平和

2018年4月14日 (土)

「安倍政権は今すぐ退陣!」-広島でも街宣行動

「安倍政権は今すぐ退陣!」-広島でも街宣行動

 

戦争をさせない千人委員会も参加する「戦争をさせない・9条を壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会」が、緊急行動として呼びかけた「安倍政権の退陣を求める」街宣行動が、昨日(13日)午後5時30分から1時間本通り青山前で行われました。

 

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今回の行動は、連日実施されている国会前の行動に呼応し、広島からも大きな声を上げようということで、実施されたものです。緊急の呼びかけでしたが、74名が参加し、実行委員会の世話人などを中心に次々とマイクを握り、「安倍政権の退陣」を求めるとともに、「こんな政権は今すぐ退陣!」と書かれたビラを配布し、賛同を呼びかけました。また無責任安倍総理が呼びかける改憲を許さないための3000万署名活動への協力も訴えました。

 

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公文書「改竄」。自衛隊の「日報隠し」。「『首相案件』と記した加計学園疑惑に関わる面会記録を無視し、記憶にないと強弁する元首相秘書官」。それでも、「私は関係ない」としらを切り続ける安倍首相。日付けが変われば、またもや新しい情報が出てくる毎日。

何でも隠し、平気でウソをつく。委員会が開催されても同じ答弁を延々と繰り返す安倍首相の姿には、政府の最高責任者としての責任感を見ることはできません。

そうした中で、私にとって不思議でならないのは、財務省が、公文書改竄を認め「調査をする」と言ってから、すでに1カ月がたつにもかかわらず、その調査結果が、いまだに報告されないことです。この問題は、誰しもが「民主主義の根幹にかかわる重大問題」と言いながら、1カ月もたって尚、調査が終わらないのは、本気でやらなければならないという責任感を全く欠いていると思わざるを得ません。大量すぎる「改竄・隠ぺい」とはいえ、すべて根っこは同じはず。野党も安倍首相のかかわりを追求し、退陣を求めることも大切ですが、「改竄問題」がなぜ起こったのかの深層を明らかにさせることは、この問題の本質を極めていくうえでも、まずやらなければならないことだと思います。

「自衛隊の日報隠し」問題もそうです。シビリアンコントロール(文民統制)がまさに危機に瀕している重大な問題です。その原因を明らかにすることは、すべての国会議員の責任でもあります。

もちろん加計学園問題を含め、これほどの問題が次々と起こっているその根源に安倍政権の存在があることは当然です。安倍首相が言う「膿を出し切る」というのなら、その膿を作り出す病巣である安倍首相をこそ、切除しなければ、これからも同じような事態を招くでしょう。

 

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しかし、同時に国民の政治への不信をこれほど増大させた事の重大性を強く認識しないで、問題を起こした当事者にその原因究明をさせている政治の現状にも危機感を抱くのですが、そう思うのは私だけでしょうか。当事者に、真相の究明を任せていても真実を見つけ出すことはできません。

それにしても、これほどの問題が次々と起きながら、誰一人としてその責任を取ろうとする者がいない現状をどう考えればよいのでしょうか。私は問いかけたいと思います。「安倍さん、あなた自身はこの事態に対してどう責任を取るのですか」と。

 

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2018年4月11日 (水)

「第33回 4・9反核燃の日全国集会」-青森

「第33回 4・9反核燃の日全国集会」-青森


全国から約1000名が結集

 

去る4月7日(土)午後2時から青森市・青い海公園で「第33回 4・9反核燃の日全国集会」が開催されました。今年は、広島県原水禁からは一名が参加しました。

この全国集会は、1985年4月9日に当時の北村青森知事が県議会全員協議会の場で「核燃料サイクル施設建設受け入れ」を表明したことに抗議し、その撤回を求めて翌年から始まりました。当初は、青森県の核燃反対派が、抗議集会を開催してきましたが、1989年からは全国規模での集会が開催されてきたものです。今年も原水禁国民会議や原子力資料情報室、青森県反核実行委員会、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会の5団体によって集会実行委員会が結成され、全国からの参加者約1000名が参加し、集会とデモを行いました。

 

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集会では、主催者あいさつ、基調報告に続き、全国からの報告が行われました。集会は、気温3度、横殴りの雨が降りしきる中で開催されました。厳しい悪天候のため、残念ながらとてもメモを取る余裕もありませんでしたので、ここでは発言者を紹介します。原子力発電に反対する福井県民会議代表の中嶌哲演さん(明通寺住職)、大間原発訴訟の会代表の竹田とし子さん、福島県平和フォーラム副代表の瓜生忠雄さん、新潟地区労会議議長の阿部清利さん、元東海村村議会議員の相沢一正さんです。

