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2018年2月

2018年2月28日 (水)

2月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)

2月のブルーベリー農園(東広島市豊栄町)

 

2月になっても上旬は寒い日が続いた。下旬になってようやく暖かい日がやってきて、朝夕の陽も長くなって農作業するときの気持ちもすこしづく軽やかになってきた。

安芸の郷はブルーベリーの苗木の生産、販売も行っているので挿し木用の穂木をこの農園が提供し続けている。2月下旬に穂木を採取して3月に挿し木する季節なので、剪定のかたわら充実した穂木の採取作業を援農者と一緒に行った。


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4日。ブルーベリーの剪定作業がつづく。畑の雪は溶けたが山にはしっかり残っている中での作業。日差しが強くなっているので思ったより寒くはない。


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12日。山の西側のブルーベリーの剪定作業。陽がさしたり急に雪が降ったりの天気だった。


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18日。山の東側のブルーベリー園で作業していると田んぼの中の道路が豊栄町の駅伝大会のコースになっているので街宣車が「まもなくランナーが来ます」アナウンスのあとしばらくするとランナーが見えた。大人も子どもも参加する駅伝となっている。


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24.日。安芸の郷に提供するブルーベリーの穂木の採取作業を一番上のブルーベリー畑で援農に来ていただいた男性と一緒に行う。1000本くらいの苗木の挿し木をして育てるため量もたくさん必要なので作業も昼から2人がかりで行った。



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挿し木用の穂木の種類は晩生で3種類(ティフブルー、ホームベル、ウッダード)で、種類ごとに括り付けて援農者の男性に安芸の郷に持ち帰ってもらった。広島の地に順化しているのでこの地方で育てるには適した苗木になる。

この穂木を13㎝くらいの長さに芽の位置を確かめながら一本一本カットしていく作業は安芸の郷で行う。そして3月に入ったらピートモスと鹿沼土の半々のブレンドで苗床をつくり穂木を挿し木する。そして秋にプラポットに鉢上げする。こうして育てたブルーベリーの苗木は商品として販売し、売り上げは利用者の工賃の収入源の一部となる。

 

ブルーベリーの苗木のつながりを一つ。

府中町の2つの中学校では10年位前から農業の実習事業として1年生の時から3年間かけてブルーベリーを育てる取り組みを行っている。技術科の熱心な先生が中心となり始められたもので、作業は主に毎年の大きい鉢への植替えだが、苗木は安芸の郷から購入して頂いている。3年生になると実を収穫して冷凍で貯蔵して、秋の調理実習でジャムに加工して皆さんで食べる。今年2月のある日に府中町の緑ヶ丘中学校特別支援学級の皆さんが安芸の郷の事業所を見学に来られた際にも様子を聞くと、学級で育てていること。収穫してジャムにして食べたとのこと。夏の水やりも先生、生徒が一緒になって欠かさず行っているそうで、お話を聞くと安芸の郷のブルーベリー栽培も地域への広がりが見えて元気が出る。


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24日。隣の家の猫が暖かい陽気につられてか、散歩しているのに出会う。キジのオスは今月ブルーベリー畑で出会うことはなかったが、車で移動中にちょっと離れた場所で道路を横切って飛んで行ったのが見えた。



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25日イノシシが掘った土。山のブルーベリー園にも24日と25日に侵入。柵を点検するとワイヤーメッシュの結束バンドの切れた個所から侵入していた。園内にある大きなクズの根元を掘って根を食べるのが目的のようだ。根はデンプンがあるのでおいしいのか? 早速修理。


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24.日のブルーベリー畑。ブルーベリーの葉はすっかり落ちて、枝々の赤みがよく見えるようになってきた。

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日。花芽をのぞかせたクリスマスローズ。



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ブルーベリーの剪定はたくさんの不要な枝が出る。木が吸収したCO2は燃やしても、腐らせてもCO2は出てしまう。燃やすのは手間暇かかるので最近はできるだけ山の周囲に積み重ねて腐るに任せることにしているが・・。それでも新しい枝が伸び木々が成長するのでそちらでまた吸収してくれればいいと考えるようにしている。(18日の作業で)

 

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社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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2018年2月27日 (火)

フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会  ――7年目の3月11日午前10時からです――


フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会 

――7年目の311日午前10時からです――

 

昨日、市役所内の記者クラブで、「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」についての記者会見を開きました。

 

                   

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会見内容の概要は次の通りです。

 

3.11福島原発事故から7年目を迎えます。福島では未だに6万人近い被災者が不自由な避難生活を強いられ、帰還の問題、生活の再建や復興、風評被害、子どもを中心とする健康被害、除染廃棄物の処理問題、原発の再稼働など課題が山積しています。

 

福島原発事故を風化させず、フクシマに連帯する取り組みとして、広島においては、3月11日に市民団体との共同行動で、「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」を下記のとおり開催します。多くの皆さんの御参加をお待ちしています。

 

 

1.日 時  2018年3月11日(日)10時~15時30分

2.場 所  広島弁護士会館・原爆ドーム前

3.主 催  「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」実行委員会

4.内 容  第1部 10時から12時(広島弁護士会館3階ホール)

講演:福島からの報告(人見やよいさん・福島原発告訴団役員)

            芸人・記者 おしどりマコ&ケンさんのトークライブ

(参加費:お一人1,000円・・・資料代等)

 

第2部 13時30分から15時30分(原爆ドーム前)

        集会:呼びかけ人挨拶・黙祷

        福島からのアピール・ヒロシマアピール採択

 

デモ:原爆ドーム前~中国電力本社前まで

 

呼び掛け文も、現在の状況を分り易くまとめてありますので、お読み頂ければ幸いです。

 

 

 
 

 

 

フクシマを忘れない!さようなら原発 ヒロシマ集会

呼びかけ文

 

 2011年3月11日に発生した東日本大震災と福島事故から7年を迎えようとしています。被災地では発表されているだけでも6万人の人びとが苦しい避難生活を余儀なくされています。一部では帰還困難地区が解除されたとはいえ帰還される人はごく一部に限られ、多くの避難者はかけがえのない故郷を離れざるを得ない状況が進んでいます。追い打ちを掛けるように住宅支援なども打ち切りが進んでいるのが実態です。生業を戻せの裁判は政府や東電を相手に裁判が続いています。

 事故を起こした福島第1原発はこの期に及んでもデブリの実態がつかめず、廃炉の計画は遅々として進んでいません。膨大な費用をつぎ込んだ凍土壁も機能せず、放射能汚染水は増え続けていています。廃炉費用が未曾有に膨らむのは必至です。

 にもかかわらず政府は新たにエネルギー基本計画を策定するなかで、これまでどおり原発をベースロード電源として20~22%の比率を維持しようとしています。現在、川内原発、高浜原発、伊方原発を再稼働させ、玄海原発の再稼働を目論んでいます。さらに規制委は事故を起こした東電の柏崎刈羽原発まで「合格」としました。40年超の老朽原発も稼働させようとしています。世界は原発から自然ネルギーへシフトする中で、安倍政権は、福島原発事故の教訓をなに一つ学ばず、原発推進の姿勢はかえず、海外へ売り込んでいるのです。こうした中で広島高裁は松山の伊方原発3号機の運転差止の仮処分を決定しました。130km離れた阿蘇山の噴火による火砕流が原発事故を引き起こす可能性を認めた決定です。火山列島の日本でどこの原発も事故の危険性を無視することは出来ません。

 私たちは、福島原発事故を忘れてはなりません。被災者に寄り添い、第2、第3の原発事故を起こさせないために原発ゼロを訴えます。被爆地広島から原発も核もない未来をつくるために広島から声を挙げましょう。

 福島原発事故から7年目を迎える3月11日、「フクシマを忘れない!さようなら原発ヒロシマ集会」への参加を心から呼びかけます。

2018年2月

【呼びかけ人】

 坪井 直(被爆者)

鎌田七男(元むつみ園園長)

 秋葉忠利(前広島市長)

 森瀧春子(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表)

 山田延廣(弁護士)

 岡田和樹(ハチの干潟調査隊代表)

 

 

3月11日には、ヒロシマからそしてフクシマから、「忘れない」「諦めない」「過ちを繰り返さない、繰り返させない」そして「理想実現のため全力を尽す」というメッセージを強力に発信したいと思っています。

 

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コメント

情報ありがとうございます。
午前中だけになるかもしれませんが、参加できるよう予定を調整します

「和」様

コメント有り難う御座いました。午前中だけ宜しくお願いします。

2018年2月26日 (月)

第27回全国大学新人アルティメット選手権大会 ――親馬鹿レポートです――


27回全国大学新人アルティメット選手権大会

――親馬鹿レポートです――

 

平昌オリンピックで盛り上がっていますが、我が家ではもう一つのスポーツで盛り上がりました。アルティメットです。以前御紹介しましたが、事情があって削除しましたので、簡単にこのスポーツについて説明しておきましょう。

 

簡単に言ってしまうと、フリスビーを使ってのラグビー、というイメージが分り易いように思います。ウィキペディアでは、フリスビーを使ってのバスケットボールとフットボールを合わせたような競技という説明がありますので、そう理解しても良いでしょう。

 

競技の内容は、「100m×37mのコートで争われ、コートの両端から18m以内はエンドゾーンと呼ばれる。7人ずつ敵、味方に分かれて一枚のディスクを投げ、パスをつないでエンドゾーンを目指す。エンドゾーン内でディスクをキャッチすれば得点が記録される。」

 

この競技の大学選手権もあるのですが、今回は、224日と25日に静岡県富士市 富士川緑地公園で開催された第27回全国大学新人アルティメット大会です。参加できるのは一年生と二年生です。

 

その中継を「Fresh! by Abema TV」で観戦しました。優勝したのは息子Sが所属する早稲田大学ソニックスでした。前の年、第26回の全国大学新人アルティメット大会の優勝校は慶應義塾大学ホワイトホーンズで、息子Yがそのチームの一員でしたので、兄弟揃って新人戦では全国制覇をしたことになります。お恥ずかしい限りですが、親馬鹿丸出しのレポートでした。

 

             

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優勝決定直後の早稲田チーム

 

そして準優勝は、偶然ですが二年とも大阪体育大学ボーシャーズでした。「来年は優勝」という声が聞えます。最後に、もう一つ親馬鹿の感想です。ウェブテレビで視るのも良いのですが、一度は現場で生の試合を見たいと思っています。

 

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コメント

おめでとうございます٩(๑´0`๑)۶嬉しい1日ですね
子どもを応援するのに親馬鹿にならないほうが無理ですよね(⌒▽⌒)

「和」様

コメント有り難う御座いました。

随分遅くまで、LINEで盛り上がりました。

その延長線上で考えたのですか、孫のある人は、孫への強い思い入れがあるようですね。でも、「親」馬鹿とは言っても「孫」馬鹿とは言わないようです。何故なのでしょうか、疑問が湧きました。

2018年2月25日 (日)

ベンジャミン・フリス・ピアノ・リサイタル  ――小規模リサイタルの魅力を満喫――


ベンジャミン・フリス・ピアノ・リサイタル

――小規模リサイタルの魅力を満喫――

 

音響の優れた大ホールで聴くオーケストラやオペラ、合唱や吹奏楽の魅力については言うまでもないのですが、小規模のアンサンブルや室内楽、こじんまりした会場での音の近さの魅力には独特の迫力があります。

 

今回、目の前で演奏を堪能する機会のあったベンジャミン・フリスさんのビアノ・リサイタルもその一つでした。


 

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6年前のイェルク・デムス先生のリサイタルでは、結果的には、最後に駆け付けてくれた萩原麻未さんのジョイント・リサイタルを聴いたことにもなったのですが、その時の感激を懐かしく思い出しながらの愉悦の一時になりました。

 

デムス・萩原ジョイント・リサイタルは、ピアノは一台でピアニストが二人だったのですが、今回は一人のピアニストが二台のピアノを弾くという趣向でした。一台は「明子さんのピアノ」と呼ばれる被爆ピアノで、もう一台は以前デムス先生が所有していたベヒシュタインです。

 

