« 2018年4月 | トップページ | 2018年6月 »

2018年5月

2018年5月31日 (木)

5月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)

5月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)


ブルーベリーの花が4月下旬から満開となり、ミツバチが飛び交い受粉を進めてくれて
5月下旬には結実して実が日に日に大きくなってくる。30度を超える日もあって暑い中の作業はもっぱら遅れている枝の剪定が中心。人の腕ほどある枝(幹といっていい大きさ)を切ってみると高さが3mもある。切った枝の野焼き、草刈りなどを並行して行いながら初夏へと季節が移っていく。いい実が安芸の郷に納品できるように手入れが続く。

 

Photo
512日。ブルーベリーの枝の剪定を行う間、耳に聞こえてくるはブーンというミツバチの羽音。

 

Photo_2

513日。4月半ばから畑に植えたアイリスがいろいろ咲いたが、背の高いタイプのジャーマンアイリスが咲き始める。

Photo_3

515日。夕方車で帰る途中、田んぼと法面を刈った草を焼く風景に出会う。

 

Photo_4

519日。風に揺れる満開のエゴノキの花。

 

Photo_5

527日。エゴノキの花が散るとすぐそばにあるハコネウツギ開花する。

 

 

Photo_6

527日。山のブルーベリー畑のアザミ。今年は少し少ないよう。

Photo_7

527日。切ったブルーベリーの枝を野焼きする。じぃっと火の番をする息子。炎や煙の揺らぎを楽しんでもいる。

Photo_8

530日。農園の一番上の畑のブルーベリーの剪定を続ける。

 

Photo_9

530日。鋸で剪定したブルーベリーの太い枝の先にはもう大きな実がたわわになっている。連休中には白い花の状態だった。

 

Photo_10

527日。1月に古くなったので根元から全部切ったブルーベリーの下からたくさんのシュートが出てきた。間引いて太くて丈夫そうなシュートを残す。秋には花芽を付けて来年は収穫可能となる。

2018530

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

[お願い]

 

この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

 

広島ブログ 広島ブログ

2018年5月30日 (水)

やって来ました! The Hop の季節! ――限定醸造ですので在庫を確保しなくては――


やって来ました! The Hop の季節!

――限定醸造ですので在庫を確保しなくては――

 

いよいよ、やって来ました! YEBISUの夏限定醸造 The Hopの季節です。2018バージョンは、もちろんThe Hop 2018です。

 

The_hop

YEBISUのホームページから

 

ここには、ハッキリ58日発売と書いてありますが、今年はアンテナの張り具合が別方向を向いていて、今日まで気付きませんでした。

 

昨年までは、「ギフト・セット」「バラエティー・セット」だけの販売でしたが、今年は期間限定で一般販売もするとのことです。早速、6-パックを買ってきました。

 

Six

 

名前の由来であるホップは、ドイツのハラタウ産と、チェコ・ザーツ産の両方を使っているようです。それに、麦芽が100%、そしてヱビス酵母に長期熟成と来ればもう文句の付けようはありません。とにかく旨みの濃いビールです。

 

The_hop_2

 

早速、初夏の晴れ間に恵まれ、ウグイスも泣いている庭で一杯ということにしたいのですが、Happy Hour だからという口実を作って早目に始めるにしてもまだ時間がありますので、あの緑の缶をじっくり観賞することにしました。

 

350

 

今夜のムードとしては、寿司でもあれば理想的なのですが、さてどうなることでしょうか?

 

[2018/5/29 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ
広島ブログ

2018年5月29日 (火)

M君事件 ――今思うと七面倒臭い高校生でした――


M君事件

――今思うと七面倒臭い高校生でした――

 

若い頃の思い出には、楽しかったこと、ほろ苦かったこと、悲しかったこと等いろいろありますが、こんなに七面倒臭い生徒を相手に先生方は大変だっただろうなと考えざるを得ないものもあります。

 

その一つは高校一年のとき、数学の時間での出来事です。

 

前日に出された宿題の解答を黒板に書きなさいと言われて、誰も手を挙げる人がいませんでした。先生が「それでは指名する」と言った後、M君を指しました。真面目で勉強も良く出来ることは皆知っているM君でしたが、彼の返答は、「出来ませんでした」だったのでみんな吃驚したことを覚えています。

 

Photo

 

先生も虫の居所が悪かったのだと思いますが、「M、そこに立っていろ」という「罰」が言い渡されました。M君は、そのまま机の脇に立ちましたが、数学の時間にこんなに非論理的・理不尽な罰が下されて良いのだろうか、と思って、瞬間的に私は手を挙げていました。

 

2

 

「先生。M君が、宿題をして来なかった、と言ったのならそれは怠けたことですから彼に責任があります。でも、出来なかった、というのは能力の問題で、個人の能力に対して罰を与えるのは理屈に合いません」と抗議をしたのです。

 

先生からは「分った」の一言があり、それで一件落着だと思ったのですが、そこでまたM君から思い掛けない「反論」がありました。

 

「自分は他人の差し金で座るようなことはしたくない」です。

 

それに対して、私はもう何も言えませんし、先生も黙ったままでした。M君は、しばらくそのまま立ち続けましたが、何分か後、「座って良し」という先生の言葉で席に着きました。

 

今思うと本当に大きなお節介をしたものですが、「他人の差し金を受けない」という姿勢が大切なことは良く理解できました。

 

その後、M君は京都大学の数学科に進学しています。

 

[2018/5/28 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ
広島ブログ

コメント

Mさんの京大卒業後が知りたいですw

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

卒業後は学校の先生になりましたが、既に鬼籍に入っています。御冥福を祈ります。

2018年5月28日 (月)

防災訓練 ――消防団の皆さん、御苦労様です――


防災訓練

――消防団の皆さん、御苦労様です――

 

快晴の527日、日曜日の午前中、近所の農事組合法人の敷地で、防災訓練が行われていました。看板は、「消防訓練」です。

 

Photo

 

災害時に決壊した堤防に積んだり、家屋への浸水を防ぐために積む土嚢作り等々、実際に役立つしかもその場での手仕事にならざるを得ないいくつかの作業を参加者の皆さんが順序良くこなしていました。

 

Photo_2

袋に土を入れて土嚢を作る作業

 

Photo_3

別のチームの土嚢作りです

 

 

Photo_4

「ロープ結束」「土のう作り」「竹杭作り」の標識も見えます。

後ろの方では、竹杭を使っての地固めの作業も進行中でした。

この後、土嚢積みの作業もあるようでした。

 

災害現場では、夏でも長袖になるのでしょうが、貴重な日曜日に防災訓練のために時間を使って下さる消防署の担当者、消防団の皆さんそして警察の皆さん、御苦労様です。かなり暑くなりそうな日曜日でしたが、未だ涼しさの残っている午前中に訓練は終ったようで、その点は一安心でした。

 

[2018/5/27 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ
広島ブログ

2018年5月27日 (日)

ドイツリートの夕べ ――岡野泰子先生の下に集う皆さんによる好演でした――


ドイツリートの夕べ

――岡野泰子先生の下に集う皆さんによる好演でした――

 

526日の午後、廿日市市のさくらぴあ小ホールで、第26回、広島ドイツリート協会の皆さんによる、ドイツリートの夕べが開催されました。声楽家の岡野泰子先生の門下生を中心にした、ドイツリートをこよなく愛する皆さんの集団です。

 

独唱をされたのは11人。最後には岡野先生の「夜曲」 (シューベルト) が圧巻でしたが、その他の10人の皆さんの歌唱からも、ドイツリートの素晴らしさと、天地の間に存在する人間の思いが切々と伝わってきました。

 

Photo

クラリネットの翁優子さん、ビアノの小嶋素子先生と小川百合子さん

 

ピアノ独奏は三島良子さんによるモーツァルトのアダージョ (K.540) が、全体の真ん中に位置付けられていたことで、全体を俯瞰するポイントになりました。ピアノで強調しておきたいのは、伴奏をされた方々のレベルの高さです。萩原麻未さんを育てた小嶋素子先生をはじめ、これだけのピアニストに伴奏をして歌える機会に恵まれた歌手の皆さんは幸せだなぁと思いました。

 

合唱は、四つのグループに分かれて、最初にヒロシマドイツリート協会合唱団初級部、中頃にコール・ウィスタリアと広島ドイツリート協会合唱団混声部、そして最後に、広島ドイツリート協会合唱団女性部という構成でした。

 

女性部は2005年の「85 慰霊の夕べコンサート」のマタイ受難曲の全曲演奏に当って、市民合唱団の中核としてこのコンサートの成功に大きく貢献したことでも知られています。もちろん、その時の合唱の指導は岡野先生でした。

 

Photo_2

岡野先生指揮するコール・ウィスタリア

 

今回のコンサートの出演者の皆さんのバックグラウンドも興味深いのですが、もちろん皆さん音楽、そして歌うことの好きなかたばかりなのですが、大学で声楽を専攻した方々の他にも、「第九ひろしま」への参加が切っ掛けになった方、ドイツ語と歌が好きで、自然にドイツリートへの道が開けてきた方、経済を勉強しながら音楽との二足の草鞋を選ばれた唯一の男性である寺島巨史さんなど、志の高さ、そして進境の著しさに敬意を抱かざるを得ません。

 

そんな皆さんをより高い音楽性へと導いているのが今年76歳になられた岡野先生ですが、私も僭越ながら御指導頂いた経験から、門下生の皆さんが研鑽を積む上での目標であり、そして「師」という言葉の相応しい存在であることを改めて実感しました。

 

次回にも、さらなる境地に達していらっしゃるであろう皆さんの、今まで以上の精進に期待しています。

 

[2018/5/26 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 広島ブログ

広島ブログ

2018年5月26日 (土)

Trump “Chickened Out” Again! ――人類を手玉には取らないで欲しい――


Trump “Chickened Out” Again!

――人類を手玉には取らないで欲しい――

 

トランプ大統領が、北朝鮮のキム・ジョンウン委員長との首脳会談をキャンセルしたとのニュースを見て、最初に頭に浮んだのは、英語の表現「You chickened out again!」でした。長い間アメリカに住んでいましたし、今でも英語の夢を見るくらいですので、最初に浮ぶ言葉は日本語のこともあり、英語のこともあるのです。

 

chickened out」は、元々「chicken」に由来しています。「臆病」という意味です。臆病風に吹かれた人の表情が鶏に似ている、というのが語源だとされています。それが動詞として使われるようになり、「chickened out」とは、「臆病風に吹かれて、(何かを) するのを止めた」という意味です。

 

Chickenout

 

そしてアメリカのメディアは、今年になってからほぼ毎月のようにこの表現を使ってトランプ大統領批判を繰り広げています。

 

一月には、ミュラー特別検察官による事情聴取から「chickened out」しています。選挙運動におけるロシアとの関係捜査のためなのですが、複数のメディアによると、トランプ大統領のアドバイザーたちが、自信たっぷりのトランプ大統領を説得した結果だとのことです。つまり、有能な法律家に囲まれても自分の潔白を証明できると過信している大統領の「虚言癖」や気まぐれが原因で、偽証罪その他の罪状で立件されてしまうことを恐れた側近が、ようやく事情聴取なしで済ます方向で調整したらしいのです。

 

2月には、フロリダの高校での銃乱射事件があり、アメリカ全土で悲しみに包まれていた時期ですが、トランプ大統領は銃規制について前向きな姿勢を示していました。しかし、3月になると前言を翻し、アメリカライフル協会の路線に沿った立場に方向転換をしています。その点についてはホワイトハウスでの記者会見で、「何故大統領は銃規制から「chickened out」したのか?」という質問が出たほどでした。

 

4月には、ペルーで開かれる南北・中央アメリカの首脳が集まる米州首脳会議への出席を突然キャンセルし、これも何故「chickened out」したのかという言葉が、例えばCNNの報道で使われています。

 

サウディ・アラビアや安倍総理大臣のように、トランプ大統領を王侯貴族のように扱い、トランプ大統領の言いなりになる「外交」は得意なのですが、本物の外交は手に余るようです。つまり、論理的一貫性が最低限必要とされ、かつ多様な意見の全てに配慮しつつ誠意ある発言をしなければ話に加われない多国間外交の場がその典型です。

 

「目立ちたがり」で「単純」な思考から、思い付きで受けを狙うことは口に出したがる、でもそれと矛盾する発言も平気で出てくる、という習慣からは抜け出すことはできず、でも大統領になる前のビジネスでは、その矛盾を「金の力」で捻じ伏せてきた経歴を忘れられない悲劇なのかもしれません。

 

キム委員長にすれば、とにかく「アメリカに自分の方を向いて欲しい」という願いが叶えば、それだけでも立派な成果なのですから、首脳会談は何としても実現させたい気持に変りはないでしょう。ただし「カダフィ大佐」と同列に論じられることは自らの命も関わってくるので、その点では一時的に冷静さを失ったのかもしれません。

 

しかし、世界が注目する中での首脳会談で、「力」だけに頼って、しかも「虚言癖」というマイナス要素はすぐには取り除けず、「単純」な思考回路しか持ち合わせず、中国やロシア、韓国等との関係も視野に入れて、最終的に「自己保身」ができるか、つまり中間選挙での勝利につなげられるかと考えた結果、側近たちによる「NO」という答になったのだとすると、今年に入ってからの「豹変」振りと平仄がピッタリと会うのですが--。


そして、一度「豹変」しても、世界が注目し続ければ、再度「豹変」する可能性ももちろんあります。

 

残念なリーダーたちによって、人類の未来が手玉に取られている事実には慨嘆せざるを得ませんが、それでも世界の良識ある人々が推進してきた合理的な解決策を実現するため、まだまだ諦めてはいけません。どうすれば良いのか、一緒に考えて行きましょう。

 

[2018/5/25 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 広島ブログ

広島ブログ

2018年5月25日 (金)

アメフトだけがスポーツじゃない ――そして大学も原点に戻って欲しい――


アメフトだけがスポーツじゃない

――そして大学も原点に戻って欲しい――

 

