音楽

2017年3月27日 (月)

仰げば尊し ――美しい日本語を継承して欲しい――


仰げば尊し

――美しい日本語を継承して欲しい――

 

卒業式の季節ですが、かつてはどの学校でも歌っていた『仰げば尊し』が最近では歌われなくなってきたようです。その代りに最近歌われているのは、例えば、『旅立ちの日に』や『YELL (いきものがかり)』、『3月9日 (レミオロメン)』等だそうです。どれも良い歌ですし、時代の変化を反映しているのだとは思いますが、今回は、『仰げば尊し』が復権することを願っている理由を述べてみたいと思います。

 

その前に、まずYouTubeにアップされている『仰げば尊し』を聞いて下さい。


 

 さらに歌詞も復習しておきましょう。

 

1. 仰げば 尊し 我が師の恩
教(おしえ)の庭にも はや幾年(いくとせ)
思えば いと疾(と)し この年月(としつき)
今こそ 別れめ いざさらば

2. 互(たがい)に睦(むつみ)し 日ごろの恩
別(わか)るる後(のち)にも やよ 忘るな
身を立て 名をあげ やよ 励めよ
今こそ 別れめ いざさらば

3. 朝夕 馴(な)れにし 学びの窓
蛍の灯火(ともしび) 積む白雪(しらゆき)
忘るる 間(ま)ぞなき ゆく年月
今こそ 別れめ いざさらば

 

歌われない理由として、歌詞が難しい、教師への「恩」を強制している、立身出世主義を奨励している等の意見があるようですが、確かに歌詞は今の子どもたちには難しいかも知れません。教師への恩を強制していると読むことも可能ですが、歴史的事実として、多くの人たちがこれまで「師」に感謝してきたことを、若い世代にも受け継いで欲しい、そし教師の側からは、生徒たちにそう感じて貰うための努力を教師としてしっかりするという決意表明の歌として受け止められないものでしょうか。

 

「身を立て 名を上げ やよ励めよ」は、自立し、自分の名前に恥じない人間になるように努力して欲しいという、独立して行く子どもたちへの餞の言葉と考えてはいけないのでしょうか。

 

歌詞の解釈も大切ですが、それ以上に大切だと思うのは、この歌詞が日本語として美しいことです。日本語の美しさを若い世代に理解して貰いその美しさを伝え続けて貰うために、この歌を覚え歌い続けて欲しいのです。

 

美しさを表現している個所を挙げておきたいと思います。

 

一つは「今こそ別れめ」です。係り結びであることは、古文の時に習ったはずですが、「別れめ」は「別れむ」の已然形です。「こそ」は強調なのですが、「は」と同じような意味を持つとも言われていますので、「今は別れるけれど、再会しよう」という情緒を言葉としては言わないながらも伝えています。そんな気持ちを言外に美しく伝えられる係り結びを、日本語の中に残しておきたいと思うのですが、センチメンタル過ぎるでしょうか。

 

後は一つにまとめてしまいますが、「いと」「やよ」「いざ」といった詩語の美しさです。日本語の特徴の一つは、俳句や短歌といった短い詩の持つ美しさにあることは論を俟たないと思いますが、そのことは、ここに掲げた二音節の言葉の持つ美しさと切り離せないように思います。その美しさを感じて貰うために、そして日本語の美しさを大切にして貰うために、若い人たちに『仰げば尊し』を歌い続けて貰いたいと願っています。いや祈っています。

 

 

 

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2017年3月24日 (金)

点字プリンターと点字カラオケ ――日本テレソフトとカラオケ館高田馬場2号店に拍手――  


点字プリンターと点字カラオケ

――日本テレソフトとカラオケ館高田馬場2号店に拍手―― 

 

このブログでは、しばしば外務省批判をしていますが、今回は外務省も (つい、「たまには」と入れたくなってしまうのですが) 良い仕事をしていることの報告です。昨322日に、外務省からODA白書が発行されましたが、その中に、次のような記事が載っています。

 

               

Oda

             