「明子さんのピアノ」は、1926年にアメリカのBaldwin社で作られたもので、ロスアンゼルス生まれの河本明子さんと同じ年。1933年に広島に帰ってきた河本家の皆さんと共に広島に。明子さんは良くショパンを弾いていたそうですが、194586日に被爆、翌日19歳の若さで亡くなられました。ビアノも、ガラスの破片が突き刺さるなど大きな傷を負いましたが、2005年、河本さんの御両親からこのピアノを譲り受けたHOPEプロジェクトの二口(ふたくち)先生と調律師坂井原浩氏の献身的な修復作業により復活し、その後、平和を奏でるピアノとして活躍しています。

 

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明子さんのピアノとフリスさん二口さん、そして、主催者の渡辺さん

 

M.C.S YOUNG ARTISTS主催、坂井原ピアノ調律事務所で開かれたリサイタルでは、前半、フリス氏がこのビアノで、スカルラッティ、フィールド、ショパンを弾いてくれました。その時点で吃驚したことがいくつかあったのですが、その一つは、このピアノでこんなに凄い音が出るのだという驚きです。Baldwinのアップライトはアメリカでも良くお目にかかりましたが、これほどのダイナミックさと繊細さとを聴けるとは思ってもいませんでした。フリスさんそして坂井原さんに脱帽です。

 

ジョン・フィールドを聴いたのは初めてでしたが、アイルランド出身でノクターンの創始者的な存在であるフィールドももっと聴いてみたいと思いましたし、ショパンと併せて聞くことで、ポーランドとアイルランドの対比をしたくなったり、私に作曲の才能があれば、ジャポネーゼのような雰囲気を出せたのかもしれないなどと妄想を膨らますことになり、より豊かなショパン鑑賞ができたような気がしています。

 

後半は、ベヒシュタインの力を存分に使いこなしてのプゾーニの『カルメン幻想曲』とベートーベンのソナタ「田園」でした。プゾーニの『カルメン幻想曲』も初めてでしたが、カルメンに羽根を付けて躍らせたら、ということはチョッピリ、コミカルな味も加えてピアノで演奏したらこうなる、という感覚で楽しめましたし、ベートーベンは文句なく陶酔の境地でした。

 

演奏後にフリスさん自身の言葉で、若い頃はベヒシュタインを弾いていたとの紹介がありましたが、それは、御両親がナイトクラブに置いてあったものを買ってくれたものだったというエピソードも披露してくれました。ベヒシュタインの素晴らしさは、音の多様性にあること、オーケストラの楽器が全て奏でられるほどの豊かさを持った楽器だという点を強調されていたことも印象的でした。

 

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 自分で弾いてその素晴らしさを味わえないのが残念ですが、「このベヒシュタインに出会えたことだけでラッキーだよ」と慰めてくれました。確かに、デムス先生所縁の一台には、家人もそうですが、多くの人に弾いて貰うことでまだまだ活躍して貰わなくてはなりません。

 

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そして、もう一つ、私は整理の付かないほど多くのLPCDを持っていますが、ピアノ演奏のものはほとんどありません。特にCDで聞くピアノの音には大きな違和感があるのですが、その理由を改めて確認できました。ピアノは生で聴くべきなのです。仮にCDを聴くにしろ、先ずは生演奏の記憶があって、その記憶を脳内で再現するための助けとして使うのがCDの役割なのではないでしょうか。

 

となると、もっと身近に室内楽そしてビアノの演奏が聴ける場を探さなくてはなりません。かくして、またもう一つ、手掛けなくてはならないプロジェクトの誕生です。

 

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ハイファイと呼ばれるオーディオシステムに凝り、自宅に専用のリスニングルームまで作っていた知人が最後に辿り着いたのが、「音楽を聴くものではない」と馬鹿にしていたラジカセでした。それはヨーロッパなどにも頻繁に行って「生の音が頭に蓄積された結果だ」と言っていたことを思い出しました。

映像もハイビジョンから4Kに移り、更に8K時代も目前ですが、風景などは、どんなに精緻な映像でも、実際に自分の目で見た記憶の量によって感じるものが随分違うということを、特に最近になって思うようになりました。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。

人間が実人生で経験することの大切さを改めて噛み締めています。音の世界、色の世界もそうですが、言葉の世界もあり、さらには心の世界まで広げて考える必要もありそうですね。

それが原因で、高校生の時に写真を撮るのを止めたことがあります。今でもそれは、正しい判断だったと思っています。

2018年2月24日 (土)

オリンピックのボイコット  ――戦争するよりは、はるかに良いのでは――


オリンピックのボイコット

――戦争するよりは、はるかに良いのでは――

 

昨日も触れましたが、スポーツと社会についてシリーズで書き始めたのは、尊敬する岡潔先生のエッセイが頭にあったからです。昨夜の『天才を育てた女房』は如何だったでしょうか。

 

さて、2月も終りに近付き平昌オリンピックもあと数日で幕を閉じますが、南北の融和報道も過熱しましたし、オリンピックに合わせての各国の外交面での動きもありました。その中で、北朝鮮の動きだけは「政治的」だと言われながら、全体的にはそれほど強くは非難されていなかったように受け止めています。

 

しかし、過去のオリンピックでは、国家単位でのボイコットが3回行われており、その時にはオリンピックと政治が大きな問題になりました。

 

まず、1968年のメキシコ・オリンピックではアパルトヘイト政策を続けていた南アフリカの参加をIOCが認めたことに抗議して、アフリカの26か国が不参加を表明し、ソ連等もそれに賛同しました。最終的にIOCは南アフリカの参加を認めずボイコットは回避されました。

 

また国家による政治的な動きではありませんが、1972年のミュンヘン大会ではパレスチナの武装組織「黒い9月」がイスラエルのアスリート11名を殺害する事件が起きています。

 

1976年のモントリオール・オリンピックでは、アパルトヘイト政策を巡って、南アフリカへの遠征を行ったニュージーランドチームの参加をIOCが許したことに抗議して、アフリカの22か国が不参加でした。

 

1976

                             

 

最も劇的なボイコットは1980年のモスクワ・オリンピックでした。その前年、1979年のソ連によるアフガン侵攻に抗議するアメリカが呼び掛け、日本、韓国に加えてソ連と対立していた中華人民共和国、またイラン、パキスタン等、ソ連の軍事的脅威に怯えていた国々など50カ国近くがボイコットしました。

 

それに対する報復として、1984年のオリンピックでは、表面上の理由はアメリカのグレナダ侵攻でしたが、ソ連等、東欧諸国地域16がボイコットしました。

 

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ただし、1988年のソウル・オリンピックではほとんど全ての国が復帰しています。

 

1988

 

 

「スポーツに政治を持ち込むな」という言葉とは裏腹に、国家がオリンピックを政治的意思表示の場として使ってきた歴史を辿りましたが、国家単位で見た場合、戦争をするよりはこのような形での主張をする方がはるかに優れた選択であることは論を俟ちません。

 

それ以前の問題として、「政治的」という言葉がネガティブな意味で使わるときには、しばしば、「政治的」という言葉の定義そのもの、その結果として押し付けられるルールも、何らかの意味での「政治的力」を持つ人々の意思によって決められてしまう傾向があります。

 

そして、多くの人間的活動の場で見られるように、権力によって作られてきた社会の歪みは、人類史の中で「市民的」努力によって表現され言語化され、政治的な課題として捉えられ、さらに多くの人たちが力を合わせることで、全ての人間にとってより公平で理想に近い形に修正されてきました。

 

そうした面の例として、モハメッド・アリに続いて、1968年のオリンピックでの三人のアスリートの勇気を取り上げた意味も再度御確認いただければ幸いです。

 

画像は「夏季オリンピックの参加国の変遷」からお借りしました。

 

 

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こうして改めて整理されてみると、
政治的であろうが、なんであろうが、
武力でその意思を表現されるより、
不参加という形での表現のほうが、まだマシだという感じですね。

こんな解釈ができるとは、
ちょっと驚きです。

「セイジ」様

コメント有り難う御座いました。

戦争よりはボイコットの方がましですが、オリンピックを専ら国威発揚の場にして、「愛国心」⇒「戦争」という流れを目論んでいる人たちもいるようですので、要注意でもあります。

2018年2月23日 (金)

『天才を育てた女房』  ――「セックス、スクリーン、スポーツ」への警告には触れられていないかもしれませんが――


『天才を育てた女房』 

――「セックス、スクリーン、スポーツ」には触れられていないかもしれませんが――

 

今夜、223日の夜9時からNTV、広島では広テレの金曜ロードショウが素晴らしい番組を放映します。『天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛』です。モデルは、私が尊敬する数学者、岡潔先生と先生の奥様みちさんです。

 

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岡先生の簡単な紹介と、先生が警鐘を鳴らし続けた問題点については、「セックス、スクリーン、スポーツ」というタイトルで、昨年の5に御紹介しましたが、その中でも注目に値するのが、1965年に出版されたエッセイ集『春風夏雨』の中の次の一節です。

 

進駐軍が初めて来たとき「進駐軍は日本を骨抜きにするため、三つのSをはやらせようとしている」という巷説があった。セックス、スクリーン、スポーツである。今やこの三つのSはこの国に夏草のごとく茂りに茂っている。私に全くわからないのはこの国の人たちはこれをどう見ているのであろうかということである。

 

それに続けての先生の60年後の予測は、このような努力を行ったとしても、「六十年後には日本に極寒の季節が訪れることは、今となっては避けられないであろう。教育はそれに備えて、歳寒にして顕れるといわれている松柏のような人を育てるのを主眼にしなくてはならないであろう」でした。

 

安倍政権という「極寒」の時代に、「松柏」は既に現れているのでしょうか。松柏に期待しつつ昨年を振り返ってみると、岡先生の予言が60年を待たずして的中してしまった感さえあります。ではどうすれば良いのかを考えていたのですが、そこで閃いたのが、先生の当時の状況分析では「悪の権化」とでも言って良いかもしれない「アメリカのスポーツ」を検証してみたらどうかというアイデアです。それが、アメリカ社会やアメリカ文化、そしてその中での「スポーツ」に注目する理由です。日本社会を毒する最悪のものの一つが、岡先生流に表現すればスポーツ、特にアメリカ流のスポーツだとすると、「悪」そのものを理解することから新たに見えてくるものがあるかもしれないからです。

 

そのために、モハメッド・アリを手始めに、メキシコ・オリンピックの三人のヒーローオーストラリア政府の謝罪女子学生のトニー・スミスフットボール選手のキャパ―ニック等を取り上げ、アメリカ社会とスポーツの歴史を見てきました。そうすることで、我が国のスポーツのあり方、そして社会との関連についてを考える上でも参考になることがあるのではないかという問題提起の積りだったのです。

 

これも老化現象なのかも知れませんが、岡先生とアメリカのスポーツの関係について、きちんと説明した積りでいたのですが、今回チェックしてみたところ、数学教育の専門誌『数学教室』 (国土社刊、20184月号) には書いたものの、このブログには書いた積りになってしまっていて一言も触れていなかったことが分りました。説明不足も良いところなのですが、今回特にその部分だけをお読み頂くために、本稿をアップしています。

 

私の問題提起はともかく、キャストも豪華陣が揃っていますので、『天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛』は是非御覧下さい。

 

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歴史探偵の気分になれるウェブ小説「北円堂の秘密」を知ってますか。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索すればヒットし、小一時間で読めます。その1からラストまで無料です。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレに最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。

法隆寺・夢殿と同じ八角円堂の
北円堂を知らない人が多いですね。

岡潔が後半生を暮らした奈良が舞台の小説です。

「omachi」様

北円堂について、また面白そうなウェブ小説を教えて下さり、有難う御座います。時代小説も探偵小説も好きなので、楽しめそうな予感がしています。

早速読んでみたいと思います。

2018年2月22日 (木)

思い込みと勘違い  ――想定外ばかりのレストラン――


思い込みと勘違い 

――想定外ばかりのレストラン――

 

