グルメ・クッキング

2018年4月21日 (土)

 同じお題で書きましょう・「お菓子」 ――カルメ焼き――

 

同じお題で書きましょう・「お菓子」

――カルメ焼き――

 

昔懐かしいお菓子にカルメ焼きがあります。ザラメと重曹、そして卵と水があればできるのですが、砂糖が貴重だった時代、簡単にできて、しかも膨らむ様子が「豊かさ」を象徴していた美味しい砂糖菓子でした。卵も貴重でしたが、卵なしでもできたました。

 

どうしてなのか分りませんが、幼い頃、我が家にはカルメ焼き器なるものがありました。お玉のようなものですが、それに材料を入れて火にかけると簡単にカルメ焼きができるのです。カルメ焼きの作り方はYouTubeにもたくさんアップされていますので、興味を持たれた方は御覧下さい。下の画像はネットからお借りしました。


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そのカルメ焼き器の思い出なのですが、小学生の頃だったと思います。弟と留守番をしていた時に二人でカルメ焼きを作ろうということになりました。母が仕舞っていた材料 (だと当時は思い込んでいたもの) を戸棚から取り出して、七輪の上に乗せたカルメ焼き器に入れて、お箸で一生懸命掻き回したのですが、何の変化も起きませんし、ましてや膨らみもしません。

 

その内に帰ってきた母からは、子どもたちだけで留守番している間に火を使ってはいけないと、しっかり叱られました。

 

カルメ焼きのできなかった訳は、ザラメがなくて、砂糖の代替品を使ったからなのではないかと、思っていますが、重曹を入れるタイミングが違っていたのかもしれませんし、撹拌が十分でなかったのかもしれません。

 

その内に、暇を見て、何十年ぶりのカルメ焼きに挑戦してみようと思っています。

  

[2018/4/20イライザ]

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2018年4月18日 (水)

 人形町・今半 ――若者が多いお店でした――

 

人形町・今半

――若者が多いお店でした――

 

東京で頑張っている息子たちに、たまにはちょっと贅沢で美味しいものを食べさせたいと考えて希望を聞いたのですが、やはり「肉」が良いという返事でした。焼肉は前にも行きましたので、友達が紹介してくれた店で美味しさには定評のある人形町・今半ということになりました。

 

「新宿の今半」で分ると思っていたのですが、新宿だけで3店舗あるとのこと、ちょっと迷いましたが、でも何とか辿り着きました。

 

大きく分けて、すき焼きとしゃぶしゃぶなのですが、私たちはすき焼きにしました。Z級グルメですから、とても美味しかったと表現すれば責任は果したことになりますが、もう一つ、育ち盛りの若者でもお腹が一杯になったのは嬉しいことでした。息子たちの近況も良く分り、教科書代なども渡せましたので、満足できる一夜でした。

 

味を損なわないように、食事中は写メ禁止にしましたが、最後のデザートは私の好みのミツマメ・あんみつ系のアレンジでしたので、これは記念に写真を撮りました。

 

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お客さんと言えば、高齢者もいましたが、若者の多いのがちょっと意外でした。例えば、如何にも良家の子女風のカップルが印象的でした。50年前の秋、MITで開かれたボストン日本人会で初めて会った音楽家のW氏とMさんがそんな感じでした。二人ともニュー・イングランド・コンサーバトリー・オブ・ミュージックの学生でした。その後親しくなってからは、いろいろな音楽談義をしましたし、当時、MITのオーケストラで活躍していた大前研一氏なども交えての交友を、世紀をまたいで新宿で思い出す縁になりました。

 

買い物の荷物を沢山抱えて入って来たのは、中国人の若いカップルでした。メニューを見て、二人が目で合図をしながら、何を注文するのかを決めたようで、そのときに二人が財布を出して中のお金を確かめて頷いた様子には、かつて、ニュー・ヨークで、当時はかなり高級だった日本食のレストランに入った時の自分自身が重なって、微笑ましい思いでしばらく見詰めてしまいました。

 

もっとも、メニューをちゃんと見るとそれほど値の張らないものもありますので、それなりに納得はできました。

 

