環境

2018年6月21日 (木)

今年は蛍が乱舞しています ――写真に撮れないのが残念です――


今年は蛍が乱舞しています

――写真に撮れないのが残念です――

 

昨年は、7月になってから友人に教えて貰って近くに蛍のいることに気付いたのですが、今年はもう一週間くらい前から、そろそろ蛍が見られるはずだと、陽が落ちると外に出て蛍チェックをしていました。

 

予想通り、一種間前から蛍がたくさん飛んでいました。そこで気付いたのが、庭園灯です。庭が明るくなるのは良いとしても蛍に取っては「害」になるかもしれません。庭園灯の位置を変えて、庭の外からは光が見えないような工夫をしました。

 

そして日一日とホタルの数が増えてきています。昨年もずいぶんたくさん蛍がいるなぁとは感じたのですが、それに比べると正に「乱舞」という言葉がピッタリとするくらいの多さです。それを写真に撮れないのが歯痒いのですが、何とか一匹だけは写っていました。

 

Photo

 

蛍の光り方ですが、一カ所に留まって、点滅を繰り返している蛍もいます。それが、一匹だけではなく5~6匹固まっています。飛んでいる蛍もいます。動いているのですが、ゆっくりのときもあり、「スーッ」とかなり早く移動するときもあります。それも二匹、三匹が同じ空間内で反対方向に飛んでいるといった状態です。家の前にある川に沿って多くの蛍がいるのは当然なのですが、その両岸の田圃の上を飛んでいる蛍も多く、視野全体に蛍が映っています。動いていますので、文字通り「乱舞」なのです。

 

我が家の庭を訪れてくれる蛍も多く、今日はたまたま室内の電気を点けたままになっていた二階の部屋の窓にまで来てくれました。光があっても問題はないのかもしません。

 

御近所の皆さんはもう慣れてしまっているのか、あまり姿を見掛けないのですが、毎晩のように外に出ている我が家の様子が伝わったのでしょうか、わざわざ話をするために外に出てきて下さる方もいて、蛍の取り持つ縁で新たなコミュニケーションができました。

 

我が家だけで独占するのは勿体ないので、子どもたちは勿論ですが、近い内に甥や姪にも見せてやれたらと思っています。

 

[2018/6/20 イライザ]

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コメント

画像は悪くなるかも知れませんが、ビデオで撮影して、一番良い場面で停止して、スクリーンショットで写真に保存する方法は如何でしょうか。
打ち上げ花火など、ここぞと思ってシャッターを押しても後の祭りになっちゃいますから、いつもビデオ撮影して写真にしてます。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

アドバイス有り難う御座います。

蛍が映らないのは、カメラの感度のせいですので、ビデオならもっと駄目なのではと思いましたが、念のため試してみました。やはり映りません。画面に蛍が見えないのです。

他のカメラを使って映像として残すほどのエネルギーもありませんので、それは他の方にお願いしようと思っています。

2018年6月17日 (日)

サンデッキが完成 ――親切な御近所さんの肝煎です――


サンデッキが完成

――親切な御近所さんの肝煎です――

 

冬が長く、快適な夏が比較的短い我が家を120パーセント楽しむために、サンデッキが欲しいねと話してきてはいたのですが、どんなサンデッキが良いのかイメージが浮びません。御自宅にサンデッキのある、御近所のEさんに相談したところ、デザインも施工も、専門家への依頼も含めて引き受けて下さいました。

 

そして、今回サンデッキが完成しました。左からEさんと専門家のTさんです。

 

Photo

 

仕事は午前中に終ったのですが、これからどう使えば良いのか想像が膨らみます。右から左から、前から後ろから眺めながら、まずは縁台のように寝そべってみましたが、快適です。

 

Photo_2

 

午後の日差しの中、夕方には一杯傾けようかなと、これまた楽しいことばかり頭に浮びます。仕事の効率が下がること請け合いです。

 

[2018/6/16 イライザ]

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コメント

昔に母の実家には、庭先に半間ぐらいの大きさの縁台がありました。
農産物を干したりと農作業に使ってました。
農作業に使ってないときは、遊び場でもありました。
これに腰掛けてスイカを食べたり。夜の寝転がって星空を見上げながら流れ星を見つけていました。
風があれば蚊は寄ってきませんが、無風の時は蚊取り線香は必要でした。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