内田元監督と井上コーチの記者会見は、一欠けらの誠実さも感じられず、保身に汲々とする醜さ全開の二時間でしたが、日大は大学として元監督やコーチの立場を守る姿勢を崩してはいないようです。

 

そんな環境では、不安に駆られたり、いくら好きでもアメフトは続けられない、と感じる日大の学生が出てきても不思議ではありません。いや廃部の可能性さえ取り沙汰されています。勇気ある記者会見を開いた宮川泰介君も反則タックルの責任を感じてアメフトをする権利はない、と言っています。「これからのことはまだ考えられない」のも今の時点での正直な気持でしょう。

 

そんな若者たちが少しでも参考にしてくれたらという気持で、恐らくは「これまで視野に入っていなかった可能性」を紹介したいと思います。「アルティメット」という競技です。

 

これを、今の時点で、冷静に事態の把握をする余裕は恐らくないであろう若者たちに押し付ける積りは毛頭ありません。でも、少し時間が経って、これから先を考えられるようになった時、こんな情報から少し視野が広がり、アメフトともアルティメットとも違う分野にも目が向くことにつながるかもしれません。

 

アメフト、レスリング、そして相撲の世界等で問題になったのは、狭いタテ社会の中で、監督やコーチ、親方、そして選手同士の中では先輩が、「絶対的」と言って良い力を持ち、直接の暴力も含む、暴力的な言動でその社会を支配していることです。それを、教育をする組織である大学が適切に指導できないのでは、情けない限りです。今回の日大、そしてレスリングの至誠館大、さらに政治がらみなら加計学園でしょうが、本来の崇高な目的を再度認識して、再出発してくれることを祈っています。

 

勿論、素晴らしい監督やコーチに恵まれて理想的な選手生活を送れる若者もいるでしょうが、一つの可能性として、全く別のチーム・スポーツではあるけれど、身体的接触が原則として生じないスポーツを選ぶことも考えたらどうでしょうか。

 

アルティメットは、フリスビー (というのは商標ですので、一般名の「フライング・ディスク」、略して「ディスク」を使うことの方が多いのですが) を使って、アメフトあるいはラグビー、中にはバスケットボールに近いという人もいますが、そんなルールで得点を争うゲームです。

 

そして、他のスポーツと違うのは、審判も監督もいないという点です。ルール違反については競技中に選手同士が協議をして合意しながら進めるという超「紳士的」ゲームです。一昨年、簡単にルールを説明していますので、そちらを御覧下さい。

その後、何度か、このゲームで活躍している息子たちについても報告しています。(1)ここと、(2)ここです

 

Photo

 

監督、コーチ、そして審判もいないスポーツ、そして問題になった悪質タックル事件の起る余地のない、しかも、スポーツとしての面白さは十分に味わえる種目があることをお伝えしたかったのですが、如何でしょうか。

 

我が家の息子たちが二人ともこの競技に魅せられたのには理由があると、親馬鹿の私は考えています。

 

二人とも中学・高校では吹奏楽部に属していました。そして、ここは親馬鹿そのままの評価ですが、かなり高いレベルの演奏ができるようになり、部としての水準も全国レベルであると自負していました。しかし、コンクールの審査は数人の「権威者」による主観的基準によって行われます。結果として、全国大会には出られない大きな壁を作られてしまったのですが、そんな経験から、監督も審判もいない、そして最終結果は「得点」という客観的数字で決るアルティメットという競技が、中高時代の経験の対極の存在として魅力的に映ったのではないかと思います。結果的には、二人とも、そのアルティメットで全国制覇をすることができましたので、親馬鹿丸出しの解釈もあながち荒唐無稽ではないのかもしれません。

 

暴力団に代表されるような、力を軸にしたタテ社会構造によって、スポーツの本来の魅力を味わえなくなってしまっている若者がいるとしたら、アルティメットのような可能性のあることに気付いて欲しい、狭い息の詰まるそして自分の個性が殺される、ことによると自分自身まで殺される可能性のある世界から、広い空に飛び出して貰いたいと願うのは、どの親でも同じなのではないでしょうか。

 

[2018/5/22 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ
広島ブログ

2018年5月24日 (木)

諸悪の根源は安倍政権 ――でも、「真実」を語ることでその根は絶てる――


諸悪の根源は安倍政権

――でも、「真実」を語ることでその根は絶てる――

 

日大アメリカンフットボール部の選手だった宮川泰介君の記者会見で真実は明らかになりましたが、内田監督、井上コーチらの責任者は未だに自らの関与は否定し、日大も公式の見解を明らかにしていません。そして、このパターンがそっくりそのまま安倍政権のこれまでのやり口を踏襲していることは、馬でも分るほど単純明快です。

 

この件について、私も数回、憤懣やるかたない気持をお伝えしてきましたが、大変嬉しかったのは、コメントを寄せて下さった方々が、正鵠を射る言葉でしっかりと批判をして下さったことです。まず、お浚いをさせて頂きます。

 

l 「アレは、試合中の、プレーでは、ありません。監督の、指示が、あろうと、なかろうと実際に起こした、暴力です。それも、悪質です」 (60sp」さん)

l 「極めて悪質なパワハラですね。81日まで、自粛するとのことですが、即刻クビですね。」 (「カチ」さん)

l (安倍政権と日大アメフト部の監督・コーチについて) 「目くそと鼻くそくらい違いそうですね」 (「⑦パパ」さん)

l (政権と官僚、そして日大事件とを比べて) 「嘘、隠す、改竄し、真実を語らずに辞める。全く同じですね」 (「やんじ」さん)

l 「宮川選手の記者会見を見ましたが、これはかなり悪質なパワハラですね」 (「パワハラ」さん)

l 「日大や前監督の対応は、警察に追い詰められる暴力団の対応と同じですね」 (「やんじ」さん)

 

その他にもコメントを頂いていますが、コメントをお寄せ下さり、心から感謝しています。

 

時を同じくして、愛媛県が国会に提出した文書よって、安倍総理大臣の大嘘が再び暴露されました。この文書には、総理が2015225日に加計孝太郎理事長と面談し、「新しい獣医大学の考えはいいね」と述べた、つまり獣医学部新設構想に同意を示していたことが記されていました。これは安倍首相のこれまでの主張「加計氏から獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」「計画を知ったのは2017120日」が嘘であることを証明しています。

 

Shinz_abe_official

総理官邸のホームページから

 

そして、ネット上には「獣医学部がいいねと安倍が言ったから、225日は加計学園記念日」といった「狂歌」も投稿されています。健全な市民意識が蘇りつつあると考えるのは単純過ぎるでしょうか。

 

しかし、22日に安倍総理は、この日に加計孝太郎氏と会ったことを全面否定し、その根拠として「念のため、昨日、官邸の記録を調べたが、確認できなかった」を挙げています。でも、以前の答弁では複数の側近も総理本人もこのような記録は廃棄していると明言しています。

 

このパターンを整理すると、次のようなことの繰り返しです。

 

 不都合な真実や事実を突きつけられると「全面否定」する。

 その根拠については「発言を控えさせて頂きます」と言って無視する、あるいは「丁寧に説明する」といってその場を凌ぐがその後は何もしない、あるいは嘘を言ってごまかす。

 根拠として公開される文書があれば、廃棄するか、廃棄したと言って誤魔化す、あるいは文書を改竄する。

 「責任は自分が取る」とは言うが、実際は何もしない。

 時間が経つことで、追及する側が疲れてしまったり、他の重要案件が現れてマスコミや市民の目が逸れることを待つ。

 

内田元監督や井上コーチのえげつないやり方で、このパターンが今まで以上に克明に認識されましたし、「雨後の筍」のように、同じパターンのスキャンダルが続出していることから、政治面で起きていることについても、多くの市民の心を動かすきっかけになるのではないかと思います。

 

もう記憶の彼方に消えかかっているようにさえ思える、財務事務次官のテレ朝女性記者に対するセクハラがあり、柳瀬元秘書官の「記憶の限り」で消えてしまっていた記憶が戻ったり、狛江市長はセクハラを全面否定し続けた挙句の果てに事実を認めざるをえなかったり、日本社会全体が同じパターンで覆い尽されています。

 

それもそうでしょう。ある意味、全国民のお手本にならなくてはならない立場の安倍総理大臣、麻生副総理、そして自民党・公明党の幹部たちがこのパターンを自ら作り出し演じ、その嘘や虚構を守るために必死になってマスコミやオピニオン・リーダーたちを駆り出し、操作しているのですから。

 

でも、その嘘や虚構を暴いて、腐敗や堕落、妄奸邪曲・専横驕奢・傲岸不遜を一掃することは可能です。真実を知っている人たちの何人かが、勇気を持って真実を述べれば良いのです。反省と謝罪、そして真実のために記者会見に臨んだ宮川泰介君のように。

 

勇気ある行動をしている人たちがまだ他にもいることは皆さん御存知の通りです。レープ被害を実名で公表し正義を貫こうとしている伊藤詩織さん、セクハラを告発したテレ朝の記者や狛江市の職員、愛媛県知事の中村時弘さんがすぐ頭に浮びますが、多くの人々の勇気ある行動によって、日本も人類も何とか生き続けることができたのです。

 

財務省その他の省庁のお役人の中にも真実を知りながら躊躇している人がいるはずです。改めて、未来は、そのあなたの決断に掛っています。是非勇気をもって前に出て下さい。

 

[2018/5/23 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ
広島ブログ

コメント

昨夜の日大の会見は広報担当者まで加わりよくもアレほどの醜態を晒せるものだと感心しました。人からどう思われようが刑事責任は免れたいのでしょうね。この国はいつからこれほど腐っていたのでしょうか。

「荻野」様

コメント有り難う御座いました。

元監督やコーチの会見は本当にひどかったですね。国会での安倍答弁とドッコイドッコイという声もありました。

その酷さですが、安倍政権になってから、政治の劣化が加速したとは感じています。でも、かなり長い間、日本社会の通奏低音は、これに近いものだったような気もします。

2018年5月23日 (水)

アメフトと特攻隊 ――若者を欺いてはいけない――


アメフトと特攻隊

――若者を欺いてはいけない――

 

日大アメリカンフットボール部の選手だった宮川泰介君の記者会見を生中継で視ました。関西学院大学のクォーターバック (QB) に、故意に怪我をさせた「加害者」ですが、自らの行為を反省し、まずは被害者やその家族、そして関学大の関係者に謝罪をすること、そして真実を語るために、日本記者クラブで自ら望んで記者会見を開きました。

 

Photo_2

  {「顔を出さない謝罪はあり得ない」と言って顔を出した宮川君について、「まだ若いことに配慮して顔をアップ で映し続けることは配慮して欲しい」と要請したにもかかわらずアップが続いたテレビですが、ここでは、弁護士の画像をビデオからお借りしています。}


最初に弁護士から経過の説明があり、次いで宮川君から陳述書という形でのお詫びと事実関係の説明がありました。驚くべき真実が述べられましたが、まずは何点か重要だと思われる事柄を箇条書きでまとめておきます。

 

l 宮川君は昨年日大が全国制覇をする上でも貢献した優秀選手である。

l 事件のあった56日の一週間くらい前から、内田監督と井上コーチから様々な圧力が掛るようになった。例えば、①日本選手権には出ないと辞退するよう言われた②髪型も変えるように言われた③6日の数日前から練習にも参加させて貰えなくなった。

l この状態を変えたいなら関学のQB1プレー目で潰して来いと監督に言われた。

l 先輩からは、関学のQBが怪我をして、来シーズン出て来られなくなれば我々にとっては得だよなと言われた。

l 「潰してきますから出して下さい」と自分から監督に頼むくらいの気持じゃないと駄目だとコーチに言われた。

l 試合前にはコーチから「できませんでした」で済むとは思うなと念押しをされた。

l 言葉通りに実行したが、退場後、とんでもないことをしてしまったと後悔し、それ以来反省している。

l 被害者と家族には、自分の家族に伴われて個人の立場で謝罪に行った。一時間くらい話をした。

l 日大のアメフト部からの事情聴取はない。

l アメフト部からは退部した。今後、自分がアメフトをする権利があるとは思っていない。

 

質疑の中で内田監督や井上コーチに対する批判的な言葉を引き出そうとするマスコミに対しては、「自分が何かを言う立場ではありません」という形で、批判は避けていましたが、宮川君が何度も強調したのは、「指示があってもなくても、怪我をさせたのは自分ですから」ということでした。そして、今回の事件での教訓として、「何を言われても、自分の意思に反するようなことをしてはいけないということです」とハッキリと答えていた姿がとても印象的でした。

 

でも、監督やコーチなどの言動は教育者としてとても許せるものではありませんし、若者の未来のために力を合わせる立場の「大人」としても失格です。それどころか、これは、心理的物理的に一人の人間を追い詰めて意に反する行動を強制する「いじめ」あるいは「パワハラ」そのものです。監督やコーチに対しての厳しい社会的制裁が下されなくてはなりません。

 

いじめやパワハラが分り難ければ、暴力団という比喩が適切かもしれません。組長の強い意向があり、それを若頭が仕切って、「鉄砲玉」に手を下させる。タテ社会ではどこにでも見られる構造なのかもしれませんが、それが未だに、こんなにハッキリと機能している事実を見せられるのはやり切れません。

 

それだけではありません。宮川君が追い詰められ、その他の選択肢はないとまで信じ込まされて行動したパターンは、私の中では、かつて「志願」して特攻隊として出撃した若者たちの姿と重なりました。そんな形で若者を追い詰めてしまう環境を大人社会が作ってはいけないのです。

 

そんな情けない大人の中で育って行く若者たちに対して、第二次世界大戦を経験した大人たちが残したメッセージは、全人類的に共有されています。「上官の命令でも、力のある人の指示でも、自分の意思に反することをしてはいけない」です。

 