中嶌哲延さんはこう訴えました。「私は若狭にいて、関西電力に原発を押し付けられる被害者だといってきましたが、この集会に先立ち青森県内の3か所の核施設を回って、今度は私たちが、青森県の人たちに被害を押し付ける立場になったしまったということを感じました。立場が逆転してしまったことを全国の人たちが考え、どう向き合えばよいのか本当に考えなければなりません」と。特に印象に残って発言でした。

全体で確認された集会アピールの要旨を掲載し、集会趣旨の紹介にしたいと思います。

<集会アピール(要旨)>

〈略〉受け入れを表明してから33年目を迎えるが、この間当初の計画通りに事業が進んでいるものは一つもない。ウラン濃縮工場は全停止、低レベル放射性廃棄物の搬入が10カ月も止まり、受け入れ再開がようやく始まった。再処理工場に至っては、着工から28年目の2021年上期に完工が予定されている。しかし、原子力規制委員会職員からも「日本原燃の希望的観測にすぎない」と報じられている。2016年末に高速増殖炉・原型炉「もんじゅ」の廃炉が決まり、誰の目から見ても、核燃料サイクル政策は完全に破綻している。〈略〉安倍内閣は六ケ所再処理工場の安定的な運転に寄与するためとして「使用済核燃料再処理機構」を設立し、国民が環境にやさしい電力会社を選んでも、再処理とMOX加工などの費用を負担し続ける制度を作り上げた。その上、各電力会社の廃炉費用まで、電気利用者に上乗せしようとしている。〈略〉

原子力発電の使用済燃料は、どこにも搬出できないと原子力発電の運転を止めざるを得ない。一日も早く脱原発社会を実現するために、使用済燃料を六ケ所村再処理工場とむつリサイクル貯蔵に搬入させない闘いを強化する必要がある。

以上のことから、下北半島に操業・建設・計画を続けている六ケ所核燃施設、東北電力東通原発1号機、東京電力東通原発1号機、大間原発、むつリサイクル貯蔵施設の撤去を求め、全国の原発を運転停止に追い込み、未来の子ども達への負担軽減のために全力を挙げて取り組むことをアピールする。

   2018年4月7日

    「第33回4・9反核燃の日全国集会」参加者一同

 

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集会参加者はアピール採択後、市内のデモ行進へと移りました。デモ終了後、会場を屋内に変え、「全国交流集会」が開催されました。

そして翌日(8日)は、青森市からバスで移動し、六ケ所村再処理工場正門前で、現地抗議行動を行いました。この模様は写真で見てください。

 

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私は、今回で3度目の「反核燃の日全国集会」への参加となりましたが、第1回目の参加は、1989年4月9日に行われた初めての全国規模での抗議集会です。当時原水禁国民会議の代表委員を務めておられた森瀧市郎先生の同行者として、現地入りしました。この日の集会場は、核燃施設建設予定地からわずか数キロの尾鮫浜。海岸に作られた特設ステージ。当日は今年と同じように、小雨混じりの冷たい風の吹く中での集会でしたが、東北各地を中心にバスが次々と到着した景色を思い出します。そして全国から集まって参加者は1万1千人。この人々を前に、森滝先生が、声高く「核と人類は共存できない」と訴えられた姿が忘れられません。集会後参加者全員で、デモ行進と「核燃基地包囲の人間の鎖」などで反核燃をアピール。森滝先生も元気にすべての行動に参加されました。ちょっと見えにくいですが、当時の原水禁ニュースに乗った「人間の鎖」の写真です。バスの車列が見えると思います。

 

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そんなことを思い出しながら参加した今年の「4・9反核燃の日全国集会」でした。

 

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2018年4月10日 (火)

 中垣顕實法師から・その2 ――4月1日の質問に、ニューヨークからの返信です――

 

中垣顕實法師から・その2

――41日の質問に、ニューヨークからの返信です――

 

「グローバル・ヒロシマ」というテーマで41日に開かれた中垣顕實法師と私の対談の最後に頂いた質問の中に、中垣法師を指名してのものが二つありました。ニューヨークに戻られた師から丁寧な回答がありましたので、前回に続いて二つ目を御紹介します。


 

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以下、中垣師の答を引用します。

**********************************

「9・11以降、アメリカは内向きになっていったときかれますが、25年NYで布教されてきて、その平和活動をされている中で、どのようにその変化を感じておられますか。それはどのどのようなものですか。3・11のちの日本の変化をNYからどのように見ておられますか。」

 

アメリカといっても広いのでその考え方は地域によってまちまちですので、私の場合、基本的にニューヨークというアメリカの中でも特殊な立ち位置になると思います。

 