「バレンタイン・ディナー」という心積もりで家人と出掛けたレストランだったのですが、結果は「思い込み」とはかなり違ってしまいました。とは言え、それは私たちの思い込みが原因ですので、レストランの批判をしているのではないことを最初にお断りしておきます。でも、少しは頭を冷やしてからもう一度考える時間が必要だろうと思い、今日アップすることになりました。

 

このレストランは、ネットでは「フレンチ」と書いてありましたので、そうなのだろうと思いますが、これまで何回かランチには行っていたところです。シャンパンとパスタが定番で、その両方とも結構お気に入りでしたので、その延長線上のディナーを期待していたのです。

 

コースはとても食べきれませんので、アラカルトにしましたが、メニューにパスタはありません。その時点で、「勘違いでした」と言って外に出るだけの勇気はありませんでしたので、「そうかフレンチって書いてあった」と気持ちを収めて、それでも、イタリアンに近い何品かを注文しました。でも、注文の確認をしても飲み物メニューが出てきません。かなり待ってから飲み物メニューを「要求」しましたが、こんな経験は初めてです。

 

そして、飲み物は、シャンパンとノン・アルコールのシャンパン。間違えると帰りが大変ですので、念を入れて確認後、これは楽しめました。

 

             

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次はイタリアンなら定番のバーニャカウダです。野菜の高値が続いている時期には貴重な一品でした。見た目も、花束の感じでしたのでこれはイケました。

 

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次には、鮪のメニューなのですが、ここは、カルパッチョのイメージが頭にあって、注文するのを間違えたことはハッキリしましたし、牡蠣は味付けしなくても十分に美味しいものですので、これも別の品を注文すべきでした。つまり、メニューと見た感じ、そして味との乖離が想定外でした。その上、パンの出て来ないことが堪えてきました。舌が要求していたからです。

 

 

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パンを注文したのですが、当り前に追加注文を受けるような感じで受け取られて、「パンは初めから出てくるもの」というレストラン経験しかない私は、「エッ」という思いでした。

 

仕上げはビーフでしたが、食べ物だけではなく、複雑な思いもあって胸が一杯になり、当然デザートはスキップ。

 

 

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我が家に辿り着いて、今私たちが忘れてはならない戒めとして繰り返しているのが、「思い込みと勘違い」は避けよう、というマントラです。そう言えば、これは食べ物やレストランだけではなく、万事に心しておくべきことなのかもしれません。

 

 

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2018年2月21日 (水)

コストコの近況  ――自然に駐車する車が増えています――


コストコの近況 

――自然に駐車する車が増えています――

 

「コスコ」のはずなのに何故「コストコ」という疑問については、昨年取り上げましたが、それと同時に駐車の仕方も気になっていました。

 

その後もコストコに行く度、駐車場に変化が生じているのか気にしていましたが、先日、私の見た範囲では変化が表れているような気がしましたので報告です。

 

                       

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この写真から、3分の2の車が、前入れをしていると言う積りはありませんが、以前より増えている感じです。

 

さてこの日は、定番の何品かを補充しましたが、皆さんにもお勧めしたいのが、これです。

 

 

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Kirklandはコストコの独自ブランドですが、そのプロセッコです。イタリアのスパークリング・ワインですが、爽やかな味で、日常的に食事と一緒に飲むのには手頃です。そして、コストコの素晴らしいところはそのコスパです。

 

 

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勿論、お酒以外にも魅力的な商品が揃っています。今回の「成果」はざっと、こんなものです。

 

 

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使えるカードが2月からマスターカードだけになったこと、会計のカウンターで、店員にカードを渡すのではなく、自分で機械に入れるようになったことなど、少しずつシステムが変っていますが、高い天井と圧倒的な物量など、短時間ですが「アメリカ」の雰囲気を味わえるのも魅力の一つです。

 

 

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コストコも堂々の四文字変換語だったとは。
(昨年の、スルーしてしまいました)

しつこく、”あの日のカレー”
「!」であったのに...
「? → ... 」ですませてしまった...
「!!」を期待しての「!」だったやも...
あのサインをキャッチしていたら、
ほろ苦さは、甘酸っぱさとなっていた。
(フォントを大きくして再読再考察)

「されど映画」様

コメント有り難う御座いました。

「コストコ」も何年か使っている内に違和感がなくなりました。

「!」か「?」かの違いも良く分りませんが、とにかく女性的思考を理解するのは難しいと思っています。でも努力はしています。

コストコは、わたしは、家が近いので、自転車で行きます。ひょっとすると、ニアミスをしていた場合もあるかもしれませんね。

「hiroseto」様

コメント有り難う御座いました。

コストコでコスパの良い物の中には冷凍食品が多くあります。近くだと、帰宅途中で融けなくて良いですね。羨ましい!

2018年2月20日 (火)

中村屋の「カリー」  ――同じお題で書きましょう――


中村屋の「カリー」 

――同じお題で書きましょう――

 

最近では、「中村屋のカリー」との御縁が薄くなっています。それでも、レトルト・パウチの10袋セットは定番になっています。

 

                 

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そして、こちらの2種類入りも愛用しています。

 

 

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中村屋に親しみを感じているのは、箱の文字「新宿 中村屋」に秘密があるのかもしれません。学生時代によく食べに行ったのがこの店なのです。

 

その頃、多くの時間を取られたのは、勉強以外にバイトとボランティア活動です。両方とも共通点があって、バイトとして楽しくコスパも良かったのが、通訳や外国人観光客のガイドでしたし、ボランティア活動は、海外留学と海外からの留学生のお世話をする国際組織AFS日本協会の仕事が中心でした。アメリカ留学から帰って大学生になった仲間たちとはこの両方の場面でしばしば一緒になりました。

 

その中にはICUの学生がかなりいたので、落ち合う場所が新宿というのは合理的でした。お昼を挟んでの打ち合わせをするとなると、「中村屋でカレーにしようか」 (正確に「カリー」と言っていたかどうかまでは覚えていません) という安直な結論に落ち着くことも多くありました。

 

あるとき、高校の後輩でICU生のA子さんと一緒に中村屋で昼を食べたことがあります。私はいつものカレーを注文しましたが、彼女が何を注文したのは覚えていません。でもカレーではなかったと思います。

 

それは、食事の途中に突然、彼女から「あなたのカレー一口貰っても良い」と言われたからです。一瞬、「ドキッ」としましたが、それはこんなことを言われたのが初めてで吃驚したからですし、男同士ならまだしも女性からという意外さも大きかったように思います。もちろん「どうぞ」と言いましたが、それから特に何かが起きた訳でもありません。

 

でも大人になってから、いつの日か自然な流れで、この時の話になったらその言葉の意味が分るかもしれないとも思ってはいたのですが、佳人薄命という言葉通り、才色兼備のA子さんは惜しまれつつ若くして永久の旅に出てしまいました。

 

中村屋の「カリー」のほろ苦さにはこの記憶が少しは混じっているのかもしれません。

 

 

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コメント

参加ありがとうございます。
映画が出来そうな青春ストーリーですね。

カレーはないのですが、誰のものでも平気で「ちょっとどんな味?」
と人の飲み物を「一口飲む」女性にビックリしたことがあります。

カレーをひとくち...
まったく無邪気だったか、まったく安全な人と思われたか。
半々でせう。

バッグとパック...
パック詰め、濁音嫌い。たしかに。
それに後者には、鼻濁音の衰退・劣勢もあるような。
東北の出としては鼻濁音はお手のもの。
『おらおらでひとりいぐも』で鼻濁音が再認知!?され喜ばしい。
おらおらなんなぐ読めだも 。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

映画になるとしたら、主演女優は誰になるのかななどと考えて悦に入っています。

「されど映画」様

人畜無害ということなのだと思いますが、健康的であることは認識して貰えていたのだと思います。

西日本の人たちにとっては鼻濁音は難しいようなので、それが原因なのかもしれません。

中村屋には「月餅」もあります。
老舗にはこうした色々な思い出があるのがいいですね。

「ゲッペイ」様

コメント有り難う御座いました。

「中村屋」=「カリー」と思い込んでしまっていたので、月餅まで目が届きませんでした。今度、買ってみます。

2018年2月19日 (月)

「ティーパック」って何のこと?  ――間違いの元も分ったような気がしました――


「ティーパック」って何のこと? 

――間違いの元も分ったような気がしました――

 

最近は紅茶でも緑茶でもコンビニでボトルを買うのが手軽で良い風潮になっていますが、家で飲むとなるとやはり急須ということにもなります。とは言え、やはり簡単なのはティーバッグです。

 

           

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でも、今回は紅茶ではなく緑茶のお茶っぱがなくなったので、スーパーで買うことになりました。お茶の「葉」を買う積りでしたが、ティーバッグでも良いかなと思い棚を見て吃驚です。

 

 

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ずらっと並んでいるのは、みな「ティーパック」なのです。「グ」ではなく、濁らない「ク」なのです。値札の方も「ティーパック」です。これほど日本語が乱れてしまったのか、絶望的な思いに駆られたのですが、良く見ると、正しい表示もありました。

 

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値札の方は混乱していますが、まだ「ティーバッグ」は生き残っています。

 

「バッグ」は片仮名の日本語として定着しているはずですので、なぜこんな混乱が起きるのか不思議だったのですが、近くにあったお茶の「パック」売りの表示で、何となく原因が分ったような気がしました。

 

 

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ティーバッグが20袋入っているのが、1「パック」あるいは1「本」ということで、それを二つ買うと安くなるということなのですが、別の書き方をすると、「ティーバッグのパック」二つで安くなる、になります。言い難いのと、短くしたいという理由で、「ティー(バッグの)パック」の真ん中を省略すると「ティーパック」です。別に誤用に至った理由まで考えなくても良いのですが、腹立ち紛れの頭の体操です。

 

でも、パックで売っていることが大事なのではなく、内容がティーバッグということのはずですから、これくらいは内容がきちんとわかる表記にしておいて欲しいですね。

 

とは言え、似たような言葉ですので、間違え易いことは分ります。口直しにお茶でも飲んで、このところスピードの出始めた仕事に戻りましょう。

 

 

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コメント

ただ単に、濁点が嫌いなのかもしれません。
だって「よりどり」も「よりとり」になってますから

ティーバッグを使う人は少なくなったのでしょうか。
もしかして、バッグと書くと「なんで鞄?」なんてネットで批判されるかもと企業が思っているのではないでしょうか。
パックだと、パック詰めの商品が増えてますから、お茶の葉を一杯づつのパック詰めで抽出もできる商品という意味にした方が無難だとかではないでしょうか?
今の若い人には受け入れやすいと。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

なぜ「ティーパック」なのか、いろいろな可能性を考えて楽しみましょう。

確かに、濁点嫌いという可能性はありそうですね。

と言ってすぐに、自説にこだわるのは変なのですが、「よりどり」は大きくすると、濁点らしきものが付いています。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

鞄と「バッグ」は同じものという認識は強いと思っていたのですが、「バッグ」ではなく「バック」と濁らない人も多くいますので、これは、⑦パパ説と併せて一本でしょうか。

2018年2月18日 (日)

アスリートの労働組合  ――アスリートの権利を守るため憲法が勧めている団体です――


アスリートの労働組合

――アスリートの権利を守るため憲法が勧めている団体です――

 

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2016910日、巨人戦出らリーグ優勝した時黒田投手

(この記事とは関係ありませんが、この写真を自慢したくて載せました)

 

覚えていらっしゃる方は少ないかもしれませんが、日本のプロ野球でストライキの行われたことがあります。近鉄バッファローズとオリックス・ブルウェーブの合併、ひいては2リーグ12球団制度から1リーグ制への移行までを見込んだ球界再編の動きに反対して、2004年の918日と19日の土日にストライキを決行しました。

 

その結果、2リーグ制は維持され、その他のプロ野球界の改革も進んだのですが、こんなことができたのは、日本プロ野球選手会が労働組合として認められ、団体交渉権を保障されているからです。そしてこの団体交渉権、そしてストライキを決行する権利は憲法第28条で保障されています。

 

28条  勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

 

日本プロ野球選手会は1980年に設立され、1985年に東京都地方労働委員会に認められ、正式に「労働組合」としての登記をしています。

 

