんてまたミーハーむきだし)

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

彼が卒業した後にタフツで教え始めましたので、当時面識はありませんでしたし、その後の活躍についても、専門違いで学内であまり耳にしたことはありません。

でも、2005年にHurt氏はタフツから名誉博士号を貰っています。そのときには、私も一緒でしたので、何度か話をしましたが、「何か私に協力できることがあれば、言って欲しい」と親切なオファーがありました。上手く生かせなかったことを残念に思っています。

2018年3月27日 (火)

 『生類憐みの令――道徳と政治』 ――追悼 板倉聖宜先生 (2)――

 

『生類憐みの令――道徳と政治』

――追悼 板倉聖宜先生 (2)――

 

201827日に逝去された板倉聖宜先生が手掛けた分野の一つ、そして私自身が大きな影響を受けた歴史や社会の見方についての名著には、『生類憐みの令――道徳と政治』と『差別と迷信――被差別部落の歴史』(共に仮説社)、さらには『禁酒法と民主主義――道徳と政治と社会』があるのですが、恐らく知られていない事実も多く盛り込まれている『生類憐みの令――道徳と政治』を御紹介しましょう

 

「生類憐みの令」とは、江戸時代の第5代将軍徳川綱吉 (1646~1709) が発した一連の法令の総称で、特に犬を大切にすることが強調されたと、私たちは教わってきました。そのため、綱吉は「犬公方 (いぬくぼう)」というあだ名まで付けられました。このことは御存知かもしれません。ちなみに、「公方」というのは征夷大将軍の別称です。

 

Photo

                             

By 日本語: 土佐光起 English: Tosa Mitsuoki ("歴代徳川将軍の肖像") [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons

 

綱吉が何故「生類憐みの令」を出すに至ったのかという理由として「俗説」では次のようなストーリーが流布されています。『生類憐みの令』の説明を少し変えて引用します。

 

世継ぎを病気で失った綱吉は,何とか子どもが欲しいと思っていましたが、隆光という僧侶が,「上様に子どもができないのは,前世で犯した殺生の罪の報いです。ですから生類、つまり生き物を憐れんで殺さないようにするのが一番大切です。特に上様は戊年生まれだから犬を大切にしなさい」と勧め、その結果、綱吉は「生類憐みの令」という一連の法令を出し,犬を殺したり傷つけたりしたものを厳罰に処するようにした。

 

その結果、犬を虐待したことを理由に島流しや死刑といった重い刑罰を下された人も多く、今でも「悪法」の典型だ、と考えている人たちも多くいます。

 

その一方、「生類憐みの令」文字通り現代的に訳してみると、「動物愛護法」ということになるのですから、世界史的に見ても、17世紀にそんな素晴らしい法律があった日本は世界に誇る動物愛護国だったという解釈も成り立つはずです。

 

この「生類憐みの令」を取り上げる板倉聖宜先生の姿勢はと言うと、裏表紙の言葉が分り易いと思います。

 

道徳的にせよ政治的にせよ,正しいこと,正義を広め実現していくには,社会の運動法則をきちんと見極めてかからないと,とんでもない逆効果をおこしかねません。

本書は,問題を予想しながら楽しく読み進むうちに,「生類燐みの令」の本当のすがたが,はっきりと理解できるようになっています。また,「生類憐みの令」という歴史的事件の実態を追っていくことによって,道徳や政治の問題を社会の法則とからめながら考えることができるようになるでしょう。

また,学校での授業ですぐに使えるように「授業書」も収録してあります。本書があれば,道徳や在会科の時間にすぐに授業にかけることができます。

 

現代語の訳は「動物愛護法」なのですから、犬以外の動物も保護の対象になっていたと考えらますが、本当はどうなのでしょうか。「予想」しながら考え、そして資料に当って事実を確認する板倉方式の特徴である「問題」を一つ二つ見てみましょう。問題の前の解説も引用します。

 

魚の中でも<生きたまま売られていて比較的大衆的な食べ物>もありました。ウナギとドジョウです。ウナギとドジョウは生きたものをザルなどに入れて運び歩いて,注文があるとお客の目の前で生きたまま料理したのです。これも残酷といえば残酷です。[中略]

 

〔問題6 )

では,このときに,ウナギやドジョウを生きたまま売ることは許されたでしょうか。どうでしょう。

 

