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2017年6月20日 (火)

核も戦争もない平和な21世紀を!

      核も戦争もない平和な21世紀を!

被爆72周年原水爆禁止世界大会広島県実行委員会結成総会

 

広島県原水禁は、昨日「被爆72周年原水爆禁止世界大会広島県実行委員会結成総会」を自治労会館で開催し、8月4日から6日まで開催される広島大会の成功に向けて現地の取り組みを強化することを確認しました。結成総会には、被爆者団体や反原発の市民グループ、労働組合代表など、約40人余りが参加しました。

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今年の原水禁世界大会のメイン・スローガンは、

 

核も戦争もない平和な21世紀を!

 

くり返すな原発震災!めざそう!脱原発社会

 

です。

 

今年の大会の大きな柱は、

 

Ⅰ 核兵器廃絶の課題・・・

    歴史的な核兵器禁止条約交渉と東北アジアの平和と安定に向けた現状と課題の認識を 共有する

 

 

Ⅱ 脱原発の課題・・・

   原子力政策の根本的な転換をめざし、原発に頼らないエネルギー政策の展開を提起する

 

Ⅲ ヒバクシャの課題・・・

  広島・長崎の原爆被害者の残された課題(原爆症認定、在外被爆者、被爆体験者、被爆二世・三世など)の解決をめざす。世界に広がる核被害者との連帯を深める。福島原発事故での労働者や住民被曝問題を考える。

 

 

 

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実行委員会結成総会では、主に次のような広島大会の日程を確認しました。

 

主な大会日程は、

 

8月4日(金) 16時00分 折り鶴平和行進

             17時15分 被爆72周年原水爆禁止世界大会・広島大会開会総会

 

8月5日(土)  9時30分 「平和と軍縮」「脱原子力」など7分科会

              14時00分 「ヒバクを許さないつどい」など自主的な交流会 

        13時30分 国際会議「なぜ日本で脱原発が進まないのか?」

 

8月6日(日)  9時30分 被爆72周年原水爆禁止世界大会・広島大会まとめ集会

 

また7月27日から8月3日までの日程で、県内3コースで「平和行進」を実施します。

 

現在、ニューヨークの国連本部で開催されている「核兵器禁止条約第2回交渉会議」は、被爆者の願いである「核兵器廃絶」への道を大きく切り開く「核兵器禁止条約」が、圧倒的多数の国々の賛成で、承認される歴史的な年となることは間違いありません。

今改めて、1955年に開催された「第1回原水爆禁止世界大会」の「大会宣言」を思い起こしてみたいと思います。

「原水爆被害者の不幸な実相は、ひろく世界に知られなければなりません。その救済は世界的な救済運動を通じて急がなければなりません。それがほんとうの原水爆禁止運動の基礎であります。原水爆が禁止されてこそ、真に被害者を救うことができます。」

 

宣言は訴えています。核兵器が禁止されなければ、真の原爆被害者の救済はありません 原水禁運動の原点を改めて再確認するのも今年の原水禁大会の大きな課題です。

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2017年6月19日 (月)

「ビリョクだけど ムリョクじゃない!」第20代高校生平和大使結団式

「ビリョクだけど ムリョクじゃない!」第20代高校生平和大使結団式

 

昨日午前10時からアステールプラザ(広島市中区)で、節目となる「第20代高校生平和大使」の結団式が行われました。「高校生平和大使」は、1998年に長崎で選ばれた2名が、初めて国連本部(200年からは欧州本部)を訪問して「核兵器廃絶と世界平和の実現」を訴えて以来、毎年続く活動です。

今年も「高校生平和大使派遣実行委員会」の呼びかけに応えて応募した高校生から、北海道や福島、東京など全国15都道府県で22名が選出され、この結団式に集まり、これから1年間の活動を誓い合いました。

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第18代高校生平和大使を務めた脇原華怜さんの司会で始まった結団式は、まず最初に「派遣実行委員会」の小早川実行委員長が「皆さんからは、輝く希望のようなものを感じた。選考委員は、この子たちは必ず『核兵器廃絶、広島長崎の思いを伝えてくれる』と確信して、皆さんを選びました。署名に込められた思い、それを支えている多くの高校生たちの思いを受け止めてください。そして被爆者の皆さんの希望の星になってください。」と激励。そして一人ひとりに委任状が手渡されました。

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続いて22人の高校生平和大使の決意表明。

広島で選ばれた船井木奈美さん(英数学館2年)は、「学生の平和活動の中で、同世代の関心のなさを痛感します。被爆者の方たちが、『二度とヒバクシャを出さないでほしい。』と言われる思い、そして72年前の事実、平和の大切さを、同世代や次世代の人たちに伝えたい。そのためにも1万人署名活動をより活発にするよう努力します。」と決意を述べました。

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同じく広島の小林美晴さん(広島大学付属高校2年)も「被爆者の思いを伝えることが大切。そのためにも被爆体験を風化させてはならない。署名に込められた思い、集める活動に加わってくれた仲間の思いを届けたい。」と語り、同じ広島の久永風音さん(広島皆実高校3年)は、「被爆者の体験を聞いたことが、平和活動のスタートでした。人と人とのつながりが平和の基礎です。人は誰も大切な人。そのためにも核兵器も戦争もない世界を作らなければなりません。」と決意を述べました。