日本プロ野球選手会の活動は、ホームページで御覧頂けますので、そちらに譲ることにしたいと思います。そして、最近問題になっている大相撲の力士会についても、簡単な比較をしたいと思います。

 

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By Goki (Own work) [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html), CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/) or CC BY-SA 2.5 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5)], via Wikimedia Commons

 

まず力士会は労働組合ではありません。親睦組織です。ウイキペディアでは、簡単な歴史が紹介されています。

 

昨年11月に開かれた力士会の内容は、日馬富士の暴力事件に隠れてあまり大きく報道はされていませんが、スポーツ報知の電子版では、かなり深刻な悩みの吐露されていたことが分ります。サワリの部分を引用します。

 

横綱・白鵬(32)=宮城野=は、元幕内の幕下・翔天狼(35)=藤島=ががんで闘病中だと明かし、人間ドック受診の義務化などが必要だと主張した。横綱・鶴竜(32)=井筒=は相次ぐ故障者の減少を願い、新年に関取衆全員で神社に出かけ、お祓(はら)いや必勝祈願を提案。会合では巡業の食住改善要求も出た。

 

「食住改善」とは、巡業中にビジネスホテルに宿泊することなどもあるようなのですが、例えばその際の食事を普通の宿泊者と同じ分量ではなく、多くして欲しい、部屋やベッドも大きなものが必要といった内容だと報じられています。力士の食べる食事の量が多いことは常識だと思いますが、力士会でこのような要望が出ること自体、呆れて物が言えません。これって人権侵害なのでは。

 

しかし、それ以上に相撲協会と力士会の関係を如実に示している報告がネット上にありました。「シジフォス」というブログです。このブログのユニークなのは、八百長を正式に認めることが力士の人権上の問題だという主張にあるのですが、それはブログを直接お読みの上判断して頂くことにして、力士会を労働組合にすべきだという点は傾聴に値すると思います。

 

シジフォスに引用されていた201121日付の毎日新聞の議事を、以下孫引きしますが、力士会の「要望」に対する協会側の「ゼロ回答」を見ると、対等な立場での交渉ができる労働組合として力士会を認めることが――そのためには世論の力が必要です――出発点なのではないかと思います。

 

大相撲の十両以上でつくる力士会と日本相撲協会執行部との初めての意見交換会が1日、東京・両国国技館であった。

力士会から会長の横綱・白鵬をはじめ70人中67人が出席し、放駒理事長ら4人の理事と約30分間話し合った。会は非公開で行われ、力士会から出された要望について、協会側が回答する形で進行したという。

協会側の説明によると、現在禁止されている自動車の運転を許可してほしいとの要望があったが、事故防止の見地から「これまで通り認めない」と回答。また、野球賭博への関与で昨年7月に協会を解雇された元大関・琴光喜が引退相撲をする場合に力士会として協力することへの是非の確認があり、「参加は各自の判断に委ねる」と答える一方、国技館の使用は認めないとした。

この他、力士会側から公傷制度(本場所の土俵でのけがによる休場は救済する)復活を求める声が上がったが、協会側は「すぐに復活させることはない」と説明した。

初場所中、幕内力士2人が酒に酔って飲食店内の備品を壊すトラブルがあったことから、席上、放駒理事長が力士会側へ注意した。会合後、白鵬は「協会の看板である関取として、自覚と責任を持ってやっていきたい」と語った

 

その他に、不祥事を起こした力士の処分に力士会の意見を述べる機会を与えてほしいとの要望は却下されたとのことで、結局力士会側からの要望で認められたのは協会と力士会との協議の継続だけ、というのでは、力士たちの声がいかに認められていないかが如実に分る「意見交換会」ではありませんか。これで思い出すのは、かつての社会党の代議士会です。どんな提案をしても、ほとんどすべて却下でしたが、執行部の報告ではそれなりの理屈が付けられていたのです。

 

そして、それから6年経った2017年に、巡業中に与えられる食事ではお腹が一杯にならないという悲鳴が出てくるのでは、あまりにも力士たちが可哀相だと思うのは、私だけでしょうか。

 

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2018年2月17日 (土)

ソフトバンクのスーパーフライデー  ――吉野家の牛丼度が無料でした――


ソフトバンクのスーパーフライデー


――吉野家の牛丼度が無料でした――

 

噂には聞いていましたが、ソフトバンクユーザーには、吉野家の牛丼がタダになるのです。先週の金曜日、29日の朝10時から夜の10時まで、吉野家の牛丼がタダで食べられるというクーポンを受け取りました。今週16日のクーポンも届きましたが、これは先週の報告です。

 

               

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夕食にはちょっと早かったのですが、この後の原水禁学校に元気で出席するため、吉野屋に寄りました。

 

 

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時間が時間だったので、「持ち帰り」のラインは超混雑していました。皆さんクーポンを利用しています。私は、カウンターに座って、牛丼の並を注文。お新香とみそ汁も追加しました。

 

 

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久し振りの吉野家の牛丼、美味しかったですし満腹しました。

 

でもこんな出血サービスをして、ソフトバンクも吉野家も採算が取れるのでしょうか。恐らく大丈夫だと思います。「持ち帰り」の注文をしていた人たちは、クーポン+アルファが多かったようでした。5人家族なら、一人分あるいは二人分くらいはクーポンを使っても、残りはその場で支払うのですし、普段は吉野家に来ない人が足を運んでいるとすると、かなりのプラスになるはずです。

 

そして、話題性がありますので、マスコミも取り上げ、吉野家の大ファンとまではとても言えない私まで、こうして吉野家のPRをしているのですから、全国的にはかなりのPR量になるはずです。

 

沢山の人がハッピーになって、しかも仕掛けた側の利益にもなる、こんな企画がもっと増えると良いですね。

 

 

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2018年2月16日 (金)

Hewlett Packard の神対応  ――今でも続いているようです――


Hewlett Packard の神対応

――今でも続いているようです――

 

ウォンツ (Wants) の神対応を経験し、その後、電気温水器で時間も神経もかなり消費しましたので、そう言えば昔から有り難かった神対応が結構あることを思い出しました。これもシリーズで報告したいと思いますが、最初は、ヒューレット・パッカード社 (HPと略します) のプリンターです。

昔から、HPの科学技術者向け携帯計算機は理工科系の学生や学者には必携でしたので、「信頼」という点では群を抜いていました。1990年初め、事務所で使うパソコンが必要になって、秋葉原まで格安品を探しに行ったことがありましたが、その際投げ売りされていた「PC Boy」という聞いたこともない名前のパソコンの箱を開けてみると、HPOEMとして製造していたことが分り、その場で買ってしまったほどです。

 

ですから、プリンターも長い間HP製を使っていました。全く問題はなく、綺麗な印字ですし、小規模ビジネスのためには、理想的だと思えました。問題が起きたのは、15年くらい前でした。突然プリンターが動かなくなってしまったのです。早速サービスセンターに電話をしました。そこからは迅速かつ丁寧で、こちらが恐縮してしまう程でした。


 

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 「明日中に、当面使って頂く代替品を送ります。その宅配便業者に故障したHP製品を渡して下さい。弊社に付き次第チェックをしてどのような対応ができるのかを連絡します。」ということでした。長くなるので敬語は省略しましたが、大変丁寧かつ無駄のない対応でした。

 

 そして、次の日には同じ型のプリンターが届きました。故障したプリンターは宅配業者に渡しました。届いたプリンターは全く問題がなく使えました。インクも付いていましたので、こちらの出費は全くありませんでした。

 

 二三日して、HPから連絡がありました。「故障したプリンターは、保証期間中ですので新品と交換させて頂きます」、とのことでした。故障機の代替機として送って貰い今使っているプリンターの調子が良いので、これをこのまま使っても良いのですが、と率直な感想を述べましたが、代替機はあくまでも代替機で、その用途のために使うことになっているので、これから送る新品を使って欲しい、その方が弊社としても安心できるので、ということでした。代替品が届けられたときと同じように、今お使いの代替品は、新品を届ける宅配業者に渡して欲しいとのことでした。

 

 新品が届き代替品を渡して、それからこのプリンターは全く故障なしに次の機種に変えるまで約5年活躍してくれました。

 

 それから、新機種に買い替えたりしましたが、未だにHPファンです。そして、その後は故障もなく使い勝手にも満足しています。HPには申し訳ないのですが、インク代はかなりの額になりますので、純正ではないものを使っています。正真正銘の「ファン」としてはあるまじき行為ですが、背に腹は代えられませんし、それでもプリンターは問題なく動いてくれています。

 

 

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2018年2月15日 (木)

電気温水器の不具合  ――予感が当ってしまったようです――


電気温水器の不具合

――予感が当ってしまったようです――

 

随分寒くなっていた昨年12月末に、電気温水器の凍結予防について取り上げました。凍結して欲しくないからなのですが、予防対策は万全でした。つまり、外の配管には凍結防止ヒーターを取り付け、温水器本体の凍結防止のためには、取説に従って、浴槽に入った後のお湯をそのまま、追い炊きなどはせずに残しておくことで、5Cより気温が下がるとそのお湯 (その時点では水と言った方が良いと思いますが) を循環させて凍結を防ぐという装置も起動するはずでした。

 

それでも話題にしたかったのは、「予感」があったからなのかもしれません。

               

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今年一番の寒波、何年振りの寒さといった形容詞が付くほど、あまりにも寒すぎたせいだとしか思えないのですが、あるいは配管に取り付けたヒーターの力が弱かったのかも知れませんが、極寒の日にお湯が出なくなりました。ただし、キッチン、洗面所、シャワーはお湯が出て普通に使えます。

 

この温水器は、住宅と一緒についてきたもので、エネルギアとのリース契約になっています。メーカーは三菱です。早速電話をして先ず分ったことは、キッチン、洗面所、シャワーへの給湯は一つにまとまった系統で運転されていること、そしてそれとは独立して風呂への給湯と循環のシステムがあることでした。そして、こんなトラブルの際には、必ずコミュニケーションの問題が生じて、大きなストレスの元になるのですが、今回は、より大きな問題の風呂を使えるかどうかの方が緊急ですので、その他の点は割愛です。

 

結局、三菱の温水器担当の業者さんが来てくれることになったのですが、その前に、かなりの日照時間があり、温水器にも陽が当りましたので、風呂と温水器をつないでいる管が解凍しているかもしれないと思い、試しにスイッチを入れてみました。幸いなことに、お湯張りがスタートしました。

 

三菱温水器の担当者が到着して温水器を点検してくれましたが、お湯張りのできなかった原因は、温水器と風呂とをつないでいる二本の管に凍結防止ヒーターが付いていないこと、また、その部分の断熱材が薄いことでした。そのことをエネルギアまで報告してくれましたので、後日、凍結防止対策をして貰う事になりました。当分の間は、暫定措置として管の外側に暫定的な追加の断熱材を付けること、そして夜間にこの二本の管が凍結しないよう、寝る前には一度、この管にお湯が通るようにすることくらいを試してみようと思います。

 

 

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2018年2月14日 (水)

Trattoria Ruzzo  ――晴れ間をぬって快気祝いをしました――


Trattoria Ruzzo 

――晴れ間をぬって快気祝いをしました――

 

ようやく風邪も治りましたので、雪の続く毎日ですが、雪がやんで晴れ間が心地良いときに、イタリアンで快気祝いでした。前から行きたいと思っていた、岩倉ファームパーク・キャンプ場のすぐ隣にある、Trattoria Ruzzo (トラットリア・ルッツォー) です。前の県道はすっかり雪が溶け、駐車場も雪かきがしてありましたので、全く問題はなし。

 

           

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レストランに着いた時にはチラッと雪が

 

内部も山小屋風で良い雰囲気ですし、トイレも、男女別のつくりになっていることからも分るよう、空間的には余裕のあるレストランです。

 

 

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セット・メニューの飲み物の中には、ちょうどいい大きさのワインがありましたので、バゲットともに注文しました。家人と二人で、上手く分け合って食べています。

 

 

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サラダもありましたが、省略します。そしてメインに注文したのは、茄子とモッツォレラ・チーズのトマト・ソースス・パゲッティーとペペロンチーノです。

 

 