予想一一ウナギやドジョウを生きたまま売ることは,

 

.禁止された。

.例外とされて,許可されていた。

 

答は、バナーの後に。

 

今でもそうですが、江戸時代も犬は身近な動物でしたから、犬を大切に、という綱吉の政策が多くの市民に影響を与えたことは事実です。そして、その実を上げるために綱吉は「犬小屋」を設置するまでになりました。そこで問題です。

 

〔問題4 )

綱吉は,いまの東京都中野区のJR線中野駅近くに,幕府直営の犬小屋を建てさせて,江戸中の野犬をそこに集めて育てることにしました。

それなら,その犬小屋ができてまもなくして,その幕府

の直営の犬小屋に収容された野犬は何匹くらいになったと

おもいますか。

 

(参考〉当時の江戸の町人の人口は40~50万人でした。

 

予想

ア· 100匹ぐらい

イ· 1000匹ぐらい

ウ· 1万匹ぐらい

10万匹ぐらい

.その他(       匹くらい)

 

答は、バナーの後に掲載しますが、『生類憐みの令』という本の楽しさを少しは伝えることができたでしょうか。

 

こんなに楽しい本を子どもたちが小さい頃に、どの予想が正しいのかをワイワイガヤガヤ話しながら、一緒に読むことができなかったことは、子どもたちに申し訳なかったと思っていますし、私自身そんなに楽しい時間を味わえなかったことを残念に思っています。

 

先生の著書は仮説社でお求めになれます。アマゾンでも扱っています。それと、先生のお弟子さんのサイトだと思いますが、「板研情報局」でも役に立つ情報を読むことができます。

 

[2018/3/8イライザ]

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[]  ウナギやドジョウももちろん禁止されていました。でもそれでは生きて行けない魚屋たちは、例えば「アナゴ」と称して売るという手段で何とか法の目を逃れていたようです。

次の問題ですが、『徳川実紀』によると「エ」の10万匹です。別の資料では、82000匹はいただろうと書かれているとのことです。

 

 

2018年3月24日 (土)

 玄海原発3号機の再稼働に抗議する ――慰霊碑前の座り込みに40名参加――

 

玄海原発3号機の再稼働に抗議する

――慰霊碑前の座り込みに40名参加――

 

九州電力は、昨日午前11時に玄海原発3号機の制御棒を引き抜き、再稼働を実施しました。広島県原水禁は、これに抗議し午後6時から30分間、緊急慰霊碑前座り込み行動を行いました。緊急な呼びかけでしたが、被爆二世、市民・労組員など40名が参加し、抗議文を採択するとともに、九州電力の瓜生道明代表取締役社長への抗議文を送付することを決めました。

 

Photo

                             

 

玄海原発は、緊急防護措置区域の半径30キロ圏内に福岡、長崎両県を含む3県8市町が入っており、避難計画の対象は計26万人を超え、有人離島は国内の原発では最多の20に上っているといわれています。しかし、その避難計画の実効性は、自治体任せとなっており、充分な避難計画が建っているとはとても言えない状況です。

 

3月14日の関西電力大飯原発3号機に続く今回の再稼働は、国民の多く「脱原発」への強い思いを無視するだけでなく、「原発回帰」の姿勢を鮮明にするものであり、絶対に認めることはできません。引き続き声を大きくしていかなければなりません。

 

座り込みの最後に採択されたアピール文は以下の通りです。

 

****************************************

玄海原発3号機の再稼働に抗議し、

すべての原発運転の即時停止を求めるアピール

 

九州電力は、本日23日、多くの反対の声を無視して、玄海原発3号機を起動し再稼働させました。

玄海原発3号機と4号機は、住民が130キロの位置にある阿蘇山の火山噴火の危険性があり安全でないと再稼働差し止めを申し立てていた原発です。阿蘇山の最大噴火による火砕流の影響については、広島地裁ではその影響を認め、伊方原発の差し止め判決を行ったばかりであるにもかかわらず、佐賀地裁は20日に危険性を認めない、と申し立てを却下しましたが、住民は納得せず福岡高裁へ即時抗告したばかりです。

