自然の驚き ――トウモロコシの知恵に頭を垂れました――
今年は初めてトウモロコシの種を撒いてみました。それが見事に育っていて嬉しいのですが、初めてのことですので心配も沢山あります。
トウモロコシの実が入るかというのがその一つです。雄花の花粉が雌花に付いて受粉しないと実がならないのですから。ネット情報を調べると「人口受粉」が必要だなどと書いてあります。人の手で、花粉をまき散らす必要があるとのことなのですが、試してみるのも悪くはないかもしれないと考えました。早速畑に行って、トウモロコシを丁寧に見ると、何と言うことでしょう。次の写真のような発見がありました。
右側には、錦糸が見えますので、ここには実が付き始めているのですが、左側の葉と茎の間を見て下さい。ここに見える粉状、あるいは粒状のものは、花粉なのではないでしょうか。人間が何をしなくても、重力の力で花粉は下に落ち、葉と茎の間で準備態勢ができていたのです。この下に雌花があって受粉し、錦糸が伸びてくるという仕組みなのでしょう。
人の力で自然を助ける可能性もあるのでしょうが、トウモロコシに限っては、自然の知恵の方が勝っているように思えました。後は、実が熟して美味しいトウモロコシを収穫すれば良いだけのように思えるのですが、奥は深いようです。収穫については、穂の色が茶色になってから二三日の間に、しかも、「鍋にお湯を沸騰させてからトウモロコシは穫れ」というほど新鮮さが大切らしいのです。正に時間との勝負でもあるようです。
でももう一つの心配もしなくてはならないようです。実が熟す頃には、サルが先にそれを察知して、トウモロコシを食べてしまうらしいのです。今から、畑の周りに柵を作ることも考えなくてはならないのかもしれません。
[2019/7/8 イライザ]
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