一度は、力に捻じ伏せられてしまった宮川君ですが、今日、自らの過ちを認め反省・謝罪した上で真実を述べてくれました。勇気ある行動だと思います。刑事事件として立件されるかもしれませんが、その場合にも反省と謝罪の姿勢を貫いて欲しいと思います。そして今回の教訓を生かした人生を歩んで欲しいと願っています。

 

宮川君の勇気に倣って私たち、大人社会も現在の政治を変えるために、チョッピリ勇気を出してみようではありませんか。その点については、次回、取り上げたいと思います。

 

[2018/5/22 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

人間のクズというのはこういう大人たち(日大関係者)のことを言うのでしょうね。こういう奴等は特攻隊のことも未だに美化している連中です。

‪日大広報部の対応に欺瞞を感じるのに、安倍政権のモリカケ対応やセクハラ事件対応には欺瞞を感じないのだとしたら、その人には相当な欺瞞があると思います。‬

「小田」様

コメント有り難う御座いました。

若者の命、未来、人生を守るために、国も大学も大人社会も機能しなくてはならないのに、それとは正反対のこと、つまり自分たちのために若者を犠牲にするのは許されませんね。

「想」様

コメント有り難う御座いました。

総理大臣が、自らの言動を通して悪いお手本になっているのですから、何をかいわんやです。

彼の言っていることが事実ならば、真実でしょうが。
監督やコーチとの会話は、まるでヤクザ映画のセリフですね。
対立する組織の幹部を殺るために、若い衆を鉄砲玉として使う時のセリフと全く同じです。
そして、日大や前監督の対応は、警察に追い詰められる暴力団の対応と同じですね。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃる通りです。でも、監督やコーチが記者会見をしても全く反省しているとは思えません。

次から次へと悪い手本が表に出てきてますが、よくそういう人たちが上に立てたものだ…
そういう人たちだからこそ上に立てたのか…
嫌な世の中です。

「和」様

コメント有り難う御座いました。

残念なことに、平気で他人を蹴落とせないと、競争に勝てないという側面も現実にはありますからね。同時にそんな風潮に負けないで頑張っている貴重な人たちもいます。皆で応援して行きましょう。

2018年5月22日 (火)

犯罪を犯してはいけない ――重言でないと伝わらないこともある――


犯罪を犯してはいけない

――重言でないと伝わらないこともある――

 

 

これまでも何度か繰り返してきましたが、「馬から落ちて落馬した」とか「注目を集める」といったような、無駄な、その上、美しいとは言えない表現に対しては、違和感のあることを私たちが発言し続けることで、より美しい日本語に満ちた社会ができて行くことを信じています。そう言った後で、正反対の主張をするのは気が引けますが、それでも現実には、明らかに重言だと言われている言葉、しかも、変換ソフトが必ず疑問符を付ける表現でも、正確に意味を伝えるためには使わざるを得ないものがかなりあります。今回はその一つを取り上げたいと思います。

 

それは、「犯罪を犯す」です。「犯」の字が既に使われていますので、「犯す」は重なってしまう、だから「犯罪を行う」とか「罪を犯す」に言い換えろという人もいます。でも、「罪を犯す」と「犯罪を犯す」では、意味が違います。

 

「罪を犯す」の方は、道徳的な意味合いが強く、極端な場合には、心の中で罪深いことを考えただけで「自分は罪を犯してしまった」、と思ってしまう人がいてもおかしくはない表現です。こんな場合に、「犯罪を犯してしまった」と思い込んで反省する人は多くはないでしょう。

 

対して、「犯罪」の方は、法律的に罪であると規定されていることがその意味ですので、それを犯すということは法律違反をすることです。

 

さらに、ある行為が「犯罪」であるためには、事実を元にそれが法律違反であることが立証されなくてはなりません。

 

今、世間を賑わしている日大のアメフト部の選手による「Kwansei Gakuin (ローマ字の綴りが「Kansei」でないこと、「西」が「せい」であるのは、漢音を採用しているからです。関心のない人にはどうでも良いことなのかもしれませんが) 大学の選手に対する傷害事件について、この視点を採用すると大切なことが分ってきます。

 

Photo

 

日大の内田正人監督は、「責任は全部自分にある」「だから辞任する」ということは言っていますが、何故、傷害事件が起きたのかについては何も語ろうとはしていません。

 

しかし、この事件が「罪を犯した」という内容ではなく「犯罪を犯した」という範疇の出来事なのだと、多くの人がビデオを見て感じているのですから、それが真実なのかどうかを確かめる必要があります。当事者である内田監督が自発的に説明するのが一番手っ取り早いのですが、司法の場では、「自分に不利になる証言をしなくても良い」そして「自分に不利になる証拠を出さなくても良い」という原則がありますから、それも尊重されなくてはなりません。

 

となると、真実を究明するためには、被害者が被害届を出して、裁判の場でたたかう必要がありそうです。そして、最新のニュースでは、被害者の父親が被害届を出したようですので、その方向に舵は切られています。

 

そして、裁判になれば、より真実に近付ける可能性が大きくなります。タックルをした選手 (A選手と呼んでおきましょう) が、いやいやながら、「NO」とは言えない監督に強制されてタックルをしたのか、それとも、自分の判断で、あるいは監督に「そんなことはしてはいけない」と強く教えられていたにもかかわらず犯行に及んだのかでは、犯罪の性質が全く違います。また監督自身が刑事責任を問われるかどうかも違ってきます。

 

監督や大学の権威が怖くて、真実を述べられなかったA選手が、刑事罰を前に、真実を話す可能性は大きくなるでしょうし、他の選手も、A選手だけが人身御供にされてしまう状況だと判断すれば、正直な証言をする可能性も増えるのではないでしょうか。

 

「犯罪」で大切なのは、裁判の結果として、法律違反が行われたという事実が確認されることです。事実確認なしでは「犯罪」かどうかの認定はできないのです。事実を述べずに「責任は自分にある」と述べることの無責任さは正にここにあります。そしてそれは、自らが犯罪行為に手を染め、自らの不利益を避けるために黙秘していることと、ほぼ同じことになります。

 

あるいは、全く別の可能性のあることも指摘しておかなくてはりません。内田監督が暴力を憎む素晴らしい監督だ、ということが明確に証明される結果になる可能性もあります。

 

「犯罪を犯す」という表現の背後には、こうした状況が存在します。頭の中の妄想だけで「罪を犯す」ことになるケースとの違いはお分り頂けたと思います。重言も大切な場合があり、責任を取ると言っても、真実が明らかにならないままでは責任を取ったことにはならない点も伝わったでしょうか。

 

でも、内田監督の場合は、「責任を取って辞任する」と言っているのですから、何も説明せずに、嘘の上塗りを重ね、辞めようともしない安倍内閣よりは、チョッピリましだと言っても良いのかもしれません。

 

[2018/5/21 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

>何も説明せずに、嘘の上塗りを重ね、辞めようともしない安倍内閣よりは、チョッピリましだと言っても良いのかもしれません。

目くそと鼻くそくらい違いそうですね。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

ピッタリの表現、有難う御座います。今日は、愛媛の文書を否定しているようですし。年貢の納め時、も分らないようです。

今回、被害者の親は大阪では誰でも知っている有名な維新の市議で、これが加害者の親なら散々叩かれると思いますが、顔を出して会見までしても、そのことが報道には一切出てこないことに違和感があります。

「関西パパ」様

コメント有り難う御座いました。

ネット上では、このことが取り上げられ始めているようです。加害者選手の記者会見もあるようですので、全体像はハッキリするでしょう。

大学は教育の場でもありますので、若者の将来を大切にしたいですね。

10ヤード進む事を競うのに、15ヤード減のペナルティーを連続で2回やったのに、何の注意も交代もない。
明らかに作戦通りという事ですね。

国が乱れる時は、政治が腐敗した時ですから、内閣と官僚が腐っているのですから、民間の力のある人が同じことをしても不思議ではないですね。
嘘、隠す、改竄し、真実を語らずに辞める。
全く同じですね。

宮川選手の記者会見を見ましたが、
これはかなり悪質なパワハラですね。
日大の体質ですね。

宮川選手は爽やかな印象を残しましたが、
しかし、
ちょっとアホだともいえますね。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

安倍政治が周回遅れの世界観を日本中に撒き散らした結果だとも言えそうです。その点についても詳しく検証して行きましょう。

「パワハラ」様

コメント有り難う御座いました。

「アホ」と言うのはちょっと可哀相だと思いますが、比較的容易に力で捻じ伏せられる選手を選んで「実行犯」にしたのではないでしょうか。

2018年5月21日 (月)

同じお題で書きましょう・「口癖」 ――「ことによると」と「Actually」――


同じお題で書きましょう・「口癖」

――「ことによると」と「Actually」――

 

「口癖」と聞いて、すぐ家人が指摘した私の口癖は、「ことによると」でした。頻繁に使っているほどではないと思っていたのですが、意図的に使っている言葉の一つですので、同じような意味の別の表現も混ぜて使った方が良いのかなと反省しています。

 

友人に電話を架けたら眠そうな声だったので、「ことによると今海外?」とか、「ことによると、趣味の良いプレゼントを選ぶセンスは親譲り?といった感じで使っていますが、断定を避けて、話題を広げるのに効果的です。人と話をするときに上から目線にならないように、と気を付けるときにも役立ちます。


Photo

ことによると、親譲りのセンス?

 

家人が指摘したもう一つの言葉は「Actually」です。「実を言うと」「本当のところは」「事実としては」といった意味ですが、例えば、「Actually, I am the one.」 (本当は、それって私のことです。) 「Actually, you are right!」 (あなたの言う通り!) と、こちらは、断定です。しかも、何らかの疑問がクリアーできていないようなときに、「これが答だ!」というような形で使います。

 

日本語の口癖は断定を避ける言葉、英語の口癖は断定する言葉、と正反対の特徴がありますが、ことによるとこれは、日米文化の差を示し、その中でのコミュニケーションのあり方を反映しているのかもしれません。

 

[2018/5/9 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

参加ありがとうございました。

ことによると、日本人でいる時と、国際人でいる時で
パーソナリティーを自然と使い分けてらっしゃるので
しょうかね?面白かったです。

英語の口癖もpossiblyだったら面白くないですものね

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

毎月楽しい「お題」を有難う御座います。自分の口癖は分らないものですが、言われてみると、一寸不思議な気がします。

もう一つ、未だ戦争中でしたが、良く使っていた言葉を思い出しました。次回のお題のときに御披露します。

2018年5月20日 (日)

第3回関係政党等意見交換会 ――国会の動きと広島での野党の結束――


3回関係政党等意見交換会

――国会の動きと広島での野党の結束――

 

打倒安倍を目指して野党が結集するための準備会ですが、今回で三回目になりました。今回の大きな違いは、57日に国民民主党が設立されたことですが、国民民主党の広島県連代表と看板の換った森本真治参議院議員と、無所属になった佐藤公治衆議院議員から、それぞれ簡潔な国会報告がありました。

 

3

 

お二人の報告を要約しておきましょう。

 

国民党の出発当初には「対決より解決」などが強調され、ちょっと心配な部分もあったが、審議に復帰して以来の動きはこれまでとあまり変っていないように見える。支持率もあまり変化はない。また新潟県知事選挙の結果が国政に与える影響もかなりあるだろうと考えられるので、そちらにも注目して行きたい。

 

自公政権が特に力を入れているのは、「働き方改革」と「カジノ法」だ。森・加計問題については、中村愛媛県知事の本気度が凄い。中央対地方という構図も加わってこれも予断を許せない。

 

これからの国会情勢を考えると何が起きても不思議ではない。会期の延長も、1週間か10日か、あるいは3週間になるか、どれになっても不思議ではなく、混乱状態のまま会期が終ることも考えられる。

 

こんな状況下、打倒安倍に向けて、来年の地方自治体選挙・参議院選挙を睨みつつ野党が結集して行こうという方針を再確認しました。通常国会終了後にできればイベントを開きたいという参加者全員の意向を元に、来月を目処に「会」を設立するための方向性を確認し、名称も決めるため、今後メール等での意見交換をしつつ具体化を進めることも決まりました。

 

この「会」のまとめ方も、市民運動というよりは政党が中心になっての動きだという風に整理した方が分り易いのではないかという点も共有できました。

 

とは言え、まだまだ未知数の部分もあり、具体的に動き出すことによって幅の広い層から注目されるようにできればという思いも大切にして行くことになります。

 

せっかちな私にすれば、ゆっくり丁寧に合意形成を図って行く皆さんの辛抱強さに学ぶことの多いのがこれまでの会合でした。

 

[2018/5/19 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

ご報告ありがとうございます。当面、政党は政党で、また市民連合は市民連合で、それぞれの持ち場でがんばっていければ良いと思います。他地域ではすでに首長選挙での共闘に至っているところもありますが、やはり、最初は顔を合わせ、次は、共同行動をすすめて、信頼関係を造っていくというのが基本ですね。

゛ せっかちな私 ゛ 様
お疲れさまでございました。
せっかちでなければ生きていけない、時もあらぁな、です。
5/19 朝日朝刊→豊永郁子教授の《 政治季評 》
〈 忖度生むリーダー / 辞めぬ限り混乱は続く 〉
これだって、もっと早くに載せてほしかった。

「hiroseto」様

コメント有り難う御座いました。

首長選挙の方が野党連合・市民連合の活躍に期待できるのかもしれません。地域差もあるともいますので、一歩ずつ確実に前に進めたいですね。

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

安倍総理、柳瀬元秘書官の嘘まで愛媛県の文書で暴露されてしまいました。これ以上の抗弁は無理なはずです。一秒も早い辞任しか、手はありません。

2018年5月19日 (土)

カラオケで誕生日会 ――バースデーケーキのサービスもありました――


カラオケで誕生日会

――バースデーケーキのサービスもありました――

 

少し前になってしまいましたが、東京に住んでいる友人が広島に滞在している間、久し振りにカラオケにでもということになりました。場所はいつも利用しているシダックスの本通りクラブ。60歳以上の割引があり、ルーム料金30%引きというクーポンも使いました。そして、友人Aの誕生月だと伝えると、お店のスタッフの方が、事前予約してあればバースデーケーキのサービスがあったのにと、一緒に残念がってくれました。