帰り道は迷わずに地下鉄に乗れましたが、丸ノ内線と銀座線しかなかった時代のイメージで東京の交通網を理解しようとしている私には、都営線の路線図を頭に入れることなど所詮は無理な話で、スマホの道案内が頼りになりました。

 

[2018/4/16イライザ]

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コメント

福岡の人形町今半はJR博多シティにあるので、帰りの夕食は博多シティでラーメンが多いのですが、時間に余裕がある時には今半ですき焼きのこともあります。広島駅に車を置いていない時は、濃い味の甘いタレにはカベルネやシラーなどのワインがよく合いますし、何より無精な私には中居さんがしっかりフォローしてくれるすき焼きが高得点です。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

すき焼きの味も東と西では違いますね。先日は、久し振りに江戸風のすき焼きでしたので、昔を思い出してしまったような気がします。

2018年4月17日 (火)

 中国のワインをお土産に頂きました ――ワイン造りには紀元前からの歴史があるそうです――

 

中国のワインをお土産に頂きました

――ワイン造りには紀元前からの歴史があるそうです――

 

北京に住んでいる友人が一時帰国しましたので、最近の中国事情など、興味ある話を聞くことになりました。何度か北京に行ったことはありますが、そのときの印象を元にした私のイメージでは、自転車が水平線を覆って動いている街、ホテルの前の川で日がな一日釣をしている老人の姿、訪ねる度に舗装が進んでいる高速道路、近代的なビルの屋上に載っている中国風の屋根、といった雑多なものなのですが、テレビで見ているだけでも、これらがもう「古臭い」時代のものになっていることが分ります。

 

「北京での生活はどう?」と軽い気持で聞いたのですが、即座に「とても快適」という答が返ってきました。これは意外でした。その理由とは、とにかく、どこへ行くのも何をするにも、「カード一枚」で済む生活だからということでした。もう慣れっこになってしまっているので、広島市内の公共交通機関を使うのにも複数のカードが必要で、買い物にはまた別のカードという生活に、たまには不満のあるものの、極めて不便とは感じていない日々を送る身として感じたのは、それでも「カード一枚」で全てが済んでしまえば、ウォレットの膨らみから解放されることは間違いないだろうという点でした。

 

そんな生活ができるのも、中央集権政治が徹底している中国ならではのことなのだと思いますが、日本で日常的に悩まされている、PM2.5や黄砂、その他の中国発の環境面での問題です。それについても、黄砂は自然相手になるので、様子が違うけれど、PM2.5対策はかなり進んでいるとのことでした。これも政府が力を入れればすぐ効果につながる例だとのこと。

 

会っているのに会っていないと言ったり、保存してある文書なのに「存在しない」と言ったり、取っておかなくてはならない文書を破棄するように指示したり、嘘がばれそうになると口裏を合わせ、自分が膿であることも自覚できずに、あるいは自覚していても、「膿を出し切る」とだけ言い張って何も責任を取らない政治、そして世界の動きについて行けず、周回遅れの時代観だけが目立つ外交が横行している様子に毎日付き合わされている目から見ると、良し悪しは別として、中国では政治が動いているという違いがあるように思えました。

 

極め付きはワインでした。ウイグル産のワインで、北京でも人気のあるブランドなのだそうですが、英語名は「Skyline」。漢字では「天塞」です。

 

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 ラベルも見て頂くと分りますが、「Skyline of Gobi」、つまりゴビ砂漠のスカイラインです。そして、品種は、カベルネ・ソビニョーンとメルローのブレンドです。

 

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 中国全体のワインの消費量は急激に伸びていて、2016年から2020年までの増加量、率ともに世界一になり、2020年には18,000万ケースになるとのことです。ちなみに、アメリカが一番多くて、33,400万ケース、日本は約4,000万ケースという予想です。

 

2016年の実績でも日本の3,700万ケースに対して、中国は15,000万ケースですから正に桁違いです。消費量が多ければ、その品質も高くなって当然です。

 

という背景を考えて、特別な機会に「天塞」を開けたいと思っています。美味しいワインであることを祈っています。

 

[2018/4/14イライザ]

