福祉

2018年1月31日 (水)

1月のブルーベリー農園

1月のブルーベリー農園

 

20181月は例年になく寒い月だった。ブルーベリー農園は東広島市豊栄町にあるが隣の福富町からさらに高い町で農園のある場所は標高約400mある。この時期外で作業をしていると午後3時頃から急に冷気がやってくる。

夏の安芸の郷へのブルーベリーの納品に備えて冬から春にかけては約1000本のブルーベリー剪定が欠かせない。一番最初に里山に植えたのが2000年で、幸い枯れなかったので翌年も田んぼに転作で植えて今に至っている。

 

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植えてから17年から18年たっているのでこれらの木は太いのだが間引いたり、品種によっては1本~2本間隔で全部切って更新をすることを基本方針にして作業を始めている。

正月明けからばさばさ切っていく。16日(土)

 

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切ってたまった枝を野焼きする。17日(日)

 

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114日(日)に農園に来てみると室内の蛇口も凍って井戸の水が出ないので、地元の電気屋さんに来てもらう。今日はテストもできないのでポンプの作動チェックだけして後日点検することになった。マイナス16度まで下がる低温被害で100件を超える修理依頼が来ていて、3040年前に一度低温被害があって以来の出来事だそうだ。

電気屋さんが帰ったあとで風呂の蛇口が裂けてしまったのも発見したが、打つ手はなくとりあえずバケツで受けておく。後日修理に来ていただきポンプに異常がないことを確認して取り換えてもらった。

 

 

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雑木の伐採が続いている。山の東側のブルーベリー園で、ブルーベリーの木に覆いかぶさっているスギやヒノキの枝を切る。114日(日)



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伐採の作業の場所から「とんど」の煙が見える。豊栄のあちこちで「とんど」が午後から行われていて、手を休めて見ていると火が入り煙が一斉にのぼる。

農園の松飾も別の場所の「とんど」で焼いてもらうので、持っていく途中、車でその場所に行く近所の方に出会い「持って行っていくよ」と声をかけて頂いたので渡して、焼くことができた。

 

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正月明けは鳥の鳴き声も聞こえずひっそりとしていたが、中旬になってから野鳥がやってきて(写真中央上に一羽)農園の枝枝に飛び移ったり、ムラサキシキブの実をついばんだりしている。シジュウガラ、ヤマガラも見える。そのほかの野鳥もいたが名前は分からない。下旬にはヒヨドリも帰ってきて、にぎやかになってきた。

今冬もキジが農園に住みついたようだ。撮影はできなかったが1月に3回姿を確認した。昨年に続いてきてくれるのでちょっとうれしい。121日(日)

 

12728日と行事が入っているので農園に行けない。27日(土)の午前中に行われた安芸の郷のみみずく家族会の親睦会が1時過ぎに終わったのでその足で午後から、農園の見回りに行く。

 

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 電気柵の点検。イノシシやシカが入ってこないように電気柵を設置しているが乾電池の能力が少なくなったので赤いランプがついている。取り換えて帰る。暗くなると電源が入る仕組みになっている。今の季節は夜が長いので電池の消耗も早い。

 

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 家の周囲の点検。軒先につららがびっしり。危ないので長い柄の箒で落とした。ナンテンはまだしっかり実をつけている。

 

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 庭のモクレンの花芽

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 強い寒波で落葉していないブルーベリーの葉は変色しているが、花芽はびくともしていない。ラビットアイ系ウッダード。

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社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

  

 

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2017年12月31日 (日)

12月のブルーベリー農園

12月のブルーベリー農園

 

 

12月はブルーベリーの風景が紅葉から降雪を気に落葉となり一変する月となる。

 

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123日(土)。まだブルーベリーの紅葉が続いている。

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123日(土)。河内町に住む妻の友人から安芸の郷にコメの寄付の申し出があったので農園に行く途中によったところ、おうちの前の畑からハクサイやダイコンなどの野菜をどっさりと頂き農園の流しで泥を落として持ち帰る。我が家の朝食はごはんなので、大根すりがごちそう。丸い聖護院は千枚漬にして熱燗と一緒に頂くのがなによりの楽しみ。

 

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123日(土)。この冬の剪定開始。山の早生のブルーベリーから始める。細かい剪定は後回しにして古くなった木の更新を目的にして、ブルーベリーの木で1~2本の太い幹を2人がかりで切って回った。