 この点字プリンターを開発、製造して世界で販売しているのが「日本テレソフト」という会社です。私の友人が社長を務めていますが、気骨のある正義漢でしかも幅広い分野の人々との交流があり、時代を先取りできる素晴らしい能力の持ち主です。

 

以下、日本テレソフト社のホームページからの抜粋を中心に、同社の活動を紹介します。

 

まずODA白書には、日本テレソフト社による「セルビア国の視覚障害者団体を支援した草の根ODAが紹介されました。点字プリンターが同国の教育の向上などに貢献し、有意義に活用されているという内容です。日本テレソフト社では、同様の海外支援の取り組みを、ベトナム、ドミニカ共和国、グレナダ、南アフリカなど数カ国で行い、いずれも高い評価を受けています。」

 

Photo

点字プリンターの一つです

 

このプリンターの特徴は、画面にもあるように、点字と墨字の両方を同時印刷できることです。しかも静かな点が「売り」です。点字は物理的に凹凸を付けることが「印字」になる訳ですから、ある程度の速さを確保しようとすれば当然、音が出ます。その音がうまくコントロールできていないと、教室や事務室で使うのにはうるさ過ぎますので、高度の技術が必要なのです。となるとコストが高くなるのですが、それも合わせて良い製品として完成したところが、世界的に評価されています。

 

もう一つ、日本テレソフト社の製品で私のお勧めするのが「点字カラオケ」です。カラオケの歌詞は、最近は画面に表示されますが、視覚障碍者には利用できません。そこで、カラオケの機械とパソコンそして点字ディスプレーをつないで、画面の歌詞を点字に翻訳し、それを点字ディスプレーに表示する装置を開発・製作したのが日本テレソフトです。

 

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広島市もこの機械を購入して、無料で貸し出しをしています。窓口は「(社)広島市視覚障害者福祉協会(電話・ファクス 082-249-7177)」です。

 

カラオケボックスでは、高田馬場のカラオケ館高田馬場2号店 (☎ 03-5155-2458) が導入しています。ここで実際に体験をした方の感想が点字毎日に掲載されています。是非、お読み下さい。

 

 

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クリックすると文字が大きくなります

 

この点字カラオケを、ロスアンゼルスの展示会で、スティービー・ワンダーが実際に使ってくれました。自分の歌を点字でチェックして、「素晴らしい」とコメントしてくれたというエピソードもあります。

 

世間的にはあまり知られていませんが、日本テレソフトもカラオケ館高田馬場2号館にも大拍手を送りたいと思います。そして、世の中、多くの分野でこのような地道な取り組みをして頑張っている人や企業、団体等がもっともっとあるのだろうと思います。その全ての皆さんにも拍手です。

 

 

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2017年3月23日 (木)

久し振りの湯来温泉 ――やはり魅力的な場所ですね――  


久し振りの湯来温泉

――やはり魅力的な場所ですね―― 

 

国民宿舎湯来ロッジは、2009年の11月に建て替えオープンして以来、広島市の奥座敷として多くの人に愛されてきましたが、久し振りに足を延ばしてみました。この8年間に、一二度は来ていましたが、それでも途中の道が良くなり、湯来町の佇まいも明るくなったような気がしました。まずは、湯来ロッジの前面の写真です。桜が咲くと文句なしの風景になりそうです。

                  

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 祝日の昼過ぎだったこともあって、ロッジ前の駐車場は満杯、ちょっと離れたところに車を止めましたが、小学生のグルーブが交流体験をしていたようで、観光バスも一台停まっていました。

 

レストランはバイキング形式で、美味しそうなものがずらっと並んでいました。

  

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食べ物の写真を撮ることに慣れていないので、気付いたらお代りの段階でした。それでも折角、撮ったものですので、御高覧に供します。

  

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量はたっぷりでしたし、ランチ・バイキングとしてバラエティーのある選択肢、それに湯来名物のこんにゃくの刺身が絶品でしたし、ヘルシーなものを選べました。がっつり食べたい人には、そんな選択も可能です。Z級グルメを自認している私としては大満足でした。