楽しい子ども時代の思い出、素晴らしいですね。

縁台やサンデッキが生活を豊かにしてくれるのは、日常と自然とを結び付けてくれるから、ということなのかもしれません。蚊取り線香の準備はしてあります。

2018年6月 8日 (金)

厳冬の犠牲になってしまった山茶花 ――やはり植え替えなくてはならないようです――


厳冬の犠牲になってしまった山茶花

――やはり植え替えなくてはならないようです――

 

寒い時期にけなげに咲いてくれる山茶花は好きな花の一つです。垣根に育ってくれればと、数年前、我が家の北側に10本ほど植えてみました。一昨年は寒さには勝てず、ほとんどが蕾のままに終わってしまったのですが、昨年11月末から12月初めには美しい花が咲きました。

 

でも、その後、満開になる前に極寒にはまたもや勝てず、蕾のまま冬を越すことになってしまいました。枯れてしまったように見えた木もありましたが、春を迎え暖かくなればまた元気になるかも、と祈りつつ見守りました。でも結局は若葉を付けるには至りませんでした。

 

残念なのですが、植え替えをしなくてはならないようです。記念に写真を撮っておきました。

 

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今日、コーナンで買ってきた植え替え用の山茶花です。暖かい内に元気に育てて、今年の冬は厳しい寒さにも耐えてくれると良いのですが---。

 

Photo_5

 

[2018/6/7 イライザ]

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2018年6月 6日 (水)

智恵子抄 ――「ほんとの空」はどこにある?――


智恵子抄

――「ほんとの空」はどこにある?――

 

田舎暮らしを始めてから、都会とは違う色々な発見があるのですが、その一つに、詩の意味をより切実に感じられるようになったことを挙げたいと思います。例えば高村光太郎の『智恵子抄』があります。皆さんも良く御存知の一つを引用しておきましょう。

 

あどけない話

 

智恵子は東京に空が無いといふ、

ほんとの空が見たいといふ。

私は驚いて空を見る。

桜若葉の間に在るのは、

切つても切れない

むかしなじみのきれいな空だ。

どんよりけむる地平のぼかしは

うすもも色の朝のしめりだ。

智恵子は遠くを見ながら言ふ。

阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に

毎日出てゐる青い空が

智恵子のほんとの空だといふ。

あどけない空の話である。

 

光太郎に取っては、東京の空が「むかしなじみのきれいな空」、そして智恵子に取っては、阿多多羅山の山の上の空が「ほんとの空」だという意味が、我が家から見えた冬の虹に重なって良く分るようになりました。

 

20141220_154417

 

そう言えば、はじめてアメリカの中西部で一年生活した時に見えた空は、どこまでも平らに続く大平原の上の空でした。関東平野が平らだとは言っても、アメリカの大平原の平らさとは次元が違います。水があり、遠くには富士山の見える平野を覆う空が懐かしかったことまで思い出して、今は山に囲まれ水も流れ、時には虹の美しい空に安らぎを感じています。

 

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[2018/6/5 イライザ]

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2018年6月 5日 (火)

ホトトギス ――雉は良い写真が撮れたときにアップします――


ホトトギス

――雉は良い写真が撮れたときにアップします――

 

田舎住まいの素晴らしいところは色々ありますが、その一つは都会ではあまり巡り合う機会のない鳥たちが身近にいることではないでしょうか。

 

例えば、雉の番(つがい)が近くに住んでいますが、こちらは近距離での写真が撮れそうですので、上手く行ったら写真と一緒に御紹介する積りです。ウグイスも良く鳴いていますし、ハクセキレイやフクロウ(アオバズクなど他の鳥かもしれませんが)もいます。

 

このところ、良く聴くのがホトトギスであることにも気付きました。画像と鳴き声はYouTubeからお借りしました。

 


ここで気になったのは、信長、秀吉、家康の性格を表すと言われる有名な三つの「句」です。

 

鳴かぬなら殺してしまえホトトギス

鳴かぬなら鳴かしてみしょうホトトギス

鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス

 

こんなに良く鳴き声を聴く鳥なのに、これらの三句は「鳴かない」ことが大前提になっています。捕らわれの身になって籠に入れられてしまうと、ホトトギスも鳴かなくなるということなのかもしけません。そんなことを夢想しながら、改めて「自由」の大切さを噛み締めています。