 

でも少し経ってから、「二時間待って貰えれば、バースデーケーキのサービスが可能ですけど」とわざわざ知らせてくれました。ケーキ屋さんと打ち合わせをしてくれたようです。元々3時間の予定でしたので、こんなに嬉しい気遣いは大歓迎かつ大感激。シャンメリーと記念写真のサービスもありました。

 

時間は前後しますが、2時間も待たずに届いたバースデーケーキです。Aさんは今年76歳になったのですが、数え年で祝うのが習いだとすると「喜寿」になりますので、とてもお目出度い一時になりました。

 

Photo

 

高齢者が3人並んだ写真、しかも印画紙から写メしたので、あまり美しくはありませんが、それでもサービスして貰った、私たちの幸福感も共有したくてアップさせて頂きます。

 

Photo_2

 

いつも採点するのが恒例なのですが、今回はスキップ。それでもレパートリーは増えていて、一人カラオケで練習しているのか、カラオケ教室で先生に付いているのか、歌唱力も見違えるようでした。

 

誕生日ボーイのAさんのレパートリーには、内藤やす子の『六本木レイン』が加わっていましたし、情緒たっぷりに歌ってくれている姿から、やはり、カラオケ教室の先生の影響だとしか考えられない、とBさんと私とは確信しています。

 

そのBさんは、車を運転しているときには必ずチャゲアスのCDを掛けていると宣うだけあって、連続してチャゲアスの曲を披露してくれました。とは言え、その時代に私は日本に住んでいなかったせいで、ほとんど初めて聞く曲ばかり、それでもBさんの上手さにはいつものように痺れました。

 

そして私は、最近機会があると披露させて頂く渡辺はま子の『蘇州夜曲』と、ウエスト・サイド・ストーリーから『Tonight』の練習をさせて頂きました。

 

数えで考えると、Aさんも私も後2年で今度は傘寿です。2年後も私たちは元気な積りですが、それまで、シダックスも元気で営業を続けていて欲しい、そのためにはシダックスに何度も足を運んで応援しなくてはならないと、固い決意までした誕生日会でした。

 

[2018/5/18 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

素敵なお友達ですね。

「トモ」様

コメント有り難う御座いました。

良い友達に恵まれることが人生で本当に大切なことだと、年を重ねるごとに痛感しています。

2018年5月18日 (金)

LECTのアメリカン中華 ――日本の中華とは違いますがお気に入りの一つです――


LECTのアメリカン中華

――日本の中華とは違いますがお気に入りの一つです――

 

 

我が家から広島市内に行く途中にあるせいなのでしょうか、LECTには良く足を延ばします。駐車場への入口が混んでいても、それを迂回して待たずに中に入れる道も発見しました。蔦屋やAndersenが入口近くにあることで親しみも感じていますし、CAINZでは結構長時間、次から次へと商品を「鑑賞」しています。

 

でもやはり食べ物の魅力には勝てません。これまでも何度か報告していますが、いくつかお気に入りの店もできました。たまには新しい店の開拓もしようということになり、意を決してロンフー・ビストロに入りました。

 

「意を決して」というのは大袈裟なのですが、ショーケースの中の酢豚定食に麻婆豆腐が付いていたからというのが大きな理由かもしれません。他にも美味しそうな物が目に付きました。

 

3

ショーケース内の酢豚定食麻婆豆腐も付いています

 

1_2

こっちも美味しそうに見えました

 

Photo

カラオケでも注文するくらいの好物です

 

そして正面から見ると、結構お洒落なレストランではありませんか。と言うことで、酢豚定食と生春巻き、ホタテ貝柱と青菜の炒め、それにビール、それもYEBISUです、を注文しました。


Photo_2

ロンフー・ビストロの正面です

 

Photo_3

写真を撮る前に食べ始めてしまうのはいつもの悪い癖なのですが、酢豚と生春巻きです。

 

Photo_4

麻婆豆腐は熱々でした

 

すぐ気付いたのは、量が多いということです。そこからの結論は、ここはアメリカ風の中華なのではということです。日本で食べる中華が美味しいのは世界的にも認められていますが、アメリカの中華も私の好きな食べ物の一つです。

 

かつて住んでいたボストン近郊のアーリントン (Arlington)にあったシャンハイ・ビレッジ(Shanghai Village) や、10分程度の距離にあったペキン・ガーデン (Peking Garden)など、気軽に行けて美味しかった記憶が蘇ってきました。

 

当時の味を思い出し、懐かしさもあって、これからも病み付きになりそうです。

 

[2018/5/17 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

2018年5月17日 (木)

暴力は、どこで振るわれても暴力 ――「どんな手段を弄してでも」を許してはいけない――


暴力は、どこで振るわれても暴力

――「どんな手段を弄してでも」を許してはいけない――

 

アメリカン・フットボールは力と力の激突するスポーツであることがその魅力の一つですので、怪我とは切っても切り離せない宿命にありますが、それでもアメリカでは、怪我を防止するためのルールの変更が行われてきましたし、最新の技術を使って身体の安全を確保する防具が開発され使われています。その中には、無防備のプレーヤーに対するタックルの禁止などが盛り込まれています。

 

今回の日大のプレーヤーによる、関西学院大学のQB(クォーターバック)への攻撃は、ビデオを見れば誰でも分るように、関学プレーヤーの視野には全く入らない後ろから全力で下半身を狙ってのタックルです。無防備かつボールからははるかに遠い地点でしかも後ろからタックルすることなど、安全性を高めようと努力をしてきたアメフト界が許しているはずがありません。それ以前の問題として、誰が見ても明確に相手を傷付けることを目的とした犯罪です。暴力はフィールドでもバーの中でも家庭でも、どこで振るわれても暴力なのです。

 

Photo

関学大提供の写真をネットからお借りしました

 

日大に対しての「抗議」等という生温い対応ではなく、傷害事件として関学は被害届を出すべきなのではないでしょうか。

 

そこで思い出すのが、昨年10月に起きた日馬富士による貴ノ岩関への暴行事件です。貴乃花親方が相撲協会内での「内輪」の話にせずに、警察に被害届を出したことは正しい判断だったのです。しかし、貴乃花親方の弟子貴公俊が弟子への暴力事件を起した事実は、相撲界における暴力体質が如何に深く浸み込んでいるのかを浮き彫りにしました。その教訓が今回生かされていないのは不思議なのですが、スポーツ界の中でも競技毎の縄張り意識が強く、他の競技での経験は生かされないのでしょうか。

 

伊調薫選手や田名部力コーチへのパワハラなどの不祥事も、「スポーツ」という爽やかなイメージとは裏腹に構造的な陰湿さと縁を切れないことを示しています。パワハラも力による嫌がらせや相手を屈服させる行為ですから暴力の一部として考えると、スポーツ界が暴力に汚染されている事実を再認識しなくてはなりません。確かに、最終的には「勝ちか負け」かの判定が全ての世界だと考えると、「どんな手段を弄してでも」という方向に走ってしまう可能性のあることは否定できません。

 

しかし、そうではなく、「ルール」を作り守ることを大前提としてのみ、スポーツそのものが存在するという出発点を各競技団体の幹部たち、とくに若い選手たちと日常的に接している監督やコーチが再度確認し、「ルールの遵守」そして「暴力との訣別」を100パーセント徹底することで、長期的な視点から未来に責任を持つ必要があるのではないでしょうか。

 

[2018/5/16 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

今回のこと、信じられません。アレは、試合中の、プレーでは、ありません。監督の、指示が、あろうと、なかろうと実際に起こした、暴力です。それも、悪質です。倒れたQBを、さらに、ひっくりかえそうとしています。イライザ様と、同感です.日大は、自分のほうから、あの選手をベンチに、戻さなければ、いけません。それなら、多少、関学に対して、言い訳も、できましょうか。それすらしないで、試合参加続行ですから。審判員は、何を、やってるんですか。毅然とした態度を望む方が、おかしいですか。あの選手は、即、退場させなきゃ。彼の地なら、永久追放に、なりますか。アメリカの試合は、いいですね。ルールに、忠実ですから。見ていて、気持ちが、いいです、プロの試合も、大学の試合も。審判員も、独断できない場合には、本部のビデオ判定の結果とか、絶えず、無線連絡を、しています。だから、反則判定は、100パーセント妥当と、思われます。もっとも試合よりも、half time showが、好きです。最近は、ハーフ・タイムショーは、カットです、残念。マーチングバンドとかチアーリーダーを見るのが、好きなのですが。アメリカの試合は、かれこれ、四十数年見ています。今回のこと、イライザ様と、まったくの、同じ思いでいます。競技を逸脱した行動です。

これは極めて悪質なパワハラですね。
8月1日まで、自粛するとのことですが、即刻クビですね。

選手に同情する声もありますが、
チャンドラーの有名な台詞、
「男は強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きる価値がない」
ではありませんが、
少なくとも彼は「アメフトをする価値がない」
のでしょうね。

「60sp」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃるように審判員も問題にしなくてはなりませんね。

大学より上だとかなり違ってくると思いますが、アメリカの高校のアメフトでは、男子ではプレーヤーが、女子ではチアリーダーが花形で、プレーヤーとチアリーダーのカプルが沢山いました。

フェアな試合をするかどうかについて、女性の視点も大きく影響していたように思います。

「カチ」様

コメント有り難う御座いました。

こんなに卑怯な行動は許されませんね。仮に、若気の至りで、若い選手の判断が未熟だとしたら、それに気付いて指導するのが監督であり、コーチの役割のはずです。それができなかったことについての責任も問われなくてはなりません。

今年2月にウォーター・ゲート事件の内部告発者を
描いた『ザ・シークレットマン』が公開されましたが(原題→本人名が入って長い)、
その監督ピーター・ランデズマンは、
『コンカッション』2015 (原題=邦題) という作品も監督しています。↓
〈 アメリカンフットボールが選手の脳に深刻なダメージを与える危険性を
確信した*医師が、真実を訴え続ける姿を描く 〉(wowow 5月の作品紹介より)

1月放映時→*ウィル・スミスは好みではないのでスルー。
週刊金曜日2/16号→同監督が特集され→前作と知る→運よく5月に
放映されクリア→見といてよかった。(*非白人)

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

日本はアメリカに10年遅れている、とかつては良く言われていましたが、スポーツと怪我の関係についても、セクハラ・パワハラ等についての最近の状況から、ことによるとそれ以上の差があるのかなとさえ考えてしまいます。

2018年5月16日 (水)

5・15事件と『父と暮せば』 ――道草懇話会のテーマ――


515事件と『父と暮せば』

――道草懇話会のテーマ――

 

詩人・作家で教育者の平塩清種さんが主宰する道草懇話会が、昨515日に開かれました。気の合う仲間と昼食を共にして、折角の機会ですので、どなたかの話を聴く、あるいは演奏を楽しむという趣旨の会ですが、今回は井上ひさしさんの『父と暮せば』を天野達志さんが一人芝居として演じるプログラムがメインでした。

 

Photo

平塩清種主宰者

 

でも、私たちの世代に取って、515日は、515事件の日であり、沖縄の日本復帰の日でもあります。その日に『父と暮せば』を鑑賞するのには何か意味があるのではないかと思っていたのですが、私なりの結論を5分ほどで皆さんに披露させて頂くことになりました。

 

515事件とは、1932515日に起きた海軍の青年将校たちによる反乱事件で、「話せば分る」と説得を試みた犬養毅総理大臣が殺害されるという結果になりました。海軍刑法には反乱罪の規定もありましたので、それに従って検察側は首謀者たちに死刑を求刑しました。しかしながら、世界大恐慌の影響もあり多くの国民が貧困に喘いでいた当時、政治不信が広まっていたため、若手将校たちに共感する人々による熱心な嘆願運動が起き、判決は禁固以下の刑罰でした。

 

海軍刑法があまりにも緩く解釈された結果だと考える人も多く、その結果、政治問題を軍人が直接、武力行使によって解決することへの抵抗感が薄まりました。この風潮が226事件誘発の一因になったと論じる人たちも多くいます。

 

その226事件は、1936226日に起きました。陸軍の青年将校を中心に下士官や兵たちも巻き込んでのクーデター未遂事件です。総理大臣の岡田啓介は難を逃れることができましたが、5人が死亡しました。

 

側近の政治家が殺されたことで天皇は激怒し、この事件の裁判は、陸軍刑法の枠をはみ出して、非公開で、弁護士は付けられず、上訴もできないという異例のものになりました。当然、首謀者たちは死刑に処せられました。515事件では、陸・海軍刑法の解釈が甘い方向に揺れて文字通りの適用がされず、226事件では、厳しい方向に揺れて陸・海軍刑法を逸脱した適用が行われました。

 

こうした背景を前に、1941年には陸軍大臣東条英機が戦陣訓を示達します。その中で有名なのは「生きて虜囚の辱めを受けず」です。陸・海軍刑法では、軍人が敵に投降することを奨励してはいませんが、その可能性のあることを認めるという前提での規定が設けられています。しかるに、戦陣訓では投降を認めず、自決せよとの方針が、しかもこれは天皇の意思であるというようなニュアンスで強力に伝えられました。

 

しかも、この価値観を強制されたのは、軍人だけではなく、沖縄の多くの民間人・非戦闘員も、この言葉に縛られて、アメリカ軍に捕われないために身投げまでしたケースが多くあったことは、多くの皆さん御存知の通りです。

 

こうして、515事件と沖縄とは切っても切れない関係にあるのですが、その515日に、井上ひさしさんの『父と暮せば』を観る意味は何でしょうか。一言でまとめると、「政治は言葉だ」ということです。

 

法律は、言葉によって社会を律することを大前提にした法治主義の根幹です。公平・公正に法律を遵守することから逸れて、権力者の意向に屈したり、ポピュリズムに流されて大甘の判断をすることは許されません。増してや、政治の最高責任を託されている人々が、平気で嘘を吐き、時間の経過によってその嘘さえ忘れ去られていくことが当り前だと考えている風潮は、私たち全ての未来を危機に陥れます。