福岡高裁での控訴審判決がまだ始まっていないにもかかわらず、九州電力は本日限界原発3号機の再稼働を行い、4号機も5月に再稼働を行うとしています。

福島原発事故から7年、東京電力福島第1原発事故による住民の避難生活や健康への不安、地域コミュニティーの崩壊は、今も深刻です。さらに、いまだ原発事故の原因が究明されていないばかりか、事故の全体像すら把握できず、廃炉への道筋も明らかとなっておらず、費用も拡大するばかりです。この事実にしっかりと向き合わなければなりません。

原発は、事故が起きれば、電力会社一社で責任を持って対処することは不可能であり、その負担を国民が負わされることを私たちは、福島原発事故で体験しています。

原子力規制委員会も認めているように原発に絶対の安全はありません。

多くの国民が、原発に頼らない社会の実現を願っています。

原発の安全神話を再び繰り返す政府や電力会社の姿勢は、住民の命や不安を置き去りにするものであり、決して許されるものではありません。

今やるべきことは、再生可能エネルギーのさらなる開発など、危険な原発に頼らないエネルギー政策を推進することです。

福島の被害者の思いを忘れてはなりません。

核と人類は共存できません!

私たちは、玄海原発3号機の再稼働に強く抗議するとともに、即時に運転を中止することを求めます。

私たちは、原発なき社会を求める多くの市民とともに、これからもすべての原発の廃炉を求めて取り組みを進めます。

以上

 

2018年3月23

 

「限界原発3号機再稼働抗議・慰霊碑前座り込み行動」参加者一同

 

 

[2018/3/23いのちとうとし]

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2018年3月21日 (水)

おやつにラーメン   ――同じお題で書きましょう――


おやつにラーメン  

――同じお題で書きましょう――

 

小さいときから「メンクイ」で、麺類は何でも好きでした。そば、冷や麦、ソーメン、うどん、ラーメン、スパゲッティ等ですが、スパゲッティは別として、汁につける麺というのが必須です。ラーメンだけは、また違った分類だったのですが、つけ麺が登場してこちらも「汁につける」という分類に入りました。

 

ですから「汁なし」は、手に取ったこともありません。そんな偏った好みの目から見て、信じられない光景に出会ったのが、タフツ大学時代です。ケンブリッジ市の、MITとハーバードの中間あたりにあるセントラル・スクエアと呼ばれる地域に日本食品の専門店がありました。Yoshinoyaという名前でした。ボストンの下町に行けばもう一軒ありましたし、中華街でも日本食品は買えたのですが、この店の品揃えが一番豊富でした。その頃、1970年代の初めの頃ですが、ボストン交響楽団の指揮者として迎えられた小沢征爾さんと奥さんの入江美樹さんの買い物姿を見掛けることもありました。

 

こんな貴重な機会に恵まれたのも、ボストン周辺に日本料理の食材を売っている店が少なかったからなのですが、やはりアメリカにあるということで、私にとっては「あり得ない」光景を目にすることにもなりました。

 

Yoshinoyaの近くには市営住宅があり、そこに住んでいる子どもたちがお小遣いを握って良く買い物に来ていました。その頃、チキン・ラーメンは一袋25セントだったような気がしますが、ある日、それを数人の子どもたちがそれぞれ一袋買って、店を出るか出ないかのタイミングで一斉に袋を開け、あの硬いままのラーメンを角から割って、そのまま食べ始めたではありませんか。

 

                 

Photo

           

 

店のオーナーの話では、「味が付いているから美味しいし、お腹も一杯になるから小遣いの使い方としては最高なんじゃないのかな。毎日この時間には買いに来るよ」とのことでした。私の頭の中にあった、インスタント・ラーメンのイメージが、ガラガラ崩れてしまいました。丼に入れて熱湯を注ぎ、蓋をして3分待つという、食べ方とは違う、アメリカの子どもたちの「独創性」に脱帽した瞬間でした。

 

そして日本でも、「ベビースターラーメン」というお菓子として同じ頃から発売されているという事実を最近知ったのですが、「美味しい食べ方」や「美味しい食べ物」の発見には、東洋の麺がイタリアでスパゲッティになったように、国境はないということで、納得しています。

 

 

[2018/3/20イライザ]

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コメント

参加ありがとうございます。
チキンラーメンをそのままかじる話は
時々聞いたことはありますが、私はし
ません。先生と同じて汁に浸ける行為
かないと麺類として物足りない(笑)