アメリカは内向きになってきたということですが、ニューヨークに関する限りはそれは必ずしもそうとは思われません。例えば私よく関わるインターフェイス(超宗教)関係などでは、9・11以降、より盛んになり、今までそれぞれの宗教で行っていたことを様々な宗教者たちが協力して行う傾向が一挙に増えました。宗教と自由ということからイスラム教やユダヤ教といった一宗教を差別することは間違っているということでニューヨークの宗教者たちが一緒に彼らを守ろうという行動にでましたが、これらは内向きではなく、外向きの行動です。実際、9・11の報道は報復賛成ばかりが報道され、報復反対を訴える多くの運動は報道されませんでした(そのあたりは私の著書『マンハッタン坊主つれづれ日記』をお読みください。この本は9・11の時に私のまわりでおこっていたことを書いています。それらは報道制限がなされていた一般の新聞やニュースには報道されなかったことです)。ある9・11の被害者の遺族会は広島や長崎を訪れ、その体験を学ぼうという外に向かう行動をとっていました。

 

もちろん、ニューヨークも9・11の前と後とを比べるとそのバイタリティーは変わりましたが、内に向かっていると感じたことはあまりありません。むしろ宗教間、また仏教間ともにより親しくなり、ともに協力して社会にはたらきかけていく機会が多くなってきたと思います。現在のトランプ政権に関しても、ニューヨーク州の立場は移民問題などに関しても正反対の立場をとっています。

 

3・11は私の半世紀の誕生日でしたので、アメリカにいながら自分とは切り離せないような感じがしています。ただ3・11に関して思うことは、報道は本当のことは公表できないようだし 、放射能汚染にしてもそんな簡単に解決できていないはずだが、まるで問題はないかのように扱われている、また、そのことを持ち出すと非国民のように取られるような変な体制ができているようです。福島原発の事故処理も完全にできていないのに、地震の多い日本でまだ原発にこだわるなど、何か論理にあわない行動が満ちあふれているように思われる。 また憲法第9条の問題にしても、現代に合わない憲法のように取り扱われ、本来第9条こそどんどん輸出して、諸外国もこのような憲法を作るように働きかければいいものを、その反対に軍事国家に近づこうとしている姿は、唯一の被爆国である日本が取る立場なのかと耳を疑う。他にもいろいろとありますが、個人的には、世界の流れについていこうとばかり気にしている日本ですが、唯一の被爆国である日本が世界の平和をリードしていくような立場をとれる国になってほしいものだと思います。

 

講演の時にもいいましたが、福島も広島も長崎も海外からみればすべて日本で起きたことです。日本ではそれらが県外で起きたことで自分には関係ないと思われる出来事であるかもしれませんが、世界的な目でみれば、すべて日本で起きたことであり、日本はそれらをしっかり代表した立場を表明し、行動していくべきなのだと考えます。

 

[ニューヨーク平和PRFファンデーション創始者・会長 中垣顕實]

  

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2018年4月 9日 (月)

 中垣顕實法師から ――4月1日の質問に、ニューヨークからの返信です――

 

中垣顕實法師から

――41日の質問に、ニューヨークからの返信です――

 

「グローバル・ヒロシマ」というテーマで41日に開かれた中垣顕實法師と私の対談では、最後に会場の皆さんから興味深い発言がありました。そこで取り上げる時間のなかったものについては質問用紙に書いて頂いたのですが、中垣法師を指名しての質問が二つありました。ニューヨークに戻られた師から丁寧な回答がありましたので、二回にわたってアップします。

  

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以下、中垣師の回答を引用します。

**********************************

 

「浄土真宗では自らの内の愚かさとそれに対する慈愛を説くとお聞きしました。それを説く時、その教えはどのような力になるのでしょうか。」についての私のからの答えです。

 

質問ありがとうございます。短い質問ではありますが、仏教的平和構築という上では、とても大切なことの質問ですので、少し答えが長くなることをお許しください。

 

まず、内に愚かさということは、常に欲、怒り、愚痴といった煩悩を持ちながら生きているということの自覚です。これは聖徳太子の『憲法十七條』の第十條に書かれている、「ともに凡夫ならくのみ」という言葉にも置き換えられると思います。私は近年この「皆凡夫なんだ」「皆愚かさを持って生きているんだ」という言葉が平和を考える中で一番大切なのではないのだろうかと思うようになってきました。第十條には、愚かさを知ることには、私はいつも正しいのでもなく、聖者のように悟りきっているわけでもない、ということがあるわけで、だからこそ、自分だけが正しいと思っても、相手の意見を聞こうという姿勢がそこに出てくるべきだ、という趣旨のことが説かれています。白黒をハッキリさせるというより、白でもなく黒もないグレーの世界を人は生きているのだから、双方ともに理解し合い、その上で共に何かを作り上げていく努力がなされねばならない。その根底の力が「内なる愚かさ」の自覚から生まれます。