他の高校生平和大使からも次々とそれぞれの思いが伝わる力強い決意が述べられました。

前日広島入りした高校生平和大使たちは、柳川良子さんの被爆体験を聞き、慰霊碑への献花、被爆二世の案内で平和公園を中心とした「碑めぐり」、さらに原爆資料館見学など、被爆の実相を学ぶ活動を行いました。その中でも特に、柳川さんの被爆体験が強く印象に残ったようです。

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今回選ばれた第20代高校生平和大使は、1年間地元での平和活動を続けるとともに、8月19日から26日の日程で、スイス・ジュネーブにある国連欧州本部を訪れ、国連軍縮局に全国の高校生が集めた「高校生1万人署名」を提出することになっています。

そのための署名活動は、全国で取り組まれており、すでに広島でも平和公園元安橋などで、多くの高校生が集まり、取り組まれています。

 

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今年は、「核兵器禁止条約交渉」が国連で行われている画期的な年です。この高校生平和大使たちが、国連欧州本部を訪れる時期には、「核兵器禁止条約」がまとまっていると思われます。「核兵器禁止条約交渉」に参加しない日本政府に代わって、高校生平和大使の皆さんが、被爆者や被爆地広島、そして全国の人々が願っている「核兵器禁止条約の制定によって核兵器廃絶へ」の強い思いを伝える大きな役割を果たしてくれるものと確信しています。

 

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2017年6月17日 (土)

共謀罪反対の理由の一つ・冤罪 ――それには予算のあるなしが関係してきます――

 

共謀罪反対の理由の一つ・冤罪

――それには予算のあるなしが関係してきます――

 

安倍政権は、強行採決までして国会が承認したという形だけを作り上げ、共謀罪というとんでもない「犯罪」を新たに「合法化」してしまいました。このような暴挙を許してはいけない、そのためには世論が高まり、短時間に「良識の大合唱」が沸き上がるようにしたい――そんな思いで613日、14日、15日の三日間、午後5時半から一時間、本通りの青山前で、市民有志による街頭行動が行われました。

 

                 

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共謀罪がなぜ問題なのかについては、64日の集会ならびにデモについての報告をお読み頂きたいですし、YOKOさんからの報告も貴重です。そして「いのちとうとし」さんも続けて報告をしてくれました。また、日本弁護士連合会のまとめた『合意したら犯罪?合意だけで処罰?が分り易く説明してくれていますので、是非お読み下さい。


後は私たち一人一人がさらなる行動をすることのみ、と締め括っても良いところなのですが、私の感想も一つ二つ付け加えたいと思います。一つは、ネットで共謀罪について、自分は犯罪とは関係のない普通の人間だから共謀罪ができても怖がる必要はない、つまり全く問題なし、という趣旨の考え方が散見されることです。

 

ここで反論しても仕方がないかもしれませんが、このように考えている方々が想定していないことの一つは、法律ができるとそれにはお金が付いてくるという事実です。より正確には、出来上がった法律を施行するための予算を請求する根拠になるという意味ですが、その結果、法律の趣旨に沿った形で使えるお金が担当者たちの手に入るということです。

 

共謀罪の場合、2人以上の人間の合意が必要ですので、合意があるかどうかを調べることは捜査上、当然、許されることになるでしょう。その場合、例えば盗聴とか、メールやLINEを盗み見することも捜査上必要だと、為政者が判断すればそれは行われることになります。

 

現状だけで将来を判断することが難しい理由の一つは、現在の状況を元に未来を考えることには限界があるからです。特にお金の面での違いに気付かないとその違いが見えてこない場合もあります。今私たちが理解している現在の捜査の状況とは、現在行われている範囲での捜査をするだけの予算しか付いていない、という前提条件があります。それより多くの予算がついて、より広範囲の「捜査」がどのような形になるのかを予想するのは難しいと思います。しかし、仮に潤沢な予算が付いた場合の捜査と、現状とでは大きな違いが生じても不思議ではないことは御理解頂けると思います。

 

そして「オリンピック」という大義名分があるのですから、そのための予算として多額が計上されても恐らくは問題にならないでしょう。しかも「オリンピック」に隠されて中身までは十分分らないかもしれません。そして予算は使い切るのが原則ですから、そのお金を使って、「安全のため」そして「テロ予防のため」に盗聴・盗み見の範囲が増えて行くことは目に見えています。

 

そうなると、次に心配なのが冤罪です。「合意」をしたかどうかを事実だけで立証するのが難しいことはお分り頂けると思います。となると、私たちの言葉そのものが捜査の対象になります。日常生活の中でも「言った、言わない」の決着をつけるのは難しいことは私たち経験済みですが、権力を持って捜査する人たちが、「言った」と結論付ければ、それに対して私たち普通の市民が対抗することはほとんど不可能に近くなります。そこから冤罪が生まれます。