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

いつも、楽しい「お題」を有難う御座います。

そう言えば、蕎麦には、汁(しる)そば、汁(つゆ)そば、焼きそばという分け方もありますね。私の場合、一番が、しるそばということなのですが、焼きそばも良いですね。

2018年3月17日 (土)

日本政治の蘇生は私たちの力で   ――言語化と当事者意識がカギなのかも――


日本政治の蘇生は私たちの力で  

――言語化と当事者意識がカギなのかも――

 

311日に開催された「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」については、「いのちとうとし」さんの報告がありましたが、ここでは、第一部の集会での人見やよいさんとおしどり マコ・ケンさんたちのトークに焦点を合わせてみましょう。それは、フクシマや原発に対して私たちがどう向き合うべきかという点だけではなく、政治をどう変えて行けば良いのか、そのために私たちがどう考え行動すべきなのかについての、貴重な提言でもあったからです。

 

キーワードは「言語化」「当事者意識」の二つを選びました。人見さん、おしどりさんともに、「言語化」「当事者意識」の両方についてのお手本を示してくれているのですが、それぞれの意味を強調するために、今回は人見さんの言葉を通して「言語化」の意味を考えて見ましょう。

 

人見さんは、福島第一原発から約50キロ離れた郡山市に住むフリー・ライターですが、福島原発告訴団役員として活躍しています。

 

               

Photo

             

福島原発刑事訴訟支援団のホームページから

 

311日、人見さんの家のテレビ・アンテナは吹っ飛び、当時の模様を「リアル・タイム」では見ていないこと、その後の放射線に汚染された地域で生活しつつ、「安全キャンペーン」や「除染」の欺瞞や矛盾、「風評被害」の実情等、現地での体験を全国そして全世界に発信する中でガンに罹ったこと、そして、最終的には東電の幹部たちの刑事責任を問う裁判を起こすことで真実を明らかにし、未来への責任を果したいと考えるに至った歴史を、説得力のある言葉で語ってくれました。

 

特に印象的だったのは、いくつかの比喩を通してフクシマの現実、そして私たちが理解すべき構造を描いてくれたことでした。

 

「フクシマはガンと同じだ」という言葉で、御自分のフクシマの体験とガンの体験から、当事者にどう寄り添えば良いのかについて、ストンと胸に落ちるアピールを頂きました。そして「フクシマはいじめと同じ」という言葉からは、権力が弱者をいじめの循環に陥れる構図も解明してくれました。

 

「殴る」という行為でいじめを表現すれば、一回殴られることがいじめだ。でも、国は、誰でも認めていたそのいじめの定義を変えて、「20回殴られなければいじめではない」と宣言した。その結果、19回殴り続けられている人たちはいじめられていないことになり、100回殴られている人は、さすがにいじめと認められて救済策は曲りなりにも存在するけれど、それが19回に減ると、もういじめではないから殴られ続けても良いと平気で言い、「19回はいじめだ」と主張する人たちには、「風評被害を広げるな」というような形での新たないじめが始まる。

 

そして最後に、「取り返しのつかないことが起きる前に・・・」と題して、

 

自分で調べる

自分で考える

自分で判断する

自分で意思表示する

政治の話を日常にする

二度と過ちを繰り返さないように学びを伝える

 

目先のことではなく、100年後の未来を考えて

 

というまとめをしてくれました。これは全て人見さんがこの7年間実行してきたことを言葉にしたものですが、その先には、東電幹部の刑事責任を問う裁判という形での具体的行動がありました。その裁判の様子も手短に語ってくれましたが、武黒一郎元副社長は「権限はない」から、武藤栄元副社長は「シミュレーションに信頼性はないと思ったから」、また勝俣恒久元会長は「権限はなく」という理由で、それぞれ「責任はない」と主張しているとのことでした。

 

「政治は言葉」だと言われます。私たち一人一人が感じる世の中の矛盾や、怒り、過酷な状況に対する涙やフラストレーションは、人類史の中で多くの人々の努力によって、100年先の人々が同じような悲劇を繰り返さない方向に修正され、法律として権力を縛り、暴力を規制してきました。そして、その究極的手段の一つが裁判です。それは、「言語化」の最先端にある制度としての裁判の力を使って、社会正義を実現しようとすることに他なりません。厳正な裁判が行われるよう見守り、このようなプロセスを通して日本の政治が蘇る可能性を広げて行きましょう。

 

書き始めると、どんどん長くなってしまいます。おしどり マコ・ケンさんについては次回、お読み下さい。

  

[2018/3/16イライザ]

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2018年3月 9日 (金)

断捨離? 終活?  ――「ほかす」という言葉もありました――


断捨離? 終活? 