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1217日(日)。雪がふりブルーベリーの紅葉も終わり。

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1217日(日)。雪の残る山側のブルーベリーの剪定を行う。

 

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1223日(土)。午後から17日に切った太い幹の切り口に癒合材をぬって木の保護を行う。株もとでヤブコウジも赤い実をつけている。

 

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1223日(土)。クリやドングリの木の背が高くなってきていてブルーベリーの上に覆いかぶさるような場所の枝払いを行った。太い枝は椎茸の栽培に使えるので春まで置いておく。このほかヒノキやスギの枝払いもあちこちにあり、とても一日で済みそうもないので年明けからもごしごしと鋸で切っていく予定。

 

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1228日(木)。落葉したブルーベリー。鳥の鳴き声もなく静か。

 

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1228日(木)。どっさりのナンテンの実

 

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1228日(木)。庭のツバキはたくさんの花芽を付けている。安芸の郷の建物、森の工房AMAの庭のツバキも今年は咲かなかった木にもたくさんの花芽を付けている。来年はツバキの花姿がよさそうだ。

20171231日 

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

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2017年11月30日 (木)

11月のブルーベリー農園

11月のブルーベリー農園

 

農園の標高は約400m。11月のブルーベリー農園の周囲はとても静か。田んぼの農作業はどこも動きがないが下旬になると里山の木々の伐採でチェンソーの音が時折響き渡る。小鳥の鳴き声もあまり聞かれない。晴れた日で風がない日のひだまりは暖かく気持ちがいい。音は静かだが周囲の色彩は夏の青一色に比べて赤や黄色などでとても賑やかになる。

 

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113日夕方帰り道、煙が立ち上るように縦に伸びた雲に茜色の光がさす夕焼け。

 

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すっかり紅葉した農園のブルーベリー畑。1119日(日)

 

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サルトリイバラの実。葉は柏餅に使われる。農園でブルーベリーを摘みる際に周囲にあるこの葉を摘んで柏餅を作る方もいる。1126日(日)

 

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サンショウの木の紅葉。こちらも吸い物等色々利用できる。1126()

 

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ヤブランの実。1126日(日)

 

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ススキの枝にとまるカマキリ。イモリやドジョウなどは田んぼやの溝などの泥の中に潜んで冬を越している。蛇もカエルももう姿を見ることはない。113日(金)

 

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庭に咲くサザンカ。1126日(日)

 

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電気柵を設置してからはイノシシやシカの侵入がないので道路沿いのイノシシ除けの防護柵、ワイヤーメッシュを撤去することにした。1123日(金)

 

 

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ワイヤーメッシュの柵を撤去して、チガヤを刈るとブルーベリー畑がすっきりした。1126日(日)このほかの農作業では枯れたり成長の遅いブルーベリーの植替えと草刈り、溜まった溝の泥さらいなどを行う。

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もうすぐ12月。ブルーベリーの葉も寒くなるにつれて落葉が始まる。1125日(土)そして、ブルーベリーの木の剪定作業が始まり春遅くまで続けられる。

 

20171130日 

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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2017年11月18日 (土)

晩秋の安芸の郷の様子

晩秋の安芸の郷の様子

紅葉がきれいです

 

広島市安芸区矢野東にある社会福祉法人安芸の郷は障害者の皆さんが土日祝日を除く毎日働くことをベースにして通所されており、このための必要な支援を行いながら日々を送っている。通所して働く場としては森の工房・みみずく、あやめ、やのの3つの事業所があり、短期入所の事業所が併設されている。

建物は森の工房AMAと第2森の工房AMAの2つで、事業所内の庭にはいろいろな樹木が植えられ、屋上ではブルーベリーの栽培がおこなわれている。

晩秋の今頃は2つの建物にある木々が紅葉して心休まる空間が広がっている。以下は1117日の2つの建物と周囲の様子。

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2森の工房AMAの屋上のブルーベリー。こちらは早生の品種。

 

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森の工房AMAの屋上の様子。

 こちらのブルーベリーは晩生の品種。どちらの建物のブルーベリーも葉がひときわ赤くなっている。

 

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 屋上の見回り中に出会うヤマガラ。サクラの枝にとまっている。後ろの木はメタセコイアとラクウショウ。どちらも落葉針葉樹。

 

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 ブルーベリーの木から木にかけてあるクモの巣の主はジョロウグモ。巣に触れたのでブルーベリーの葉までそろそろと移動した。怖いか、警戒のためか。