 

[2018/6/4 イライザ]

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2018年5月31日 (木)

5月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)

5月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)


ブルーベリーの花が4月下旬から満開となり、ミツバチが飛び交い受粉を進めてくれて
5月下旬には結実して実が日に日に大きくなってくる。30度を超える日もあって暑い中の作業はもっぱら遅れている枝の剪定が中心。人の腕ほどある枝(幹といっていい大きさ)を切ってみると高さが3mもある。切った枝の野焼き、草刈りなどを並行して行いながら初夏へと季節が移っていく。いい実が安芸の郷に納品できるように手入れが続く。

 

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512日。ブルーベリーの枝の剪定を行う間、耳に聞こえてくるはブーンというミツバチの羽音。

 

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513日。4月半ばから畑に植えたアイリスがいろいろ咲いたが、背の高いタイプのジャーマンアイリスが咲き始める。

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515日。夕方車で帰る途中、田んぼと法面を刈った草を焼く風景に出会う。

 

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519日。風に揺れる満開のエゴノキの花。

 

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527日。エゴノキの花が散るとすぐそばにあるハコネウツギ開花する。

 

 

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527日。山のブルーベリー畑のアザミ。今年は少し少ないよう。

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527日。切ったブルーベリーの枝を野焼きする。じぃっと火の番をする息子。炎や煙の揺らぎを楽しんでもいる。

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530日。農園の一番上の畑のブルーベリーの剪定を続ける。

 

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530日。鋸で剪定したブルーベリーの太い枝の先にはもう大きな実がたわわになっている。連休中には白い花の状態だった。

 

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527日。1月に古くなったので根元から全部切ったブルーベリーの下からたくさんのシュートが出てきた。間引いて太くて丈夫そうなシュートを残す。秋には花芽を付けて来年は収穫可能となる。

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社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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2018年5月 9日 (水)

有馬温泉を満喫してきました ――SPA TERRACE 紫翠――


有馬温泉を満喫してきました

――SPA TERRACE 紫翠――

 

混雑が予想されるゴールデン・ウイークを避けて、関西方面を巡ってきましたが、どこか温泉にも足を延ばしたい思いが強く、いろいろ迷った結果、再び有馬温泉になりました。

 

泊った宿は、SPA TERRACE 紫翠という最近できたばかりの旅館です。温泉が目当てですので、一泊とは言っても、何度か湯に浸かるだけで極楽なのですが、ワーカホリック時代に見過ごした楽しみを貪欲に追及しています。食事の時間も勿論なのですが、玄関やロビー、部屋の雰囲気等からも「非日常」を吸収しています。

 

南禅寺の疎水順正でも、遠近法や対称性の美しさに目が行くという標準的な美意識から始めていますが、紫翠でも、魅かれたのは、玄関とロビーの佇まいです。


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チェックインの待ち時間には、定番の飲み物とお菓子です。考えて見ると、これも贅沢な習慣です。

 

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付き出しはホタルイカです

 

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アペリティフも豪華です

 

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お造りです。メモを取らなかったので、講釈は省略します。

 

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メイン・ディッシュのロースト・ビーフ。このところ、肉にはまっていますので、大御馳走でした。

 

これだけ美食の贅沢が続いたのですから、体重に反映されて当然だと覚悟していたのですが、何と、チョッピリ減っていました。理由は良く分りませんが、男湯にあったボディー・ソープの泡立ちがとても良かったために、何時もより丁寧に全身を洗った結果、垢が落ちたからなのかもしれません。

 

[2018/5/2イライザ]

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コメント

素敵な宿ですね。
玄関、ロビーからはじまり、食事も内容、器、モエと、どれも魅力的です。
地方の温泉は寂れるところが多い中、やはり有馬、道後、別府などは別格な気がします。いずれも観光地としてのまちづくりにも工夫があり、そうした面でも楽しめる場所だと感じます。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

後、宿のスタッフが素晴らしいと、それだけでもう満足という場合もありますね。このところ、そんな何拍子も揃ったサービスに恵まれました。

2018年5月 8日 (火)

庭の灯り ――夕暮れ時の庭に粋なアクセントが加わりました――


庭の灯り

――夕暮れ時の庭に粋なアクセントが加わりました――

 