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コメント

カードについては韓国も一枚で済みますが、日本はJR各社ですら違うとか、クレジット・カードとは別にETCカードがあったり、PASPYのように意味なくカードの種類が増えているように思います。

PM2.5については日本も結構酷いのですが、報道は中国のことばかりで、国連の調査でも日本で大気汚染のために交通事故の5倍もの日本人が亡くなっているというのに警告も対策も殆どありません。

外交も内政も民間の技術も、日本だけが停まっているように思えます。

昔から中華料理には張裕解百納(チャンユー・カベルネ)の特選級をよく飲みます。それほど重くはありませんが結構辛口でタンニンが強く中華料理など脂っこい料理に合います。正直なところ結構バラツキがあるようにも感じます。天塞は知りませんでしたが感想を楽しみにしています。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

政治・経済・環境・技術等々、停滞している日本ですが、マスコミの能力や気骨も大きな問題です。流されてしまっている庶民の側から変えるための知恵が必要ですね。

「中華好き」様

コメント有り難う御座いました。

張裕解百納(チャンユー・カベルネ)は、良く知られているワインですね。今まで中国のワインを飲んだことがないので、今度、中華料理と一緒に注文してみます。

Z級グルメを自認していますので、天塞について正確に表現できるかどうか自信はありませんが、報告はします。

中国ではお年玉や賽銭すらスマホ決済そうですから、カード自体も時代遅れになるのだと思います。

「トット」様

コメント有り難う御座いました。

便利になるのは良いのですが、大切な情報が一元化され、権力を握る人たちの自由にされかねない点にも要注意ですね。

2018年4月12日 (木)

 「M・A・N」というファミリー・ワイン ――コストコで見付けた四角い箱のワインです――


 「MAN」というファミリー・ワイン

――コストコで見付けた四角い箱のワインです――

 

洒落たレストランで、ワインを楽しみながら寛ぐ図というのも捨てたものではありませんが、その「非日常」を家の中に取り入れて食事を楽しむための、「家飲みワイン」がずいぶん普及しています。でも「家飲み」と言うよりは「Family Wine」と呼んだ方がチョッピリですが、余所行きの感じは残るような気がします。

 

それにピッタリのFamily Wineをコストコで見付けました。四角い箱に入ったワインで、「Chardonnay」と大きく書かれています。そして、ブランド名は「MAN」なのです。

 

               

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この箱の中に、普通のワイン・ボトルが入っているのかと思いきや、この箱が入れ物なのです。正面の幅は16.5cmで高さは20.5cm。奥行きは10.5cmで、その中に250ml、つまり2.5リットルのワインが入っています。どう注ぐのかは、ステップ・バイ・ステップで説明しますが、その前に、「MAN」という商品名の由来です。

 

このワインを作っている会社名は「MAN Family Wines」です。この会社を作ったのが、3人の友人たちとその妻、という説明があり、「平和を維持するために」会社名は3人の妻たちの名前、Marie, Annette そしてNickyを付けることにした、という説明があります。だから「MAN」なのです。

 

 

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開け方が良く分らなかったのですが、箱の底に英語、日本語、ハングルの説明が付いていました。

 

まず、ミシン目のある面を上にします。写真でミシン目が見えるのか心配ですが、良く見ると分ります。

 

 

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ここで「A」と印の付けてあるタブを起します。

 

A

 

プラスチックの袋に入っているワインが見えますね。次にその下の「B」という印の小さいタブを引っ張り出します。

 

 

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でもこの小さいタブは切り取ってしまいます。

 

 

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こんな具合です。箱の中からワインを注ぐための「蛇口」を取り出し、その開いた四角いところに、はめ込みます。

 

 

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タブを元通りに直すと、こんな具合に蛇口だけが外に出ている機能的な箱に仕上がっています。さて、いよいよ、グラスに注いでみましょう。かなり勢いよく出てきますので、グラスは大きめの方がワインがこぼれなくて済みます。

 

 

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味もなかなかでした。しっかりしたボディーがあり、フルーティーです。メロンと柑橘類のフレーバーも楽しめましたし、オークの香りも加わっていました。Z級グルメの私にはこんな講釈は無理なのですが、箱の説明の受け売りです。