――「ほかす」という言葉もありました――

 

物がない時代に育ったからだと自分では言い訳に使っているのですが、とにかく物を捨てることに罪悪感まで持ってしまう世代です。これも世代のせいではなく、ただ単に私がそうなのかもしれませんが、数千冊 (数万冊かもしれません) ある本の中には不要なものも多いはずです。いやかなりの数は不要なのです。でも、なかなか捨てるだけの決心が付かなかったのです。

 

理由は沢山あります。その証拠に、いざ捨てるとなると、「いやこれは、あの件について、この雑誌に書くときに使えそうだから取っておこう」といった理由が必ず浮んで来るのです。そしてそれが何回か続くと、「これは、取っておくことに決めたあの本に関係しているから読んだら面白いかもしれない」になり、「買った時には良い本だと思ったのだから暇ができたら、少なくとも何ページかは読んでみないと」といった具合に、捨ててはいけない理由はどんどん増えるのです。結局、「これ以上、選別を続けても捨てる本はあまり出て来そうもないから次の機会にしよう」ということになって、整理は頓挫する――こんなことを繰り返してきました。

 

こんな風に物事を先送りすることを表すのに、私にとって一番ピッタリ来る言葉は英語の「procrastination」です。片仮名に移すと「プロクラスティネーション」ですが、「プロウ、 クラスティ、ネーション」といった感じで繰り返してみて下さい。先送りする気持良さが音として感じられませんか?

 

「断捨離」とか「終活」という言葉が流行り、多くなり過ぎた所有物を整理しようという「国民的」なプレッシャーが生れたのも、逆効果でした。天邪鬼だからという理由もあるのですが、それ以前に言葉への違和感が大き過ぎました。特に「断捨離」という漢字も表現も頂けません。とても自分の価値観として採用したくない種類の表現です。それに、「終活」よりは「就活」をしたいと考えている日々なのに、「就活」より「終活」を優先する気にもなれませんでした。

 

それが、3月に入るや否や気持が切り替わりました。「整理整頓」に気持が動いたのです。先ずは書斎の一角を占めていた新聞・雑誌類、ニュースレター類に手を着けることからスイスイ仕事が運びました。その成果は、6個の「ゴミ袋」です。

 

Photo

                             

 

紙類ですので米袋一杯にしてしまうと重くてとても持てません。半分くらいしか入れませんでしたが、それでも結構重くて、ゴミ処理場に運ぶのは一苦労でした。

 

でもなぜ、捨てる気持になったのか種明かしをしなくてはフェアではありません。一つには、一年以上前に御紹介した「多作多捨」がようやく身に着いてきたからなのだと思います。それには、「⑦パパ」さんDr.でぶ+ブログ」さんの俳句道場等での活躍に刺激されたことも大きいと思っています。

 

もう一つ理由があるのですが、それは、「断捨離」や「終活」を使わなくても、「ほかす」という京都弁を頭に描いてゴミ袋に投げ込めば良いということに気付いたからです。「もったいない」という気持が胸の底の方にあるのを無理に捻じ伏せて捨てるのではなく、お公家さんが優雅に蹴鞠で遊んでいるかのような雰囲気で要らなくなったものを「ほかす」図は、絵になるような気がしたのですが―――。「自己陶酔」の誹りを免れないかもしれませんが、それでも、一生読むことのないであろう紙類を処分する方が大切だという気もしています。

 

[2018/3/2イライザ]

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コメント

あ~ビックリした。「断捨離」で自分の名前が出て来るなんてw
我が家も「ほかす物」ばかりです。いつかしなくてはいけないと
は思っているのですが(汗)

ご紹介下さりありがとうございます!
活躍だなんて・・・そんな。
オイラは乱高下の激しい株式市場みたいなもんですから(笑)