極限的な冬が終わるのと同時に、俊足で夏に近付いている昨今ですが、陽が落ちてから外に出てもまだ虫に襲われることもなく、快適です。

 

その快適さにアクセントが加わりました。コストコで売っていたPathway lightです。庭や家の周囲の路地を照らす照明ですが、庭園灯と訳しておきましょう。

Photo

                           

 

足許を照らす照明ですが、10ルーメンスありますので、結構明るいのが有り難いですし、ソーラー発電ですので、電池を換える手間も掛りません。

 

5本入りで3,300円ほどですので、コスパも良いですし、後は夜になるのが楽しみでした。そして、陽が落ちると問題なく点灯しました。

 

Photo_2

 

 

庭全体の様子もお伝えしたいのですが、庭の縁に設置したために360度カメラでもないと上手く撮れません。何とかこれで雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。

 

 

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これから夏にかけて、また楽しみが一つ増えました。

 

[2018/5/2  イライザ]

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2018年4月30日 (月)

4月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)その2

4月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)その2

 

4月のブルーベリーは花が咲いて、ミツバチによる受粉が行われ結実する時期。日本全体がサクラの開花をはじめ花の開花時期が1週間位早まっている年。果たしてブルーベリーの収穫時期はどうなるか。安芸の郷のブルーベリーまつりが今年は昨年より1週間早い728日(土)なのでブルーベリーの納品にはちょうどいい計算になるが、でも自然はどこかで帳尻を合わせてくれるので例年通りの季節に実るのかもしれない。

ブルーベリーの剪定作業もほぼ半分が終わり、5月末完了を目標にぼちぼちと進めていく。

 

1

48日。農園は茅葺屋根にトタンを覆った家のすぐ前に3段のブルーベリー畑と歩いて数分の所にある里山で栽培している。

この日は安芸の郷の若者の剪定体験の援農も受けて作業を行った。一番下の畑がこの若者のフィールドで隣は近所の農家の田んぼ。

 

2

48日。隣の田んぼは日曜日なので田植えに向けてあらかじめ田に入水をしておいてから、トラクターによる代かきで土と水をかき混ぜてどろどろ状態にする作業が、ブルーベリーの剪定と同時進行していく。5月のゴールデンウイークにこの地域の田植えがいっせいに始まり、終わる。

 

3

410日。農作業の段どりのあれこれを調べているときに面白そうなものを見つけるとつい手を出したくなる。耐火レンガを使ったロケットストーブを作ったのもその一つ。30㎝×60㎝の敷石を土台にしてセメントも使わず積み重ねるだけなので簡単にできた。2段目と一番上の6段目は針金でくくっている。燃やし方は色々工夫して馴れる必要がありそうだ。

 

4

413日。冬眠から覚めたスズメバチを時々見かけるようになったので捕獲を目的にペットボトルの捕獲器を家の前のサクラの木や里山に2か所仕掛ける。中には米酢、リンゴ酢、砂糖を混ぜた液体が入っている。

 

5

413日。冬からずーっと使用している道具。手前からロッパー(太切鋏、親指位の枝を切る)、鋸(直径2~30センチの立ち木を切る)、剪定鋏3本(今は手前の赤い柄の鋏がメイン)、折りたたみ式の鋸(狭いところの枝を切る)、ガズバーナー(剪定後の枝の焼却に使用)。動かすのは人間のエネルギー。体の調子に合わせて使えるので優しい工具。

 

6

415日。道路の向こうの田んぼの法面の満開のシバザクラを時々眺めながらのブルーベリーの剪定作業。

 

7

422日。ラビットアイ系のホームベル。1月に根元から切ったところから期待通り新しい芽が出ている。

 

8

423日。ドイツアヤメ。ジャーマンアイリスより少し早く咲く。以前は野菜畑だったが今はジャーマンアイリスをたくさん植えている。

 

9

426日。ブルーベリーの木が小さいので日当たりを求めてキジノムシロが広い範囲に咲いている。

10

この野草はとても強い。安芸の郷でも一鉢育てているが何年も植え替えしなくても枯れずに咲いてくれる。

 

11

428日。地植えのエビネの花軸が伸びてきた。

 

2018429

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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2018年4月27日 (金)