 

これは私たちにとっても無縁ではありません。共謀罪とは関係のない冤罪で最近、注目されたRCCの元アナウンサー煙石さんの冤罪事件が、冤罪の恐ろしさを示しています。この事件については、北村弁護士⑦パパさん、そして事件鑑定人のブログでも取り上げられていて、とても勉強になりました。

  

そして皆さんが指摘しているように冤罪は誰にでも起り得ることです。煙石さんはマスコミ人です。そしてマスコミ人は、普通の人たちよりは権力との接点がありますし、例えば違法捜査をしたりすればそれは仲間のマスコミから公表されて問題視されるであろう可能性も一般人の場合よりは高いはずです。したがって、警察や検察は恐らくより慎重に捜査をすることになるでしょう。にもかかわらず、煙石さんは最高裁まで闘ってようやく無罪を勝ち取らなくてはなりませんでした。

 

煙石さんの御苦労と勇気、そして彼を支えた英雄たちの存在を讃えたいと思います。同時にこの事件は、冤罪は他人事ではないことをはっきりと示してくれているように思います。

 

もう一点、事件鑑定人さんが指摘しているのは科捜研の予算が厳しいために高価な解析ソフトが使えなかった可能性です。それが煙石さんの無罪の証明と関わっていたということなのですが、それは、科学的な捜査でも「予算」が大きな役割を果している事実を認めなくてはならないという結論になります。共謀罪でも、予算の付くことで捜査内容が大きく変わるであろうことの傍証にもなっているのではないでしょうか。

 

 

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2017年6月16日 (金)

「BAN NUKES NOW!」原爆ドーム・キャンドル・メッセージ

BAN NUKES NOW!」原爆ドーム・キャンドル・メッセージ

&「共謀罪」強行採決抗議の街宣

 

今日(現地時間15日)からニューヨークの国連本部で、「核兵器禁止条約第2回交渉会議」が始まります。この会議の成功を願う広島の声を、国連に・世界に届けるため、昨晩午後7時半から原爆ドーム横に市民200人余りが参加し、「核兵器禁止条約のためのヒロシマ緊急共同行動・そのⅡ」として、原爆ドーム・キャンドル・メッセージの集いが、開催されました。

 

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渡辺朋子さんの司会で始まった集いで、森滝春子核兵器禁止条約のためのヒロシマ共同行動実行委員会(6月6日現在22団体参加)事務局長は「市民が参加し、市民の思いをキャンドル・メッセージの込めて、世界の人々に伝えましょう。そして日本政府を変えることが大事です」と訴えるとともに、「このキャンドル・メッセージは、国連事務局の日本人スタッフや、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)などの努力によって、国連や世界の人々の届けられます。」と今日の行動の意義を訴えました。

 

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続いて参加者の手によって「BAN NUKES NOW! 2017」の文字に並べられた1000個のキャンドルに次々と火がともされました。並行して被爆者、若者、原爆小頭症と家族の会きのこ会の代表から、「核兵器禁止条約の成立」を願うとともに、自らが署名活動や平和公園ボランティアガイドを通じて訴えていくなどの決意が語られました。

 

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完成したキャンドル・メッセージの後ろに全員が集合した写真撮影があり、最後に秋葉忠利原水禁代表委員から閉会のあいさつがありました。秋葉さんは、「国連であるから始まる会議で必ず、核兵器禁止条約を成立させなければなりません。そのためにさらに広島から声をあげましょう。」と訴えるとともに、「昨夜から今朝にかけての国会の状況は以上です。こんな政治が許され続けることはありません。安倍政権を変えましょう、歴史的にこんな政治が長く続くことはありません。そのためにも力を尽くしましょう」と強く訴え。約1時間余りの集いは終了しました。

 

この集いに参加した中億垂穂さん(中学1年:昨年の広島市平和記念式典で子ども代表として「平和への誓い」を発表)は、「こうした場所には初めて参加しましが、沢山の人に出会え、そして一緒に平和のアピールができて本当によかったです。」と私に感想を述べてくれました。

 

 

3日連続の抗議行動に80名超える人たちが参加

 

このキャンドル・メッセージの集いに先立つ午後5時30分から3日目となる「共謀罪廃止」を求める街頭活動が、本通り青山前で行われました。

 

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もちろん昨日は、その日早朝に行われた参議院本会議における「異常な強行採決に抗議」する行動となりました。委員会での採決を行わず、本会議採決を行うことなど、国会の民主的ルールを踏みにじる行為であり断じて許されるものではありません。良識の府と言われる参議院の自殺行為ともいえる今回の採決強行は、「加計学園問題」で窮地に追い込まれた安倍政権が、国会を早く終え、「加計学園問題」をうやむやにし、国民の目からそらすための数の力による暴挙以外の何物でもありません。このように「数さえあれば何をやってもよい」という力による政治を進める人々が、「共謀罪法」を手にすれば、これからどんなことが起きるかは明らかです。たとえ成立したとはいえ、容易にこの危険な法案を認めることはできません。そんな危惧と怒りの思いが、参加者の急増となって現れました。

 

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安芸太田町からこの行動に駆け付けた田島安芸太田町会議員と法正寺住職の城山大賢さんは、「私たちは決してあきらめない。明日の町議会に、『共謀罪の廃止を求める意見書』を提出します。必ず採択されるはずです」と強い決意を語っていただきました。

 

昨日は、いつも以上に若い人たちがビラを受け取ったり、ビラ配布者の話しかけに耳を傾ける姿が目につきました。あきらめることはできません。こうした若い人たちの姿に希望を持ちながら、粘りづよく「共謀罪廃止」と安倍政権に終止符を打つ活動を強めなければと改めて決意しています。

 

 

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2017年6月15日 (木)

「共謀罪」は許さない!

