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環境

2019年7月 1日 (月)

我が家に咲いている花 ――コスモス、向日葵、トウモロコシ――

「我が家の花」シリーズです。コスモスは好きですので、毎年、どこかに植えています。今年は早咲きコスモスを植えてみました。秋を待たずに花が咲きました。

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二日遅れて、白いコスモスです。

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向日葵もあまり背の高くならない種類なのですが、花が向いているのは東です。南側に家があって、南からの日差しを遮っているからだと思います。

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その二三日前、コスモスと向日葵のコントラストを撮っておきたくて、挑戦してみました。

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そして、これも花なのですが、トウモロコシも頑張っています。雄花が元気ですが、隣の茎の雌花も同じように咲いています。受粉して、その実が食べられるトウモロコシの粒になるはずですが、今から美味しいトウモロコシを楽しみにしています。

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[2019/7/1 イライザ]

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2019年6月29日 (土)

10cm以上のムカデは当り前 ――田舎暮らしは虫との戦いです――

初めてムカデに襲われたのは、もう10年以上前でした。執務室のトイレから帰って、首のあたりに変な雰囲気を感じて触ったところ「ヌルリ」という感触があって、思わず手で叩いてみると、20センチはある太くて大きなムカデでした。

秘書課総出で退治してくれましたが、次の日、退治に使ったタオルを洗濯するために持って帰ったAさんから、そのタオルの中にもう一匹大きなムカデがいたという報告がありました。「ムカデを見掛けたら近くにもう一匹いるから」という注意が本当だったことが分かりました。

さて、ムカデは田舎では温かくなると日常的に現れます。当然対策が必要になります。一番効果のあるのか、「ムカデコロリ」です。

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毒餌が入っている8センチ四方ほどの容器を、玄関のドアの近くに置けば、それだけでムカデ退治をしてくれます。念のために、玄関ドアの右側と左側に二個ずつ置くようにしています。

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今朝も、「ムカデコロリ」の効果が顕著でした。甘い餌に釣られて、毒を食べたのでしょう、大きなムカデが、玄関の前で動かなくなっていました。10センチ以上ありました。「ムカデコロリ」と同じくらいの即効力がある「悪徳政治家コロリ」をだれか発明してくれると、世のため人のためになるはずだと、つくづく思うほどの効果です。

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ムカデはこれで何とか防げるのですが、蚊もいますし、名前の分らない小さな白い虫は、網戸の網目を潜り抜けて中に入ってきます。秋から冬にはカメムシもいますし、とにかく虫対策が大切になる田舎暮らしです。

[2019/6/29 イライザ]

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2019年6月27日 (木)

草刈り機を壊すほどの力を持つサプリ

夏になると、庭や家の周りの草刈りをしなくてはなりません。草刈り機も二台あるのですが、平坦な場所では、昔からお気に入りの手押し式、法面や凸凹したところ、狭いところでは、電動式の刈り幅が20センチくらいのものを使っています。昨年一昨年に、草刈りの報告もしています。

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草刈りは楽しい作業ではあるのですが、同時にかなり重労働にもなります。特に肉体的な老化が進行しているのですから、これは当然です。夏の暑い季節には、朝の比較的涼しい内に済ませることも必須です。

ということで朝起きてすぐ、ジュース一杯飲んでウォーキングに約一時間、その後、草刈りをするという日課になっています。それも、無理をしないように庭の中とか、小さいですが、畑の周辺といった具合に、範囲を決めて少しずつ草を刈ることになっていました。一回、大体20分も作業をすると、汗が噴き出して、疲れも深刻になり自然に作業を終えるというのが昨年までのルーティーンでした。

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今年はこのルーティーンが少し変りました。友人から効果のあるサプリメントを頂いて飲み始めたからです。一時間のウォーキング後も「やる気」は衰えず、草刈りもスイスイ進むようになりました。これがそのサプリです。

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その結果、「モーターが焼き切れないよう、一回の作業は20分程度にして、機械を冷ましてからまた再開する」という注意を完全に忘れていました。特に、昨日は天気も良かったために、一時間以上連続して草刈りを続けてしまいました。

その結果、煙が出てモーターが止まり、その後、温度が下がってからも全く動きません。5年間良く働いてくれたのですから、感謝とともに「リタイア」ということになりました。でも、サプリに草刈り機を壊す力があるとは、まったく考えても見なかったことでした。