4・26 チェルノブイリ・デーの座り込み

426 チェルノブイリ・デーの座り込み

広島県原水禁は426日、広島平和公園・原爆慰霊碑前において、チェルノブイリ原発事故の翌年から毎年続けて今年32回目となる「426チェルノブイリデー」の座り込みを、市民82人が参加して行いました。

 

座り込みの冒頭で、県原水禁の金子哲夫代表委員が事故の翌年にニューヨークで開催された核被害者世界大会での思い出を語っていただきました。その内容は、スウェーデンのラップランド(原発から2000キロ離れた地域)の先住民の方の報告です。先住民が主食としていたトナカイやカモシカの肉が食べられなくなった。放牧していた18,000頭のトナカイを殺処分しなくてはならなくなった。その原因は2000キロも離れたチェルノブイリ原発事故で流れてきた大量の放射能が地上に降り注ぎ、キノコ類やコケには放射能が蓄積しやすく、そのコケ類を食べるトナカイの肉に放射線が蓄積するという食物連鎖被害で、食文化まで奪われてしまったとのこと。一旦原発事故が起きてしまったら、原発近辺だけでなく被害は広い範囲に及ぶこと。やはり「核と人類は共存できない」ということを改めて感じさせられた報告であったと紹介され、あらためて原発に頼らない脱原発政策への転換に向けて取り組みの決意を述べられました。

 

参加者は約30分の座り込みの最後に、広島県教職員組合の頼信直枝さんがアピールを読み上げ参加者一同で採択しました。座り込み参加者は慰霊碑に向かって黙祷し、行動を終了しました。なお、早速県原水禁事務局は、このアピール文を経済産業大臣宛に送付しました。

 

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「4・26チェルノブイリデー」アピール

チェルノブイリ原発事故から32年が過ぎた現在もなお、原発から30キロ圏内や300キロ離れた高汚染地域が永久に居住禁止となり、人が住めない廃墟となっています。そして、広範囲な放射能汚染は続き、身体への影響は、甲状腺ガン、白血病、そのほかの疾病が多数あらわれ、その苦しみは今も続いています

 

一方、我が国でも、福島第一原発事故から7年が経ったいまでも事故の原因は確定できないだけでなく、現状を把握できず、収束の見通しが立っていません。震災による影響を事前に防ぐ努力についても、東京電力内部では大津波対策が必要なことを認識していたにもかかわらず、経営者トップは「予見できなかった」と反省しないなど、原因や責任をうやむやのままにして、そのうえ政府も福島原発事故を風化させようとしています。

 

福島第一原発事故以降、子どもたちの甲状腺の問題をはじめ、汚染水や除染、原発事故処理業務にあたる労働者の被ばく、健康被害など、多くの問題が深刻化しています。政府は「帰還困難区域」を除く地域の「避難指示」を解除し、「安全」を強調しますが、依然放射能被害への不安は大きく、働く場所もない、生活に必要な病院や生鮮食料品の店がない

など、被災地の多くが帰りたくても帰れない町になってしまっています。

原発事故被害者の痛みを私たちは、決して忘れてはなりません。

 

チェルノブイリ事故も福島の事故も、あらためて「核と人類は共存できない」ことを教えています。かつて安全神話を強調して原発政策を推進してきたのは、自民党政権です。その責任を取ることもなく、安倍政権は、国民の過半数超える人々の反対の声を無視し、再び原発政策を推進し、原発の再稼働を強行しています。私たちは、すべての原発の再稼働・新増設に反対します。

原発事故は、新たなヒバクシャを作ります。

 

人類史上はじめて原子爆弾の惨禍を被った私たちヒロシマは、放射能被害の恐ろしさを最もよく知っています。再び過ちを繰り返さないために、核兵器廃絶そして原発に反対し原子力に頼らない再生可能エネルギーへの転換を求めていきます。私たちは、このような惨禍を生み出した原発からの脱却に向けた政策転換を強く求めて、取り組みを行っていきます。

 ◆チェルノブイリ原発事故を忘れてはなりません!

 ◆福島第一原発のような事故を二度と起こしてはなりません!

 ◆原発の再稼働・新増設を許してはなりません!

 ◆新たなヒバクシャを生み出してはなりません!

 ◆全ての原発被害者への補償と救済を強く求めます!

                         2018年4月26日

             「4・26チェルノブイリデー」行動参加者一同

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