 

でも、美味しいことに変りはありません。ワインの報告というより「工作を楽しみました」という絵日記風になりましたが、次回のコストコでの買い物リストにはこのワインが入っています。

 

 

[2018/3/20イライザ]

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2018年4月 8日 (日)

 K.T ダイナー ――50年代、60年代のアメリカが味わえます――


 K.T ダイナー

――50年代、60年代のアメリカが味わえます――

 

トラットリア・ルッツォについては、以前御紹介しましたが、そこから吉和の方に向うと県道186号線に自然に入ります。そこから小瀬川沿いに少し行くと、右側にK.Tダイナーが見えてきます。年代物のアメ車が目印ですが、ドライブウェイを上がって行く風情が何とも言えません。

 

50年代、60年代のアメリカを再現してあるアメリカ式のダイナーだと聞いては、一度、どうしても訪ねない訳には行きません。

 

その日は、雨だったのですが、でも、下界の桜は散り始めていたのに、ここではまだ満開に近い感じでした。でも、道の上の花びらもきれいでした。

 

Kt_diner

                             

 正面からもうアメリカ風で、期待で胸が膨らみます。

 

Kt

 

 桜の花びらが敷き詰められた階段と入り口を通って店の中に入るのも風流でした。そして、内部も凝った造りですが、ちょっと暗めの照明なので、少し目が慣れてからその素晴らしさがじわじわと伝わってきます。

  

Kt_2


ここで頂いたのは、もちろん、ハンバーグ。そしてきのこサラダです。 (日本語ではハンバーグとハンバーガーとの違いがあるようですが、英語では使い方が少し違うので、ここはエディターによる訂正が入っています。)

 

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Photo_2

 

 二人で食べて丁度良い量でしたし、ハンバーグは当然ですが、サラダの味も文句なしでした。レストランには雑貨コーナーもありましたが、隅にあった、昨年の残りでしょうか、クリスマス・デコレーションが気に入りました。

 

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 もう一つ、K.T Dinerでお勧めなのが音楽です。50年代のアメリカン・ロックが主でしたが、選曲は私が好きな曲ばかりでしたし、音響が素晴らしいことに感激しました。アンプやスピーカーも良いのでしょうが、高い天井と木の壁の創り出す空間で、一時、青春時代に戻った気がしました。当時の仲間たちを誘って、ここを一夜借り切ってパーティーが開ければと、夢はさらに膨らみました。

[2018/4/6イライザ]

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2018年4月 5日 (木)

 IROHA villageを覗いて来ました ――暖かくなるのが楽しみです――

 

IROHA villageを覗いて来ました

――暖かくなるのが楽しみです――

 

商工センターから廿日市に向って、広島廿日市大橋のちょっと手前、五日市港に折れる道が何本かありますが、なぎさ中高の筋向いに新しいアトラクションが登場しました。藤い屋さんの「IROHA village」です。

 

Iroha_village_google_map

                             

 営業時間は午前10時から午後6時ですが、閉店時間直前だったので、カフェは閉っていましたし、工場見学の時間からもズレていましたので、魅力を十分にお伝えできませんが、IROHA village のホームページがありますので、そちらも御覧下さい。


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暖かくなったらもう一度来たいと思った理由はいくつかあるのですが、一つは、屋上緑化です。建物の屋根の上に緑があるのは良いですね。

これには思い入れがあって、かつて教鞭を執っていたタフツ大学の図書館が、当時は屋上緑化の先進例として紹介されていた時期があったからです。下のカフェテリアでサンドイッチやハンバーガーを買って、同僚や学生たちと、緑に囲まれてランチを楽しめたのは懐かしい思い出です。

 

建物の中には、ショップとカフェがあり、ショップで買い物はできたのですが、カフェのラスト・オーダーが5時でしたので、そちらは次の機会に。また別棟は工場なのですが、中の様子はガラス窓越しに見ることができます。工場だけではなく、village全体のガイド付きツアーが10時と12時の2回ありますので、これも面白そうです。

 

建物の外にもいろいろ工夫が凝らしてありますが、訪れたときは工場の前の紅白の梅が綺麗でした。

 