 

食後はロッジのすぐ裏の水内川沿いに少し歩いて、少し寒さは残っていましたが、水に手を付けたり、もうすぐ桜の季節になれば人で一杯になるであろう河岸を楽しみました。

  

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本来なら温泉に入るべきなのでしょうが、湯冷めをしてしまいそうなのと、やはり温泉はゆっくり泊って楽しみたいという気持があって、後日に回すことにしました。帰途、寄りたいところがあったのももう一つの理由です。

 

実は湯来町から五日市までの国道433号線と県道41号線沿いには、前に寄った喫茶店やお店が何軒かあるのです。食後のコーヒーと買い物が目的ですが、一軒はどうも見過ごしてしまったようで、こちらも前に寄ったことのある「富夢想野(トムソーヤ)」でお茶にしました。丸太小屋づくりの温かい雰囲気のお店でした。もう一つ、この店の敷地内には「カラオケ」という幟旗が立っていたのですが、現在は休業中とのこと、再開して欲しいとお願いしてきました。

 

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そしてもう一軒、「空口ママのみるく工房」です。久し振りにお会いしましたが、お元気な様子、そしてお店も多くのお客さんで賑わっていて、嬉しく思いながら、半どら(餡は,もちろん名物ミルクジャム、抹茶、チョコ、あずき)を買いました。美味しかったことは言うまでもありません。

 

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こんなに近場で楽しめる場所が沢山あるのですから他にも足を延ばして、今まで十分に満喫できなかった広島の魅力を発見しながら皆さんにも報告したいと思っています。

 

 

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2017年3月22日 (水)

第6回オリジナル曲発表・交流会 ――3月19日の「ミュージックの日」にちなんで――


6回オリジナル曲発表・交流会

――319日の「ミュージックの日」にちなんで――

 

319日を音楽の日にしようと提案したのは、音楽家たちの組合である日本音楽家ユニオンです。1991年のことでした。「3」は「ミ」とも読めますし、「19」は「ジュック」と読めることからの語呂合わせだそうです。趣旨は、提案者の言葉を借りると「音楽の素晴らしさや楽しさを音楽家の立場から訴え、聴衆の人たちと共有したい、ということにつきます。」

 

それにちなんでという意味もあって、319日には、アークホテル広島駅前で、「第6回オリジナル曲発表・交流会」が開かれました。一月の「広島音楽芸能文化懇話会 新年互礼交流会」から2か月ですが、今回は広島で音楽活動をされている多くの皆さんが歌いプロモートしている新曲の披露が目玉です。

 

午後にはもう一つのイベント、それは既にこのブログで報告させて頂いた、「ストップ!戦争法街頭行動」なのですが、がありましたので、長時間はお付き合い出来ませんでした。短いレポートになりますが、会場に着いてすぐ、阿修羅さんの『わすれな蝉』に魅了されました。作詞作曲ともに池田二三枝さん。詩が作られたのは2015年でしょう。70年前に亡くなった祖父が妻子を思う気持、そして残された二人が祖父を偲ぶ思いを蝉に託した平和の歌です。最後に「戦争は起しちゃだめだと祖母が泣いた」が締めのフレーズになっている感動的な歌です。衣装もきれいでした。

 

               

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阿修羅のお二人

 

もう一人印象に残ったのは、元航海士の道ひろしさん。広島や海をテーマにした歌がお得意ですが、今回は『広島ブルース』でした。航海士としての晴れ姿です。

 

 

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道ひろしさん

 

続いて、実行委員会委員長の上村和博さんの挨拶。いつも熱い思いが真っ直ぐに伝わってきますし、音楽を愛する仲間たちを如何に大切にしているのかが言葉になった、正にミュージックの日にピッタリの「舞台」でした。

 

 

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上村和博さん

 

私も、皆さんの「オリジナル」曲を引き立たせるために、定番の曲を歌わせて頂きました。一曲は、滝廉太郎の『花』です。

 