 

100%の善人もいなければ、100%の悪人もいない。それは自分自身もそうだから、常に学び、少しでも真理に近づこうとする力にもなります。ただ完璧な人間はいない、といってどうしようもないから何もしないということではないと思っています。完全でないから、そこ共に語り合い、聞き合い、話し合うことによってより真なる平和な社会を目指す方向にむかう力が内なる愚の自覚であると思うのです。自分が完全な人間であるなら、他人の言うことなどに耳を傾ける必要がないのです。よって、そこには対話は生まれません。白黒をはっきりさせ、二分化してものを考える西洋思想とは異なるものです。誰でも間違いはあるが、そこから学び、過去を許していくところも、愚かさの自覚に他ならないと思います。

 

私は「凡夫の知恵」、「愚者の知恵」と呼びたいと思います。この知恵が力となって平和が構築されていくべきだと私は思い、新たなNPONY平和ファウンデーション)を今年3月から始めましたが、まさにこの「愚の自覚」から始める対話による平和構築を推進するものです。 平和の第一歩は自分の声を聞き、他人の声を聞くことからはじまります。自分はこれが正しいと信じて、相手を悪と決めつけ、自分が正義だと思い上がるところに大きな悲劇をもたらし、正義の名の下でなされた戦争は多くの尊い命をうばってきました。これらの悲劇を繰り返さない道を選択する「二度と過ちは繰り返しません」という言葉にも呼応していくものだと考えています。

 

またそのような凡夫に如来の慈愛は向けられているのだと阿弥陀仏の本願には説かれている。ただ可哀そうだから慈悲がかけられているということだけでなく、その愚かな命は同時に仏になるべき尊い身であるいうことを意味しています。阿弥陀如来の本願には「一切衆生」すなわち、すべての生きとし生けるもの、という言葉ですべての人間、生命、が悟りへの可能性を秘めた存在として語られています。そこにすべての命がかけがえのない存在として、共に平和を作りあげる同志としての存在となっていくのだと考えます。平和は平等なる仏さまの慈愛の眼を通して生まれる世界だと思います。私も貴方も凡夫であるけれども、慈愛につつまれた存在としてお互いに敬い、ともに真理に近づけるように対話を続けるならば、人種、国境を越えた平和の道が開かれていく力になるのだと思っています。他人を恐れ、敵対するのではなく、互いに信頼して、理解し合えるのだという思いを持ち続けることができるのは、浄土真宗においては如来の慈愛がかけられた存在であるというところから出てくる力といえましょう。

 

以上です。

 

[ニューヨーク平和PRFファンデーションの創始者・会長 中垣顕實]

  

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2018年4月 6日 (金)

 行動する宗教者・中垣法師 (その3) ――会場からの問題提起も本質を突いたものでした――

 

行動する宗教者・中垣法師 (その3)

――会場からの問題提起も本質を突いたものでした――

 

浄土真宗の「フリーランス僧侶」、ニューヨーク在住の中垣顕實さんと41日に対談をし、その後の打ち上げでも、多くの皆さんと話すことができました。また会場で頂いた質問も貴重でしたし、その場では発言して頂く時間がなかったため質問用紙に書いて頂いた御意見や質問にも目を通して、改めて41日にとても良い機会を頂いたことに感謝しています。

 

かつては激しい運動をすると、翌日には筋肉が痛くなっていましたが、最近は数日経ってから身体に影響が出るようになりました。老化現象なのですが、知的・精神的な刺激についても同じことが起きているようです。このところ、中垣師との再会そして41日の対談と影響が心の中に残っていて、それを丁寧に反芻しながら次の仕事に取り掛りたいと思っています。

 

中垣師の魅力の一つは「お人柄」ですが、対談の中でもまたその後の車の移動中や打ち上げ等でも、心から感心したのは「嫌いな人にはこちらから話し掛けている」という言葉とその実行です。「知らない人には挨拶する」も一対になっての対人関係の基本ですが、「嫌いな人に話し掛ける」のは、誰にでもできることではありません。そして、話し掛けることで相手との関係が変り、善循環を作るためには、話し掛ける際の自然さや真剣さや、そして己を虚しゅうできるのかどうかといったことに懸かってくるはずなのですが、これも、「言うは易し」の範疇に属している事柄のように思えます。

 