 

「共謀罪」は許さない!

 

今回は怒りに燃えたYOKOさんの報告です。怒りを新たなエネルギーに変えて、次の行動を起こしましょう。

 

           

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「監視社会をつくる」「現代版の治安維持法だ」と反対の声が多い「共謀罪」。

アベ政権は、この法案を、法務委員会での採決をすっ飛ばして、参議院本会議に「中間報告」を提出して採決するという。

 

重要法案をろくな審議もしないで、14日深夜~15日早朝にかけて、徹夜してでも採決強行!!

こんなひどい国会、今まで見た事も聞いたこともない! こんなひどい政治がまかり通っていいのだろうか?

 

アベ内閣NO!と訴えるために、市民も国会前に集結し、徹夜の構えという。

 

「ストップ!戦争法 ヒロシマ実行委員会」は、13日と14日夕、広島市・本通り青山前で、「共謀罪」反対!の街宣行動で市民に訴えた。

 

オリンピックのためにテロ防止が必要という理由そのものがウソ。

「一般人が対象になることはありません」「国民のみなさまに丁寧に説明していきます」・・・こんなこと言ってたけど、一度もきちんとした説明はなかった!

 

アーサー・ビナードさんは「ぼくが最初に日本に来たころと、今の日本は全く違ってしまった」と、戦争法、改憲の動きなど、危険な道を歩もうとしている日本政府を批判。

 

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安倍首相は、多数で何でもかんでも自由にできると思っているようだけど、国民をないがしろにして、続くわけないよ!!と思い知らせてやりたい!!!

 

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YOKO

 

 

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コメント

妻が今日の朝日新聞の読者投稿欄「声」に赤川次郎の投稿をみつけて驚き、共感していました。ただ、危機感を持つ人の多くが年配で、ネットでは安倍政権を支持している若者が多いようにも思えます。それだけに、色々な形で「声」を上げることが重要だと改めて思いました。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。おっしゃる通り、特に若い世代の人たちに権力者の恐ろしさを伝える必要があると思います。続けて声を上げて行きたいと思います。

伝え方の一つとして、お金、経済と政治との関係からのアプローチも有効なのではないかと思います。その点についても、また触れてみたいと考えています。

2017年6月 7日 (水)

「核と人類は共存できない」-関西電力高浜原発3号機の再稼働に抗議する座込み

「核と人類は共存できない」-関西電力高浜原発3号機の再稼働に抗議する座込み

 

広島県原水禁は、昨日午後6時から30分間、平和公園・原爆慰霊碑前で「関西電力高浜原発3号機の再稼働に抗議」をするとともに「2基の原発の即時停止」を求める座り込みを実施しました。5月18日の4号機再稼働に続く抗議行動でしたが、仕事を終えた労組員や被爆二世、市民運動グループの人など54名が参加し、抗議の意思を表しました。

 

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アピールに立った秋葉忠利県原水禁代表委員は、まず「日米の核協力関係が強まっているが、核兵器禁止条約が成立すれば、これらを変える大きな力になる」と現在の核をめぐる世界の動きに触れながら、今日の座り込みの意義について「日本の原発政策は、周回遅れの行動といえる。その陰には、核保有国への強い思いが隠されている。プルトニウムの大量保有が、そのことを示している。原発の再稼働は、環境の面からも多くの市民の声に反する。私たちが、声を上げ続けることで大多数の市民の声を作っていかなければならない。森滝市郎さんが訴えた座り込みの教え、Chain reaction・連鎖反応を作ろう。これからも頑張りましょう」と訴えました。

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座込みの最後に「高浜原発3号機の再稼働に抗議し、すべての原発運転の即時停止を求めるアピール」を、参加者全体で確認するとともに、同内容の「抗議と要請文」を関西電力格式会社・岩根茂樹取締役社長に送付することも決めました。

 

今回の抗議文では、とりわけMOX燃料を使用するプルサーマル発電の危険性を強調し、再生可能エネルギーのさらなる再開発など、危険な原発に頼らないエネルギーへの転換を求めています。

 

 

安倍政権は、福島の原発事故の現実に向き合うことなく、原発再稼働推進の政策を強行しています。この流れを止めるためには、市民一人ひとりが、もう一度2011年3月11日以降に起こった原発事故によってもたされて深刻な事実と今も続く被害の実相に向き合い、原発事故の危険性を思い起こすことです。