「⑦パパ」様、「Dr.でぶ」様

コメント有り難う御座いました。

ブロガー仲間の皆さんの俳句を楽しく読ませて頂いています。それに、お二人とも俳句の才能をお持ちなんだと感心しています。これからも、楽しみにしています。

2018年3月 6日 (火)

水道関連の「horror story」(悪夢)  ――気温が氷点下になれば仕方がないとは言え――


水道関連の「horror story(悪夢) 

――気温が氷点下になれば仕方がないとは言え――

 

今年は余りの寒さが原因で電気温水器が凍ってしまいました。何とか解決できたのは、エネルギアと近くの電気工事店の皆さんのお陰ですが、その経験を友人たちに話したところ、我が家だけではなく水道に関連しての「horror story (悪夢のような話) があちこちであることが分りました。他人に話しても、普段なら「愚痴」になってしまうことなので自分の胸に収めて置くことなのかもしれませんが、今年の「極寒」を如何に耐えたのかについては、やはり多くの人と共有すべき話題だったようです。

 

               

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まず、自治体単位でのトラブルがあったそうです。水道のシステムでは、浄水場で浄化され消毒された水を圧力を掛けて各家庭に配水するシステムが多いようですが、上水道用の水を高台に貯めておき、そこから管を通して家庭に水が届く自然流下方式を採用している場合もあります。

 

私の家の近くの地域ではこの方式を採用しているそうなのですが、高台から各家庭に配水する管が凍って破裂してしまったために、かなりの被害が出たとのことでした。凍結防止のために、配管には凍結防止用のヒーターが設置されていたのだそうですが、その配線が老朽化していてヒーターが機能しなかったことが原因だったとのこと。一部の配管にヒーターの設置をしていなかった我が家と似ているケースです。

 

ヒーターにまつわるエピソードはまだあります。我が家よりもう少し寒い地域での高齢化と電気会社のポリシーが原因になった悲劇です。ある高齢の男性が一人で住む家屋でのことだったそうなのですが、この男性が病気になり秋口に入院しました。その結果、電気料金が不払いになり、2か月後かに電気会社は送電をストップ、その結果、極寒の冬場になっても水道の配管に設置されていたヒーターが働かず、管が破裂してしまったのだそうです。遠くに住む息子さんが点検のために、実家を訪ねたときには、水道料金が〇十万になっていたとのこと。しかもこれは、住居の敷地内のことなので、責任は水道局ではなくそこに住んでいる人にあるとのことでした。

 

Photo

水道のメーター。このメーターから内側、この写真では右側は私たち水道利用者の責任になるようです。

 

私の親しい友人が経験したのは、寒さとは関係がないのですが、敷地内の水道のトラブルでかなりの出費になってしまったのが共通点です。このケースは、しばらく訪れなかった関西の高級住宅地にある別荘でのトラブルです。水道の水が漏れていますよとの通知が水道局からあって友人は大急ぎで別荘に駆け付けました。でも目で見ただけではどこから漏水しているのかが分らず、専門業者を雇って庭を掘り返し、家屋の壁の内側も調べて貰ってようやく、キッチンの近くの配管から漏水していることを突き止め対策を講じたそうです。漏水した結果払った水道料金そのものは2万円程度だったそうですが、漏水箇所を調べるために庭の掘り返し等に掛った費用はこれも〇十万円だったとのことでした。

 

毎日のように便利に使えるのが当り前の水道ですが、冬場の凍結、そして経年劣化による「悪夢」が意外に多いことに吃驚しています。トラブルが発生してから手を打つのではなく予防のための対策が大切ですが、それも二重三重の予防措置が必要だということなのかもしれません。でも、それこそ言うは易し行うは難しの典型ですね。

 

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電気に頼らずに、昔からの知恵はスマートではなあでしょうが必要ななでしょうね。
ところで、専門業者は先に地面を掘ったのでしょうか?
水道の配管はそんなに多くなく。まずは家周りと床下を見れば、漏水箇所の特定はできだのではないでしょうか?
それで見つからなければ土を掘るのだと思います。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

水道局も立ち会ったのでしょうし、敷地も広いようですのでぼられたのではないと思いますが、やはり相当な出費ですので堪えたような感じでした。

2018年3月 2日 (金)