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 また、庭には畑もあり、これからが楽しみな場所です。

 

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近くの五日市港には大型の観光客船も泊るようですので、外国からのお客さんでごった返すのも時間の問題かもしれません。その前に、ゆっくりIROHA villageを楽しんでおきたいと思います。

 

たまたま、友人夫婦が次の日にIROHA villageに行っていました。写真を送ってくれましたので、雰囲気をお伝えするため、その写真も添えました。

 

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[2018/3/22イライザ]

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コメント

ウィリアム・ハート William Hurt (1950~)
... ボストンのタフツ大に進み、神学を学んだ。3年生の時、
演劇に専攻を変え、1年間ロンドンに留学したあと、...
( 『外国映画人名事典 男優篇』キネマ旬報社編1997 )

『 蜘蛛女のキス 』 '85 でオスカーをとっていますが、
あの彼が?? あ奴だよ!! などと学内で噂になったりしたのでしょうか。
(なぁんてまたミーハーむきだし)

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

彼が卒業した後にタフツで教え始めましたので、当時面識はありませんでしたし、その後の活躍についても、専門違いで学内であまり耳にしたことはありません。

でも、2005年にHurt氏はタフツから名誉博士号を貰っています。そのときには、私も一緒でしたので、何度か話をしましたが、「何か私に協力できることがあれば、言って欲しい」と親切なオファーがありました。上手く生かせなかったことを残念に思っています。

2018年3月23日 (金)

SEIHO OMBRAGE   ――海の見える杜美術館にあります――


SEIHO OMBRAGE  

――海の見える杜美術館にあります――

 

先日、ちょっと嬉しい出来事があったので、少し奮発をしたランチでお祝いすることになりました。毎日のように案内板を見ている海の見える杜美術館の敷地内にある、SEIHO OMBRAGEです。

 

海の見える杜の美術館には、難しい名前で開館してからすぐ、マスコミの関係者とともに訪れたことがありましたが、それから35年は経っているでしょうか。美術館はリニューアル中で中まで入れませんでしたが、外観の写真は撮れました。

 

 

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宮島から見ると、後ろにあるドーム状の建物が大きく見えますが、下から仰ぎ見る角度だとこれが正面です。フレンチ・レストランのSEIHO OMBRAGEはこの建物の、右側にあります。「ombrage」はフランス語で木陰の意味ですが、「SEIHO」は、恐らくこの美術館の収蔵している美術品の中でも特に貴重な竹内栖鳳 (たけうちせいほう) に由来しているようです。「栖鳳の木陰」、ことによると広島の「西方」も掛けてあるのかもしれません。

 

ランチのメニューは、三種類ありました。

 

 

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パスタ好きとしては三つ目の「冬蕪・アサリ・からすみのクリームニョッキ」を選びました。それに、スープとサラダです。

 

 

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スープの上の黄色いアクセントがチーズクロッカンです。「クロッカン」とは、「カリカリした、歯ごたえのある」という意味だそうですが、このアクセントには感激しました。

 

サラダのドレッシングは二種類あって、白い方がくるみ味、赤い方がビーツ味でした。どちらもすっきりしていて、両方かけて食べたサラダは、量もたっぷりの新鮮な野菜で、Z級グルメでもこのくらいの言葉が自然に出てくるほどでした。

 

メインはニョッキです。もちろん、スパークリング・ワインも忘れてはいません。

 

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クリームソースとニョッキの相性がピッタリで、パスタと言えばスパゲッティーばかり食べて来た私のレパートリーが増えることになりました。

 

そして何よりも評価したいのはウェイトレスのお嬢さん方です。美しい日本語で、無駄な言葉は一つもありませんでした。それでも必要な情報は全てその中に含まれていて、かつ丁寧で温かみのある接客でした。食べ物が出てくる頃合いも文句の付けようがありませんでしたし、お皿を下げるタイミングも見事でした。

 

最後のコーヒーも、私の好みの濃さと香りで、さらなる午後の探検へと出発する刺激になりました。

 

[2018/3/7イライザ]

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2018年3月21日 (水)

おやつにラーメン   ――同じお題で書きましょう――


おやつにラーメン  

――同じお題で書きましょう――

 