廿日市市では今、市議会議員選挙が行われていますが、選挙の際にスピーカーを使うためには、音を出しているスピーカーに、選挙管理委員会から配布された「許可証」を付けなくてはなりません。車の際には車用の許可証があるのですが、「船舶」用の許可証もあります。船にスピーカーを載せて海上や沿岸の人に呼び掛けるときに使うのですが、私も船舶用の許可証を使ったことがあります。

 

2007年の選挙の中日、お花見日和の日曜日でした。平和公園は桜とお弁当に飲み物を楽しむ家族や友人たちのグループで一杯でした。そんな中に割り込むのも気が引けましたので、「雁木タクシー」に乗って、川から皆さんにアピールすることにしました。とは言え、恥ずかしげもなく選挙運動というのも無粋ですので、歌を歌うことにしました。曲目は『花』。お花見にはピッタリだったと思います。有難いことに、少し変わった「余興」にお花見に興じていた皆さんも注目してくれました。歌い終ったときには、大きな拍手を頂きました。その選挙で当選できたのは、この歌のお蔭でもあるとずっと思い込んでいました。

 

「幸運の『花』を皆さんと共有して、皆さんのオリジナル曲が大ヒットすることを祈りたいと思います」という口上で、歌わせて頂きました。そしてもう一曲は、『Tonight。折角練習したのですから、少しでも多くの方に聞いて貰いたいという気持からですが、今回も気持良く歌うことができました。

 

参加者の皆さんそして実行委員会の皆さん、有難う御座いました。

 

 

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2017年1月29日 (日)

二人の声楽家から学んだこと ――自分の身体全体を響かせること――


二人の声楽家から学んだこと

――自分の身体全体を響かせること――

 

岡野先生に御指導頂くに当って、最初に見せられたのは頭蓋骨の模型でした。声はただ単に声帯を使うだけで聞こえるようになるのではなく、喉から口に入り、頭蓋骨の中で反響して外に伝わるからです。そう説明されると納得が行きます。でも普段はこのようなモデルを頭に描いて歌を歌っている訳ではないので、「なるほど声楽の専門家は、このような認識で声を出しているのだ」と感心しました。

 

口の開け方も、このモデルを元に、図骸骨の天辺にまで声が届き、きれいに反響するように工夫するのですが、簡単に言ってしまえば、口を盾に開く、そして軟口蓋を自然に開く、ということだと受け取りました。このような発声と、私も癖になっていたようなカラオケ流の歌い方との違いを先生が実際に発生して聞かせてくれました。

 

声を潰してしまう歌い方ですぐ「この人の声と一緒だ」と思ったのはある演歌歌手でした。かなり有名な人で、それなりに歌も好きなのですが、聞き比べると、なるほどと思える違いがはっきりと聞き分けられました。

 

           

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岡野泰子先生

 

このようなレッスンを受けて、後は自分で練習するのですが、ピアノが弾けないので、カラオケに行って、先ず発声に役立つ二三曲で喉の柔軟体操をしてから練習曲のお浚いをしてみました。折角ですので、「精密採点」機能を使って点数も調べたのですが、前日より2点良くなっていて吃驚しました。もっとも、点数はそれから下がったり上ったりですが、コツは分ってきたように思います。

 

実はわたくしの妹も声楽家で、長い間ドイツの劇場で専属オペラ歌手として活動しその後日本に戻って若い人たちを教えて来ています。教育者としての評価も高いのですが、兄妹の間だからでしょうか、これまで何度か親切にアドバイスをしてくれた言葉は右の耳から左の耳に通り抜けていたようです。岡野先生のレッスンで、ようやく妹の言葉が分りました。

 

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秋葉京子とRさん

 

 

昨年末に、生徒さんの一人を指導している場を覗かして貰ったとき聞いていた言葉が蘇ってきました。「そうか、あのときの言葉は、こんな意味だったのか」ということがストンと胸に落ちてきたのです。こうして、声楽家として尊敬する二人からレッスンを受けることができたのですから、今年の夢の一つは叶った、と言えそうです。

 