[2019/6/27 イライザ]

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2019年6月19日 (水)

蛍の撮影に成功

一昨年、私の住まいが、蛍の里のど真ん中にあることに気付かせて貰ったのですが、それから毎年今の季節には蛍を探し、蛍の美しさに感激してきました。

昨年は、蛍の撮影に挑戦したのですが、上手く行かず、今年こそはと満を持していました。嬉しいことに、今年は何とか蛍の撮影に成功しました。アプリは昨年、いくつかのアプリの比較をした上で「これだ」と工場長さんが勧めてくれた「夜撮カメラ」です。まだ明るい内に少し練習をして夜に備えたせいでしょうか、上手く撮れました。

まずはこれまでと同じように、静止画での蛍です。点として蛍が映っていますが、昨年、一昨年より多くの蛍が写っています。一つには、アプリが良かったせいなのですが、今年は去年以上に多くの蛍が「群舞」しているからです。

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この後設定を変えて、露出時間を長くしたのですが、蛍の飛んだ光跡が「見事に」写っています。蛍鑑賞についてはまだ初心者なので、蛍がどのような規則性を示して飛ぶのかなどについての蘊蓄は語れませんが、こちらの写真では、真ん中の何匹かが垂直方向、つまり上から下の方にかなりの速度で移動している様子が分ります。

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そしてもう一枚の写真には、蛍の水平方向の移動がハッキリ写っています。何匹が群れを成しているのか見た目だけでは分りませんが、10匹から50匹以上の群れが、同じ周期での光の点滅とともに、川下に向けて移動しているように見えました。それも一群れだけではなくいくつもの群れが動いています。移動の途中で、高さが変ったり、飛ぶ速さが変ったりしていますので、それが写真の違いとして写っているのだろうと思います。

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周りはとても静かですので、写真を撮っているのは私たちだけだと思い込んでいたのですが、時間が経って、眼が慣れ耳も慣れると、川の同じ側と反対側にもう二三人の人たちが同じように写真を撮っていました。本格的カメラの持ち主もいましたので、どこかでプロの写真にお目に掛れるかもしれません。

蛍の季節はまだ続きますので、写真の撮り方ももう一工夫してみたいと思っています。そして、昨年いろいろと教えて下さった工場長さんに改めてお礼を申し上げます。

[2019/6/19 イライザ]

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2019年6月 8日 (土)

野菜の収穫

早いもので、畑の準備が終って、いよいよ種まきだという報告をしてからそろそろ2か月になります。

そして、全ての野菜が発芽した訳ではないのですが、もうコントロールができないほど大きくなってしまったものもあります。まずは、畑から見て下さい。こちらはホウレン草。収穫した後ですので、かなりサッパリしています。

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そしてこちらは、青梗菜。これから収穫しますので、密度の高さが分ります。

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収穫したほうれん草は茹でて、冷凍することにしました。

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青梗菜は大きく育ちました。食べ切れるのかが心配です。

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量的にも、圧倒されています。

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本来なら、日頃お世話になっている御近所さんにお裾分けして食べて頂けば良いのですが、そうは行きません。皆さんプロの農家ですので――。と言うことで、しばらくは親戚の皆さんの食卓を飾りそうです。

 [2019/6/8 イライザ]

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2019年6月 7日 (金)

町内会の清掃

夏が近付いて、地域ごとに清掃のボランティア活動が始まっています。私が住む地域も、日曜の朝早くから近所のゴミ拾いをしました。田舎ですので、人だけが歩く道は汚れていません。ということで県道沿いに落ちているゴミを拾いました。

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道の反対側を受け持った私たちもいますので、人数は多かったのですが、その割には落ちているゴミの量が少なくて、ちょっと「ガッカリ」といった感じです。思い起してみると、広島市内でのゴミ拾いも、いつも量が少なかったことを良く覚えています。そこで仮説を立ててみました。現実にはあり得ないことなのですが、こんなことでも考えない限り説明がつきません。

 

[仮説]  大がかりなゴミ拾いが計画されると、その数日前に密かに行動する人たちが集まって、大量のゴミを集めてしまう。

 