 

そして、秋葉さんも訴えられてように、常に声を上げ続け、反対の意思を粘り強く表し続けることです。

 

06_a1            日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター

「座込み」を終えて帰宅すると新たなニュースが飛び込んできました。「日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で6日午前11時ごろ、燃料研究棟と呼ばれる施設で核燃料物質の保管容器を点検していた作業員5人が放射性物質に汚染される事故があった。」というニュースです。5人の作業員が被爆させられたのです。被曝線量など詳細はまだわかりませんが、また新たな被曝者を生み出してしまったのです。何度過ちを繰り返せばよいのでしょうか。

 

核の使用に絶対の安全はなりません。

 

「核と人類は共存できない」この言葉をもう一度声を大にして訴えたいと思います。

 

 

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2017年6月 4日 (日)

問題は「たばこ」だけではありません ――核兵器、原発、環境、教育等あらゆる分野で同じことが起きています――

 

問題は「たばこ」だけではありません

――核兵器、原発、環境、教育等あらゆる分野で同じことが起きています――

 

熱が入るとついつい長ったらしいエントリーになってしまいますが、頭の中では分っている積りになっていたことでも、文章にしてみると別の視点からの考え方に気付いたり、自分の知識の浅さに愕然としたりします。お付き合い頂く皆さんにも何らかのメリットがあることを願いつつ続けます。

 

今回は、WHOの標語を厚労省が薄めている2011年より前の例を何件か取り上げます。どこに問題があるかはお読み頂くことで伝わるものばかりです。

 

2006 Tobacco : Deadly in any form or disguise

 (たばこ:どんな形や装いでも命取り)

[日本政府]  やめたい人を手助けする禁煙支援

 

               

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WHO2006年世界禁煙デー・ポスター

 

2005 Tobacco control and health professionals

 (たばこに向かう保健医療専門家-行動と対策を)

[日本政府]  たばこ規制における保健医療専門家の役割

 

2004 Tobacco and Poverty

 (たばこと貧困:その悪循環から逃れよう)

[日本政府]  禁煙支援の推進

 

2003 Tobacco free films tobacco free fashionAction

 (たばこと無縁の映画やファッションへ 行動を!)

[日本政府]  受動喫煙防止対策等の喫煙対策

 

この中でも特に2006年の標語の違いは、それこそ命取りです。またこの事実は、2012年にWHOが出した『たばこ産業の干渉』の中で、WHOが指摘している「干渉」の結果、日本政府が乗っ取られてしまっていることを示しています。もっとも、専売公社の時代まで遡ると「たばこ産業」イコール「日本政府」だったのですから、事態はもっと深刻なのかもしれません。念のため、WHOによる「干渉」のリストを再度、掲げます。

 

 政治的あるいは立法についてのプロセスを乗っ取ろうと企んでいる。

 たばこ産業の経済的な重要性を誇張している。

 たばこに正統性があるかのように装うための世論操作をしている。

 やらせの団体等を使って、たばこ支持派がいると見せかけている。

 確立された科学的事実の信頼を損なうようなことをしている。

 規制しようとする政府を訴訟によって、あるいは訴訟を起こすと脅すことで圧力を掛けている。

 

敢えて申し上げるまでもないことかもしれませんが、このリストの中の「たばこ産業」を「軍産複合体」や「原子力 ムラ」等に差し替えても、立派に通用する内容です。そして日本政府、特に安倍政権がこうした勢力と協力関係を作り、現在の政治が嘆かわしい状況に置かれてしまっていることは皆さん御存じの通りです。

 

さらに、このような陰の力の意思を「忖度」しながら、あるいは「結託」してこんなシナリオを描いているのが官僚たちですが、前川元文科事務次官の例に見られるように、掃きだめの鶴のように志を曲げず、自らの良心に従って市民一人一人の権利を守るために闘っている人たちもいます。

 

塩崎大臣は官僚ではありませんが、今後も「屋内全面禁煙」のために頑張って欲しい存在です。ここで、マイケル・ムーア監督の登場です。「トランプをやっつけるための10のアクション・プラン」は、私たちが応援する政治家や議員に対しても効果的です。これまでの努力を評価し感謝した上で、さらに頑張って貰いたい内容をきちんと伝えることがポイントです。「原則」のつかない「屋内全面禁煙」実現のために頑張って欲しいことを多くの市民が発信すれば、強硬な反対派も業界もやがては多数派の意見、そして科学的知見を尊重せざるを得ない結果になるはずです。

  

 

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コメント

私が強く思うのは、少なくとも科学者や技術者は絶対に忖度してはならない、ということです。

安全に関する規制が緩いことは特定の産業を守ることが多いものですが、逆に、規制が厳しくても、それが国民を守るためより、特定の産業を守るための非関税障壁であったり、既得権益を守るためのものであることもあり、そうした規制の必要性や妥当性を裏付けるデータが、科学者の忖度による恣意的なものであることも少なくないように思います。