その結果が、今日午後2時からの「岡野泰子門下生による声楽発表会」でのデュエット・デビューで上手く生かせるかどうかですが、目標は前回書いたように「私という、天から与えられた楽器」をきれいに響かせることです。

 

 

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2017年1月28日 (土)

明日29日(日)、コンサートで歌います ――West Side Story から「Tonight」のデュエットです――


明日29()、コンサートで歌います

――West Side Story から「Tonight」のデュエットです――

 

コンサートの正式名は「岡野泰子門下生による声楽発表会」です (読みは、「おかのたいこ」です)私は門下生ではないのですが、パートナーが長い間、岡野先生に御指導頂いておりましたので、その御縁に甘えて、烏滸がましい限りなのですが、「賛助出演」させて頂くことになりました。「明けましておめでとうございます。」でも触れましたが、今回は曲目も御紹介させて頂きます。West Side Story の中の「Tonight」です。

 この曲の名演奏は多くありますが、YouTubeで高く評価されているものの一つを御紹介します。BBC Proms 2012 でソプラノ Sierra Boggess、テノールJulian Ovenden、ジョン・ウイルソン指揮のジョン・ウイルソン・オーケストラの演奏です。


Tonight

                             


お手本通りには歌えないと思いますが、私も数回、岡野先生の御指導を受けて、「上手く歌おう」という気持が薄くなり、「私という天から与えられた楽器」を如何に響かすことができるのか、とでも言ったら良い気持になって練習ができるようになりました。合理的にポイントを指摘して下さり、しかも生徒のやる気を引き出して下さる先生にお会いできて、天に感謝しています。

 

当日のプログラムもアップさせて頂きますが、名演奏が続くコンサートですので、多くの皆様に御来場頂ければ幸いです。

          

Photo

(クリックすると大きくなります)

                 

 改めて、コンサートの詳細です。

 

日時     129()  午後2時から

場所  広島流川協会 (広島市中区上幟町8-30)

入場料 無料 

 

ここまでお読みになって、岡野泰子先生について、どんな方なのだろうと思われた方も多いと思います。素晴らしい御経歴の持ち主で、知る人ぞ知る快挙の一つは、日本で二人目のセスナ機女性パイロットなのです。

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 (クリックすると大きくなります)

 ドイツリート協会についてはこのページを御覧下さい。


 少しジャンルは違いますが、「昭和の歌を守る会」の活動も続けて行きたいと思います。

 

 

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2017年1月16日 (月)

広島音楽芸能文化懇話会 ――2017新年互礼交流会――


広島音楽芸能文化懇話会

――2017新年互礼交流会――

 

 

広島音楽芸能文化懇話会恒例の、新年互礼交流会に行ってきました。毎年楽しみにしている会で、数年前にお誘い頂いてからほぼ毎年、出席してきました。

 

この会は音楽、特に歌の好きな人たちの集まりで、プロもアマも、音楽教室の先生も生徒も、さらには作詞や作曲の専門家も一堂に集い、好きな歌得意な歌を披露することで時間の経つのも忘れる一日イベントです。傾向としては演歌が圧倒的に多いのですが、クラシックやジャズの演奏も混じり、今回はソプラノ独唱や浪曲そしてクラシック・ギターの独奏等、バラエティーに富んだプログラムでした。

 

主宰しているのは、上村和博さん。中国新聞時代から数々の企画をこなして、文字通り広島の音楽や芸能、文化の仕掛け人として活躍してきた方です。

              

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上村さん


一つ訂正です。後ろの看板の「喰って」は間違いで本当は「唸って」です。つまり、浪曲もありますよという意味なのです。

 

そしてこの会の参加者の皆さんに感謝しなくてはならないのは、一昨年、被爆70年を記念して開催された「市民がつくる被爆7024時間チャリティー・コンサート」を支えて下さったことです。その中でも、上村さんが中心になって出演者とのコミュニケーションを初め舞台設営その他、専門的なところを一手に引き受けて下さったことですし、またこの会のメンバーの皆さんがボランティアとして出演しまた当日会場に足を運んで下さったことです。