小さいときから「メンクイ」で、麺類は何でも好きでした。そば、冷や麦、ソーメン、うどん、ラーメン、スパゲッティ等ですが、スパゲッティは別として、汁につける麺というのが必須です。ラーメンだけは、また違った分類だったのですが、つけ麺が登場してこちらも「汁につける」という分類に入りました。

 

ですから「汁なし」は、手に取ったこともありません。そんな偏った好みの目から見て、信じられない光景に出会ったのが、タフツ大学時代です。ケンブリッジ市の、MITとハーバードの中間あたりにあるセントラル・スクエアと呼ばれる地域に日本食品の専門店がありました。Yoshinoyaという名前でした。ボストンの下町に行けばもう一軒ありましたし、中華街でも日本食品は買えたのですが、この店の品揃えが一番豊富でした。その頃、1970年代の初めの頃ですが、ボストン交響楽団の指揮者として迎えられた小沢征爾さんと奥さんの入江美樹さんの買い物姿を見掛けることもありました。

 

こんな貴重な機会に恵まれたのも、ボストン周辺に日本料理の食材を売っている店が少なかったからなのですが、やはりアメリカにあるということで、私にとっては「あり得ない」光景を目にすることにもなりました。

 

Yoshinoyaの近くには市営住宅があり、そこに住んでいる子どもたちがお小遣いを握って良く買い物に来ていました。その頃、チキン・ラーメンは一袋25セントだったような気がしますが、ある日、それを数人の子どもたちがそれぞれ一袋買って、店を出るか出ないかのタイミングで一斉に袋を開け、あの硬いままのラーメンを角から割って、そのまま食べ始めたではありませんか。

 

                 

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店のオーナーの話では、「味が付いているから美味しいし、お腹も一杯になるから小遣いの使い方としては最高なんじゃないのかな。毎日この時間には買いに来るよ」とのことでした。私の頭の中にあった、インスタント・ラーメンのイメージが、ガラガラ崩れてしまいました。丼に入れて熱湯を注ぎ、蓋をして3分待つという、食べ方とは違う、アメリカの子どもたちの「独創性」に脱帽した瞬間でした。

 

そして日本でも、「ベビースターラーメン」というお菓子として同じ頃から発売されているという事実を最近知ったのですが、「美味しい食べ方」や「美味しい食べ物」の発見には、東洋の麺がイタリアでスパゲッティになったように、国境はないということで、納得しています。

 

 

[2018/3/20イライザ]

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コメント

参加ありがとうございます。
チキンラーメンをそのままかじる話は
時々聞いたことはありますが、私はし
ません。先生と同じて汁に浸ける行為
かないと麺類として物足りない(笑)

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

いつも、楽しい「お題」を有難う御座います。

そう言えば、蕎麦には、汁(しる)そば、汁(つゆ)そば、焼きそばという分け方もありますね。私の場合、一番が、しるそばということなのですが、焼きそばも良いですね。

2018年3月 3日 (土)

東京には落ち着ける場所が多くあります  ――選択肢が豊富だからなのでしょうか――


東京には落ち着ける場所が多くあります

――選択肢が豊富だからなのでしょうか――

 

東京駅近辺の「定番」の一つはYEBISU BARですが、その他にも落ち着いて仕事や打ち合わせをしたり、ただ時間を潰したりできるところは色々あります。少しずつ紹介して行く積りですが、今回はまずTOKYU PLAZAの地下1階から。

 

キャビア・ハウス&プルニエです。直訳すると、キャビアの店、そして魚介類を食べられるレストラン、ということなのでしょうが、カウンターの上に並んでいるのはシャンパンのフルートです。そうです、この店の魅力はシャンパンでもあるのです。結構人通りも多い場所なのですが、ストゥールに座ると何となく落ち着けるのが不思議です。前回はゆったりした一時を過しましたが、今回は時間に追われてパス。

 

 

Photo  

                           

 

もう一軒、地下鉄の入口から入ってすぐのパン屋さん、The City Bakeryですが、写真だけでもお土産にと撮っておきました。

 

 