現実にはこんなことは起きていませんので、誰が、何故そんなことをするのか?といった疑問にはお答えできません。

そして、責任範囲の半分も行ったところで、別のグループの人たちと出会いました。ゴミ拾いの人数はさらに増え、一人当たり拾ったゴミの量はもっと減りました。

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田舎ですので、夏が近付くと、ゴミ拾いの他にも雑草の草刈りといった重労働も加わります。でも、綺麗になった河岸を蛍が飛んだりしますので、努力の甲斐は十分にあります。

 [2019/6/7 イライザ]

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コメント

こちらの町内会でも、毎年、害虫の多くなり始めるこの時期は、町内一斉清掃と殺虫剤の散布を行いますが、今年は明後日の予定です。かつて日本では、日本脳炎を防ぐ上でも重要であった蚊の駆除に町内会が大きく関わったとされていますが、水たまりに油、塩、銅など、その場所に応じて、薬ではない安全もので蚊の発生を防ぐことも可能です。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

害虫対策も、一斉清掃の大切な目的なのですね。こちらの田舎では、河川敷の雑草を刈り取る作業も含まれますので、結構、時間も掛ります。

2019年5月15日 (水)

エコバスケット ――便利な上、環境にも良い――

先々週は二回にわたって、プラスチックごみの問題を考えましたが、プラスチックの使用を減らす上で大切なことの一つが、レジ袋の不使用です。広島市では他都市に先駆けて、2002年から市民やスーパー等との連携の下、レジ袋の無料配布の中止や、レジ袋の代りに「マイバッグ」持参運動などを展開してきています。布製の、使い易くデザインの良い物が沢山あります。また、総合的なごみ対策として2004年には、「110万人のごみゼロ宣言」を打ち足して、ごみの総量の削減、リサイクル量の倍増、最終処分量の半減を掲げました。同時にごみの8種類分別を始めたのですが、一人一日当たりのごみの排出量が全国の大都市で一番少ないという記録を達成しています。これは、1976年に始まった市民総がかりの努力の結果ですが、ごみと環境についての広島市の伝統が今も続いていることを祈っています。

さて毎日のレジ袋使用についてですが、「マイバッグ」を使うのは理に叶っています。

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但し、お金を払った後、仕分け台で、スーパー内専用のバスケットから買い物袋に移すのには、もう一手間掛ります。

そんな悩み解消のために、「エコバスケット」とか、「買い物バスケット」と呼ばれるバスケットが普及し始めているようです。たとえば、「マツモト」というスーパーのホームページでは、エコバスケットの説明を分り易くしています。

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このスーパーでは、エコバスケットを販売しているようですが、我が家の近くのスーパーでは、100円のデポジットで、エコバスケットを貸してくれます。

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これで、お金を払うのと同時に、レジ係のベテランが綺麗にバスケットの中に入れてくれた食料品をそのまま持ってくれば良いのですから、何も問題はありません。また、かつては、スーパー毎に使えるバスケットを制限していたようなのですが、最近はどんなバスケットでも使えるようになっているようですので、自前の「マイ」バスケットもありなのかもしれません。

とは言え、他の買い物を先にしたいときや、まずは食事をしてからスーパーで買い物という時には、バルキーな(嵩のある)バスケットを持ち歩くのはちょっと面倒です。そんな時は車の中に置いておいて、必要になった時に車まで歩くという選択肢もあります。「面倒臭い」と考える代りに、これを買い物の「エクササイズ化」だと前向きに考えると、一石二鳥になるのですが、如何でしょうか。

[2019/5/14 イライザ]

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コメント

レジ袋をゴミ袋として使っていたケチな私にとっては、わざわざレジ袋やマイバックを買ったり、さらにはゴミ袋も買ったりするのは、明らかに無駄であり、より多くの資源を使い環境にも悪いように思うのですが、いかがでしょうか。

プラスチックも元は化石燃料=生物の死骸ですから、人間の寿命で考えると分解しないイメージですが、地球の年齢で考えれば分解しないものではありません。プラスチック問題は、海洋への不法投棄が問題なのであって、プラスチックそのものを排斥することには疑問があります。

