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2019年5月23日 (木)

クリーネックス人生論 (1) ――年とともに視点は変る――

もう二年近く前になりますが、特定の商品名が一般名として通用するようになった例をいくつかあげました。エスカレーターやシャープペンシルなどですが、「クリーネックス」もその一つです。最近は「クリネックス」と書くようですが、私の世代が初めて、「クリーネックス」に出会った時は、長音記号の「ー」は、付いていたのです。その方が実際の発音に近いと思います。

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商品名を使わざるを得なかったのには合理的な理由があります。それ以外、良い名前がなかったからです。まず、クリーネックスを説明すると、例えば次のようになります。

「チリ紙を折りたたみ、箱に入れて、上部の開口部から引っ張ると一枚ずつチリ紙が出てくるように細工された、チリ紙の束--また、その一枚一枚のちり紙を指すこともある」

こ令和を短く分り易く簡単な日本語に置き換えることはまず不可能ですので、結局「クリーネックス」になったのでしょう。

ついでにもう一つ。最近では一般名として使われるようになった「ティシュー」あるいは「ティシュー・ペーパー」ですが、この単語の元々の意味は、「薄紙」です。良く目にしたのは、デパートなど高級店で買い物をすると、商品をまず薄い紙で包んで、それを店の包装紙で包むということをしてくれますが、その薄い紙が「ティシュー」または「ティシュー・ペーパー」の典型です。私は、「ティシュー」をこちらの意味で最初に覚えました。

前置きが長くなりましたが、「クリーネックス」に出会った頃は、「クリーネックス」を通して人生を考えることなど想像さえできませんでした。それは、車に付いても同じです。「クリーネックス」や「コカ・コーラ」、「ハリウッド」や「ハワイ」、そして「車」はアメリカの豊かさの象徴でした。いつか自分も、「自家用車」を持てるようになりたい、「ハワイ」に行ってみたいといったことが若い頃の私たちの夢でした。

経済成長の時代が訪れ、私たちの夢は実現しました。車も持てるようになり、ハワイ旅行も夢ではなくなました。それとともに私たちの世代が年を取ってきたことも、自然の摂理として避けられないことでした。車好きの同級生Y君が、還暦を迎えたときに呟いた「死ぬまでにあと何台自分の車に乗れるのかなァ~~」には驚きましたが、彼は私たちの仲間内でも、ませていたのかもしれませんし、それ以上に先見の明があったと言った方が良いように思います。最近になって、現実の選択肢として、この問を思い浮べています。

そしてY君は、還暦を迎えてから2年に一度くらいの割合で新しい車に乗っている感じですから、もう10台近くは乗り換えたことになります。

良い調子で書き綴っている内に、長くなってしまいました。この続きは次回に回します。お楽しみに。

 [2019/5/23 イライザ]

 

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