 

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 コブシの花芽。後ろはイチョウ。

 

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 ナンキンハゼ。後ろの上の建物は矢野中学校の校舎。

 

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2森の工房AMAではブルーベリーの苗木の生産をしている。今日はボランティアグループ「みのり会」の出勤日なので今年3月に挿し木したブルーベリーの鉢上げ作業を行う。資材を運んで、

 

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プラポットに植えていく。今日で挿し木苗の植替えが終わった。この作業はボランティアの皆さんの協力が欠かせないのでとても助かっている。

 

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森の工房AMAの庭のモミジ。この木は毎年ひときわ赤い紅葉で楽しませてくれる。

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ところで秋は食欲の秋。森の工房AMAの屋上のブルーベリー畑の下の作業室の一つに森の工房あやめのパン工房がある。午後1時すぎ天然酵母のパンがこんがりといい具合に焼きあがった。手前の丸いのがメランジェカンパーニュ。上のラグビーボールのようなのがくるみと野ぶどう。どちらもくるみや野ぶどうが練り込んである。夕方中区紙屋町の地下街の「ふれあいプラザ」にもっていき販売される。毎週火曜日と金曜日の夕方配達している。

11月は安芸区内の公民館のまつり、安芸区民祭りなどが毎週のように開かれるので出店を頑張っている。19日は安芸区阿戸町の町民まつりが福祉センターで開催されるのでこちらにも出店して今日焼いたパンも販売される。

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社会福祉法人安芸の郷

理事長 遊川和良

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2017年9月30日 (土)

9月のブルーベリー農園その2

 

9月のブルーベリー農園その2

 

東広島市豊栄町にあるブルーベリー農園の9月の下旬の様子。標高が約400mあるので秋の訪れも早いようだ。

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台風18.号が17日に四国の太平洋側を通過。次の日の18日は晴れた天気となり農園の古くからの友人それでも残っているブルーベリーの摘み取りにお見えになった。(918日)

 

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赤とんぼもひときわ赤い。(9.18日)

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たくさん用意している長靴を干して、新聞紙を丸めて中に入れて上からビニール袋をかぶせて片づける。(924日)

 

924日の農園の周囲の様子は

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庭のキンモクセイ開花。辺りに香りが漂い、(924日)

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ブルーベリー畑や庭にツルボの花が咲く。(924日)

 

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富有柿。来月が収穫期。(924日)

 

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ブルーベリー畑の上の山際にヒガンバナが咲く。(924日)

 

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夕方、墓参りの折りに見る光景。林の中に秋の夕日が差し込みシダや草が輝く。(924日)

 

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墓からの帰り道。まだ刈っていない田もある。(924日)

 

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ススキの穂はまだ開いていない。ススキを切って持ち帰り自宅で活けて楽しむ。(924日)

2017930日 

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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2017年9月20日 (水)

9月のブルーベリー農園その1

 

9月のブルーベリー農園その1

 

農園でのブルーベリーの実の摘み取りは、今年は中旬でもまだ可能だったが、台風18.号が17日に四国の太平洋側を通過した影響で風や雨となったため、ほぼ終わり。

農業と福祉の連携でもある安芸の郷の3つの事業所、福富町のしゃくなげファームのブルーベリーの摘み取り研修の受け入れもたくさんの摘み取りの成果を上げて、事故もなく無事6日に終了した。

 

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まだ夏の香りが残る92日から。

 

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秋の香りが立ち込める916日のコスモスへ。どんどん風景がうつろう。

 

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92日(土)には安芸の郷で毎月1回ボランティアとして利用者と一緒に働く活動をしている「フレンドベリー」のグループの皆さんが摘み取りにお見えになった。会員のお孫さんも初体験。摘み取りもすぐ慣れた。

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摘み取りが終わって身づくろいで欠かせないのが靴の裏の水洗い。園内の通路に落ちているブルーベリーの実を踏むのでたわしでごしごしこすって落とす。子どもたちには園主がお手伝い。

 

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98日、ロンドンから来日した娘の大学の恩師ジャッキー先生が教え子の長谷川さんとともに広島においでになった。午後、安芸の郷の森の工房AMAと第2森の工房AMA2つの建物と利用者の作業の様子を見て頂いた。思ったより大きな規模だったようだ。型をプレスした段ボールを手でくり抜く作業ではパリッパリッといい音がするので自分から作業体験を申し出たりして利用者の笑顔を誘った。ここで森の工房みみずくに通う息子とも再会。