と言って足踏み状態でも困るのですが、でも、中垣師が強調したもう一つのことは、そこから抜け出す簡単な方法でした。「難しいことは言わなくても良い。考え過ぎることもない。まずは行動すること」――ここから始めれば良いのです。

 

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会場からの質問と宿題として頂いた質問や意見ですが、その全てを報告するだけのスペースがありませんので、独断と偏見でその中のいくつかを取り上げさせて頂きます。

 

 今若者の間で話題になっていることの一つに「二次創作」があります。一つのストーリーの中のキャラクターを別の環境や派生する場で活躍させたりということなのですが、広島も、その視点から見ると「ヒロシマ」が出てきたりしています。でも、元の「広島」に戻ることも大切なのではないかと思いますが、どうでしょうか。

 

(ア) 和歌で言う本歌取りに共通する考え方ですが、中垣師が最近、取り上げている「卍とハーケンクロイツ」の問題は、正にその点についての考察だと思います。長い間、幸せのシンボルだった「卍」が邪悪な目的のために使われ、その犠牲者たちに取っては究極の悪のシンボルになった。それを無視することはできないにしろ、元々の意味とどのような形での和解を図るのか、という問題提起です。この点については、彼の著書『卍とハーケンクロイツ』に詳しいのでそちらに譲りたいと思います。

 

会場から「宿題」として頂いた質問は、大きく分けると二つに分類できそうです。一つは、被爆体験を広島の外にもそして未来にも届けるために、それも効果的に行うためにどんな方法があるのか、という問題です。さらに、未だ発言をしていない被爆者たちの記録をどう残したらよいのかという問題提起もありました。

 

もう一つは、現在の社会のあり方についての問題提起です。情報の規制や操作が行われている中で、どうしたら正しい情報を得ることができるのか、その情報を元にした私たちの声を、これも効果的に広げるためにどうすれば良いのか。特に、平和についての声を広げるためには活動資金も必要になるけれど、戦争には投資しても平和には投資しない社会で、資金的な面で良い知恵はないだろうか、といった内容でした。

 

特に中垣師への質問が二つありました。

 

(A) 911以降のアメリカが変ったと言われますが、ニューヨークではどのような感じで変ったのでしょうか。またトランプ大統領後のアメリカの変化は? そして311以降の日本をアメリカから見るとどう映っているのでしょうか?

 

(B) 浄土真宗は自らの愚かさと、それに対する慈愛を説くと聞いていますが、平和を説くときそれはどのように力になるのでしょうか? 

 

どれも大変重要な問題です。このブログで皆さんと一緒に考えてきたテーマも混じっています。一回でお答えするにはスペースが足りませんので、過去のどの記事が参考になりそうなのか等も含めて、次回以降、順次取り上げて行きたいと思います。

 

中垣師はニューヨークに戻ったばかりでお疲れだと思いますので、しばらくしてからこのブログに投稿して頂くか、師のホームページで取り上げて頂くのか、お決め頂いた上で、再度お知らせします。

 

改めて素晴らしいイベントを開いて下さった皆さんに心から御礼申し上げます。

  

[2018/4/5イライザ]

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2018年4月 4日 (水)

安倍改憲を許さない街頭署名

安倍改憲を許さない街頭署名


-なぜ起きる防衛省の情報隠し 安倍首相よ怒れ―

 

「戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動実行委員会」の呼びかけで昨年12月から始まった「安倍改憲を許さない3の日街頭署名」行動が、今月も3日の夕方5時30分から1時間、市内2か所で取り組まれました。

「戦争をさせない千人委員会」は、本通り西口(叶屋前)に52名が集まり、署名を呼びかけ85筆を集めることができました。「憲法と平和を守る広島共同センター」は、八丁堀交差点に32名が集まり、103筆の署名が集まりました。叶屋前では、準備中のところによってきて「署名を今でもできますか」と協力してくれる姿もありました。

 

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ところで、安倍首相は、先の3月25日の自民党第85回党大会の演説で、憲法9条に自衛隊を明記する改憲に意欲を表明し「自衛隊を明記し、意見論争に終止符を打とう」と呼びかけたようですが、街頭演説でも触れましたが、「その前にやることがある」ということを指摘したいと思います。

2日の午後、小野寺防衛大臣が、「存在しない」としていた「イラクに派遣されていた自衛隊の日報が見つかった」と発表しました。「森友学園問題」を巡る財務書の決裁文書改竄問題に続く、公文書のずさんな管理が、またもや明らかになりました。いずれも「政府ぐるみの隠ぺい」だと野党から厳しく追及されていますが、野党だけが怒る問題ではないはずです。

防衛省の今回の「情報隠し」は、先の南スーダンPKO部隊の日報問題と同根の問題ととらえなければならないと思います。

 