 

言葉を大切にして、今を、そして過去を通して未来を考える上で、素晴らしい仕事を残した井上ひさしさんの作品に今日触れることの意味は、そこにあります。

 

天野達志さんの一人芝居は、中村敦夫さんの『線量計が鳴る』を彷彿とさせる迫力がありましたし、会場の一同、涙なしでは聞けいほどの感動を与えてくれました。


Photo_2

 

毎日新聞の英語版The Mainichiによる、『父と暮せば』の英語訳を読んでのエッセイ・コンテスト等も含めて様々な形で、井上さんの作品がこれからも国内外で多くの人々に政治の本質、人間の生きる意味を伝え続けてくれることを期待できた一時でした。

 

[2018/5/15 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 広島ブログ

広島ブログ

コメント

秋葉忠利さま
昨日は、“ひとり読み語りしばい”『父と暮せば』をご覧頂きましてありがとうございました。その上、秋葉さまのブログにもご紹介頂き、感謝の念に堪えません。今後も応援して頂けるよう精進して参ります。どうぞ宜しくお願い致します。
松風の会 天野達志
matsukazenokai.com

憲法改正反対の方にお伺いしたい

個人的には自衛隊が憲法9条2項に違反してるのは紛れも無い事実であると思っているし、自衛隊を合憲と主張する人ですら自衛隊の存在がグレーであるという事は認めている
政府は国民の生命財産を守るために明らかに違憲だと分かっていても、そして嫌でも合憲だと言い貼らなければならないのは理解するが2項の文を読んだ時に今の自衛隊が戦力に当たらないとするのは不可能であるのは誰でも理解できよう
だからこそ自衛隊の違憲を解消するために改憲するべきだと思っている
この問題に関しては違憲の自衛隊を解隊するか9条2項を改正及び削除の二者択一になると思っているわけだが…

国民に対する自衛隊のアンケートでは自衛隊は必要ないという回答は2%にも満たなかった
つまり憲法改正反対派のほぼすべての人間が9条はそのままにするべきだが自衛隊も必要だと考えている事になる
ここが分からない
9条と自衛隊のような矛盾した関係はむしろ憲法の力を弱めてしまうものであって憲法について力説している改憲反対派はこのような憲法を蔑ろにした現状を解消する為に積極的に自衛隊解隊について主張するのが筋だと思うのだが何故か憲法改正反対派の中からは自衛隊を解隊という声は聞いた事がない
これはアンケートからも見て取れるだろう
普段は憲法を守れ!と声を高らかに上げているがこと自衛隊に関しては9条に違憲の可能性が非常に高い自衛隊を放置する事を何故自ら選んでいるのかが分からない

「松風の会 天野達志」様

コメント有り難う御座いました。

感動した点はいくつもありましたが、裸足の力強さには圧倒されました。

「セビキャン」様

コメント有り難う御座いました。

整理されたコメントから、冷静な議論をしたいという気持が伝わってきて感心しています。

短いコメント欄で全ての点を網羅できないのが残念ですし、専門家の説得力ある説明もありますので、基本的な問題はそちらに任せるとして、東大の石川先生の講演の要約は、以前に紹介しています。参考にして頂ければ幸いです。

http://kokoro2016.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-85b4.html

改憲について、法治主義についてですが、5・15事件の教訓の一つは、十分に議論されていない案件について多くの人々がある方向に流されたとしても、それで法律を曲げてはならない、ということです。

また、戦陣訓からは、人類史的な世界の流れを見ずに、ある方向に捉われて法を曲げることの愚かさが浮び上ります。

また、自衛隊が必要である、あるいはその存在意義があるという意見を持っている人たちの多くは、災害救助等の面での自衛隊を評価しているのではないかと思います。自衛隊を災害救助を中心に活動する組織に改組することは、それほど問題があるようには見えませんし、9条に手を加える必要もありません。

戦争をするための軍隊、海外に出て行って武力行使をするための軍隊が必要だと言っている人たちの多くは、戦争の実態を知らないのではないかと思います。「セビキャン」さんはその中に入らないと思いますが、そんな無知を元にして戦争のできる装置の良し悪しを論じるのは論外です。

イライザ様 ご返信いただきありがとうございます

平成30年1月に行われた自衛隊・防衛に関する世論調査では「自衛隊の防衛力を増強した方が良いか?」との質問に対し[増強した方が良い]が30%、[今の程度で良い]が59%、[縮小した方が良い]が4.5%という結果でした。
つまり、この世論調査から見て取れることは憲法改正反対派のほとんどの方が「自衛隊は必要である」と考えると同時に「防衛力は現状維持が望ましい」と考えている事が見て取れます。
先のコメントで申し上げた通り今日の自衛隊を9条2項に違憲ではないとするのはあまりにも無理があり、またそれが通るのであればアメリカ軍ですら戦力には当たらないと言える日が来てもおかしくないレベルです。
本来このような状況は異常であり9条と自衛隊が同時に存在しているような矛盾している状況はどんどん憲法の空洞化、そして憲法の力を弱めていくことに他ならず、むしろ憲法について敏感である左派の人達が率先して改憲の動きを見せてもおかしくないと思っているくらいです。

イライザ様の場合は自衛隊の防衛力を縮小するべきだとお考えのようですので憲法改正反対である事に疑問は抱かないのですが、世論調査を見る限り、憲法改正反対派は何故憲法についてあれだけ敏感であるのに9条、自衛隊の問題を自ら放置しそして自ら憲法を蔑ろにしようとするのかが理解できないのです。

「セビキャン」様

コメント有り難う御座いました。

確かに、改憲反対の人たちがこのように答えているとすると、かなりの矛盾になりますね。

しかし、世論調査が誰によってどんな目的のために行われたのか、そしてこの問が全体の中でどんな位置付けになっているのかも把握した上でないと説得力のあるコメントをするのは難しいような気がします。

この問だけからの印象ですので、間違っている可能性はありますが、「自衛隊の存続を前提として」とか「自衛隊が合憲だと考えている方に伺いますが」というような、文章の後の質問のように読めてしまうのですが--。

「嘘と大ウソと統計」という言葉があるくらい、世論調査や統計は恣意的に使われてきましたので、これまでの経験上からの心配です。

2018年5月15日 (火)

母の日のプレゼント ――贈り物のセンスが良いのは親譲り?――


母の日のプレゼント

――贈り物のセンスが良いのは親譲り?――

 

13日の日曜日、配達日指定で息子たちから家人への母の日プレゼントが届きました。中身は、MOGUというブランドのドライバー・バック・サポーターです。

 

Photo

 

車用の、そしてオフィスのいすなどにも使える背もたれですが、中に入っているのが直径1mm以下の発泡ポリスチレン製のビーズで、形が自由に変ります。しかも、その形は保存され、背中のS字形状をサポートするようになっています。色も品の良い赤で、カープやマツダを思い浮べるような温かみがあります。

 

Photo_2

 

実際に座ってみると、車や椅子の平坦な部分と背中の曲っている部分との隙間を上手く埋めてくれているようで、気持良くリラックスできる感じです。

 

Photo_3

 

「毎日の運転が楽になるし、長距離のドライブには欠かせなくなりそう」と、家人は息子たちの優しさに感激しています。ことによると、趣味の良いプレゼントを選ぶセンスは親譲りなのかも、と私も親馬鹿な感想を抱いています。

 

[2018/5/14 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

  広島ブログ

広島ブログ

2018年5月14日 (月)

高校無償化適用、広島県・広島市の補助金交付の再開を求める ――朝鮮学校ええじゃないね!春の平和パレード――


高校無償化適用、広島県・広島市の補助金交付の再開を求める

――朝鮮学校ええじゃないね!春の平和パレード――

 

風薫る(生憎の雨でしたが)広島市中区堺町の本川公園に、朝鮮学校無償化適用を求めて、在日朝鮮人の人たちと朝鮮初中高級学校生徒やこの運動を支援する人たち450人が集まりました。

 

Dsc_0269_002_2

参加者はミニ集会を行った後に、雨の中でしたが平和公園を一周する市内パレードを行いました。パレードは5つの隊で編成し、パレードの中心には朝鮮学校生徒の踊りも交えながら民族差別はやめよう!子どもたちに笑顔を!などのシュプレヒコールを行いながら行進し無事本川公園まで到着しました。

 

私は1年前から日朝友好の意義について理解をしていきたいとの思いで、この集会やパレードにも参加してきました。今本当に何が起きているのか、この国はどこに向かって進もうとしているのか。対立を生む裁判判断は許せないとの思いです。

 

集会アピールでも示されましたが、①全国5か所で「高校無償化」裁判が行われ、広島・東京・名古屋の地裁では、司法の役割を放棄した北朝鮮敵視政策をとる国の主張をそのまま「忖度」した、反動的判決が、一方、大阪地裁は無償化法の趣旨に沿った原告勝訴の判決が出され、司法判断の差が大きいと感じます。

 

②「人権の砦」である司法も今や行政(この場合は国の姿勢)に忖度した判決が出される状況にあり、原告・被原告が上告して争うことになってしまっている。本来裁判の焦点は、子どもの権利条約や国際人権規約に照らして、どの国においても学校選択の自由や民族的アイデンティティを保持しながら教育を受ける権利を有していることを、司法が率先してリードすべきであり、行政に対して、全国の朝鮮学校をはじめとするすべての外国人の子どもたちの学習権・教育権を求めることが正しいかどうかの判断をすべきである。

 

③歴史的経緯を踏まえ植民地支配の被害者の原状回復の問題として対応すべきであり、安倍政治が行う民族排外的政策や民族差別の政治的な判断で教育が不当な扱いを受けることは許せない。

 

更に残念なことに、もともと広島県や広島市は国の判断とは関係なく、1993年に広島朝鮮学園を「学校教育法上の1条校に準ずる学校」として全国に先駆けて認知し、20年間補助金を交付していました。それを、国の指導で2012年度から打ち切ったことに対して、自治体の主体性の無さに憤慨しています。2012年から、広島朝鮮学園は極めて厳しい学校運営を余儀なくされています。私たちに問われていることは、デマやヘイトに流されず、朝鮮学園の歴史や実態に学び、地域社会において信頼関係を築きあげる努力が問われていると思います。

 

反動的判決により上告し争うこととなったために、5年ぶりに開催されたこのパレードは、あらためて支援の輪を拡げてスクラムを大きくするしかないと考えさせられました。当面515日には上告審の第1回の口頭弁論の日です。多くの市民の方の支援を待っています。

 

(平和運動センター事務局長・渡辺 宏)

 

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

広島県職労はユザキ県知事に、広島市ユニオンはは松井市長にそれぞれ補助金の復活を要求して欲しいです。

「河合知義」様

コメント有り難う御座いました。

自治体は国家と違い、外国人も含めたすべての住民の福祉に責任があります。その立場からの独自判断こそ、自治体の存在意義だと思います。

2018年5月13日 (日)

「プレバト」に感謝 ――俳句で感動できるとは!――


「プレバト」に感謝

――俳句で感動できるとは!――

 

「プレバト」ファンの方は多いようですが、TBSの木曜日午後7時からの番組です。芸能人が出演して、俳句や花、水彩画や料理、絵手紙等の腕前を披露し、それを専門家が評価、「才能あり」「凡人」「才能なし」の三つのレベルの格付けをする番組です。特に才能のある人は、「特待生」や「名人」と、ワンランク上の査定をされ、最終的には「師範」を目指します。

 

私が特に好きなのは、俳句のコーナーで、先生は「いつき組」を主宰する夏井いつき師匠です。名人のトップは、9段の梅沢富美男、8段の藤本敏史、そして7段の東国原英夫の三人ですが、三人三様の名句には感心しています。また、「才能なし」に評価された俳句を夏井先生がどう添削するのか、「before」と「after」を読み比べることで随分勉強になっています。

 

でも、53日のプレバトでは、新しい発見がありました。東国原7段の俳句を夏井先生が添削した結果に感動したのです。今まで、俳句を読んで感動した記憶がほとんどなかったので、本当に驚きました。

 

勿論、俳句の美しさは、多くの作品から十分に受け止めてきたのですが、それを「感動」と呼べるかというとちょっと違うという気がしています。

 

例えば、加賀の千代女の「朝顔につるべ取られてもらい水」や中村草田男の「降る雪や明治は遠くなりにけり」、一茶の「これがまあ終のすみかか雪五尺」、蕪村の「菜の花や月は東に陽は西に」等々、私が好きな句は多くありますが、これらの句から私が受けた心の動きは「感動」とは少し違うのではないかと思っています。

 

さて、プレバトで感動した句のお題は、「鯉幟」。

 

添削前の東国原英夫7段の句は、

 

こいのぼり さいのかわらに かがむ吾子

 

でした。夏井先生の添削後は二句あったのですが、私が感動したのは次の句です。

 

鯉幟さいのかわらの空如何

 

Photo

プレバトのワン・カットです

 

賽の河原とは、親に先立って亡くなった幼な子が、親不孝の罪で苦しみを受けると言われる三途の川の河原です。「地蔵和讃」には、そこでの幼な子の苦しみが語られています。小さい石を拾って仏塔を完成させることが功徳になり、その結果、罪を許されることを目的に、子どもは毎日、河原で石を積み上げます。でも夕方には鬼がやってきてその塔を崩してしまいます。次の日には最初から積み上げることになり幼な子の苦しみは続くのですが、やがて地蔵尊が現れて子どもを救う、という物語です。

 

和讃にはいくつものバージョンがありますが、共通しているのは、子どもを亡くした親の悲しみが子どもの苦しみの元になっているという因果関係です。それを良く示しているバージョンには、親が涙を流すたびに、それが熱湯の雨となって賽の河原の幼な子に降り注ぐという下りがあります。こんなに無情かつ悲惨な物語が地蔵和讃なのですが、お地蔵様の有り難さを示しているのと同時に、お地蔵さまが救ってくれることを信じて前を向きなさい、という親たちへのメッセージだという解釈もなされています。