 

そのあと車で70分かかる農園に案内した。ブルーベリー園が見渡しやすい山側の高台に移動して全体を見ながら説明。このあと山側の農園のブルーベリーを摘み取り食べてもらう。セミの抜け殻を見つけたり「ジャパニーズハーブ」と称して赤チシャや山椒の葉を紹介。どれも珍しそうだった。その後藁屋根の上にトタンを覆っている母屋、蔵などを案内し日本の農家のたたずまいを見、私たちの娘も子どものころにこの地で毎年夏休みなどを過ごしたことも紹介。みんなで田んぼの稲穂を近くによって見ながら小麦との違いなどを話し合う。夕方安芸区の船越の我が家でお好み焼きなどを食べてエンド。

広島には8日から10日まで滞在された。9日には宮島の見学のあと夕方、平和公園で再会し、いつも行う碑めぐりの資料をもとに、学徒動員で被爆し行方不明の私の姉のことなどを自分なりに2時間かけて説明、案内させて頂いた。私たち家族との記念写真のときは、先生はドームや慰霊碑をバックにしない場所に移動して撮影された。

慰霊碑の碑文に主語がないことを補足すると、それでいいといわれる。先生の家族の中にもまた戦争の犠牲者がいるので十分伝わるとのことだった。

3日目の10日はアニメ「この世界の片隅に」の舞台の呉を2人で見物される計画だったのでこれでお別れ。

6月にロンドンの大学に在学する娘の卒業制作展に家族で行った際にジャッキー先生とお会いした。そして彼女の口から9月には仕事があるので日本、中国を訪問する予定だとおっしゃっていたが、その後娘を介して広島に立ち寄ること、安芸の郷を見学したいこと、との希望が出され再開が実現したもの。

 

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92日にはもう稲刈りが始まる。

 

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台風18号が広島県に来そうなので夏中張っていたテントを片づける。(916日)

 

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その作業の最中テントの屋根にアマガエルが。農園で作業しているといつもどこかで生き物に思いがけなく出会う。




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92日の白い女郎花。まだ蕾。

 

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9.16日には開花。

 

2017920日 

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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2017年9月11日 (月)

「線量計が鳴る」 ――中村敦夫さんの朗読劇が新たなうねりを創り出しています――

「線量計が鳴る」

――中村敦夫さんの朗読劇が新たなうねりを創り出しています――

 

中村敦夫さんについては皆さんの方が詳しく御存じだと思います。何しろ私は、一世を風靡した『木枯し紋次郎』の頃にはアメリカで生活していましたので、リアルタイムで番組を見たことがありません。また有名なセリフ「あっしにゃぁ関わりのねぇこって…」を聞いたこともないのです。でも、今日改めて「凄い人」であることを再確認できました。

親しみを込めて「敦夫さん」と呼ばせて頂きますが、最初にお会いしたのは政治家として筋の通った活動をされていた頃でした。小選挙区制の導入に反対し、彼が会長を務めていた「公共事業チェック議員の会」でも行動を共にしました。その頃から風格のあるリーダとして、また頼りになる兄貴分として私たちは敦夫さんの後を付いて行っていました。

その敦夫さんが「ライフワーク」として自ら書き下ろした朗読劇「線量計が鳴る」の全国公演を通して、またまた大ブレーク中です。

福山に続けて広島では別院での公演がありました。会場には200人ほどの熱心なファンが詰め掛けました。

 

             

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朗読劇の内容紹介は、簡潔で分り易い「中村敦夫公式ページ」からお借りしてきました。

形式

一幕四場の出演者一人による朗読劇。
元・原発技師だった老人の独白が展開されます。
二場と三場の間に十五分間の休憩。
それを入れて、計二時間弱の公演です。
背景にスクリーンがあり、劇中の重要なワードなどが、
映写されます。他の舞台装置は不要。

物語

一場 
原発の町で生れ育ち、原発で働き、そして原発事故で
すべてを失った主人公のパーソナル・ヒストリー(個人史)

二場
原発が作られ、日本に入ってきた事情。
原発の仕組み。福島事故の実態。

三場 
主人公のチエルノブイリ視察体験。
被曝による医学上の諸問題と現実。
放射線医学界の謎。

四場
原発を動かしている本当の理由。
利権に群がる原子力ムラの相関図。

私たち200人ほどを釘付けにした2時間を報告できるだけの筆力がありませんので、とにかく機会を作って公演を御覧下さい、とお勧めします。スケジュールは、公式ホームページに掲載されています。