「ドケチ」様

コメント有り難う御座いました。

地球の年齢で考えるという壮大な枠組み、確かに視野が広くなります。それも大切ですね。でも、それだけ広げてしまうと、人間社会における重大問題のほとんどは「trivial」の範疇に入ってしまって、議論する必要さえなくなってしまいます。

人間の数世代の範囲の物差しで、循環型のシステムを構築するのはそれほど無理ではないと思いますし、一番合理的なような気がします。

 

 

2019年5月 1日 (水)

海洋プラスチック問題 (2) ――企業レベル・国レベルでの取り組み――

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昨日に続いて、マッカーサー財団が、今年の3月に、プラスチック経済についての世界的規模での真剣な取り組み状況をレポートしました。これは、昨年始まったビジョンを具体化するものです。その基本的な考え方は、プラスチックの利用について、循環経済という視点から取り組むということです。その決意をした上で、どのような具体的な活動が始まったか、参加者の決意表明、あるいは宣言と言っても良いと思います。

たとえば、カルフール、コルゲート、マース、ネスレ、ジョンソン、コカ・コーラ、ユニリーバ等の世界的企業の多くが、プラスチック包装の年間使用量を公表することになったという成果が報告されています。さらに、次のような真剣な取り組み (約束) を実行する責任のあることが示され、また報告されています。

  • 消費財の生産や小売業者は、包装材中のリサイクルされた材料の量を、現在の世界平均である2%から、2025年までには25%にまで増やす。
  • メジャーなビジネスならびに国家は、問題のあるプラスチックや不必要なプラスチックの使用を中止する--その中には、PVC、使い捨てのプラスチックのストローやレジ袋が含まれ、その中の多くのものは今年中に中止することが望まれる。
  • 40のブランドと小売業者が、リユースとリフィルの計画を増強している。

これに対して、我が国での対応はどうなのかというと、外務省が「海洋プラスチック対策--日本企業の先進例」として挙げている企業リストが参考になります。

スターバックスやマクドナルドなどの外資系の飲食店が積極的にプラスチック・ストローの廃止に取り組んでいるのに対して、日本企業ではガストくらいしか名前が出て来ないのは残念ですし、国レベルの対応もEUに代表されるヨーロッパとはかなり違っています。

例えば欧州議会では、ストローや綿棒、食器、マドラー、風船に付ける柄など、日常的に使われるプラスチックを禁止する法案が2018年10月に採択されました。それを実施するためには加盟各国での法律が必要になりますが、2021年までに加盟国でこの法律を施行することになりそうです。英国も、EU離脱後の移行期間内にこの法案が成立・施行された場合には、国内法として導入することになるのだそうです。

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日本やアメリカは、G7で、署名5か国とは袂を分かち「海洋プラスチック憲章」に署名しませんでしたが、国家と都市は違います。たとえばアメリカのシアトル市は、スターバックスの本社があることで有名ですが、2007年からプラスチックの削減に向けた条例を作り、2018年には、プラスチック・ストローを含むプラスチック製食器類の使用を禁止しました。リユース可能、堆肥化可能等の条件のあるプラスチックは例外です。

こうした都市レベルによるイニシャティブは、アメリカの他の都市でも行われていますし、温暖化防止の努力や核兵器禁止のための努力においても同様に、全米の都市に広がっているのです。

都市レベルでこのような成果が挙っているのは、国レベルでは市民の声が政策に反映され難くても、都市レベルではそれが可能だという現実があるからです。

となると、私たちが取り組むべき具体的な行動が見えてきます。一つには、プラスチックの使用を減らす努力を続けること。レジ袋を使わない、プラスチック・ストローを使わない等、個人レベルですぐできることが沢山あります。そして、市内の清掃活動も大切ですから、続けましょう。明るい社会づくり運動の皆さんが得意としている分野でもありますし、企業ごとに一定の地域を清掃してプラスチックごみも含めて、ごみを回収することも広く行われています。河岸の清掃も多くの都市では定期的な市民活動として続けられています。

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こうした実績を元に、プラスチックのストロー使用禁止を含めた、プラスチック製品の使用についての条例を都市単位で実現して行くことは可能です。

我が国でも、未だ条例の制定にまではつながっていなくても、多くの都市で市民が中心になってこのような取り組みは行われています。さらに、ごみの分別等の意識の高いことは、世界的にも評価されています。その結果として、我が国のプラスチック製品の使用後回収率は84%にも上るという数字があるのですが、これをさらに改善しながら、日本政府も同時に変えて行く努力も続けられれば鬼に金棒だと思います。