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とても美味しかったので、結局、残すことなく全部頂きました。

 

デザートはイチゴのタルトです。

 

 

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行動範囲が広がって来たのは有り難いのですが、どこに行くのかを決める悩みは増えました。でも気候が良くなれば、すぐ隣を流れる小瀬川と岩倉ファームパーク・キャンプ場を前に、テラスでの食事も楽しめそうですし、何とか厳冬を乗り越えられそうな気持で車に乗りました。

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2018年2月13日 (火)

2018年全国被爆二世団体連絡協議会総会

2018年全国被爆二世団体連絡協議会総会


―被爆二世集団訴訟への取り組み強化を決定―

 

今日は、「2018年全国被爆二世団体連絡協議会総会」について報告します。

隔年ごとに開催される「全国被爆二世団体連絡協議会」(以下「被爆二世協」という)の総会は、2月11日、12日の二日間、今年も広島市で開催されました。総会には、広島、長崎だけでなく山口県や大阪府などから70人の被爆二世が参加し、2019年まで2年間の活動方針を議論し、決定しました。私も、広島県原水禁を代表として参加しました。

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まずこの総会で決定した、これから2年間の活動方針です。大きな柱は、3つです。

第1の柱は、昨年2月に広島、長崎でそれぞれの地裁に提訴した「被爆二世集団訴訟」への取り組みを強化することです。

第2の柱は、国連人権理事会を通じて「被爆二世の人権保障」を求める取り組みを進めることです。

第3の柱は、再びヒバクシャをつくらないために、核兵絶と世界の平和を求める活動を積極的に取り組みことです。

そしてこれらの活動を通じて、フクシマの被曝者と連帯し、住民や労働者の健康を守り、健康被害の補償を求める取り組みに参加することが決まりました。

 

総会の最重要課題は「被爆者二世集団訴訟」でしたが、この問題は先日のブログでも報告していますので、今日は、「国連人権理事会」を通じての「被爆二世の人権保障」の動きについて、報告してみたいと思います。ます。

日本政府による被爆二世対策がなかなか前進しない中で、被爆70年以降の活動の一つとして「被爆二世問題を国際社会(国連人権委員会)で人権侵害として訴え、日本政府に被爆二世の人権保障を求める取り組みを進める」ことになりました。

2015年に初めて、「被爆二世協」の代表をジュネーブの国連欧州本部へ訪問団を派遣し、その活動のスタートを切ったそうです。そして日本政府の人権状況の審査が行われる昨年(2017年)11月6日から17日の国連人権理事会に向けた活動として昨年3月の情報提供、10月には、各国の在日大使館訪問、そして10月16日から18日の3日間、ジュネーブ現地での各国政府代表部への働きかけや国連で活動しているNGOとの意見交換国連人権高等弁務官事務所の訪問など、精力的な活動を展開してきました。その努力が実り、コスタリカとメキシコが、日本政府の勧告の一つとして「被爆二世の問題」に言及し、11月16日に採択された日本審査の報告書には次のように盛り込まれました。

○被爆者援護法を被爆二世、とりわけ健康問題に対し、適用を拡大するように考慮すること(コスタリカ)

○福島原発事故被害者、ならびに被爆者の将来世代に、医療を保証すること(メキシコ)

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                                          国連欧州本部

この勧告について日本政府は、3月に開催される国連人権理事会までにこの勧告を受け入れるかどうか報告することになっています。被爆二世問題が、国際社会(国連の場)で取り上げられるようになったことは、大きな前進だす。しかし現在の日本政府の姿勢からは、大きな期待を寄せることはできないと思いますが、私たちも関心を持って見守っていく必要があります。

ところで、上記二つの国の名前を読まれて思い出されることはありません。私は、「核兵器禁止条約」交渉のことを思い起こしました。コスタリカは、言うまでもありませんが「核兵器禁止条約交渉会議」で議長を務めたホワイトさんの国です。メキシコも「核兵器禁止条約の交渉」を主導してきた国の一つです。それは「核兵器禁止条約」の前文に「現在および将来世代の健康に重大な影響を与え」という文言を盛り込むことの努力した国々でもあるということです。こうした国を広げることも課題です。

そして「核兵器禁止条約」は、「核兵器を禁止し核廃絶を実現」させるという役割だけでなく、核被害者や二世問題を解決する条約でもあることも強調しなければならないと改めて強く思っています。そして、「被爆二世問題」は、決して広島、長崎の原爆被爆による二世だけの問題ではなく、世界の核被害者の将来世代の問題として考えなければならないことを、この「被爆二世協」総会で学びました。

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2018年2月12日 (月)

「東アジアの戦争危機と日本の進路」-紀元節復活反対!平和・民主主義、人権を守る2・11ヒロシマ集会

「東アジアの戦争危機と日本の進路」-紀元節復活反対!平和・民主主義、人権を守る2・11ヒロシマ集会

 

昨日(2月11日)は、「紀元節復活反対!平和・民主主義・人権を守る2・11ヒロシマ集会」と「2018年全国被爆二世団体連絡協議会総会」が開催されました。いずれも、広島県原水禁にとって重要な取り組みでしたので、今日と明日の2回に分けて、その模様を報告します。今日は、午前中に行われた「2・11ヒロシマ集会」について報告します。

 

憲法を守る広島県民会議、広島県平和運動センター、戦争をさせないヒロシマ千人委員会、そして広島県原水禁の4団体が主催し、毎年この日(2月11日)に開催してきた「紀元節復活反対!平和・民主主義・人権を守る2・11ヒロシマ集会」が、会場いっぱいとなる124名の参加で開催されました。毎年その時々の情勢に合った講演を行っていますが、今年は、安倍政権による「安保法制」に強い危惧をいただき、警鐘を鳴らし続け全国を駆け回っておられる柳澤協二さんを講師に招き、「東アジアの戦争危機と日本の進路―平和のための戦争額の視点から―」と題する記念講演が行われました。

 

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柳澤さんは、きちんと整理されたレジュメに沿いながら、今の情勢をわかり易く分析しながら、しかし問題点、特に安倍政治について、厳しく指摘をされました。

「久しぶりに広島弁を聞いて懐かしく思う。30年前、呉の防衛施設局に施設部長として、家族とともに呉に家族とともに住んでいた。資料館や江田島も見学したこと、息子がはだしのゲンの大ファンだったこと。そして呉線に乗っていた時、息子が一緒に乗っていた自衛官を見て『戦争をする悪い人たちだよね』と言った時、ことばに詰まった」。こんなエピソードから柳澤さんの話がスタートしました。「最近『日本の政治はどこに行ったのか』という疑問を持つ。」「防衛の仕事を40年。その経験を活かし『戦争とは何か』を考えたい。『平和とは何か』『戦争とは何か』をきちんと考えることが大事だ。」続いて「護憲派の人たちもしっかりとした考え方を持つべきだ」と。そしていよいよ本題です。

残念ながら、私の文章で、その全体を伝えることは不可能です。そこで、ちょっと長くなりますが、以下にレジュメのタイトルのいくつかを掲載することで、報告にしたいと思います。

「日本に広がる戦争の不安」単純な答えは、だいたい間違っている

「戦争とは何か、平和とは何か?」平和を望むなら戦争を理解する

抑止は、より強い暴力の示威による抑圧 和解は、戦争のもとになる対立をなくすこと

「戦争要因からみた現代」グローバル社会と国家・戦争・人間

「政治は、なぜ戦争を選択するのか?」戦争は他の手段による政治の継続

 政治の役割:戦争を起こさないために国民の感情を鎮めること

「人はなぜ戦争をするのか?」煽られる大衆になるのか、考える市民になるか

「日本が直面する三つの戦争」誰の、何のための戦争か、どうかかわるか?

 自分の戦争をどう防ぐのか・他人の戦争にどうかかわるか

「『アメリカの抑止力』はどこまで?」抑止と安全・安心は両立しない

「領土を守るとはどういうことか?」無駄な戦争をしないために政治がある

 無駄な戦争は、政治の失敗

「対テロ戦争にどうかかわるか?」自衛隊だけが答えではない

イラクの自衛隊―「一発も打たなかった」という成果・犠牲者が出なかったことが重要

戦争しない日本のブランド

「安倍改憲の罠」国民が支持する自衛隊は、どんな自衛隊か

大多数の国民が自衛隊を支持しているのは、一人も殺さない・戦死しない自衛隊

そして最後の「憲法と安全保障」では、憲法の前文「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して生存を保持」「先生と隷従、圧迫と偏狭を永遠に除去しようと努めている国際社会において名誉ある地位」を強調し「非戦という名誉」を勝ち取ることが強調されました。

 

このタイトルだけでも十分に、柳澤さんの講演の中味を想像できたのではないかと思います。

私がこの講演を聞いて、特に強く印象に残ったことは、私も常々「もし戦争が起こるようなことになれば、それは政治の失敗。政治家は、そのことをもっと考えなければならない」ということを言ってきましたが、柳澤さんの講演でも、ことばを変えながら何度もそのことが強調されたことです。

 

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                                      集会アピールを提案する佐藤奈保子さん

 

最後に「私たちは、平和と民主主義、人権の尊重される社会を築くため、憲法を守り生かすこと、そして、戦争加害国の国民としての重責と被爆地ヒロシマの被った惨禍を忘れることなく、歴史と向き合い、アジア諸国を中心とする諸外国との協調・和解を進めることに全力をあげます。再び過ちを繰り返さないために、戦争につながる一切の動きを許さない運動を『被爆地ヒロシマ』から発信していくことを改めて誓い、集会のアピールとします。」という集会アピールを参加者全員で採択し、集会を終えました。

 

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2018年2月11日 (日)

誕生日と傘寿のお祝い  ――お目出度い会が続きます――


誕生日と傘寿のお祝い

――お目出度い会が続きます――

 

「おじいちゃん」の誕生日と傘寿 (傘の略字が八十に見えることから、80歳を祝うのですが、数えが建前らしいです。) を祝う会へのお招きを頂きました。場所は、一度は行ってみたいという意見が多かったシズラー。時間はランチ・タイムです。

 

こういう機会には、朝は軽くか飛ばして、夕食は時間になってから考えることになりますので、ランチ (なのですが、これがメインになると「ディナー」です) が中心の一日でした。「おじいちゃん」は、最近話題になっているビットコインについての蘊蓄を傾け、後は、もうすぐ3歳になる孫のニックネームが可愛いこと等で盛り上がり、和やかでお祝いの場に相応しい時間を過せました。

 

メイン・ディッシュは当然焼肉ですが、前菜の段階から準備万端、全員の意気込みが伝わってきました。

 

               

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そして、メインのお肉には、それぞれ名前まで付いていましたので、そちらからも美味しさのメッセージが伝わってきました。写真を撮り忘れましたが、ウエイトレスからは、牛の全身図を使ってどの肉がどこの部分の肉なのかの説明までありました。

 

 

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Z級グルメとしては、コメントは差し控えるのを自戒としていますが、美味しかったことには間違いありません。

 

そして、お祝いのアイスクリームと「花火?」も、その場に花を添えてくれました。この席の予約をしたのが息子さんですので、お店としては「お父さん」と解釈しています。

 

 

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それだけではなく、誕生日には欠かせない「バースデー・ケーキ」も。ろうそくの灯を消したのは、お孫ちゃんです。

 

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楽しい一時でしたが、この先には「米寿」もありますし、「卒寿」や「白寿」もありますので、この楽しみがずっと続くように、参加した一人一人が祈りつつ御馳走と笑いで温もった一時はお開きになりました。

 

 

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コメント

肉の名札には笑いました。親切といえば親切ですが?