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この街頭署名活動で秋葉さんも指摘されたように、自衛隊にとって「どんな活動をしたのか」を記録する日報は、もし仮に「行動の誤り」を指摘されたとき、その行動の正当性を主張する唯一、無二のものですから、絶対に破棄されるようなことはありません。

さらに私は、次のことも指摘しまし。自衛隊にとって日報は、「その行動をその後の活動に生かすための検証を進める」ためにも欠かすことのできない、重要な資料だということです。そのことは「『陸自研究本部』に電子データで保存されていた」という事実によって証明されています。こうして考えると、そもそも「自衛隊の部隊の日報」が、保存されていないなどということは、あり得ないことです。

財務省の決裁文書改竄を大問題ですが、それ以上に実力組織の自衛隊による文書隠し問題を重大だということです。つまり、今自衛隊はシビリアンコントロール不能の状況にあると言ってもよいのではないでしょうか。私が、「安倍さん改憲より前にやるべきことがあるのでは」というのは、このことです。南スーダンPKO部隊の日報問題では、「稲田大臣だから」という雰囲気が無きにしも非ずでした。再び同じようなことが起きたのですから、単なる大臣の問題に矮小化することはできません。そして野党のみが追及すればことは足りるという次元の問題でもありません。実力組織である自衛隊をどうコントロールするのか、内閣に、そして国会の突き付けられている重大な問題だからです。内閣にすらきちんとして情報を提供しない自衛隊に対し、安倍首相こそが、もっと大きな怒りを持たなければならないのではないでしょうか。それほど深刻な問題だと言えます。

そして安倍首相は、自らが行った憲法違反の「集団的自衛権行使容認」の閣議決定が、防衛省内での自衛隊制服組の発言権を拡大させ、さらには今回のような隠ぺい体質を容認し今日の事態を招いていることをもっと自覚すべきです。その反省もないまま「憲法に自衛隊を明記」すれば、さらに自衛隊の一人歩きが始まることを私は危惧します。

 

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2018年4月 3日 (火)

 中垣さんとの対談会報告・その2 ――私にとって転機になるかもしれない経験の場でもありました――

 

中垣さんとの対談報告・その2

――私にとって転機になるかもしれない経験の場でもありました――

 

「グローバル・ヒロシマ」というテーマで、41日に開かれた浄土真宗の「フリーランス僧侶」、ニューヨーク在住の中垣顕實さんと私の対談の報告を続けます。

 

中垣師が現在力を入れている「卍とハーケンクロイツ」については、41日のブログで少し説明をしましたが、対談の場では十分に時間を割くことはできませんでした。幸い、若い大学生の質問が、全く別の視点からではありましたが、正に中垣師の問題提起の意味を問うものでしたので、それに答える形で会場の皆さんにもしっかり受け止めて貰えたのではないかと思います。再度、41日の記事もお読み頂ければ幸いです。


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 さて私の話したことなのですが、2016年、2017年、2018年と3年連続で、被爆者の願いである核兵器廃絶に関連のある大きな出来事が起きたことに焦点を合せました。オバマ大統領の広島訪問、核兵器禁止条約の締結、そして5月に予定されている米朝首脳会談です。

 

オバマ大統領には、2010年の一月、ホワイトハウスで直接、広島訪問の要請をしましたので、それが6年後に実現したことには、大きな感慨を持ちました。核兵器禁止条約は私が会長を務めていた平和市長会議が2003年に公表し、世界の都市が目標として努力し続けてきた「2020ビジョン」の中間目標として、2015年までの核兵器禁止条約を掲げていましたし、ノーベル平和賞を受賞したICANとも連携して大きな貢献をしてきましたので、2年遅れではありますが、これも、目標が達成できたもう一つの事例です。

 

米朝会談の成功のためには、現在進行形ですが、広島県原水禁としての働き掛けをすることになっていますので、5月の時点での良い結果につながれば、これも大変嬉しい出来事になります。

 

41日の対談で、こんなことを皆さんに報告しながら頭に浮んだのは、これら三つの事例だけでなく、私の人生の中で「目標」として掲げて、何らかの形でその実現のために努力してきた多くのことが、以前3回にわたって分析したように現実になっているという事実です。そして今回は、それには何らかの意味があるのかもしれないと感じたのです。

 

3回目の記事で予告した、1963年に立てた目標、「被爆者の代弁者として発言する」は、その後の「アキバ・プロジェクト」や市長として世界各地で、正にこのことを実現するための活動をしてきましたので、「実現」された中に入ります。

 