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新幹線に乗る前、お昼を食べたのは東京駅のすぐ近くにある「丸の内オアゾ」の中のお寿司屋さんでした。6階の竹山(ちくざん)です。オアゾには丸善があるので良く行きますが、この日は達成感がありましたので、やはり寿司ということになりました。とは言え、ランチ・メニューで一番軽そうな「盛り合わせ」です。

 

 

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とは言え、先ずはビールから

 

そして「盛り合わせ」です。

 

 

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「江戸前」という形容詞が付くくらいですから当然と言えば当然なのですが、東京で入った寿司屋や蕎麦屋で、「これは駄目」と思ったことがないというのも不思議です。「Z級グルメ」を自認する私にも選球眼くらいはあると解釈したいのですが、どうでしょうか。

 

 

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コメント

昨秋、行ってみました。
ソニービルにあったLightUp/Zekoo(シニア向け)→引越し先・東急プラザということで。
7Fでした。そこだけで帰ってきましたが、
銀座4丁目を背に和光側から数寄屋橋の方へ、の景色が、
一番しっくりします。(銀座プレイス→(;´д`))
有楽町マリオンなど、こんなに品のある建物だったかと。
(2/28・3/1 NHkBS1 ”オリバーン・ストーンONプーチン”→後編、なかなか)

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

やはり銀座は良いですね。今の銀座も変ったとは言え捨てがたいのですが、みゆき族のいた頃も懐かしく思い出しています。『たそがれの銀座』という歌も昔の雰囲気を良く捉えていると思います。

オリバー・ストーンも凄いと思います。

2018年2月22日 (木)

思い込みと勘違い  ――想定外ばかりのレストラン――


思い込みと勘違い 

――想定外ばかりのレストラン――

 

「バレンタイン・ディナー」という心積もりで家人と出掛けたレストランだったのですが、結果は「思い込み」とはかなり違ってしまいました。とは言え、それは私たちの思い込みが原因ですので、レストランの批判をしているのではないことを最初にお断りしておきます。でも、少しは頭を冷やしてからもう一度考える時間が必要だろうと思い、今日アップすることになりました。

 

このレストランは、ネットでは「フレンチ」と書いてありましたので、そうなのだろうと思いますが、これまで何回かランチには行っていたところです。シャンパンとパスタが定番で、その両方とも結構お気に入りでしたので、その延長線上のディナーを期待していたのです。

 

コースはとても食べきれませんので、アラカルトにしましたが、メニューにパスタはありません。その時点で、「勘違いでした」と言って外に出るだけの勇気はありませんでしたので、「そうかフレンチって書いてあった」と気持ちを収めて、それでも、イタリアンに近い何品かを注文しました。でも、注文の確認をしても飲み物メニューが出てきません。かなり待ってから飲み物メニューを「要求」しましたが、こんな経験は初めてです。

 

そして、飲み物は、シャンパンとノン・アルコールのシャンパン。間違えると帰りが大変ですので、念を入れて確認後、これは楽しめました。

 

             

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次はイタリアンなら定番のバーニャカウダです。野菜の高値が続いている時期には貴重な一品でした。見た目も、花束の感じでしたのでこれはイケました。

 

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次には、鮪のメニューなのですが、ここは、カルパッチョのイメージが頭にあって、注文するのを間違えたことはハッキリしましたし、牡蠣は味付けしなくても十分に美味しいものですので、これも別の品を注文すべきでした。つまり、メニューと見た感じ、そして味との乖離が想定外でした。その上、パンの出て来ないことが堪えてきました。舌が要求していたからです。

 

 

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パンを注文したのですが、当り前に追加注文を受けるような感じで受け取られて、「パンは初めから出てくるもの」というレストラン経験しかない私は、「エッ」という思いでした。

 

仕上げはビーフでしたが、食べ物だけではなく、複雑な思いもあって胸が一杯になり、当然デザートはスキップ。

 

 

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我が家に辿り着いて、今私たちが忘れてはならない戒めとして繰り返しているのが、「思い込みと勘違い」は避けよう、というマントラです。そう言えば、これは食べ物やレストランだけではなく、万事に心しておくべきことなのかもしれません。

 

 

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