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

名札があって間違いがなくてよかったのですが、言葉は、日韓英ですのでこれも日本の食文化の多様性と寛容さを示しています。

カルビ(韓)、赤身肉(日)、ランプ(英)は分りましたが、イチボとは「H bone」が語源らしいです。でもシキンボは分りません。英語では「eye of round」言うらしいのですが、どなたか教えて下さい。

2018年2月10日 (土)

「被爆二世集団訴訟の意義と課題」-第5回原水禁学校

「被爆二世集団訴訟の意義と課題」-第5回原水禁学校

 

2017年度原水禁学校の最終回となる「第5回原水禁学校」が、2月9日自治労会館で開催されました。

今回は、「被爆二世国賠訴訟弁護団」の足立修一弁護士に「被爆二世集団訴訟の意義と課題」をテーマに講演していただきました。足立弁護士と広島県原水禁は、1995年に提訴した三菱広島徴用工裁判以来の長い付き合いがあり、今回の講師をお願いしました。

 

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                              被爆二世の岸本さん

 

原水禁学校は、足立弁護士の話に先立ち「被爆二世訴訟団」の原告で広島県原水禁の常任理事でもある岸本伸三さんから「なぜ被爆二世問題の解決が重要なのか?」を提起していただきました。特に強調されたのは「国が一度戦争を始めれば、そのすべての被害に対して、国としての責任を取らなければならないことを知らしめることー国に戦争がいかに高くつくかを身にしみて分からせることによって、戦争を抑止する―ことをはっきりとさせることが、私たち被爆二世の運動である」ということでした。

 

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             足立修一弁護士

 

足立弁護士はまず最初に、自らがかかわってきた「被爆者だけど被爆者として扱われてこなかった人たち」の被爆者裁判に触れながら「在外被爆者、原爆症認定訴訟」など普通では考えられないほどの勝利を勝ち取った。何故か?「被爆の被害は、他の戦争被害と比べて大きな被害である」ことを指摘しながら、「放射能被害は、他の被害と違い元に戻ろうとしても元に戻ることはできない特殊性があり、長く続く被害なのだと」と被爆者問題の特殊性を指摘。さらに被爆二世の問題については「確かに被爆者ほどには、健康被害は顕著でないかもしれない。」しかし被爆二世の人の話を聞くと、「子どものことの健康状態は、普通の人よりも多く病気にかかったりしている」が、「それはたまたまの不運であった」では済まされない問題だと強調。そして今回の裁判は「核戦争の影響は無限に続くということをはっきりさせ、これを証明すること」だとその意義を強調されました。そして「被爆の実相を明らかにさせることを通じて、被爆二世問題の課題を明らかにさせる」と、裁判の課題が提起されました。

今後の裁判は、「①立法不作為の違法性―国が被爆二世に対して法律を作ることを怠ったため、被爆二世が不利益を被ったこと②放射線の遺伝的影響―植物や動物実験においては、放射線の遺伝的影響が証明されている」ことを具体的に証明することを通じて、この裁判を勝訴に持ち込みたいとの思いが語られました。

特に国の「人についての遺伝的影響は現時点で認められない」という主張に対して「被爆二世への遺伝的影響を調査し続けるとしたら、その結果が出るのは被爆二世がいなくなったあと。それでは遅い。その前に解決しなければ何の意味もないことになる」と繰り返し強調されました。

「行政の責任をどの段階で果たさせるのかは、運動の広がりと世論の盛り上がりしかありません。」と参加者への期待を込めた訴えで、講演は終わりました。

足立弁護士、ありがとうございました。

 

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「被爆二世集団訴訟」第4回口頭弁論は、2月13日午後1時30分から広島地裁302号法廷で行われます。一人でも多く傍聴に参加ください。

 

私は、被爆者問題かかわるときいつも思っていることがあります。まず「どんなに少量であっても放射能被害を受けた人は、被爆者(被害者)として認められる」ことが重要だということです。そして被害者である被爆者は、「放射能被害の恐れがある限り、救済されなければなりません」ということです。それを否定するのであれば、国が個々の被害者に対して「放射能の影響はない」ことを証明すべきです。戦争による原爆投下さえなければ、被爆をすることはなかったのですから。この考え方は、なにも原爆被害の問題だけではありません。原発事故による被害もそうです。そして水俣をはじめとする公害被害者の問題もそうです。「被害者は救済されなければなりません」

今日の講座に参加しながら、改めてそのことを感じました。

 

2017年原水禁学校は、今回で終了しました。今年の反省を生かしながら、新たなテーマで次年度と言っても今年の秋になりますが、第3回原水禁学校を開校することにしています。

 

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2018年2月 9日 (金)

広島県被団協(坪井直理事長)「2018年新年代表者会議・新春のつどい」開催

広島県被団協(坪井直理事長)「2018年新年代表者会議・新春のつどい」開催

 

一昨日(2月7日)午前10時から「広島県原爆被害者団体協議会」(坪井理事長)が毎年開催している「新年代表者会議及び新春のつどい」が、広島平和ビルで開催されました。

県北では「大雪が降る」という気象状況で当日になって10人ぐらいの欠席の連絡があったようですが、それでも厳しい寒さを乗り越えて、60名余の被爆者、被爆二世が参加する中での開会となりました。

前田事務局長の司会で始まった会議は、黙とうの後、体調不良で欠席となった坪井理事長のメッセージが紹介されました。「皆さん。ハートは熱く、頭はクールに 共に手を取り合って生き抜きましょう。」締めくくりの言葉です。

 

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続いて箕牧副理事長からのあいさつ。「現在、副理事長は4名いますが、いずれも体調不良などで私しか参加していません。」という言葉。被爆者の高齢化が危惧される現状を反映した言葉で始まりました。続いて昨年の被爆者に希望を与えた「核兵器禁止条約の成立」「ICANのノーベル平和賞受賞」などを評価した後、一転してこのブログでもここ数日紹介しているアメリカの核態勢見直し(NPR)を厳しく批判するとともに、それへの支持を表明した日本政府の姿勢に対し厳しい批判。そして「こんな世界の動きを見ていると、残念ながら私たち被爆者が、生きている間には『核兵器廃絶』は実現しないのではないかとさえ思わざるを得ない状況です。でも、負けるわけにはいきません。ヒバクシャ国際署名など全力で取り組みましょう。」と参加者に呼びかけました。

 

その後来賓からのあいさつ。私も、広島県原水禁を代表して参加をし、あいさつをさせていただきました。「被団協は、『核兵器廃絶』と『被爆者援護』を運動の両輪としてこられました。原水禁も同じ理念を持って、ともに協力しながら、一緒に努力してきました。一人でも多くの被爆者の命があるうちに、なんとしても『核兵器廃絶』を実現させなければなりません。そのためにも『ヒバクシャ国際署名』を成功させるために、原水禁としても全力で取り組みます」と。私が、過去の歴史の触れるのは、多くの先達たちの努力があって今があることをけっして忘れてはならないという強い思いがあるからです。

 

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ところで会場の様子を見て気づいたことがあります。今までになく、女性被爆者と被爆二世の参加が多くなっているなということです。ちょっとした雰囲気の違いを感じました。そして、もっと大きな違いは、机の配置が従来のスクール形式から、テーブル形式に代わったことです。「せっかく集まってもなかなか参加者同士の話ができない」という反省から、今年は、参加者がそれぞれの悩みや思いを率直に意見交換できるようにと工夫された机の配置になったようです。

1990年代前半から、いろいろの立場で、この年初めに開催される「新春につどい」に何度も参加していますが、こんなことを感じたことは、今年が初めてです。

 

私たち来賓は、この交流・意見交換の場には参加することはできませんでしたので、その様子を具体的にお知らせすることはできないのが残念ですが、きっと良い交流・意見交換ができたものと思っています。

今年も、「広島県被団協の皆さんとともにがんばろう」と決意を新たにした一日になりました。

 

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2018年2月 8日 (木)

アメリカの核態勢見直し  ――日本政府を動かすために――


アメリカの核態勢見直し

――日本政府を動かすために――

 

核態勢見直しを撤回させるためにアメリカでも活発な動きが起きていますが、日本政府の果せる役割が大きいにもかかわらず、トランプ政権そしてアメリカの軍産複合体に迎合する声しか出せない今の安倍政権は情けない限りです。

 

それを支えている河野外務大臣や岸田前外務大臣の罪については前回言及しましたが、ではどうすれば良いのでしょうか。一緒に考えて行きましょう。

 

国政選挙で、野党、特に安倍政権による軍事国家化や改憲に効果的に立ち向かってくれる政党に勢力を伸ばして貰いたいのは勿論ですが、それが、日常的な様々な努力の総合的な結果として実現できるよう、取り敢えず実行可能で少しは効果がありそう (だと私には思える) なアイデアを二つ三つ提案してみたいと思います。このような活動を既に実行されている方がいらっしゃれば、どうすればこのような活動を立ち上げられるのか、御自身の活動強化につながる協力の仕方にはどんなものがあるのか等について具体的なアドバイスを頂ければ幸いです。

 

 「外務大臣ウォッチ」を組織して、外務大臣ならびに外務省の活動についての市民レベルからの批判と提言を行う――特に、岸田氏や河野氏は、大臣就任前から広島の被爆者やPNNDの代表として、核兵器問題についての発言をしてきていますので、過去の発言と、大臣就任後の発言との整合性をチェックし、外務省ならびに外務大臣が、被爆者や平和を求める市民の立場から真摯に仕事をするように、タイミング良く提言をしたらどうでしょうか。

 

同時に、何よりも大切なのは、日本の外務大臣が日本の国民の利害関係のみならず、日本国民の意思を代弁して仕事をしているかどうかです。「核抑止論」というような抽象的お題目を究極的な目的として掲げることが、具体的な個々の政策として実施された場合、日本国民の意思を踏みにじっているかどうかを検証し、その結果をきちんとまとめた上での提言をすることは、憲法の精神を守るためにも、国民の人権擁護のためにも必要不可欠です。

 

そのためには、複数の市民や専門家のイニシャティブと協力が必要です。まず何人かで組織を立ち上げ、活動を始め、少しずつ活動を広げられれば、効果は挙がると思います。マスコミの協力も大きな力になるはずです。何方か手を挙げて頂けると素晴らしいのですが――。

 

                 

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外務省のホームページから

 

 「核軍縮・核不拡散議員連盟」の地方版を組織する――PNNDは国会議員の集まりですが、市町村などの自治体単位で、同じような趣旨の議員の集まりがあれば、その地域の平和活動家や平和運動組織と一体になって、強力な発信ができるのではないかと思います。「平和首長会議」や「非核宣言自治体協議会」との連携も考えられますし、PNNDを支えての世界的な連携も可能になると思います。そのためには、現職の自治体議員何人かの方が、最初に動いて下されば理想的ですが、議員の忙しさを考えると、複数の市民や専門家が何人かの議員に働き掛け、協力して組織を立ち上げ、なお活動のサポートをするという道筋でも良いのではないでしょうか。何方か手を挙げて頂けると素晴らしいのですが――。

 

 「○○から平和を発信するマスコミOBのブログ」のような、インターネット活用の平和情報の発信や意見交換を、職種別のグループで始める――一人でブログを書くのは大変ですが、何人かで分担すれば内容的にも面白く、多角的なアプローチのできる発信ができるはずです。もちろん、現職の皆さんが、核廃絶に絞った活動をして下さっても良いのですが、OBの皆さんの持つ時間を有効に活用して頂ければ素晴らしいと思います。

 

 上記のようなアイデアを元に、SNSを活用してのより効果的な発信を行う――私の力では、ブログが精一杯ですが、その他のインターネット・メディアを活用することで効果的な情報収集や発信ができるのではないかと思います。知恵を貸して下さい。

 

以上、夏井いつき先生の「多作多捨」の精神で、とにかくアイデアを書き出してみました。皆さんの御意見をお聞かせ頂ければ幸いです。

 

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2018年2月 7日 (水)

アメリカの核態勢見直し  ――NPRを撤回させるためのアメリカの動き――


アメリカの核態勢見直し

――NPRを撤回させるためのアメリカの動き――

 

アメリカ政府の「核態勢見直し」 (略してNPR) が、核兵器使用への道を大きく開き、核戦争の可能性を増すこと、ひいては人類滅亡へ転がり落ちるかもしれないという危機感は、被爆者は勿論、世界中の平和団体が共有しています。一度は発表されてしまっていても、それを撤回させ核廃絶の方向に舵を切り直させるための努力が必要です。

 