TOKYU PLAZAのフリー・スペースは健在でした  ――正式名は「イベントスペース キリコラウンジ」です――


TOKYU PLAZAのフリー・スペースは健在でした

――正式名は「イベントスペース キリコラウンジ」です――

 

かつては、日帰りで広島・東京間を行き来したこともあるくらい忙しかった時代もあったのですが、最近では数か月に一度の上京というペースに落ち着いてきました。間隔を開けて同じ場所を訪ねることで、毎回違う発見を楽しんでいますが、今回は、銀座の街を占領してしまっているのが、私のような田舎から上京した人間や外国人だということに気付きました。両方とも、耳から入ってきた言葉からの判断ですが――。

 

でも前回と全く変っていない場所もありました。数寄屋橋にあるTOKYU PLAZA6階、私は勝手に「フリー・スペース」と名付けていましたが、正式には「キリコラウンジ」、はそのままでした。そこで1時間ほど、タヒチにヒロシマの資料を送る件についての打ち合せをしました。

Photo

TOKYU PLAZAの公式HPから

 

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前回は眼下の銀座に目を奪われましたが、天井のデザインの素晴らしにも注目です

 

2

 

壁面はキリコをイメージしているのでしょうか?

 

Photo_3

 

前回はなかったオリンピックの「オフィシャル・ストア」コーナーです

 

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小学生の投票で決めるマスコットのポスターもありました。もう決まりましたね。[]です。

そして、御心配なく。マツコ・デラックスには投票できないと断ってありました。

 

Photo_5

 

一番目を引いたのは、金メダルを報道する新聞の一面特集でした

読売2、 朝日2、 産経2、 毎日1、 北海道1 には意味があるのでしょうか?

 

 

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2018年2月22日 (木)

思い込みと勘違い  ――想定外ばかりのレストラン――


思い込みと勘違い 

――想定外ばかりのレストラン――

 

「バレンタイン・ディナー」という心積もりで家人と出掛けたレストランだったのですが、結果は「思い込み」とはかなり違ってしまいました。とは言え、それは私たちの思い込みが原因ですので、レストランの批判をしているのではないことを最初にお断りしておきます。でも、少しは頭を冷やしてからもう一度考える時間が必要だろうと思い、今日アップすることになりました。

 

このレストランは、ネットでは「フレンチ」と書いてありましたので、そうなのだろうと思いますが、これまで何回かランチには行っていたところです。シャンパンとパスタが定番で、その両方とも結構お気に入りでしたので、その延長線上のディナーを期待していたのです。

 

コースはとても食べきれませんので、アラカルトにしましたが、メニューにパスタはありません。その時点で、「勘違いでした」と言って外に出るだけの勇気はありませんでしたので、「そうかフレンチって書いてあった」と気持ちを収めて、それでも、イタリアンに近い何品かを注文しました。でも、注文の確認をしても飲み物メニューが出てきません。かなり待ってから飲み物メニューを「要求」しましたが、こんな経験は初めてです。

 

そして、飲み物は、シャンパンとノン・アルコールのシャンパン。間違えると帰りが大変ですので、念を入れて確認後、これは楽しめました。

 

             

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次はイタリアンなら定番のバーニャカウダです。野菜の高値が続いている時期には貴重な一品でした。見た目も、花束の感じでしたのでこれはイケました。

 

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次には、鮪のメニューなのですが、ここは、カルパッチョのイメージが頭にあって、注文するのを間違えたことはハッキリしましたし、牡蠣は味付けしなくても十分に美味しいものですので、これも別の品を注文すべきでした。つまり、メニューと見た感じ、そして味との乖離が想定外でした。その上、パンの出て来ないことが堪えてきました。舌が要求していたからです。

 

 

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パンを注文したのですが、当り前に追加注文を受けるような感じで受け取られて、「パンは初めから出てくるもの」というレストラン経験しかない私は、「エッ」という思いでした。

 

仕上げはビーフでしたが、食べ物だけではなく、複雑な思いもあって胸が一杯になり、当然デザートはスキップ。

 

 

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我が家に辿り着いて、今私たちが忘れてはならない戒めとして繰り返しているのが、「思い込みと勘違い」は避けよう、というマントラです。そう言えば、これは食べ物やレストランだけではなく、万事に心しておくべきことなのかもしれません。

 

 

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