例えば、排ガス規制ひとつみても、アメリカとヨーロッパ、そして日本では内容に違いがありますし、対象も違い、どの国も堂々と「世界一厳しい基準」と言えますが、そこには国民ではなく、特定の業界に対する配慮があることも感じられます。

そこを国民第一、人類最優先とするためには、このブログに書かれているように、一人ひとりが少しでも声をあげ行動していくことが重要だと思いますが、そのためにも正確な知識や情報は不可欠で、科学者や技術者は、いくら予算が欲しくても、誠実で正直でなければならないと思うわけです。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

御指摘のように、科学者や技術者が真実以上に優先すべきことはないはずですが、金・権力・イデオロギー・その他の欲望に毒された人々も多くいます。絶対的な予防策はないにしろ、やはり教育の役割は大きいと思います。

その教育を有家持つ大学等で軍事研究をしようとする人々が現れ、それらの人々の数を金で増やそうとする政府がテコ入れしています。

対抗して「軍学共同反対」の声も大きくなっていますが、今やあらゆる場面で私たちの主張をきちんと広め、より多くの仲間を作る努力が一層大切になっています。以前のエントリーでも報告しています。

http://kokoro2016.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/changeorg-e7cf.html

2017年6月 2日 (金)

5月31日は世界禁煙デー ――5月31日から6月6日までは禁煙週間です――

 

531日は世界禁煙デー

――531日から66日までは禁煙週間です――

 

2020年を目標年に、国際オリンピック委員会や世界保健機構(WHO) は、日本政府に国の主導で「屋内全面禁煙」を実施するよう勧告しています。それに対して、厚生労働省は「喫煙室」を設ければ「分煙」を認めるという立場を取り、自民党内の喫煙支持派は、飲食店などの判断を尊重する立場のようです。つまり、どちらも屋内全面禁煙には反対ということです。

 

しかし、塩崎泰久大臣は、自民党の強硬派に対して26日、閣議後の記者会見で「建物内の原則禁煙という前提を譲るのは、なかなか難しい」と強調するなど、それなりに頑張っています。「原則禁煙」の「原則」が曲者ですが、恐らく厚生労働省官僚たちの言いなりになれば、そのまま自民党案を飲むことにもなり兼ねないような気がしますので、そんな環境下、大臣が頑張っていると考えるのは、贔屓目に過ぎているでしょうか。

 

でも、これまでの厚労省が喫煙問題に如何に後ろ向きだったのかの歴史を振り返ると、こう考えたくなる気持もお分り頂けるように思います。そのために、毎年WHOが世界禁煙デーに発表する煙草についてのスローガンと、厚労省が禁煙週間に発表するテーマとを比較してみましょう。世界禁煙デーのスローガンは英語ですが、その下のカッコの中の訳は、2017年と2016年は日本禁煙学会によるもの、2015年以前は厚労省によるものです。

 

2017 Tobacco – a threat to development

              (たばこは成長の妨害者)

2016 Get ready for plain packaging

             (プレーン・バケッジを目指そう)

 

2017年の標語は、いわゆる先進国では禁煙が進んでいるために、たばこ産業は開発途上国を新たな市場として煙草を売り込んでいる状況に対する言葉です。2016年のスローガンは、たばこの箱には健康被害を正確に伝える表現以外のどんなメッセージも使ってはいけない、もちろん色も使わないプレーンなものにすることで、たばこを魅力的なものであるというメッセージを伝えないようにしましょう、という呼び掛けです。

 

この2年とも、厚労省は次のスローガンを採用しています。

 

              2020年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~

 

                     

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オリンピックを念頭に置くと理解できなくはないのですが、2015年より前の対比とも関連付けると、別の意図も見えてきます。そしてこの標語は、恐らく2020年まで変えない積りなのだと思いますが、「目指して」は「実現します」ではなくあくまで目指せばそれで良いのですから、強い決意は伝わってきません。「屋内全面禁煙」にならなくても、約束違反にはならないのです。

 

2015 Stop illicit trade of tobacco products

 (たばこ製品の不正な取引をなくそう)

 

[日本政府] 2020年、スモークフリーの国を目指して ~東京オリンピック・パラリンピックへ向けて~

 

日本社会ではあまり知られていませんが、世界的に売られているたばこの1割は不正な取引によるものだと推計されています。税を払わない分だけ安くなること、法律には従わないパケッジなので健康上の問題が表記されていないなどの弊害があります。

 

2014 Raise taxes on tobacco

 (たばこ税の引き上げを!)

 

[日本政府]  オールジャパンで、たばこの煙のない社会を

 

この辺りから、日本政府の本音が見えてきます。元々は、国有の会社なのですから、税を上げるのは簡単なはずですし、その効果についても十分分っている日本政府が音頭を取って税の引き上げをするのは簡単なことです。でも、「目指して」という緩やかな形さえ取らずに「無視」です。

 

2013 Ban tobacco advertising, promotion and sponsorship

 (たばこの広告、販売促進、スポンサーシップを禁止しよう)

 

[日本政府]  たばこによる健康影響を正しく理解しよう

 

確かに、広告や販売促進、スポンサーシップを禁止する目的の一つは健康被害の正確な理解ですが、具体的に何をすれば良いのかを提案しているのがWHOのメッセージです。それを薄めて、これまた日本政府がその気になれば明日からでもできる提案を抽象的なお題目に摩り替えています。

 

2012 Stop Tobacco industry interference

 (たばこ産業の干渉を阻止しよう)

 

[日本政府]  命を守る政策を!