 

東国原・夏井ペアの句では、鯉幟と空との連想が、意外にも賽の河原に飛び、そこで石を積んでいる子どもの視線が空を向いて欲しいという気持や、そこには鯉幟が翻っているのだろうかという想像力、そして熱湯の雨はもう降っていないだろうなとまで整理できた親の心さえ感じることができました。

 

この句を詠んだときには7段だった東国原氏は次の週、510日には昇段して8段になりました。改めて東国原8段、そして夏井先生に感謝です。

 

[2018/5/12 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ

広島ブログ

コメント

毎週観ては、見事な添削に感動しています。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

そうですね。私もいつも感動していますし、夏井先生の切り返しの見事さにも、その度に「スカッと」しています。

2018年5月12日 (土)

追悼・福富節男先生 ――輝ける時間も御一緒させて頂きました――


追悼・福富節男先生

――輝ける時間も御一緒させて頂きました――

 

数学者・市民運動家の福富節男先生が昨年12月に98歳で亡くなられました。今から50年も前になりますが、ベトナム戦争に反対する市民運動として当時の世論を引っ張っていた「ベトナムに平和を! 市民連合」 (略してべ平連) のリーダーの一人として大活躍された方です。

 

実はそれと並行して「ベトナム問題に関する数学者懇談会」 (略称はベト数懇) を立ち上げて、数学者の良心をまとめ代弁し行動に移す役割も果して下さっていました。

 

福富先生とのお別れの会が、4月に東京で開かれたのですが、市民運動でかつて御一緒した方々や数学を教えて頂いた先生方にお会いできると思い、駆け付けました。その会で、御挨拶をさせて頂きましたが、その内容をここで紹介させて頂きたいと思います。

 


Photo_4

ダグラス・ラミスさんの挨拶

 

福富先生との出会いは私の学生時代でした。先生と私はともに専門分野が位相幾何学でしたので、「トポロジー・セミナー」と呼ばれた定期的な勉強会で日常的にお会いしていました。

 

どの世界でも同じなのかもしれませんが、数学のセミナーでは、偉い先生方が一番前の席に座り、学生たちはその後ろの方に陣取るのが普通です。印象に残っているのは、福富先生が、後ろの方で、かなり年の離れた私たち学生たちと一緒に講義をお聴きになっていたことです。

 

学問の世界にも、「白い巨塔」に代表されるような力関はありますが、そんな中で一番フラットかつ民主的な組織は数学者のそれだと思います。でもそれほど純粋な数学界にもそれなりの力関係はあるのですが、それに対しての福富先生の姿勢を示されていたのかもしれません。

 

今から考えると、その頃はべ平連の活動等、市民運動面でも随分お忙しい時期だったのではないかと思いますが、同時に数学へのコミットメントも疎かにしていなかった先生には頭の下がる思いです。

 

Photo_5

かつてのベト数懇のリーダーだった先輩数学者、数学も教えて頂きました。

左から齊藤先生、上野先生、笠原先生

 

1960年代の後半、ベトナム戦争に反対する世界の若者の声が一つになって、世界的に大きな変革が起きるのではないかとの期待を、私たちの世代も共有していました。そんな中で、開かれたべ平連主催の日米市民会議での福富先生の発言が今でも耳に残っています。

 

場所はサンケイホールだったと思いますが、その会議の中で、福富先生はベト数懇の報告をされました。それは世界の数学者を代表しての報告でもありました。アメリカの数学者スメールからのメッセージもあったはずなのですが、それ以上に力の入っていたのは、日本の数学界の重鎮、彌永昌吉先生の言葉を引用しながら、日本の数学者たちが真理を追究する学徒として、また人間としての責任を果していることをベト数懇の活動など具体的な事例を挙げながら、報告して下さったことです。

 

福富先生の声には、数学者たちの熱い心がしっかりと乗り移っていましたし、福富先生がその数学者たちの一員であることを如何に誇りに思っているのかが会場に伝わったのではないかと思います。

 

実は、大学生の頃から原水禁の世界大会で通訳としてお手伝いをしてきた縁で、私はその会議の同時通訳として参加していたのですが、福富先生の報告を訳しながら、私まで誇らしい気持で一杯になったことを覚えています。

 

ベトナム戦争に反対して、アメリカ軍から脱走した4人の兵士を日本から無事出国させるまでの援助をした「JATEC」という組織もべ平連と連携して活動していました。正式名称は、「Japan Technical Committee to Aid Anti War GIs (反戦脱走米兵援助日本技術委員会) ですが、その会の打ち合わせのとき、通訳としてお手伝いに行ったこともありました。福富先生からの依頼だったと思います。

 

その席では、内容も分らぬまま、とにかく「訳せ」と言われて、文脈も主語も分らないままに通訳などできないと言ったところ、福富先生から厳しく、「訳せば好いんだ」と言い渡された思い出があります。

 

福富先生と御一緒したデモや集会はその後も多くありましたが、私は大学院のときからアメリカに行きっ放しになってしまいましたので、その後、日本に戻って国会そして広島市長という政治の現場からのお付き合いになりました。

 

ベト数懇・べ平連以来の筋の通った福富先生の後塵を拝して、数学者としてまた人間として自分なりではあっても良心に従う言動を貫けたのは、福富先生という立派なお手本があったからなのではないかと信じています。

 

[2018/5/4 イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 広島ブログ

広島ブログ

コメント

福富節男氏。
オダ・マコトがらみのシンポジウムや小さな集会でお見かけしました。
ダグラス ・ラミスさんもなつかしい。
1987『ラディカルな日本国憲法』
帯にも記されていたのだったか、宣伝コピーの(たしか)、
〈 押しつけが たりない日本国憲法 〉 にびっくり。
それまで→〈 押しつけ 〉=改憲派の専売特許→それが対極から!?!
すぐさま購入。
国民が権力者に押しつけるもの! Σ( ̄□ ̄|||)
習ってない、教えてもらってない、考えもしなかったと、
いいトシして、うなだれてしまいました。

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

ラミスさんの憲法論は、とても面白く、ためになりました。『ラディカル・デモクラシー』も勉強になりました。

2018年5月11日 (金)

新しいコーヒー・カップ ――コーヒーが美味しくなりました――


新しいコーヒー・カップ

――コーヒーが美味しくなりました――

 

この半年の間に、気に入っていた二つのコーヒー・カップを割ってしまいました。以前使っていた木製のカップの代りに普段用にしていた二つです。結構気に入っていたのですが、一つは源右衛門の青っぽい小振りのカップ、もう一つはノリタケの白いカップです。

 

その他にも広島の姉妹都市ホノルル市長から貰ったマグやMITとかTuftsの校名の入ったマグなど、コーヒーを飲むための容器は家中に溢れているのですが、日常的に使うことになるのは、飲む量に合った小さめのしかも軽いカップなのです。

 

そして軽さという点では木のカップ、マグに軍配が上がります。使い過ぎたために、飲み口が劣化してしまったカップについては以前、紹介させて頂きました。


20170611_14_53_55

                           

 寿命は延びたのですが、素人の仕事のせいで、唇の当る部分にほんの少しですが凸凹があり、少しずつ敬遠することになっていました。と言うことで、木製のカップで良い物がないかとアンテナを立てていたのですが、最近ネットで根來塗のカップを見付けました。

 

Photo

 

 以前使っていたカップの形が楕円だとすると、今回のカップは双曲線です。数学的な形を選んでしまうのは無意識裡に幾何学を勉強しなくてはと考えているからかもしれません。

 

このカップでコーヒーを飲むようになって、すぐ気付いたのは、陶器製のカップのときとはコーヒーの味が違うということです。こちらの方が美味しいのです。

 

何故なのか分らないままに不思議に思いつつ、カップを洗っていたときに閃いたのが、底の形です。陶器製のカップと木製のカップとでは、底の形が違うのです。断面図で説明しましょう。

 

一般的なコーヒー・カップの断面図は、このような台形です。

 

Photo_3

しかし、木製のカップの断面は底が丸いのです。

 

U

 

 私が飲んでいるコーヒーは、インスタントです。それも、コスパを重んじてネスカフェのクラシック・ブレンドです。


Photo_4

 

 小匙に一杯、コーヒーの粉を入れてお湯を注ぐのですが、底が台形の場合と丸い場合とでは、空気の混り具合が違うのではないかと思います。丸い方が安定した水流を生じる結果として、コーヒーの粉と酸素が均一に混じるのではないかと考えています。

 

でも確信はありません。どなたか詳しい方がいらっしゃれば、是非御教示下さい。根來塗についても、教えて頂ければ幸いです。

 

最後にこの稿は、美味しいコーヒーを飲みながら書きました。

 

[2018/5/2イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

  

広島ブログ
広島ブログ

コメント

味に影響するのは、形より素材ではないでしょうか。

インスタントコーヒーはドリップなどに比べると風味が弱いので、保存でいかに酸化を防ぐかと、いれる時の温度が重要だとされます。ドリップでも専用のポットは先端が細くなっているのは温度を下げるためですが、ぬるくなっても美味しくありませんから、カップは温めておくのが基本ですし、熱湯で作っても風味の損なわれない紅茶のティーカップはコーヒーカップより薄くなっています。

あと撹拌による差が出るとしたら、インスタントコーヒーは僅かなデンプンが含まれており、これが十分に混ざらないと粉っぽくなることがありますが、これも撹拌だけでなく、お湯の温度が熱すぎるとデンプンが混ざり難くなるということもあります。

木製のカップを使うメリットとしては、陶器と木では木の方が熱伝導率が低いので冷めくく、そのため入れる時のお湯の温度を下げても適温で飲み易いとか、適温が持続し易いということではないかと思います。

ちなみに熱伝導率ではチタンの二重真空カップが最も低く、圧倒的に軽く殆ど熱を通さないので取っ手が不要で持ち易く、熱いものでも冷たいものでも適温が持続します。

「工場長」様

詳しく興味深いコメント有り難う御座いました。

その線でまとめると、インスタント・コーヒーは、(「も」の方が正確ですが)、75度のお湯で入れていますので、その温度が急速には冷め難いということで木製の良さが出たということになるのでしょうか。

2018年5月10日 (木)

「大飯原発4号機の再稼働」抗議と福島原発ひろしま損害賠償請求訴訟

「大飯原発4号機の再稼働」抗議と福島原発ひろしま損害賠償請求訴訟

 

昨日関西電力は、3月14日に再稼働した大飯原発3号機に引き続き、4号機の再稼働を強行しました。この大飯原発4号機の再稼働に抗議、即時停止を求める座込みが、広島県原水禁の呼びかけで、平和公園・慰霊碑まで午後5時45分から30分間、31名が参加し、「抗議のアピール」を採択し終了しました。

大飯原発4号機が設置されている福井県では、すでに高浜原発の2機が稼働しており、わずか10kmしか離れていない場所に4機もが稼働するという状況になっています。こうした集中的に原発が立地する地域ですから、当然複数の原発で事故が起きることを想定した避難対策が求められることになります。ところが関西電力は、今度も住民の避難計画は置き去りのまま再稼働を強行しました。これだけでも原発の再稼働が認められないのは、当然のことではないでしょうか。

ふたたび安全神話を振りまきながら、再稼働を次々と強行することで、国民の間に「再稼働慣れ」ともいえる状況を作り出そうとしているように思えます。だからこそ、私たちも粘り強く「原発再稼働反対の意思表示を続けることが必要だ」とこの抗議の座り込み行動を続けています。

1

ところで再稼働した原発での事故が続いています。3月23日に再稼働した九州電力・玄海原発3号機は、わずか1週間後の30日に屋外の配管の上部からの蒸気漏れ事故が発生しています。さらに四国電力でも、5月9日の日付で「伊方発電所3号機、充てんライン圧力計元弁付近からの1次冷却漏えいについて」という事故報告がされています。たまたま定期点検中だったため、大きな事故にはなっていませんが、こんな事故があいつで発生しているのです。この事故報告を読んでちょっと笑ってしまったのは「伊方原発」とは記載されるべきが、「伊方発電所」となっていることです。もっとびっくりしたのは、玄海原発の事故に対する原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長の発言です。更田委員長は、4月4日の定例会見で、「放射性物質に接しない2次系で起きたこのトラブルについて、『安全上のインパクトに関わるような話ではない』と述べた。」と報道されています。「ちょっと待ってよ」と言いたいです。「事故をそんなに軽んじていいのですか」と。そして「じゃー伊方原発の場合は、1次系だけど、こっちはどうなの?」と問いたいです。「のど元過ぎれば」ということわざがありますが、再び安全神話への道を突き進んでいるように思えてなりません。

 

そうした原発推進側の姿勢は、昨日午後3時から広島地裁で行われた福島原発事故で広島に避難してきた被災者の方が生活の保障と賠償等を求めて起こされた「福島原発ひろしま損害賠償請求訴訟」の公判でもはっきりと表れていました。昨日の公判は、被告国側による「国の責任論」に対する反論の主張でした。同種の裁判で、東京や京都などで敗訴している国の主張でしたが、相変わらずの責任回避の主張に終始し、そこには、事故を起こした責任に対する反省もないどころか、福島原発事故によって被害を受けた人たちに対する思いもひとかけらも見ることができませんでした。そこにあったのは、原発事故を風化させようとする国と電力会社の姿勢だけです。

 

2

          原告団長の渡辺美和さん(左から二人目)と弁護団

 

公判閉廷後の報告会で原告団長の渡辺美和さんは、次のように訴えました。「今日も原告の参加が少なかったです。みんな親や兄弟の介護のために福島に帰ったり、体調を悪くしている。パートで休めない。7年経って、健康、金銭、精神的にも大変な状況になっています。原告の意見陳述書も作らなければなりませんが、『自分の夢や希望を失ったこと』を書かなければと思うのですが、でも『夢も希望もこれからも持ちたいという思い』があります。その葛藤の中で、どう書こうかと迷っています。それが実態です」と。重い言葉でした。