 

それだけでも特筆に値するのですが、2005年に、被爆60年を記念して市民の力でバッハのマタイ受難曲の全曲演奏コンサートを開催した時にも大きな力を発揮して下さり、またそれ以後、市民の力で毎年平和コンサートを開くという継続的な活動の中心にもなって下さってもいます。このような「縁の下の力持ち」にスポットライトを当てる賞があれば、第一に推薦しなくてはならない存在です。

 

その他に御紹介したいのは、「被爆7024時間チャリティー・コンサート」にもボランティアとして長崎から来広、出演して下さった、ギタリストの平山ヒデアキさんです。今回は、パッヘルベルのカノンと、ラベルのボレロを演奏して下さいました。カノンがギターで演奏されるのは定番の内に入りますが、あの情熱的なボレロをギター一本でという演奏は聴き応えがありました。

 

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平山ヒデアキさん

 

また、歌と笑いでこの会の山場を作って下さったのは、胡浜三郎(えびすはまさぶろう)さんでした。1970年に、読売テレビの全日本歌謡選手権で、初代の10週勝ち抜きチャンピオンになり、その後プロデビューをした方ですが、最近は故郷の安芸高田市に戻って活動を続けています。実は、風貌が森進一に似ていることもあって、森進一の「物真似」さん「森進伍」としても人気のあるパフォーマーです。今回は、私たちにもすぐ森進一の物真似ができるテクニックを二つ教えてくれました。

 

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胡浜三郎 (森進伍) さん

 

もう後期高齢者になった上村さんですが、「それを機会にもう少し活動を控えめにしようか」とも考えられたのだそうですが、結局、元気な内はまだまだ頑張る決意に変えられたそうですので、今年も上村さんの呼び掛けで楽しい音楽やパフォーマンスのイベントが続くことになりました。そして上村さんのプロデュースで、多くの新人の皆さんが広島から巣立つ年にもなりそうです。

 

 

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2017年1月 6日 (金)

2017年1月5日アップ 「一年の計」の修正と追加


「一年の計」の修正と追加

 

元旦にはやる気満々で「一年の計」を発表しましたが、早速修正と追加が必要になってきました。中間報告も兼ねて、お浚いすると、

 

 日記を付ける

何とか続いています。

 ブログを続ける

これも何とか続いています。

 

(A) 実は、ここで追加の(A)です。これまでの記事にも重複がかなりあるのですが、それはそれで文章の流れ等がありますので、どうしても重なってはいけないということではありません。ただし、何日に何をアップしたのか、記憶力だけには頼れない年齢になってきましたので、これまでの記事の簡単なリストを作る必要があります。

大募集

  そこで、どなたかに手伝って頂きたいのですが、ボランティアとしてリストを作って下さる方を探しています。コメント欄に連絡方法を書き込んで頂けると幸いです。

 

 公式ホームページを立ち上げる

これからゆっくり取り掛かります。

 

 歌のレッスンを始める

 アルティメットのシニア・チームを結成

 

この二つには追加と修正があります。

 

(B) 昭和の歌を守る会を再活性化します。

(ア) 実は、昨年の初めまでは月一回のペースで例会を開いていましたが、諸般の事情で定期的な会合が流れてしまっています。今年は、例会を再開したいと思っています。また全国各地のシダックスが閉店していますので、会場も含めて新たな展開を探りたいと思っています。

 

(C) アルティメットについては修正です。

(ア) シニアによるアルティメット競技は「グランド・マスター」というカテゴリーになっています。何でこんなに仰々しい名称なのか疑問に思っていたのですが、それに対する答は、かつてアルティメットの名選手として鳴らした人でも年齢とともに、広い競技場を走り回るのがかなり苦しくなるのだそうです。その結果、高齢者で競技に参加する人は称賛に値するという評価があるようなのです。確かに運動量は多いでしょうし、激しさでもかなりになるのも納得です。