アメリカでは、NPRならびにトランプ大統領の核兵器に対する姿勢が、核の先制使用に直接つながらないように、議会が宣戦布告の決議をしない限り大統領といえども核兵器は使えない、という趣旨の法案を、エド・マーキー上院議員とテッド・リュー下院議員が提出しています。

 

             

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By U.S. Senate Photographic Studio-Rebecca Hammel [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons

 

さらに、マーキー上院議員とアール・ブルーメナウアー下院議員が、SANE Act (Smarter Approach to Nuclear Expenditure--核関連支出についてのより賢明なアプローチ法) を提案しています。「sane」は、正気のという意味もありますので、それを略称として使うことでこの法案の意味を伝えています。 内容としては、今後10年間で、核関連予算を1,000億ドル削り、同額を環境関連分野に使うというものです。

 

議会では少数派である民主党議員による提案ですから、過半数の賛成を得るのは難しいにしろ、NPRの内容があまりにも絶望的であるだけに、共和党の良識ある議員たちの中からはこれらの法案に賛成する人が現れてもおかしくはありません。そのために、自分たちの選挙区・州選出の議員たちに働き掛ける運動がアメリカでは起きています。

 

こうした法案を提出してアメリカ議会でリーダーシップを発揮しているマサチューセッツ州選出のマーキー上院議員は、核軍縮・核廃絶を目指す世界的組織である「PNND(核軍縮・核不拡散議員連盟)の共同議長です。PNNDは、核兵器禁止条約の採択に当っても大きな役割を果しました。

 

国際組織ですから、日本支部もありますが、それは「核軍縮・核不拡散議員連盟(PNND)日本」です。その会長は河野太郎外務大臣なのですが、彼は、NPRが核抑止力を強化するものとして歓迎する見解を直ちに発表しました。「PNND日本」の立場とは相容れないどころか、その対極に位置する考え方です。そして、世界の核状況を悪化させました。終末時計は過去最悪の「二分前」まで進んでいますが、それをさらに悪化させている罪は計り知れません。

 

 

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官邸ホームページから

 

爆心地が自らの選挙区の一部である岸田文雄代議士も外務大臣になると、被爆者や被爆地を裏切って、核兵器禁止条約に反対する等の言動を続けてきました。これも終末時計が「人類滅亡2分前」までになった原因の一つです。河野太郎代議士も外務大臣になると自分が会長を務め、核廃絶のための様々な活動をしてきた「PNND日本」を裏切っています。それほど外務省の力が強いのかも知れませんし、外務省は単にアメリカ追従をしているだけなのかもしれませかが、それも視野に入れて、安倍政権の核政策を変えさせるための努力を続けなくてはなりません。

 

ではどうすれば良いのか、次回は、思い付くままにいくつかのアイデアを皆さんと共に検討してみたいと思います。

 

 

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2018年2月 6日 (火)

アメリカの核態勢見直し  ――「使いたい」という思いをブロックできるのは――


アメリカの核態勢見直し

――「使いたい」という思いをブロックできるのは――

 

アメリカ政府が「核態勢見直し」(米・国防省の訳では「核態勢検討」ですが、略して「NPR)を公表しました。その内容は少し前から知られており、125日に『原子科学者会報』が、毎年発表する「終末時計」の針を「人類滅亡2分前」と、過去最悪の状況として表現したのも、このNPRの内容が元になっていました。

 

一言でその内容を要約すれば、トランプ政権は核兵器を使いたくてしようがないことを滲ませつつ、そのための口実作りと核兵器予算全ての膨張と核政策の拡大を明確にした文書だと言えるでしょう。北朝鮮の核やミサイル開発、そして安倍政権の支援が視野に入っていることは、国防省のホームページに用意されているエグゼクティブ・サマリーが、ロシア語、中国語、韓国語、フランス語の他に日本語にも訳されていることに反映されています。(国連の公用語であるスペイン語やアラブ語が入っていないことにも注意して下さい。)

 

                   

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日本語のページに行くには、次のURLをクリックして下さい。

 

https://media.defense.gov/2018/Feb/02/2001872891/-1/-1/1/EXECUTIVE-SUMMARY-TRANSLATION-JAPANESE.PDF

 

NPRの内容については既にマスコミの詳しい報道が出ていますので、「口実」として使われている部分は省略して、アメリカ政府の意図と今後どんなことをしようとしているのかに絞ってまとめておきたいと思います。

 

まず、「抑止力」を強化するという名目ですが、そのために、核の小型化や柔軟な対応ができるようなシステムの開発・導入を謳っています。そのために必要とあればいつでも地下核実験を再開できるような態勢を続行、さらに、1メガトンを超える最大級の核兵器のお蔵入りも延期する方針です。

 

「小型化」の一例として、0.1キロトン級の「ミニ・ニューク」の使用が挙げられます。広島・長崎の原爆は十数キロトンですので、その100分の一の大きさです。都市全体ではなく、一ブロックだけの破壊、戦車隊の殲滅と言った規模の力を持つ核兵器です。つまり大都市全て、あるいは一国、あるいは電子コミュニケーション機能の壊滅、という規模の核兵器の使用ではなく、戦況を有利にする兵器という意味で「戦術核兵器」と呼ばれます。

 

こうした規模の核兵器を「使用可能」と呼んで使うという方向性がNPRには盛り込まれています。しかし、「使用可能」という思い込みに反して、小さい核兵器でもそれを使えば、核兵器を使ったという事実は残ります。となると、核の先制使用はしないと明言している国、例えば中国が核兵器を「正当に」使って良いという口実を与えてしまいます。

 

そして、北朝鮮が「仮に」そんな攻撃を受けたと仮定すると、大陸間弾道ミサイルの技術が完成していればアメリカを攻撃するでしょうし、完成していなければ、そして最終的に勝ち目はないと分っていても「腹いせ」に、より近い国々、つまり韓国、日本、オーストラリア等を攻撃目標にする可能性は十分にあります。

 

さらに、一度核兵器を使ってしまえば、それがエスカレートして行くことは通常兵器と同じです。いやそれ以上だと考えた方が良いでしょう。行き着く先は、最終的に人類が滅亡する規模の核兵器のやり取りだということは、お分り頂けると思います。

 

通常兵器による戦争を奨励する積りは毛頭ありませんが、都市の一ブロックを破壊するのが目的なら、核兵器ではなく通常兵器で十分です。そして太平洋戦争では、原始的な焼夷弾で事足りたではありませんか。

 

このように、人類全体が巻き込まれ、滅亡の危機に晒される可能性の原因になっているNPRをアメリカ政府に撤回させ、「正気の」世界観を取り戻させるためには、特に日本政府の役割が重要です。日本政府が、トランプ大統領に対して「唯一の被爆国としての提言は、NPRを撤回して、核兵器禁止条約を署名・批准することしかない」と建言すれば、世界は動きます。

 

しかし、日本政府の頑なな姿勢は皆さん御存知の通りです。それを変えるためには何ができるのか、次回から皆さんと一緒考え見たいと思います。アメリカでは何が起きているのかもお浚いしたいと思います。

 

 

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コメント

JAXAは3kgの衛星を乗せた長さ9.54mの電信柱ほどの大きさの小型ロケットの打ち上げに成功したそうです。
それもキャノン電子が参加し民生品を使ったことで、5億円の制作費で済んだそうです。

またアメリカの物理学者は「プルトニウム原爆は最新技術では1.5kg、途上国の技術でも2kgでの超臨界が可能である。
またウラン原爆は爆縮方式なら3-5kgでの超臨界が可能と見られている」
と発表したそうです。

衛星の落下速度はメチャクチャ早く、とてもミサイルでは撃ち落せないそうですから、
その2つを組み合わせて、原発に打ち込めば、世界を簡単に破滅させることができるということになりますね。

そんな面倒くさいことをしなくとも、
直接小型ロケットを原発に打ち込んだ方が簡単か。
世界中の原発が射程距離に入りますね。

あな恐ろしや、恐ろしや・・・

「ロケットマン」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃる通り、本当に攻撃したいのであれば、手段はいくつもありますし、お金を掛けなくても済むものも多くあります。にもかかわらず、「戦争教」とでも言ったら良いかもしれない世界観で世界支配をしている人たちには、大きな利益があるということでしょう。それに対抗出来るのは、私たちのはずなのですが---。

戦争教、
確かに、そんな感じもありますね。
韓国には原発が4ヶ所、約40基くらいあり、電力の30%くらいをまかなっているようですが、
北朝鮮がその気になれば、通常ミサイルで簡単に破壊することは可能でしょうが、
そうなれば、韓国は破滅するでしょうね。
それをやったら、北朝鮮はアメリカ、それこそ中国からも報復を受け、破綻するのは目に見えています。
戦争になりそうだといいつのることが、アメリカ、北朝鮮、韓国、日本の企業にとってもベストだいうことと、
同時に時の政権を維持するにはベストだという思いがあるのではないでしょうか。
それはまさに戦争教といっていいでしょうね。

「戦争教」様

コメント有り難う御座いました。

「戦争になりそうだ」「敵の攻撃から国民を守らなくてはならない」と言った掛け声で、高価な戦争用の兵器や機器を調達し、あり得ない事故で数十億、数百億の単位のお金が飛んで行ってしまうという無駄もあります。

ここ数週間の出来事を振り返ると、今、私たちの生活を脅かしているのは、気候変動による雪や寒さの被害であり、地震や噴火の被害ですね。可能性の低い軍事的侵略に備えるためだという名目で軍隊を正当化するのではなく、必要性は疑う余地のない、そしてあまりお金を掛けて来なかった、自然災害の救援を主な仕事にする強力な組織こそ必要なのではないかと思います。

それを整備するのには改憲の必要も全くないですし。

2018年2月 5日 (月)

「ヒロシマ総がかり行動実行委員会」街頭署名活動

「ヒロシマ総がかり行動実行委員会」街頭署名活動

 

一日遅れとなりましたが、「戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり実行委員会」が、一昨日(2月3日)に実施した街頭署名活動の報告です。

 

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今年初めてとなった「3日行動」は、市内2か所で、街頭署名活動を取り組みました。私たち「戦争させないヒロシマ千人委員会」は、午後2時から1時間、43名(もう一か所の福屋前は41名)が参加し、本通り青山前で街宣をしながら「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一」3000万署名への協力を呼びかけました。少し寒さが和らいだとはいえ、防寒着に身を固めて歩く人たちの反応は今一つという感じでしたが、それでも私たちの呼びかけに応えて101名(福山前は126名)の方たちに、署名に協力していただきました。そんな中に、女子高生の署名する姿もありました。

 

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昨年5月3日に、安倍首相が突然「新たに憲法9条に自衛隊の存在を書き込む」「2020年に新憲法施行をめざす」と発言して以降、改憲への動きが急速に強まりましたが、1月22日に開会された第196回通常国会でも、憲法改正問題が大きな政治課題の一つとなろうとしています。すでに開会された衆・参の予算委員会でも、突っ込んだ論議にはなっていませんが、何人かの委員から安倍首相に対し、見解が求められています。

そもそも行政府の長が、「憲法改正」を述べることが許されるのかという問題は、このブログでも何度か指摘されていますので、今日は今国会での奇妙な安倍首相の答弁を取り上げておきたいと思います。

 

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1月30日の衆院予算委員会で、安倍首相は、「自民党内の憲法改正議論をめぐり9条2項の削除論がある」ことを指摘する質問に対し、「2項を変えることになれば、書き込み方でフルスペック(全面的)の集団的自衛権が可能になる」と答えるとともに「(2項を維持したまま自衛隊の存在を明記する)私の提案では2項の制限がかかる」とも語り、「2項を維持したままであれば、集団的自衛権は現行と同じように一部容認にとどまる」と強調しました。都合のよい論法だと思います。「集団的自衛権の行使は、憲法に違反する」としてきた従来の政府見解を閣議決定だけで、いとも簡単に「憲法解釈を変更」してしまうような政治をまかり通らせた安倍首相。「憲法を尊重擁護」しない政治家に「私の提案では制限がかかる」など言われても、それを信じることができないのは私だけでしょうか。

 

そんなことを考えながらの2月3日の街頭署名行動でした。

 

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2018年2月 4日 (日)