 

「フクシマを忘れてはならない」「再び原発事故を繰り返させてはならない」改めて強く感じた一日でした。

 

[お願い]

 

この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

 

広島ブログ 広島ブログ

2018年5月 9日 (水)

有馬温泉を満喫してきました ――SPA TERRACE 紫翠――


有馬温泉を満喫してきました

――SPA TERRACE 紫翠――

 

混雑が予想されるゴールデン・ウイークを避けて、関西方面を巡ってきましたが、どこか温泉にも足を延ばしたい思いが強く、いろいろ迷った結果、再び有馬温泉になりました。

 

泊った宿は、SPA TERRACE 紫翠という最近できたばかりの旅館です。温泉が目当てですので、一泊とは言っても、何度か湯に浸かるだけで極楽なのですが、ワーカホリック時代に見過ごした楽しみを貪欲に追及しています。食事の時間も勿論なのですが、玄関やロビー、部屋の雰囲気等からも「非日常」を吸収しています。

 

南禅寺の疎水順正でも、遠近法や対称性の美しさに目が行くという標準的な美意識から始めていますが、紫翠でも、魅かれたのは、玄関とロビーの佇まいです。


Photo

Photo_2

チェックインの待ち時間には、定番の飲み物とお菓子です。考えて見ると、これも贅沢な習慣です。

 

Photo_3

 

 

Photo_4

 

付き出しはホタルイカです

 

Photo_5

 

アペリティフも豪華です

 

Photo_6

 

お造りです。メモを取らなかったので、講釈は省略します。

 

Photo_7

 

メイン・ディッシュのロースト・ビーフ。このところ、肉にはまっていますので、大御馳走でした。

 

これだけ美食の贅沢が続いたのですから、体重に反映されて当然だと覚悟していたのですが、何と、チョッピリ減っていました。理由は良く分りませんが、男湯にあったボディー・ソープの泡立ちがとても良かったために、何時もより丁寧に全身を洗った結果、垢が落ちたからなのかもしれません。

 

[2018/5/2イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

素敵な宿ですね。
玄関、ロビーからはじまり、食事も内容、器、モエと、どれも魅力的です。
地方の温泉は寂れるところが多い中、やはり有馬、道後、別府などは別格な気がします。いずれも観光地としてのまちづくりにも工夫があり、そうした面でも楽しめる場所だと感じます。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

後、宿のスタッフが素晴らしいと、それだけでもう満足という場合もありますね。このところ、そんな何拍子も揃ったサービスに恵まれました。

2018年5月 8日 (火)

庭の灯り ――夕暮れ時の庭に粋なアクセントが加わりました――


庭の灯り

――夕暮れ時の庭に粋なアクセントが加わりました――

 

極限的な冬が終わるのと同時に、俊足で夏に近付いている昨今ですが、陽が落ちてから外に出てもまだ虫に襲われることもなく、快適です。

 

その快適さにアクセントが加わりました。コストコで売っていたPathway lightです。庭や家の周囲の路地を照らす照明ですが、庭園灯と訳しておきましょう。

Photo

                           

 

足許を照らす照明ですが、10ルーメンスありますので、結構明るいのが有り難いですし、ソーラー発電ですので、電池を換える手間も掛りません。

 

5本入りで3,300円ほどですので、コスパも良いですし、後は夜になるのが楽しみでした。そして、陽が落ちると問題なく点灯しました。

 

Photo_2

 

 

庭全体の様子もお伝えしたいのですが、庭の縁に設置したために360度カメラでもないと上手く撮れません。何とかこれで雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。

 

 

Photo_3

 

Photo_4

 

これから夏にかけて、また楽しみが一つ増えました。

 

[2018/5/2  イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 

広島ブログ
広島ブログ

2018年5月 7日 (月)

恒例化したバーベキュー ――中国ワイン天塞も開けました――


恒例化したバーベキュー

――中国ワインも開けました――

 

昨年もゴールデン・ウィーク中にようやく開けたバーベキューの会ですが、今年もほぼ同じメンバーで開くことができました。

 

Wingの会の恒例化に続いて、もう一つ恒例化した楽しいイベントになりました。

 

今年もポトラック、つまり持ち寄りパーティーでしたが、S家から頂いたのは、これまた恒例になったシャンパン、そして故郷納税で贈られてきた豪華な山形牛でした。

                   

Photo

         

 

 

Photo_2

 

その他の食材は、貝柱や野菜です。

 

 

Photo_3

 

 

1

 

丁度良く焼けた肉もあっという間になくなりました。

 

Photo_4

 

以前お約束した中国ワイン天塞も開けました。

 

 

Photo_5

 

Z級グルメの私の感想は、「癖のない素直な美味しいワイン」なのですが、その他の声は「メルローに近い」「ボルドーを軽くした感じ」等で、好評でした。少し時間が経ってから飲むと、しっかりとしたボディーが感じられる迫力のあるワインになっていました。

 

最後に集合写真を撮りましたが、雨の屋内でもとても楽しかったバーベキューの雰囲気が伝わっているでしょうか。

 

Photo_7

  

[2018/5/6イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

  

広島ブログ
広島ブログ

2018年5月 6日 (日)

阪急ホテルの庭 ――ホテルに泊ったときに庭や食事を楽しめるようになりました――


阪急ホテルの庭

――ホテルに泊ったときに庭や食事を楽しめるようになりました――

 

かつて、自他共に認める「ワーカホリック」だった頃は、出張でホテルに泊っても、食事は簡単に済ませて、後は部屋で仕事をしていましたので、ホテルの庭を見る暇さえありませんでした。ましてや、観光地であっても名所旧跡を巡ることもなく、ホテルは単に寝る場所としての意味しか持ちませんでした。

 

最近になってようやく余裕ができましたので、綺麗な庭を歩いたり、食事も味だけでなく、盛り付けの美しさなども楽しめるようになりました。残念なことに、こうした美味しさや美しさを表現する語彙を身に付けてきませんでしたので、文章を通して皆さんに報告するのは無理なのですが、スマホの性能が良くなって、解像度の高い写真でお伝えできるようになりました。今回も、「文明の利器」を駆使しての報告です。

 

最初は千里阪急ホテルです。夜遅くチェックインしたので、その晩は見られませんでしたが、次の日、チェックアウト前には、庭を散策することができました。まだ外で泳ぐには早過ぎますが、でもプールのある庭は何故かとても魅力的です。

 

Photo_2

                             

プールの隣には結婚式場がありました。花は造花でしたが、式場の美しさと華やかさで、披露宴の盛り上がる様子が想像できました。新郎新婦席は一番左です。

 

Photo_3

 

 緑の濃くなった庭は、広角レンズがないと上手くキャプチャーできませんが、屋外でのお茶にはピッタリの場所でした。

   

1

 

かつては滝を模して水が流れていたのだと思いますが、風情のある一角になっていました。

  

2

 

 続いて、有馬温泉での食事についてもアップする積りだったのですが、一度にアップできる容量もあるようですので、今回は、庭の報告で打ち止めにしたいと思います。

 

[2018/4/27イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

  

広島ブログ
広島ブログ

コメント

もう半世紀以上前ですが、私が初めて東京に行って一番印象的だったのは緑が多いことでした。地方では郊外に行けば緑はありますが、東京は都心に多くの緑があり、そこが大都市でも大阪や名古屋とは違ったように感じました。

毎月のように東京に行っていた時期も、定宿のパークハイアットにはなかったものの、偶に利用していたグランドプリンスホテル高輪、椿山荘、シェラトン都、ニューオータニ、リーガ、オークラ、マリオット、ウェスティンなどは、いずれも立派な庭園があり、ジョギングの習慣まではなく部屋にこもって仕事をすることの多かった私が気分転換に歩くには良い場所でした。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

東京の特徴としては、ど真ん中に皇居のあることが挙げられると思いますが、その影響なのかもしれません。

緑を辿っての散策も武蔵野が有名ですが、ホテルの庭の良さも見直したいですね。

東京には皇居をはじめ明治神宮、新宿御苑、代々木公園、上野公園、桂離宮、日比谷公園など、広大な緑地が多くありますが、多くは皇族、武家、寺社つまり時の権力者の屋敷であったもので、江戸に権力の集中していた名残です。そして近年では、そうした広大な庭園ばかりでなく、緑を確保するための条例で小規模な緑地帯も多く設けられています。高層ビルの上から都内をみると、東京にいかに緑地が多いか実感します。

「江戸っ子」様

コメント有り難う御座いました。

かつては権力者が所有していた土地でも、現在は「公開」あるいは「公有」されているものと、そうではないものがありますが、両者の違いに着目して見たら、と次の展開が視野に入りました。

2018年5月 5日 (土)

「9条改憲NO! 平和といのちと人権を! 5・3ヒロシマ憲法集会 2018」その2

「沖縄戦から憲法を考える」-仲村未央さんのお話し

5.3ヒロシマ集会のメインスピーカー・仲村未央さんの話に共感を覚えたのは私一人ではないと思います。私の記憶に残った仲村さんの話を書いてみます。仲村さんの話は、沖縄戦の話から始まりました。

Photo

「私の大叔母、中村スエは『ひめゆり学徒』としてこの世を去りました。師範学校の卒業を目前に教師になる夢を絶たれました。後に同窓の方からスエの最後を聞いて、愕然としました。沖縄戦の組織的戦闘が終わった1945年6月23日から一カ月も過ぎた7月21日に死んだのです。なぜ、一カ月も過ぎた後に死ななければならなかったのでしょうか。」話はもう一人の大叔母仲村フユさんの話になりました。「フユ大叔母は、スエの姉です。九八歳まで生き、私に戦争とは何かを教えてくれました。この大叔母フユが、一カ月の意味を語り始めたのは、八〇歳を過ぎてからです。『教育のせいだ。私の教育のせいで、戦争が終わってからもずっとスエは逃げ隠れてきた。』『生きることの大切さ』を教えていなかったのです。」昨日空港まで送っていく車の中で仲村未央さんは、こうも言いました。「フユ大叔母は、歳をとり認知症気味になってからも、死ぬまでこの話を言い続けていましたよ」と。講演は続きます。「スエの遺骨などありようもなかった。ひめゆり平和祈念資料館に並ぶ遺影でしか会うことができないのです。」

Photo_p2_041
                   ひめゆり平和記念資料館ホームページより 

集会終了後、平和公園を一緒に歩いている時、仲村さんが「広島では、平和教育はどうなっていますか」と問いかけながら「実は、いま沖縄では『沖縄戦を子どもたちにどう教えればよいかわからない』という教師が増えているのです。」と沖縄の悩みを打ち明けてくれました。意外な打ち明け話でした。あれほどがんばっている沖縄でも、戦争体験者がだんだんと少なくなっていく中で、原点である戦争体験をどう伝えていくのかが、大きな課題となっているようです。 

仲村さんの話は続きます。「沖縄には、沖縄戦で亡くなった24万人の犠牲者の名前を刻んだ『平和の礎(礎)』があります。もちろん、米兵も朝鮮半島出身者も、台湾の人も。そこだけでは、生きていたことが証明されるように眠っています。この『平和の礎』は、沖縄戦当時、『鉄血勤王隊』として学徒動員され、多くの学友を失った太田昌秀さんが、知事の時に作られました。太田さんは、私の記者時代の知事ですが、いつも命の尊さ、重さを繰り返し語ってくれた人です。この作業は県民の生命に対する執着への偉業だったと言えます。赤子の名前まで刻まれています。生まれて命名を待たずに亡くなった子どもの『○○の子』と刻まれた名前もあります。」

201509091142251_2

ここで話は日本政府のことになります。「こんなに犠牲を出した『沖縄戦』ですが、日本政府は、その被害を過去に一度も調査したことがありません。他の46都道府県は、1947年から2年間かけて行われ『太平洋戦争による我が国の被害総合報告書』としてまとめられています。ここには『沖縄県』はありません。軍民一体の地上戦により、『4人に一人』の命が奪われた沖縄戦については、一切触れられていないのです。」「戦争の記憶を忘れないために、平和憲法を持つ私たちは、沖縄戦の報告がないことを忘れないでほしいと思います。」沖縄に対するこの理不尽な状況を訴えながら、「今の憲法があっても沖縄は平和を実感したことはありません。だがその理想を実現する道をあきらめてはなりません。10代で命を奪われた大叔母は、生きることを選ばなかった。選べなかった。だが私たちは違う、平和憲法の中で私自身が、任されている。国家のためにという言葉の危うさを見抜き、次の時代に平和をつなげることを。」 

仲村さんの話を聞きながら、改めて「いのちの尊さ」を考え、多くの生命の犠牲によって「平和憲法」が生まれたこと思い起こし、「平和憲法を守る」決意を新たにしました。

仲村さんは、講演の最後に「辺野古基地問題」を訴えました。
「沖縄の基地は、沖縄の人々の所有する土地の上に建設されています。だから『返還要求』を続けることができます。しかし『辺野古』は違います。国が海を埋め立てて造られます。土地は、国のものです。沖縄の住民が『返還』を要求することはできないのです。もし建設されてしまえば、これまでの沖縄の反基地運動は大きく変質することになります。だからどうしても『辺野古には基地を建設させてはならない』のです。そのこともぜひ理解してください。」

私にとって、初めての本質的な「辺野古基地建設反対」の訴えでした。少し長くなりましたが、大切なことのように思いますので、記載しました。

 

[お願い]

この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ 広島ブログ

2018年5月 4日 (金)

「9条改憲NO! 平和といのちと人権を! 5・3ヒロシマ憲法集会 2018」その1

9条改憲NO! 平和といのちと人権を! 5・3ヒロシマ憲法集会 2018」その1

 

 日本国憲法が施行されて71年目を迎えた憲法記念日の昨日、ヒロシマ総がかり行動実行委員会が主催する「9条改憲NO!平和といのちと人権を!5・3ヒロシマ憲法集会2018」は、県内各地から集まった1800人のが参加し、広島市中区のハノーバ庭園で開催されました。