(イ) そこで、フライング・ディスクを使っての他の競技がないのか調べてみたのですが、ありました。「ディスク・ゴルフ」です。ゴルフと同じ形の競技ですが、ボール代りにディスクを投げるところだけが違います。

(ウ) この競技に参加してくれそうな人にそれとなく声を掛けて見ましたが、「それよりお前が本物のゴルフを始める方が、全ての面で上手く行く」と逆に説得される始末です。今更ゴルフをという気持もありますので、現在、新たな方針を模索中です。

 

         

Photo

                   

 


 市民運動にも力を入れる

 

(D) これも追加です。

(ア) 今年は、核兵器禁止条約締結のための協議が開始されますが、できればニュー・ヨークまで行って、直接、ヒロシマの声を伝えたいと思っています。それが無理であっても最低限、日本政府が「反対票」を撤回して積極的にリーダーとしての役割を果たすよう、プレッシャーを掛け続けたいと思います。

 

 有償の仕事を増やす

現在努力を始めています。

 

 執筆中の本の出版

これも、出版社へのアプローチ等、少しずつ進んでいます。

 

 

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2017年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます 本年も宜しくお願い申し上げます


明けましておめでとうございます

本年も宜しくお願い申し上げます

 

一年の計は元旦にありですので、今年、2017年の計画を以下、御披露させて頂きます。個人的なことが多いので、お読み頂いても共感や納得とは縁のないことばかりかもしれませんし、あまり勉強にもならないと思います。でも私にとっては、ここに書かせて頂くことで後に引けなくなりますので、御容赦頂ければ幸いです。順不同です。

 

 日記を付ける

(ア) 今まで何年も年の初めには日記を付ける決意をしてきました。でも、毎年「三日坊主」で終りました。今年は、せめて4日までは続けたいと思います。

(イ) 続かない理由の一つは、書き続ける動機がないからだということに気付きました。動機付けのために、今年は「5年連用日記」帳を買いました。来年の同じ日に、「去年は何をしたのかな」と思いつつ日記を付けている自分を想像することで、少しは動機付けになると考えているのですが、その通りに展開するかどうか、適宜報告したいと思います。

           

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 ブログを続ける

(ア) 忙しい時には、「明日一日くらい飛ばしても良いだろう」と考えてしまうのですが、何とかこれまで続けて来られましたので、少なくともあと一年は続けなくてはと思っています。これまで取り上げたトピックも続けてウォッチしたいと思いますし、新たな領域にも視野を広げられればと思います。

(イ) そのために、豊かな経験を持つ広島県原水禁の常任理事の皆さんに、月に一度原稿を寄せて頂けるようお願いをし続けたいと思います。

 

 公式ホームページを立ち上げる

(ア) インターネットが普及してからの夢でした。毎年先送りしてきましたが、今年こそは!

(イ) そのため、国会図書館に行って資料を貰ってきましたので、実現しないと罰が当たります。

 

 歌のレッスンを始める

(ア) カラオケだけが趣味と言っても良いのですが、独りよがりだったことを反省しています。歌の先生に指導を受けようと思います。

(イ) 実は、デュエット・デビューの予定があります。129()の午後2時から広島流川協会で一曲歌わせて頂きます。詳しくはまたお知らせします。

 

 アルティメットのシニア・チームを結成

(ア) アルティメットという競技は前に御紹介しましたが、河川敷などを使って、年齢相応のチームを作って練習できればと思っています。

(イ) 興味のある方は、コメント欄に連絡先を書き込んで頂けますか。公開はしませんので。

 

 市民運動にも力を入れる

(ア) 広島市やその周辺では、100パーセントとは言えませんが、いろいろな催しに参加して連帯の意思を共有しています。

(イ) 東京や関東での催しにも参加できる環境を整えられればと思います。交通費等の捻出をどうするかが問題です。

 

 有償の仕事を増やす

(ア) 上記の目的のために、仕事の範囲を広げて、交通費くらいの収入を確保するのが目標です。

(イ) 通訳や英語の指導等もできますが、力仕事はもう無理かもしれません。

 