でも、ほんのチョッピリでも雰囲気をお伝えしたいので、最後の方の言葉を御紹介しましょう。

原発を推進する考え方は「オウム原発真理教」と捉えると分り易い。その表の教義は「核燃料サイクル」。永遠にタダでエネルギーを作り続けることができるというマジックの信奉だ。そして裏の教義は「ボッタクリ」、それを操っているのは「原子力ムラ」「原発マフィア」あるいは「六角マフィア」だ。

人間味あふれる2時間でもあったのですが、それは劇中、福島県須賀川市の有機農業者の死に言及されていることが象徴的に示しています。この方は、3月に開かれたひろしま・ふくしまを結ぶワンコインシンポジウムのゲスト、樽川和也さんがお話し下さった御父上のことだろうと思いましたが、改めて、日本という国家の権力がこのように理不尽な結果を数えきれないほど生んでいることに怒りを覚えました。

私の隣で熱心にメモを取っていた女性は、一言一言に頷き、「そうそう」と相槌を打ち、「そうだったんだ」と発見の喜びを表していました。

敦夫さんは最後に短い挨拶をしてくれましたが、今年中に24回の公演があり、新聞記者に何回続けるのか聞かれて「100回」と答えたと決意を述べてくれました。舞台から去る敦夫さんに一声、「ありがとう」と客席の男性から力強い感謝の言葉が発せられましたが、それは会場にいた全員の気持でもありました。

 

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熊本県合志市議会議員 神田公司さん撮影 (次の写真も)

 

楽屋に御挨拶に伺いましたが、3年掛けて書き下ろした脚本が上手く動き出したのは、東北弁で喋ることに決めた時であることや、現在の日本の政治について憂慮していること、何とかしたいという思いを若い世代の人たちと共有することで、新たな道が開けるのではないか等、私たちの世代を代表してまだまだ活躍して頂けそうな感触を得て、今後の新展開にさらなる期待をしつつ辞去しました。

 

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2017年8月31日 (木)

8月のブルーベリー農園その2

8月のブルーベリー農園その2

 

安芸の郷ではブルーベリーの生食の注文受け付けが85日のブルーベリーまつりからをスタート。たくさんのブルーベリーが必要となる。そのブルーベリーの主な供給源が東広島市豊栄町のブルーベリー農園なので多くの人たちの協力で農園の摘み取りが行われている。

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お盆の16日には2組の古くからの友人家族がブルーベリーの摘み取りにお見えになった。昼休みは庭のテントの下でやっつけ仕事でいつもしつらえる簡易のテーブルを囲み食べながら談笑。日陰は涼しいので広々とした空間と風がごちそう。

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テントの側にある庭の石臼の縁にトノサマガエルがじぃーと座っている。人がいるときは蛇も来ないので安全なのかも。(まだ小さい、今年生まれらしい。816日)

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一番下の畑のブルーベリー木の列は8列ある。申し合わせたわけではないがこの日はそれぞれの列に1~2人が散らばって摘み取りが始まった。あちこちに広がる田んぼの稲はもう黄金色染まっている(826日)

 

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同じ畑のブルーベリーの1本の木全体にミノムシが発生。農薬を使用しないので一匹一匹取り除いて駆除した。たっぷり30分はかかる。全体の中でこれ1本だけなのでちょっと安心。(827日)

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ブルーベリー農園の集落にある連続した田んぼ。ここは40年以上前に圃場整備をした稲田で広くては長くて高さに変化があって美しい。黄色に色づくところ、まだ青いところ。いくつかの種類のコメが植えてある。(823日)

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稲は偉大で、農耕が始まる2千年前から同じ田んぼでも毎年嫌がることなく成長し収穫できる。ブルーベリーの寿命は植えてから30年位といわれている。

 

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農園の山の法面に咲くイワシャジン。(820日)

 

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農園の前の道路沿いに咲く自然に生えたテッポウユリ。(827日)

 

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農園の庭。茎が倒れてしまって、それでも90度曲がって天をむいて咲くカクトラノオ。(827日)

 

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農園の山裾の畑の富有柿。毎年剪定をしていないので昨年は少なかった。今年は生り年らしくたくさん実がついている。秋が楽しみ。 

 

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午後2時。摘み取りを終わって休憩。ミキサーにかけたいつもの冷たいブルーベリージュースを味わう。9月初めで摘み取りもほぼ終わる予定。(827日)

あともう少し。

毎月出会うキジの夫婦は、今月は合わずじまい。人が多いいのでかれらも落ち着かないか?