このように、私が立てた目標について、直接努力をした結果として実現したものもありますが、そうではないケースも多く、しかし、目標達成のための努力はしていたものがほとんどですので、何かが「実現」するかどうかの決定打を打ったかどうかとは別に、予測能力だけはかなり高いと言えるのではないかと自負しています。

 

仮にその能力が本物であれば、今後、それを意識して意図的に積極的に生かす、というもう一つの道が開けます。

 

「グローバル・ヒロシマ」の会場からの質問からも、未来への地図を描きその実現のための多くの人々の力を結集させることがいかに大切なのか、という方向性が改めて確認できました。それについては次回に。

 

[2018/4/2イライザ]

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2018年4月 2日 (月)

 「マンハッタン坊主」中垣さんとの対談はとても有意義でした ――グローバルな視点からのヒロシマを再確認できました――


 「マンハッタン坊主」中垣さんとの対談はとても有意義でした

――グローバルな視点からのヒロシマを再確認できました――

 

素晴らしい天気に恵まれ、桜が満開の平和公園でしたが、私たちは資料館の地下会議室で2時間半にわたる熱い時間を過しました。ニューヨーク在住の浄土真宗の「フリーランス僧侶」、中垣顕實さんと私の対談に、50人以上の皆さんが最後までお付き合い下さったのです。

 

このイベントのタイトルは「グローバル・ヒロシマ」でした。日本という枠組ではなく世界という枠組から広島を見直し、未来につなげることがテーマです。

 

この会の趣旨として中垣さんが強調されたのは、日本の外から日本を見ることの意味と、それを元にした私たちの頭のスイッチの切り替えです。日本国内での見方では、原爆は広島と長崎、そして原発事故は福島と地域的な色彩が濃くなって、それが「全」日本の問題であるという認識は、時とともに薄れる傾向があるのですが、ニューヨークから見ると、広島も長崎も福島も、「日本」で起きたこととして把握されています。その結果として、このどれをとっても、私たちがグローバルなスケールで関わろうとすると、「日本」としてまた「日本人」として発言し行動することを期待されるということです。

 

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さらに、在米33年になる中垣師が強調されたのは、外から見ると日本のことが本当に良く分るようになるという点でした。日本だけではなく、仏教についても浄土真宗にしても、外に出て、アメリカという「外界」から観察しその全体像を掴み出す必要に迫られることで、その本質が手に取るように分ってきたという感慨です。

 

でもその理解は、アメリカという土地に住んでいただけでは得られないのです。例えば、1994年から、ニューヨーク時間の85日の夜に、初めはニューヨーク本願寺で、フリーランスになってからはキリスト教会その他の場所で、広島・長崎原爆法要「恒久平和の日の集い」を開くことを通して、つまり具体的な活動を通して身に付けた理解なのです。初めは100名にも満たなかった参加者が、500名という規模に成長してきていることも、彼の努力の賜物です。

 

インターフェイス (interfaith---超宗教) というグループの主催で、2002年から10年間、911日にハドソン川で、9.11同時多発テロ犠牲者追悼灯ろう流しを続けて来られたことも大きな足跡です。

 

今回の対談の実行委員会とでも呼んだら良い方々は、このような中垣師の活動を広島から支えて来た皆さん、そしてそれを縁にしてつながりのできた皆さんたちのグループです。

 

中垣師に続いて私も、少し話をさせて頂き、会場からの発言、そして参加された皆さんからの意見や質問も貴重でしたが、整理をした上で稿を改めて報告させて頂きます。

  

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[2018/4/1イライザ]

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2018年4月 1日 (日)

 エープリル・フールの今日くらい真実に触れよう ――ニューヨーク在住の中垣法師との対話です――

 

エープリル・フールの今日くらい真実に触れよう

――ニューヨーク在住の中垣法師との対話です――

 

今日、41日はエープリル・フールの日です。嘘を吐いても良い日、嘘を吐かれても怒らない日、ユ-モアを楽しむ日ですが、安倍政権の暴走、それに盲従する高級官僚、そして追従するマスコミのせいで、我が国は、365日、一日24時間、一週7日間、全て嘘で塗り固められてしまったかの感があります。

 

海外でも、トランプ大統領の登場で、「フェイク・ニュース」が大手を振って歩くようになった結果、せめて41日くらいは真実を報道しようと、意図的に嘘を控えるメディアも登場しているようです。

 

それに倣って、今日の広島でも、真実を語り真実を聴くことを重んじましょうという呼び掛けです。大変、勝手味噌なお知らせになりますが、一昨日お知らせしたように、今日、午後二時から国際会議場で、中垣顕實法師と私の対談の会が開かれます。

                           