 執筆中の本の出版

(ア) 憲法について、またオバマ大統領の業績について、このブログで読んで頂いたことなどを骨格にして一二冊本としてまとめています。

(イ) 今年は、気骨のある出版社にお願いして公刊できればと思っています。

 

末広がりの8つにまとめましたが、追加があるかも知れません。かなり個人的かつ勝手な思いをお読み頂き有難う御座いました。

 

 

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2016年12月26日 (月)

『さくらの花よ 泣きなさい』

『さくらの花よ 泣きなさい』

 

このブログは「タウンNEWS広島平和 大通り」をお師匠さんとして立ち上げましたので、いろいろ影響を受けています。ということで書き出しも似てしまうのですが、「数学の苦手な国?そして「算数のできない国」に触発されて浮んだ思いを文字にしたいと思います。

 

特に心に響いたのは、「日本に再び桜は咲くのでしょうか」と、三浦サリーの『桜咲く』でした。

それは、荒木とよひさ作詞・三木たかし作曲の2008年の歌『さくらの花よ 泣きなさい』 (歌は保科有里、三木たかし、黛ジュン版があります)を思い出したからです。

              

               

 

この歌は、喉頭がんで手術を受ける前、つまりやがては声を失うことになる前に三木たかしが自ら歌ってレコーディングした「最後の曲」として知られています。恐らくその時点で死を覚悟していた三木に寄り添う気持を盟友の荒木とよひさが言葉にしたのだとしか読めない美しい切ない歌詞です。

 

でも、桜は日本という国の象徴でもあります。桜の花は市民一人一人ということになるはずです。国だから国民と言っても良いのですが、この言葉はあまり使いたくありませんのであえて市民と言い換えます。その視点から、三木・荒木という素晴らしい作詞家と作曲家の友情とは全く別の文脈で、しかも歌詞の一部を変えると、理想の国を探し求めながら、自分の国の情けなさに涙する歌に聞こえてしまったのですが、これは深読みが過ぎているでしょうか。もう一つ付け加えるとすれば、『さくらの花よ 泣きなさい』を最初に耳で聞いた時の印象としてはそう感じたという、まったく主観的な思いがあります。

 

実は、そう思ったのは、次の一節が原因です。

 

「心から嘘をつき また人を傷つけて

生きることの 恥ずかしさ」

 

本来の歌詩の中では、死を目の前にした自分が人生を振り返って懺悔の気持を表す言葉です。でも、ずっと昨今の政治を考えながら、その原因を探し上手く伝えるにはどうしたら良いのかを考え続けているために、現在の為政者に欠けているのが、このように自らを振り返り謙虚に自分たちの言動を省察しそれがどのような結果を招いているのかを市民の立場から客観視することなのではないか、と閃いてしまったのだと思います。

 

これほど素晴らしい楽曲を政治批判の言葉として自己流に解釈してしまうことが、詩と音楽に対する冒涜にならないことを祈っていますが、敢えて弁明すれば、『さくらの花よ 泣きなさい』を最初に耳で聞いた時に私の心に響いたのは、一人一人の人間の生と死の大切さだったのです。大きな権力を持つ人々にもこの歌の持つ真実を常に感じながらその権力を行使して欲しいと思ってしまったのです。

 

歌詞の中には繰り返し「泣きなさい」という言葉が出てきます。政治に絶望して泣きたいほどだという表現は使われますが、それを代弁してくれているようにも読めました。勿論、泣いてばかりいても政治は変わりません。どうすれば良いのでしょうか。

 

 

そろそろ大晦日も近付き紅白歌合戦も頭の隅にあったからなのかもしれませんが、武田鉄矢の『贈る言葉』も思い出しました。「悲しみこらえて ほほえむよりも 涙枯れるまで 泣くほうがいい」のかもしれません。絶望して泣き、怒りながら、しかし同時に、したたかにエネルギーを蓄えることも必要です。本当はそれを書きたかったのですが、いつもの癖で前説が長くなってしまいました。次回に続きます。

 

 

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