1

三宅太鼓の皆さんによる勇壮な和太鼓の演奏と木遣り唄(きやりうた)で始まった集会は、最初に主催者を代表して佐古正明広島県平和運動センター議長が開会あいさつ。

「安倍政権のもとで、法の支配や議会制民主主義が根底から破壊されようとしている。国会正門前に集まって3万人を超える市民の大抗議行動などで安倍政権の支持率は、30%台まで下落している。それでも安倍首相は、改憲をあきらめない姿勢を示している。安倍政権による憲法改正ならぬ憲法改悪を絶対許すことはできない。憲法9条を絶対守り抜く。平和憲法を絶対変えさせない。その決意をこの集会で確認しあい、ともにがんばりましょう。」と。

続いて、岩国市議会議員・田村 順玄(たむら・じゅんげん)さんが、「岩国の現状」についての特別報告。「岩国は、沖合移設で広大な基地となった。3月28日米空母ロナルドレーガンの艦載機移転が完了。九州沖で着艦訓練を終えた艦載機は、岩国に午後11時以降に帰ってくる。危険と隣り合わせの市民。市長は、基地との共存というが、反対する市民には背を向けたまま。こうした矛盾と理不尽な姿を訴え続けていく」と岩国基地の現状報告。 

2

そしていよいよこの集会の記念講演。スピーカーは、沖縄から駆けつけていただいた元琉球新報記者で現在、沖縄県議会議員の仲村 未央(なかむら・みお)さん。仲村さんの話は、沖縄戦で「ひめゆり学徒」としてこの世を去った大叔母、仲村スエさんの話から始まった。仲村さんの沖縄からの訴えは、多くの人の心に響いたに違いありません。仲村さんの胸を打つ話は、少し詳しく書きたいと思いますので、明日のブログに掲載することにします。

次にこの集会のアピール採択。提案者は天川 真由実(あまかわ・まゆみ)さん。

 

5・3ヒロシマ憲法集会アピール
私たちがめざすこと

私たちは、安倍政権の横暴を許さず、9条改憲を許しません。

二度と戦争の惨禍を繰り返さないという誓いを胸に、「戦争法」の廃止を求めます。

思想信条の自由を侵し、監視社会を強化する「共謀罪」の廃止を求めます。

沖縄県民と思いを共にし、辺野古新基地建設の撤回を求めます。

北東アジアの軍事緊張を強める、米軍岩国基地の強化を許しません。

唯一の戦争被爆国である日本政府に対し、核兵器禁止条約の署名を求めます。

被災者の思いに寄りそい、原発のない社会をめざします。

人間の平等・男女平等を基本に、差別やハラスメントのない社会をめざします。

日本国憲法を守り生かし、不戦と民主主義の心豊かな社会をめざします。

これらを実現するために、安倍政権の早期退陣と、3000万署名の達成を目指します。 

全員の大きな拍手で、アピールを採択。
最後にヒロシマ総がかり行動実行委員会共同代表のお一人山田延廣弁護士が閉会のあいさつ。そして集会参加者全員がプラスターを掲げてアピール。 

3

集会終了後、参加者は2コースに分かれ、デモ行進。私たち1000人委員会グループは、広電の「原爆ドーム前」駅を出発し、「安倍9条改憲 反対!」「安倍首相は、即退陣!」などのシュプレヒコールを繰り返しながら、紙屋町交差点を直進、「銀山町電停」前まで、デモを行いました。 

4

安倍首相は、5月1日の記者会見で「この一年間、改憲論議は活発化し、大きく変化した。自民党も4項目の議論を重ね、いよいよ煮詰まってきた」と発言したようですが、改憲論議が活発化したのは自民党内だけであって、国会での論調は低調どころか、全く進んでいないのが現状です。事実、今国会で憲法審査会は、参議院でわずかに1回開かれただけです。しかも自民党の改憲論議といっても、3月末自民党憲法改正推進本部の会議では、9条改正案について最後は「本部長一任」で何とかまとめるのがやっとという状況です。それにしても国の基本法である憲法の「改正案」の取りまとめが、「本部長一任」で行われた手法には驚かずにはいられません。こんな強引な手法が続く限り、「憲法改正」への道を遠のくばかりだということを安倍さんは、もっと自覚すべきです。そのことは、マスコミの世論調査結果にも如実に表れています。「安倍政権の下での改憲反対」(朝日新聞58% 共同通信61%)の声として。

 

[お願い] 

この文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

広島ブログ 広島ブログ

2018年5月 3日 (木)

石岡修さんを囲む会 ――広教組委員長としてのお仕事御苦労様でした――

石岡修さんを囲む会

――広教組委員長としてのお仕事御苦労様でした――

 

若葉薫る429日、この3月末をもって広島県教職員組合(以下広教組と略す)を退職された、「石岡 修さんを囲む会」がホテルセンチュリー広島において、連合広島をはじめとする多くの労働界や友好団体・政党の代表や議員の方々が集まり盛大に開催されました。

 

Photo

                             

挨拶をする石岡さん。右端は石岡夫人。

 呼びかけ人を代表して元広島県教職員組合委員長の山今彰さんから、次のとおり石岡さんの活躍が紹介されました。

石岡修さんは,1998年から20年間,広島県教職員組合(広教組)の専従役員(内,書記長9年,執行委員長6年)を務め,「文部省是正指導」に対して先頭に立って対峙してきた人である。

1998年4月1日に行われた参議院予算委員会において,自民党の小山孝雄議員に参考人招致された福山市立中学校のS教諭が「教職員組合や部落解放同盟の存在があるから,子どもが荒れていても手出しができない」というような事実無根の証言を行い,小山議員が当時の町村信孝文部大臣に文部省調査を要求したことが,「広島への教育攻撃」の始まりだった。石岡修さんは,その参議院予算委員会が行われた,まさにその日に専従役員としてのスタートを切ったのである。

5月10日,文部省が13項目について口頭で「是正指導」を行ったとされている。それ以後,自民党県議と結託した広島県教委は,「卒・入学式において職務命令による『日の丸・君が代』の強制」「職員会議の伝達機関化」「県教委HPに『意見の広場(自由投稿サイト)』を開設」「教研会場として学校の使用を不許可」「広域人事異動」「民間人校長の登用」「ヒロシマ平和カレンダー撤去」「職員団体への加入状況調査」等,次々と凄まじい教育攻撃と職員団体への組織弾圧を繰り広げていった。

この攻撃に対し,広教組はやむ無く裁判闘争を展開し,石岡修さんは裁判資料の作成や証人としての出廷等,裁判勝利に大きく貢献してきた。そこには,石岡修さんの人権・平和に根ざした生き様や不条理に対する心からの怒りがある。

「文部省是正指導」から20年が経過しようとしている今日において、広教組の仲間は,石岡修さんの「足跡」に感銘し,その姿を自らのものにしていく決意を新たにされたとのこと。私たち県原水禁としても、石岡さんには広教組委員長の重責を担いながら、広島県平和運動センター副議長・広島県原水禁常任理事として、差別を許さない運動や核兵器廃絶・反原発運動において、素晴らしいサポート・助言を沢山いただきました。今後もお元気で私たちを導いていただければとの思いを抱きながら会を後にしました。

 

※「文部省」は当時。現在は「文部科学省」。

(県原水禁事務局長・渡辺 宏)

 

  [お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

 広島ブログ

広島ブログ

2018年5月 2日 (水)

Coffee House Ishii ――小瀬川沿いのコーヒー・ハウスです――


Coffee House Ishii

――小瀬川沿いのコーヒー・ハウスです――

 

県道186号線沿い、ということは小瀬川沿いということなのですが、以前御紹介したアメリカの雰囲気に浸れるK.T ダイナーのちょっと手前の、お洒落なコーヒー・ハウス・イシイに寄りました。

 

Photo


冬の間は営業していないようですが、春夏秋と、この辺りまで定期的に足を延ばす「常連」さんも多いようです。今日は素晴らしいお天気に恵まれての「近場巡り」です。

 

時間から良かったらしく、奥まった一角の落ち着いた席が空いていました。

 

Photo_2

 

注文したのは、イシイ・ブレンドと紅茶そしてシフォン・ケーキです。チョコレート・チップ・クッキーも一緒です。


Photo_3

 

コーヒーは注文してから豆を挽く音が聞えましたし、ホイップ・クリームも注文してから「ホイップ」してくれていました。全く手抜きがない気持良さは、コーヒーの味で感じることができました。苦みも酸味も私に取っては快適な範囲で、濃さはちょっと濃い目かなという感じでしたが、それが、ピッタリ来たのは、クッキーのせいもあるのかもしれません。

 

コーヒー用のスプーンには、「Orient Express」という銘が入っていました。イスタンブールで調達されたのでしょうか。

 

Photo_4

 

店の中にある銅蟲のコーナーは、小さくて美しいものが好きな人に取っては、見逃せない存在です。

 

Photo_5

 

一休みして、外に出て、階段を降りると小瀬川の河原まで一足でした。


Photo_6

 

 

Photo_7

 

この近くには、他にもコーヒー・ハウスと言って良いようなお店が何軒かあります。それぞれ特徴があるようですので、その魅力も味わってみたいなと思っています。

 

[2018/5/1イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

  

広島ブログ
広島ブログ

コメント

昨日の南禅寺の湯豆腐もそうでしたが、若い頃の想い出深い場所です。

高速道路もない当時、廿日市のIshii、山口のいろり山賊、呉の野呂山などが広島市内から一時間前後のプチドライブに絶好の場所で、学生時代のデートコースでした。まだ、広島市内にはファミリーレストランもなく、深夜の食事は徳山のサンデーサンまで行っていた時代です。

Ishii方向には、のうが高原(1971-1986)というレジャー施設もありましたし、同じ廿日市の海辺にはヒロシマ・ナタリー(1974-1996)もあり、ナタリーは呉ポートピアランド(1992-1998)とともに子ども達とも良く行きましたが、今はいずれもありません。

連日の記事で色々と懐かしい昔のことを思い出しました。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

Coffee House Ishiiはその頃からあったのですね。私は何周か遅れて楽しんでいます。

のうが高原は知りませんが、ナタリーやポートピアも懐かしい場所です。

中学や高校の同級生のグループで、昔懐かしい場所を訪ねることが流行っているのも頷けます。

2018年5月 1日 (火)

南禅寺と言えば湯豆腐 ――「順正」の日本庭園も堪能しました――


南禅寺と言えば湯豆腐

――「順正」の日本庭園も堪能しました――

 

南禅寺の参道には何店か湯豆腐のお店があります。南禅寺名物と言っても良いような関係なのですが、実は南禅寺に限らず、京都と豆腐は切り離せない関係にあるようです。

 

豆腐の歴史はまたの機会にして、今回も湯豆腐を堪能しました。お店は「順正」です。

 

Photo

                             

 予約すると本格的な京懐石を、「涼庭閣」で庭を見ながら味わえるようなのですが、何時もの通り予約なしでしたので、別棟の「丹後屋・草々庵」で湯豆腐です。セットの()を頼みました。

  

Photo_2

 

 

Photo_3


お豆腐には目がありませんし、特に湯豆腐は好きですが、南禅寺で食べる湯豆腐にはいつも感激しています。お豆腐そのものの柔らかさ、まろやかさと言えば良いのでしょうか、は他では味わえないような気がします。そして、ネギのお代りができるのも嬉しいサービスです。

 

店内には、時代物の看板類が所狭しと掲げられています。できればこの中の一つでも、レプリカで良いので我が家に飾りたい気持です。

 

Photo_4

 

 食事の後には、名教楽地・回遊式庭園を巡りました。庭園に入る前、右側には順正の入口が見えました。

  

Photo_5


中に入るとすぐ、とても落ち着ける感じです。

  

Photo_6


池には鯉もいます。

  

Photo_7


登録文化財・順正書院がこのお店の名前の由来ですが、外から見た書院です。

 

Photo_8

 

 これだけの庭を前に食事をするのも乙なものなのかもしれません。次回は予約をして、そんな雰囲気を楽しんでみるのも良いかもしれません。

 

[2018/4/26イライザ]

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

  

広島ブログ
広島ブログ

コメント

お豆腐、いいですねぇ。三原の椿き家の、豆腐を食べています。どれも、ハズレが、ありません。今は、国産有機豆腐を、よく食べます。ポン酢を、少々です。山忠のひじきの白和えの素で、白和えを、作ります。豆腐の苦手の人が、お替わりします。三十年前のことです.歌舞伎の2代目鴈治郎さんお気に入りの、京都嵯峨森嘉豆腐。私には高級過ぎました。豆腐の、原材料を、見るキッカケが、あります。四十年前のことです。高島屋二子玉川店の豆腐でした。静岡県での製造でした。どうして、おいしいのだろうか。水が、富士山の、伏流水でだろうか。原材料、消泡剤不使用と、あります。では、普通は、消泡剤を、使うのか。不使用と、言うことは、薬品を、使わないと、言うことか、と。その分、薬品の、味が、しないということか、と、素人判断しました。本来の、にがりの使用か、とか。原材料を、見るようになりました。そして、今は、椿き家の、豆腐を、好んでいます。suggesution....ありがとうございます。そんなこと、考えてもみなかったことです。投稿は、イライザ様宛が、初めてです。自分はself-satisfactionな奴だと、思っています。シュークリームが、好きです。鶴見町のグランクラシックへ、よく行きます。広島どころか、西日本で、一番と、思っています。理由、あの辻口さんに、店を、任された人ですので.コレは,褒めすぎでしょうか。トップランク級の、一人と思っています。

「60sp」様

コメント有り難う御座いました。

楽しく読ませて頂いていますし、私の世界も広がります。お豆腐へのこだわりも、シュークリーム好きも良く分ります。

但し、慢性的にダイエットしている身としては、シュークリームはじめ甘いものは我慢しています。

« 2018年4月 | トップページ | 2018年6月 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31