 

『たばこ産業の干渉』とは、WHOが発行したパンフレットです。この中で、WHOは世界のたばこ産業が、たばこについての規制をさせないように、様々な形で干渉していることを報告しています。そのような干渉を止めさせようという呼び掛けです。「干渉」とは次のような行為を指しています。

 政治的あるいは立法についてのプロセスを乗っ取ろうと企んでいる。

 たばこ産業の経済的な重要性を誇張している。

 たばこに正統性があるかのように装うための世論操作をしている。

 やらせの団体等を使って、たばこ支持派がいると見せかけている。

 確立された科学的事実の信頼を損なうようなことをしている。

 規制しようとする政府を訴訟によって、あるいは訴訟を起こすと脅すことで圧力を掛けている。

 

これまた、日本政府がその気になれば、かなりの改善がすぐにできることなのですが、この年の禁煙週間で厚労省は「平成24年度においては、喫煙及び受動喫煙による健康被害等についての普及啓発に加え、今年度の世界禁煙デーのテーマである「たばこ産業の干渉を阻止しよう」についても、普及啓発を積極的に行うものである」と述べ、その年に開いたシンポジウムで取り上げられたテーマは、たばこ産業の干渉には触れていません。

「政府における主なたばこ対策」

「次期健康日本21と受動喫煙対策(仮)」

「命を守る政策を!(仮)」

「パネルディスカッション「受動喫煙からみんなの命を守るために(仮)」

 

簡単に比較が終り、納得して貰えると思っていたのですが、結構長くなってしまいました。実は、これ以前にはもっと酷い乖離があるのですが、それは次回に回します。


そしてもう一つ大切なのは、この傾向を逆の方向から見ると、つまり、昔は酷かったけれど今はそれほどでもない、と読むと、厚労省のたばこに対する施策や考え方が少しは改善されている、ということにもなるのです。そして塩崎大臣はその傾向を加速化させ、真面目にたばこ対策に取り組もうとしているように私には見えるのですが、それは私が贔屓目に見過ぎているからなのでしょうか。そのどちらであっても、大臣にはもっと頑張って貰わなくてはなりません。そのために何ができるのかも考えて見たいと思います。

  

 

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コメント

日本は食べるものに関する規制は厳しいが、大気汚染に関しては甘いと言われています。私は喘息なので気象庁が出しているPM2.5などの予測データを見て暮らしていますが、花粉や黄砂の情報は広報しても、より命に関わるPM2.5については非常に消極的な公開に留まっているように感じます。

福島の原発事故後は放射線についてもそうですが、食中毒などに比べ「直ちに影響のない」大気汚染については規制も緩い上に、情報も十分ではなく、かかりつけの呼吸器科の医師も、いつも憤っています。

日本の大気汚染は世界でも上位であり、WHOの調査でも、日本で大気汚染のために死亡する人の数は交通事故死の5倍以上で年間2万5千人と言われています。

肺に毒物を入れることが如何に危険なことなのか、基本的な認識=教育から必要な気がします。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

私たちは胃に入れるものについては敏感でも、肺になると鈍感だという基本的な違いを御指摘下さり、有難う御座います。なぜ日本社会がそんな価値観を持つに至ったのかも知りたいと思います。その辺も含めて、一度、ブログで論じて頂けるとさらに有り難いのですが。

2017年5月30日 (火)

慶早戦・早慶戦 ――春季リーグの優勝は立教でした――

 

慶早戦・早慶戦

――春季リーグの優勝は立教でした――

 

日曜日の慶早戦は、早稲田が勝ち、春季リーグの優勝は立教に決りました。負けた慶応に敬意を表してまずは「慶早戦」を使いました。

 

             

Photo

               

 

そして月曜日に行われた第3戦は慶応が勝ちました。

 

3

 

目立ったのは、瀬戸内高出身の早稲田のキャプテン佐藤が、三試合連続ホームランを打ったことです。その他、二試合とも楽しい場面はたくさんありましたが、やはり神宮での観戦にはかないそうもありません。早稲田側からの写真を何枚か送って貰ったのですが、その中から一枚。雰囲気を味わって頂ければ幸いです。

 

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月曜日の試合は、優勝が決ってしまっていることもあり、地上波・BSとも中継はありませんでしたが、東京六大学野球連盟がネット中継をしてくれていました。コマーシャルが入らないせいもあって、空席もかなり目立つ神宮でしたが、それでも学生たちが楽しみつつ熱心に応援している姿がほぼリアルタイムで伝ってきました。

 

Image2

 

閉会式の全景です。外野席にもバックネット裏にも残っている人はあまり多くありません。そして優勝した立教です。

 

Image3

 