[2019/5/1 イライザ]

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2019年4月30日 (火)

海洋プラスチック問題 ――明るい社会づくり運動での問題提起――

特定非営利活動法人 明るい社会づくり運動 (明社) の会議の二日目は、「全国都道府県会議」でしたが、その目玉の一つが、「マイクロプラスチック問題」でした。一日目に続いて、問題提起をしてくれたのは、大阪府大東フレンドフォーラムの大岸清さんでした。その問題定義の後、テーブルごとに討議を行い、最後にテーブルごとのまとめを発表する形式でした。

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大岸さんは80歳を超えていますが、ある日新聞に載った高校生の投書を見てショックを受けました。海洋プラスチック問題について心配していること、何かしなくてはならないと感じていることを訴えている内容でしたが、「自分たち大人が責任を果さなくてはならない」と考え、行動し始めたという動機を語ってくれました。

さらに、大岸さんは、昨年カナダで開かれた先進7カ国首脳会議 (G7) で、5か国が署名した「海洋プラスチック憲章」に日本がアメリカとともに署名しなかったことにガッカリしました。憲章には多くの項目がありますが、分り易い目標を一つだけ取り出すと、「2030 年までに、各国は産業界と協力して、100%のプラスチックがリユース、リサイクル、また他に有効な選択肢がない場合は回収可能となるようにする。」があります。合理的な目標としか読めませんが、政府の反対理由は、一つには「市民生活や産業への影響」であり、もう一つは、「産業界ともある程度調整した上で、そして政府部内で関係各省と調整」した上でないと署名できない、ということでした。

大岸さんは、このNEWSに大いに失望した結果、政府が何もしないのなら市民が頑張るしかないとの決意に至ったとのことでした。では何をすれば良いのか?

一つには、海洋プラスチック問題について私たちが正確に理解すること、もう一つは、その理解を元に私たちが市民レベルで活動しなくてはならないのですが、それも、地域ごとに限られた活動だけではなく、全国的なネットワークを活用して行動することで目に見える成果を挙げなくてはならない、とまとめて良いように感じました。

私も、プラスチックの問題には長い間関わってきましたし、それなりの知識もある積りでしたが、改めて、いくつかのポイントにまとめておくと今後の活動のために役立つかもしれないと思いました。

先ずは、ポイントをまとめるに当って参照した二つの優れたサイトを御紹介します。一つは、早稲田大学の上沼ゼミの3年生西崎大悟氏による「海洋プラスチックごみを減らすために」

です。今後もアップデートされるようですので、楽しみです。

もう一つは、公益財団法人「地球環境戦略研究機関」持続可能な消費と生産領域ディレクター/上席研究員の堀田康彦氏による「マイクロプラスチック汚染と循環経済への大潮流:日本はなぜG7サミットで署名を拒否したのか」です。こちらのサイトの特徴は、日本政府や国会におけるこれまでのプラスの努力についても丁寧に触れられていることです。

さらにもう一つ、英語のサイトですが、「Ellen MacArthur Foundation」のサイトが役立ちます。

特に、2016年には、ダボスの世界経済会議で、このままの状態が続くと2050年に世界はどんな状況になるのかという試算を発表したことで有名です。特に、その中でも衝撃的だったのは、プラスチックの使用が今のまま続き、それが海に至る経路が今のまま続けば、という前提で、海中の魚の量(重さ)、と海中のプラスチックの量(重さ)とが、同じになるという予測です。

その点をマッカーサー財団のサイトから、図で示しましょう。赤で囲んだ部分を見て下さい。ペットボトルと魚の量が同じになっています。

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比重も違いますし、どこに魚がいてどこにプラスチックが漂っているのかも考えなくてはなりませんが、単純化すれば、魚が一匹いるところには、その重さと同じ量のプラスチックが浮いているということです。たとえば、50gのハゼ一匹がいると、その周りには、いろはすのボトル (約17g) が3本浮いているということになります。それも海のどこでも同じ状態で、ということなのです。これで深刻さはお伝えできたのではないかと思います。

[この項、続きます]

[2019/4/30 イライザ]