2017831日 

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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2017年8月26日 (土)

銃砲所持の意味すること ――日米差を元に考える――

銃砲所持の意味すること

――日米差を元に考える――

 

アメリカが銃社会であることは良く知られています。そして殺人件数や、10万人当り何人が被害に遭っているのかという他殺率の高いことも良く知られています。それを関連付けて、「銃」 = 「殺人」という単純な形で銃を考えてきたのですが、問題はもっと複雑、かつその根も深いことが分りました。

 

数字を見ながら、説明したいのですが、アメリカにどのくらいの銃があるのか、数字を見ると吃驚します。数字は、ProsCons.orgというサイトに引用されているものを主に使いますが、このサイトは社会的に重要な問題についての賛成と反対の意見両方を、数字を中心に比較対照してくれています。まずは、人口100人当り何丁の銃があるか、という数字です。一人一丁とすると、何人が持っているかと同じことになりますが、一人で何丁も持っている場合もありますので、銃の数の統計です。

 

 一位はアメリカで、88.8丁――9割に近いのです。

 二位はイエメンで、54.8.――アメリカの約半分。

 三位はスイスで、 45.7

 

ここまで見ただけでアメリが並外れて銃の所有率の高いことが分りますが、日本はどうなのでしょうか。

 

日本は164位で、0.6丁です――アメリカの100分の一以下です。

 

(なお、元々の数字の出典はSource: Small Arms Survey, "Small Arms Survey 2007," www.smallarmssurvey.org, 2007 です。)

 

アメリカではこれだけ銃の数が多いのですから、当然、その銃によって犯罪が起き、殺人の被害に遭う人も多いはずです。その統計をグラフで見てみましょう。

 

 

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(このグラフが掲載されていたのは、「社会実情データ図録」という日本語のサイトで、様々な役立つ情報をまとめてくれています)

 

10万人当りの他殺者数は、2000年の数字でアメリカが約6人、日本は0.5人ですので、アメリカは日本の約12倍、銃の数の100倍と比較すると、その差は目立たなくなっていますが、それでも大変多いことは事実です。

 

もう一つ注意しておきたいのは、他殺率が世界で一番高いのはホンデュラスで、10万人当り67.19人で、アメリカの10倍ほどと、とんでもない数字です。しかし、100人当りの銃の数は6.2丁で、世界では88位なのです。これも踏まえて考えると、銃の数が多ければ多いほど、殺人率が高くなる、と簡単に結論してはいけないことが分ります。

 

それ以上に問題の複雑さを痛感したのは、次のグラフを見たときでした。

 

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1999年から2015年までの間に起きた、アメリカにおける銃による死の内訳

 

平均すると、一年では約33千人以上が銃によって死んでいるのですが、その6割近く、つまり、58.7%は、銃を使っての自殺なのです。これは40年ほど前、「殺人」の内訳は、見ず知らずの人を強盗殺人等する件数より、家族や友人知人を殺す件数の方が多いことを教わった時と同じくらい、虚を突かれた思いで受け止めました。

 

アメリカの自殺件数は、一年当りで約37,800人。その内、銃によるものは51.9%つまり、19,600人です。次が窒息死(23.3%)、続いて薬物によるもの(17.0%)、以下は、2%台かそれより小さい数字になっています。

 

日本における自殺者数は、2016年には22年振りに22,000人を下回る21,764人でした。アメリカの人口が大雑把に日本の倍だとすると、この数字だけで日本の自殺件数の多いことが分ります。そして自殺手段については、男性では縊死(66.4%)、ガス(13.3%)、飛び降り(7.1%)、薬物(3.3%)と続きます。

 

さて、日本とアメリカの自殺手段の大きな違いは、銃があるかないかです。仮に、日本でもアメリカと同じように、あるいはそれほどではなくても銃が比較的簡単に手に入り、銃を持つ人がかなり多かったとすると、銃による自殺数も多くなることが推測されます。

 