東京六大学春季リーグの最後の試合が早慶戦だったので、応援していたのは早稲田か慶応の学生や関係者が多かったせいもあったのでしょうが、立教の記念撮影の場面でも聞こえてきたのは、早稲田の校歌『都の西北』と慶応の応援歌『丘の上』というのはちょっと気になりました。しかし、王者の風格と言ったら良いのでしょうか、立教の選手たちはそれほど気にはしていないようでした。

 

早慶戦・慶早戦の楽しさを満喫した三日間でしたが、早慶戦や六大学野球の歴史も勉強してみたいと思うようにもなりました。次男のSに取っても新たなアイデンティティーを感じる三日間になったようです。

 

 

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2017年5月29日 (月)

早慶戦・慶早戦 ――広島で視られるとは思いませんでした――

 

早慶戦・慶早戦

――広島で視られるとは思いませんでした――

 

子どもたちに少しでも関わりのあることに目が留まるのはどの親でも同じでしょうが、土曜日のお気に入り番組を録画しようとして、早慶戦の中継のあることに気付きました。まずは録画の予約をして、土曜日の夜、用事の済んだ後に家人と「応援」しました。

 

早慶戦 (慶大関係者は「慶早戦」と言うようですので、我が家ではここから既に問題なのですが) が特別な存在であることは良く知られていますが、まさか、広島で中継が視られるほどの重みのある対抗戦だとまでは思っていませんでした。

 

                 

Photo

           

 

早慶戦が特別なのは早慶戦の期間中、慶応ではほとんどの学部で一時限目以降は応援のため休講になっていることからも分ります。早稲田では昔は全学部で休講だったと聞いた覚えがあるのですが、今は休講にはしないようです。

 

50年前の東京の思い出ですが、早慶戦の日には早稲田一色になる新宿にも、慶応でないと肩身の狭い銀座にも行きませんでしたので、両校の熱狂振りは分っていました。でも、論理的に考えて見ると、自分の母校の応援歌は歌えなくても、慶応の応援歌『若き血』も早稲田の校歌『都の西北』も両方歌える人は、私も含めて多くいるのですから、それだけからも早慶戦が全国中継されても驚くことではないのです。念のためお断りしておきますすが、母校の応援歌も練習させられましたし、応援に行って歌ってもいるのです。でも結局は身に付かなかったのです。

 

前置きが長くなりましたが、春のシーズンの早慶戦第一戦は、とても良い試合でした。結果は、85で慶応が勝ち、日曜日の第二戦で勝てば優勝、しかし負ければ優勝は立教にさらわれるというシナリオになります。

 

人並みに野球は好きですし観てきましたが、それほど深い知識もありません。当然、気の利いたコメントなどできませんが、4回裏に慶応が満塁ホームランで4点を挙げ、5回表には早稲田が5点を挙げて逆転、その裏には慶応が再び満塁ホームランで突き放す、という展開はドラマチックなだけではなく野球の面白さを余すところなく見せてくれた試合でした。

 

 

Photo_2

 

満席の神宮球場も華やかでしたし、応援団やチアガールたちの活躍も学生野球になくてはならない場面を作ってくれていました。試合終了後は、両校の応援歌と校歌が演奏されていましたが、両校とも起立して相手校に敬意を表していたことにも何だかジンときてしまいました。

 

その上、早稲田には広陵出身のピッチャー柳澤そして瀬戸内出身のキャプテン佐藤と二人も広島出身選手がいます。

 

私たちは、4点入った時点では早稲田を、早稲田が逆転してからは慶応を応援しました。と言っても、試合は何時間も前に終っていたのですが、それでも応援には力が入りました。

 

 

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コメント

小学校の時、初めてサッカーを教えてくださった先生が
早稲田OBで、東大の岡野選手をマークしていたことを
自慢されていました。その頃から早稲田に強い憧れを
抱いていたのですが、女の子の尻ばかり追っかけてい
たので2年連続で落ちましたw 

知り合いの早稲田OBの弁護士さんは、早明戦では娘
さんが在学中の明治を応援するようですw

どちらにしても伝統校出身は羨ましい。

東京六大学戦というと野球だけに注目が集まりますが、
他のスポーツでもやっているのですよね。
息子のやっていたソフトテニスでもありました。
友人の応援で野球の六大学戦を観戦した息子は
やっぱ野球は格が違う…と言って笑ってました。
中でも早慶戦は花ですよね。
ちなみに息子は立教ですが、私、校歌歌えます。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

学生野球はじめ運動部だけでなく、吹奏楽や合唱その他の部活動も、どこを応援するのかとは別に、あるいはそれを超えて、学生らしさに感動しています。

もう一度あの頃に戻れたら、という気持もちょっぴり感じながらですが。

「nancy」様

コメント有り難う御座いました。

立教の春季リーグ優勝おめでとうございます。

野球、テニス等の運動部の六大学対抗も注目度は高いですし、ピアノや合唱、ストリート・ダンス、学園祭等でも六大学の交流が盛んなようですね。次のサイトに一覧表がありました。

https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/31796

でも、ストリート・ダンスの時は応援歌をどうするのでしょうか?

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