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コメント

道路の埋め込みに車から捨てられているコンビニのゴミが入った袋も原因なんでしょうね。
そして10月の消費増税で軽減税率が導入されますが、コンビニやスーパーのイートインで食べたら10%で持ち帰ったら8%となりますが、イートインで食べればプラスチックゴミはここではきされますから、リサイクル等になるます。
でも、持ち帰った方が安いなら、近くの公園で食べる人も増えるでしょうね。でもそこにはゴミ箱はなく、植え込みに破棄する人も増えるかもしれません。そうなればプラスチックゴミは自然界に破棄されて問題は大きくなりそうですね。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃる通りのシナリオが進行しています。市民の力も生かして流れを変えたいものです。

2019年4月11日 (木)

山奥での感動 ――農業用水の清掃のお手伝いをしました――

今年の3月にいただいた地域のかわら版に、今年の行事一覧が出ていました。4月7日の日曜日の行事として、近くの峠の奥にある農業用水の取水口からこの地域に至る約4キロの用水路の点検・清掃と補修作業が掲載されていました。午前8時に集会所に集合、そして昼頃終了だというかなり長時間の作業です。

はじめての通知でしたが、町内共同作業のようでしたので、6日の夜は早く寝て、7日の朝8時には集会所に。集まっていたのは、ほとんど男性ばかりで15—6人でした。女性は家人と近くに住む下組の組長さんの二人で、我が家を除いて全員長靴、しかも鎌やのこぎり、鎌や三角ホー、草集め用のレーキを持参の上での参加でした。

知り合いの社会福祉協議会の方に話を聞くと、随分山奥に分け入って、まず農業用水の取水口を開ける、次いで、水の流れ始めた用水路にたまった木の葉や木の枝を書き出して水の流れを確保する、それを山の奥で4キロにわたって下りながら続けて私たちの住む地域まで降りてくるということでした。長靴を履いているのは、その用水路に入ることが前提だということも理解できました。

街中の溝の清掃くらいしか経験したことがありませんでしたので、せめて長靴に履き替えてきます、と言ったのですが、軽トラで取水口近くまで行ってから、どんな作業があるのかを見んさい、と言われて、そのまま取水口近くまで移動しました。

私たちはそれより中流に近い地点で水の来るのを待ちながら、上流に向けて、水の流れていない用水路周辺の草を刈り続けました。草刈りは平地でもあまり面白い作業ではなく、しかも斜面での作業でしたので苦労していたのですが、小一時間過ぎてふと上流を見ると、笹が切れて明るい展望が開けました。その上が取水口でした。

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左に用水路

ここを登って、様子を見に取水口まで行ってみたところ、取水のために設置してあった口径50センチほどの菅が泥で埋まっていて、しかもその先の菅との継ぎ目が壊れていてその清掃と継ぎ目の補修に時間が掛っているようでした。

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取水口の清掃

 

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取水口の継ぎ目の補修

 

一時間遅れで水が流れ始めましたが、山奥の道なき斜面を細い水路が脈々と流れ下っている景色は、正直感動的でした。そしてその流れが、枯葉や枯れ枝で詰まってしまう場面にも何メートルおきかに出会いました。

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枯葉で堰き止められた水路

 

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丸太のすぐ下の枯葉が動いていませんので流れが止っていることが分ります

 

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枯葉が流れて、水流も復活しています

 

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どれだけ山奥に入ったのかは、倒木の多さで分ります。

 

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水路の流れも分ります

山奥で15人から16人が力を合わせて水が流れるよう、一時期にはたったの4人か5人で二三日掛けて用水路を維持して来たそうです。それも江戸時代から。

集会所に行くまでは、一時間でも付き合ったら、「失礼します」と断って帰る手もありだなと考えていたのですが、気が付いたらお昼を過ぎていました。そして、「途中だけど、ここらか降りても良いよ」との世話役の方の言葉で、後ろ髪を引かれる思いで用水路を後にしました。

私たちが今存在しているのは、人知れず、このような地道な努力を営々と積み重ねてきた先人たちの努力があったからなのだ、ということを、言葉ではなく、汗を流しつつ、仲間たちとの連帯の中で感じ取ることのできた4時間でした。

 

 [2019/4/11 イライザ]

  

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