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中垣法師は、2010年にお会いした当時、ニューヨーク本願寺の住職でしたが、その後はフリーランスの僧侶として、仏教という軸に沿っての、平和や国際理解、地域の一員としての地道な活動などを続けて来られた方です。例えば、1994年から毎年85日に、広島・長崎原爆法要「恒久平和の日の集い」をニューヨークで開催されていますし、2002年から10年間、911日にハドソン川で、9.11同時多発テロ犠牲者追悼灯ろう流しを続けて来られました。

 

ニューヨークは人種のるつぼとも言われたことがあるほど、多様な人々が住んでいる地域です。それでも少数派の苦労は並大抵ではありません。「仏教」という立場も明確にしながら、地域に溶け込み、その地域を象徴する存在でもある警察との連携を密にして来られた実績には敬服します。

 

そして今回、8年振りにお会いするに当って、中垣師の近著『卍とハーケンクロイツ』を読ませて頂きました。こんなに凄い仕事をされていたのだということが分り、新たな敬意を抱いています。

 

「ハーケンクロイツ」とはナチスのカギ十字です。ホロコーストを経験された方はもちろん、西欧社会でのハーケンクロイツの位置付けは究極の悪のシンボルです。カギ十字を小さなデザインであろうとどこかに使うことは許されませんし、ナチスとの関連を知らずに使ったとしても囂々たる非難を受けるような存在です。

 

私自身の経験を振り返ると、小学生の時、未だナチスについての知識は全くなかった時代に、地図の記号としての「卍」を習っていました。物心が付いてからナチスについての知識も増え、特にアメリカで生活するようになってからは、カギ十字に嫌悪感を持つ気持も良く分るようになりました。

 

しかし、寺院のシンボルである「卍」と究極の悪のシンボルであるカギ十字との関連については、その必要もなかったのだと思いますが、ほとんど考えたことはありませんでした。

 

『卍とハーケンクロイツ』は、その関連を明快に解き明かしてくれるだけでなく、東洋そして世界における幸せのシンボルとしての「卍」の存在の意味を、説得力を持って伝えてくれています。内容については、「おわりに」から、中垣師の言葉を引用しておきます。

 

本書の基本は日本や東洋で使われる卍とヒトラーが使ったハーケンクロイツとの相違点また類似点を明確にすることであった。そしてそれを認識することが、現在、西洋と東洋での卍に関する諸問題の解決の糸口になると考えたのだ。

 

邪な行為のシンボルになってしまったデザインが、それ以上の長い人類史の中で果してきた役割、そして今後も果しうる役割を冷静に見詰めることで、人類史をどう捉えるのか、その中での特定の時期、特定の人々の体験をどう位置付けるのかという、歴史の捉え方についての学術的かつ分り易い一書になっています。一読をお勧めしますし、その著者の中垣師の謦咳に接する良い機会でもありますので、多くの皆さんの御来場をお持ちしています

 

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[2018/3/31イライザ]

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2018年3月30日 (金)

 グローバル・ヒロシマ対談 ――ニューヨーク在住の中垣法師との対話です――

 

グローバル・ヒロシマ対談

――ニューヨーク在住の中垣法師との対話です――

 

明後日の41日、日曜日の14時から、広島平和記念資料館の地下会議室で、ニューヨーク在住の浄土真宗(西本願寺)僧侶、中垣顕實さんとの対談を行います。多くの皆さんのお出でをお待ちしています。入場料は500円です。

                               

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チラシの裏側に詳しい紹介がありますが、中垣さんは、現在、ニューヨークの「Heiwa Peace and Reconciliation Foundation of New York, Ltd.」の創始者、会長を務めています。2010年にお会いした当時は、ニューヨーク本願寺仏教会に所属され、その後はフリーランスの僧侶として、仏教という軸に沿っての、平和や国際理解、地域の一員としての地道な活動などを続けて来られた方です。例えば、1994年から毎年85日に、広島・長崎原爆法要「恒久平和の日の集い」をニューヨークで開催されていますし、2002年から10年間、911日にハドソン川で、9.11同時多発テロ犠牲者追悼灯ろう流しを続けて来られました。

 

著書には、2010年に出版された『マンハッタン坊主、つれづれ日記』がありますが、最近では、『卍 (まんじ) とハーケンクロイツ――卍に隠された十字架と聖徳の光――』 (現代書館、2013) を通して、ナチスのシンボルになってしまった「まんじ」の歴史的意味を解説するなど、意欲的な活動を続けています。


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トランプ大統領の本拠地ニューヨークで平和や和解のための活動をして来られた僧侶の現地レポートがどんな内容なのか、興味津々ですが、浄土真宗を通してのニューヨークと広島からのメッセージも強力なものになるはずです。

 

[2018/3/25イライザ]

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