「ウォンツ」の神対応  ――財布を忘れたことはなかったのですが――


「ウォンツ」の神対応 

             

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――財布を忘れたことはなかったのですが――

 

長い間に習慣になっていて、何も考えなくても自動的にこなしている「ルーティーン」って、誰にでもかなりあるはずです。朝の洗面所でのルーティーン、机に座って仕事を始めるまでのウォームアップ、得意な料理を作る前準備等々、人によって多種多様なものがあると思いますが、私の場合、とても助かっているのが外出時に身に付ける小物の選択です。

 

昔友人からプレゼントされた小さいトレイに必要なものを全て置いてありますので、外出時にはそれを身に付ければ、忘れ物をすることがないのです。財布、時計、ハンカチ、名刺入れ、鍵、ペン、メモ帳、老眼鏡、小銭等ですが、目の前のものを取れば良いのですから簡単です。

 

 

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でもそれ以上に大切なのは、帰宅時に、身に付けていたものを全部そのトレイに戻すことなのだ、とまでは思いが至りませんでした。それはつい最近の「大失敗」の結果、認識することになりました。風邪のせいでぼんやりしていたのだと思いますが、前日トレイに戻していなかった物があったのです。次の日、何時もと同じようにトレイにあるもの全てを身に付けて外出しました。買い物をする段になって、財布のないことに気付いて大パニックになりました。

 

家に戻って探したのですが見付かりません。その日、最後に買い物をしたのはウォンツ(Wants)でしたので、夕方でしたが、店まで行って「財布の落し物が届いていないか」を問い合わせました。「落し物の届けはありませんが、念のため防犯カメラの映像をチェックしましょう」ということで、昼過ぎに買い物に来たことと、どのカウンターで支払いをしたかを伝えました。

 

10分後、戻ってきた係の方から説明がありました。「1230分頃、お客様はそちらのカウンターで支払いを済ませています。その後、財布は左の内ポケットにお仕舞いになっていることが確認できました。」

 

落し物の届けがないという段階で、それ以上のことをする責任はウォンツ(Wants)にはないはずですが、防犯カメラの録画をチェックしてくれたことは、「神対応」としか言いようがありません。その結果、私の行動が再確認でき、財布は家の中にしかありえないことも分りました。

 

もう一度家中を徹底的に探して、財布は見付かりました。ベッドのマットレスとヘッドボードの間の隙間から床に落ちていました。

 

ウォンツ(Wants)まで巻き込んでしまい、家人にも心配をさせた原因は、身の回り品トレイに財布の載っていないことを認識できなかったからです。これは、ルーティーンに慣れてしまった結果の見落としかもしれませんし、老化の一部としての視力の低下のせいかもしれません。でも風邪による身体機能の低下が大きいのだと思っています。

 

 

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財布の載っていないトレイですが、違いに気付きませんでした

 

でも、ウォンツ(Wants)の神対応を経験できたことで、(そして財布が見付かったことも勿論ですが)、「爽やかな」気分になってしまったのは、あまりにも身勝手過ぎるでしょうか。

 

 

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2018年2月 3日 (土)

風邪でダウンしています  ――ずいぶん長引いているのに治りません―


風邪でダウンしています 

――ずいぶん長引いているのに治りません―

 

風邪を引いてしまったようだ、と感じたのはもう10日も前のような気がするのですが、喉がいがらっぽい、気管支まで入り込みそうだ、鼻水が垂れる、咳が出る、頭が痛いのではなくその直前の症状等々、何となく現れては消えて行く中で、少しは体調が良さそうだと思って外出するとその後にはぶり返すことを繰り返していました。

 

もう治るだろうと思っていたところ、家人に移してしまったようで、二人でダウンです。頼りにしたのは葛根湯です。最初は粒剤でした。

 

               

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今日からはドリンクに変更。

 

 

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家人は昨夜、寝る前に粒剤を服用して、寝ている内にかなり汗が出たようで、今日は順調に良くなっています。でも私は頭がハッキリせず、判断ミスなどもするようになっていて、まだまだ快方に向っているとは言えません。

 

とは言え、水分を摂る、睡眠を確保する、そしてバランスの取れた食事をする、そして身体を温めることは大切ですので、それなら鍋焼きうどんという短絡的な衝動で注文したのが、写真の二点です。

 

 

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食べ始めてから気が付いて撮った写真ですので、食欲はそそらないかもしれませんが、身体は温まりました。今夜は早めに寝て、明日は完治となれば良いのですが、風邪の影響を受けた大失敗もありました。それに対する「神対応」も経験できましたので、それは別稿で報告したいと思います。

 

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コメント

私も熱は出なかったのですが、食欲不振、倦怠感が長く続きました。睡眠がクスリぬなりました?お大事になさって下さい!

「かずひろし」様

コメント有り難う御座いました。

一寸良くなると、無理をしてしまうのが問題かもしれません。ゆっくり寝るようにします。

まだまだ寒さは続きそうですので、お互い健康第一で頑張りましょう!

くれぐれもお大事になさって下さい。
私も同様の症状に昨秋と年末年始の2回かかりました。
今シーズンの風邪はかなりしつこいようです。

「ふぃーゆパパ」様

コメント有り難う御座いました。

皆さん、それぞれ頑張っていらっしゃるのに、なかなか治らないので、ここで弱音を吐いてしまいました。「風邪は外」と叫んで豆をまいてみたいと思います。

お忙しいとは思いますが、インフルエンザや胃腸風邪も流行っているので、治ったかな?ではなく、しっかり身体を休めてあげてください(´∀`)

お大事になさってください。今年はインフルエンザも凄いが、風邪もしつこいものが流行っていますね。やはり完治させた方が良いと思います。わたしが勤務している介護施設でも風邪が昨晩秋流行し、肺炎というケースも見られましたので。

「和」様

コメント有り難う御座いました。

無理は避けて、今夜は早寝の予定です。

「hiroseto」様

コメント有り難う御座いました。

確かに、風邪を甘く見ていたかもしれません。今夜は早寝です。これをお読みの皆さんも風邪やインフルエンザに十分御注意下さい。

ちょうど年末年始のお疲れが出る頃ですものね。
ゆっくり休まれることが一番だと思います。
くれぐれもご無理なさいませんように。
私たちは風邪っぽい時はリポソームビタミンCと睡眠と決めております。
病は気からと言って、プラセボ効果もあるのでしょうね。単純ですから。
結構効いてくれます。

「nancy」様

コメント有り難う御座いました。

葛根湯が定番だったのですが、家人には利いても私には今一でした。風邪を甘く見ているのが、一番悪かったようです。ゆっくり寝ます。

2018年2月 2日 (金)

追悼・アンデルセンの高木誠一さん  ――アンデルセンらしいお別れの会でした―


追悼・アンデルセンの高木誠一さん 

――アンデルセンらしいお別れの会でした

 

アンデルセン・パン生活文化研究所社主、高木誠一さんのお別れの会が、リーガロイヤルホテル広島で開かれました。

 

広島の皆さんには必要ないのですが、東京から初めて広島に来た子どもが「広島にもアンデルセンがあるんだ~~!」と吃驚していたというエピソードがあるほど、全国的に有名な企業です。創業は1948年、その年に誠一さんが生れています。

 

まだまだお若く、多くの方に惜しまれてのお別れの会でした。誠一さんとは私自身いろいろな御縁がありましたし、何より家人が以前お世話になっていた会社ですので、これまでの御縁への感謝の気持そして御家族の皆様や関係者の皆さんにお悔やみの気持をお伝えするため会場に足を運びました。

 

献花やスピーチのない、肩肘張らない雰囲気の中、会場の奥の壁には遺影が飾られ、それを挟んで10枚ほどの写真でアンデルセンの歩みを辿れるようになっていました。

 

               

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故高木誠一さん

 

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デンマークフェアには毎年行っています

 

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女王の前は若き日の誠一さんです

 

 

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デンマークのライフスタイルをお手本にしているのは単なるスローガンではありません。従業員も直接デンマークを経験するため「創業60周年記念企画」として、1000人以上の人がデンマークを訪問しています。ここまでコミットできるのは立派です。

 

会場の中央には、パンやジュース、ペーストリー等を振る舞うためのテーブルが設えられていました。

 

 

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誠一さんの人生をこのような形に表現して、最後のお別れの機会として私たちにも参加させて下さった御家族やアンデルセンの皆さんに、感謝しつつ、誠一さんの御冥福をお祈り致します。

 

 

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2018年2月 1日 (木)

2018新年互礼交流会 ――弾いて、歌って、踊って、唸って楽しく♪―


2018新年互礼交流会

――弾いて、歌って、踊って、唸って楽しく♪―

 

今年も、ひろしま音楽芸能文化懇話会主催の新年互礼交流会が、アークホテル広島南駅前で、開かれました。この会を主宰する上村和博さんは、このブログでも何回か取り上げさせて頂いています。昨年は、2017新年互礼会開催時に、そしてその前には、二葉あきこ歌碑建立一周年記念イベントの際にも登場して頂きました。

 

             

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上村さん挨拶

 

二葉あきこさんは、多くの方も御存知だと思いますが、広島の生んだ歌謡界の大スターです。上村さんは二葉さんの歌碑建立のためにリーダーとして活躍されましたが、それだけではなく、音楽や芸能の分野を中心に、多くの方々の活躍の場を拓き若手を育成するという、縁の下の力持ち的な役割を長く務めて来られました。

 

今年も120人以上の参加者が、一日たっぷりと音曲の世界を展開してくれて、楽しい一時を過すことができました。そして、今まで私の胸の中で何となく「未解決問題」の中に振り分けていたことに、「なるほど」と納得できる答が見付かりました。

 

そのためにも、まずは今年の会のメイン・ゲスト浪曲師の真山隼人さんの紹介が必要です。隼人さんは、真山一郎の孫弟子です。真山一郎の名前を憶えている方もだんだん少なくなってきていますが、浪曲師としてまた「演歌浪曲」とも呼ばれたジャンルを立ち上げ一派を率いたことで有名です。従来の浪曲は、曲師として三味線の伴奏で語るのが定番だったのですが、真山はオーケストラ伴奏のみで浪曲を語ったのです。

 

隼人さんの演目は『刃傷松の廊下』でしたが、浪曲としてもまた歌としても真山一郎の十八番の一つです。「刃傷松の廊下」は、映画にもなっていますので、ストーリーは皆さん御存知だと思います。浪曲ですから当然映像はありません。また伴奏は三味線を復活させ、沢村さくらさんが担当、真山流の『刃傷松の廊下』ではありますが、真山隼人さんの若さも十分に生かされ、聞き応えのある「古典芸能」の一場を作ってくれました。

 

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真山隼人さんと沢村さくらさん

 

映画や舞台でも必ず使われる、一夜での畳替えや大紋立烏帽子に着換えるシーンなど、浪曲や講談を通して伝わる迫力にも改めて気付かせてくれました。

 

その真山隼人紹介の弁が最初にあったのですが、その中で上村さんについての「未解決問題」が解決したのです。実は、上村さんはとても歌の上手い方です。最近はあまり歌われませんが、以前、何曲か聞かせて貰った時には、プロかと思うくらい別格の歌唱力でした。とにかく強烈な印象が残っています。「何故こんなに上手いのか?」というのが当時からの疑問だったのです。この日に上村さんが披露してくれたのは、彼が実は真山一郎の弟子だったこと、そして芸名が「真山二郎」だったことです。プロかと思ったのは失礼な話で、プロだったのです。

 

しかし、ジャーナリストとしての道を捨てることはなかった上村さんの人生を、出来れば若い人も交えて一度ゆっくりと聞かせて頂きたいと思いました。私たちの糧になることは間違いないはずです。

 

 

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コメント

お忙しいところ寒い中お越し下さり、心温まる激励のご挨拶、素晴らしい歌声を届けて頂きありがとうございました!歌がお上手になられたですねと好評でした。

コメント有り難う御座いました。

いつも、とても楽しい会になるのは、やはり上村さん、いや、真山二郎さんのお人柄そして実力故です。弟子入りするのにはどうすれば良いのでしょうか。

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