国際的な比較で、日本の自殺率が多いことは知られていますが、数字を比較するに当って銃がどの程度簡単に手に入るのか、ということも併せて考えることで、日本社会の置かれている状況が如何に深刻であるのかが、浮き彫りになるような気がします。

 

政府も多くの自治体も、自殺防止のための対策に取り組んでいますが、さらなる知恵を得る上で、より正確な実態把握がその一助になることを祈っています。

 

 

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コメント

日本では銃による自殺は、時々警察官がやってニュースになってますね。
警察官の自殺で、銃によるものがどれくらいの率なのかも気になります。もしかしたらアメリカに近い数字になるのでしょうか。
アメリカが銃社会なのは、人種差別などが多いからだと思います。差別する事は相手を信じないのですから、銃で武装して身を守る意識が強いのだと思います。

ある事柄に影響する因子は多いのが現実で、単純な相関で判断するとポリオの原因がアイスクリームになったりしますし、原因と結果が逆だと思えることもよくあります。

最近は、学者の中に喫煙がこれだけ進んでいるのに肺ガンが増加し続けるということから、副流煙が肺ガンを防いでいると主張する人もいるようです。

事実を知るというのは難しいものだ、と今更ながら思うことがあります。

日本の銃も166人に1丁もあるのですか?
警察や自衛隊のも入れてでしょうが、この
数字に驚きました。
1000人に1丁くらいかと思っていました。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

アメリカが銃社会である背景は色々あると思いますが、銃規制を強化すべきかどうかについて明日取り上げますので、宜しくお願いします。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

私の認識不足だけだったようで、アメリカ社会でも銃と自殺の関係について、色々な研究結果があるようです。その一端は、ProCon.orgの賛成・反対意見に反映されていましたので、その要約を明日のブログで御紹介します。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

猟銃や競技用の銃等、民間のものの総数です。ここで引用したのは、海外の調査機関の数字ですが、総数は71万という数字でした。

ネットで拾うと、最近の日本での数字は39万くらいらしいです。1970年代後半には100万丁もあったらしいのですが、最近は減少傾向にあるようです。

2017年8月15日 (火)

8月のブルーベリー農園その1

 

8月のブルーベリー農園その1

 

安芸の郷の3つの事業所が一緒に行う第14回森の工房AMAブルーベリーまつりは森の工房AMA、第2森の工房AMAを会場にして85日(土)に開催され1400人を超える人たちで賑わった。

 

まつりの名前が「ブルーベリー」なので、大量のブルーベリーを用意して、1キロと100gパックにして販売しないといけないので7月末からまつり前日まで東広島市豊栄町のブルーベリー農園で摘み取った実を森の工房AMAに届ける毎日だった。まつりが終わると今度は生食の1キロパックの予約注文を受け付けるので、休む間もなく摘み取りを続けるが、摘みとりは安芸の郷としゃくなげファームの利用者の研修受け入れ、安芸の郷のボランティアの皆さん、農園の友人知人の方々のご協力で進む。感謝の日々でもある。

 

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農園には太陽が照つけ続け、気持ちのいい空が広がる。(813日)

 

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「さあこい」と言わんばかりのブルーベリー。(ラビットアイ系ティフブルー)

 

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一番下の畑に入り(812日、矢野民児協、ボランティアグループ森のくまさんの皆さん)

 

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山の西側に入ってブルーベリーを摘み取る。(811日。農園の友人知人の皆さん。こちらは親子連れ)

 

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昼休憩。離れ、縁側、軒先とお気にいりの場所で昼食。(812日)

 

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山や畑で摘み取りをしていた皆さんが午後の休憩で摘み取ったブルーベリーをもって母屋に移動。待っているのは、

 

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ブルーベリージュース。みんなで摘み取った実とグラニュー糖、氷を入れてミキサーにかけて出来上がり。暑い中の摘み取りの後のジュースは皆さん絶賛。(813日)

 

9月上旬まで多くの皆さんのご協力で収穫作業が続き、森の工房AMAに納品されていく。

 

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隣の田んぼの稲は早生の品種らしくもう稲穂がたわわについている。

 

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山のブルーベリー園の法面のナデシコ。(813日)

 

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同じ法面にハギの花も咲きだした。(813日)

 

標高約400mの農園の周辺はそろそろ秋の気配。でもブルーベリーは40日間かけて実っていくのでまだ半分が残っている。森の工房AMAの注文もたくさんはいている。後半、もうひと頑張り。

 

2017814日 

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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