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2017年5月28日 (日)

「核兵器廃絶!ヒロシマ市民集会」開催

「核兵器廃絶!ヒロシマ市民集会」開催

 

昨日午後3時から広島市役所前の平和ビルで、核兵器禁止条約のためのヒロシマ共同行動実行委員会主催の「核兵器廃絶!ヒロシマ市民集会」が、120人(受付名簿)を超える参加を得て開催されました。

 

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この集会は、6月15日から国連で開催される「核兵器禁止条約についての第2回交渉会議」を成功させ「核兵器禁止条約」の成案を何としても採択させることを目的とした緊急行動として実施されたものです。

 

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)の呼びかけに応えた広島で活動をする反核・平和団体18団体が賛同してこの実行委員会は結成されました。広島県原水禁は、4月28日の三役会議で参加を決定しました。そして第1回の実行委員会が開催されてからわずかにひと月の短い期間でしたが、「核兵器の廃絶と核兵器禁止条約の実現」を願うそれぞれの団体の熱い思いが結集し、昨日の集会が実現しました。

 

 

第9条の会ヒロシマの藤井純子さんの司会で始まった集会は、まず最初に実行委員会を代表して青木克彦HNWA共同代表が、開会のあいさつ。

 

青木さんは、「核兵器禁止条約交渉会議に欠席した日本政府の態度に強い失望と怒りを感ずる。核兵器禁止条約制定のため、広島の決意を世界に発信しよう」と集会の意義を強調。

 

続いて広島市長と広島県知事からのメッセージを紹介。

 

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そして今日のメインである川崎哲さん(ICAN国際運営委員、ピースボート代表、核兵器廃絶日本NGO連絡会協同世話人)が、「核兵器禁止条約交渉の現状と展望」をテーマにした基調講演。

 

川崎さんは、パワーポイントを使いながら、これまでの経過や5月22日に提案された議長の条約案などのついて詳しく報告されました。

 

まず最初に「今歴史的な条約が出来ようとしている。高揚した気分です。しかし、政府レベルでは、広島、長崎の実態が知られるようになって来たが、世界の市民レベルではまだまだ」と現状を報告しながら「ヒロシマの役割」を強調とともに「1946年に成立した国連決議第1号は、核兵器廃絶決議だった」ことを紹介。

 

さらにオバマ前大統領の昨年の広島訪問の意義に触れながら、これまでの国連を中心とする国際社会における核兵器廃絶への動きを説明。2012年以降「核軍縮の人道的側面」からの動きが強まり、有志国連合により「NPT条約の第6条の効果的な措置のためには、核兵器禁止条約を作ることの必要性」が強調され、昨年秋の国連総会で「核兵器禁止条約交渉会議」を行うことが確認されたと経緯が話された。

 

その中で、日本政府が「核兵器国と非核兵器国の間の対立を一層助長する」という理由で反対したことを厳しく批判。日本政府は、今も同じ態度を続けている。

 

そうして経過を経て示された議長の条約案を解説。ただ議長案は、今後も変わる可能性があると指摘。

 

その中で「核兵器禁止条約への懐疑論」について詳しく解説と反論。

 

NPTと矛盾する:NPT第6条(核軍縮)履行=禁止条約だから矛盾しない 

 

②安全保障を軽視している:もし使用されたら、非人道的な破壊に至る。本当の意味で安全を考えているのはどちらか 

 

➂核保有国の入らない禁止条約は意味がない:保有国が入らなくても、規範となり圧力になる。ますます使えない兵器となることによって、核兵器開発に投資をする意味がなくなる

 

そして最後に、「ヒバクシャ国際署名を7月に国連に提出する予定なので6月7月に、これをしっかりと取り組んでほしい」と私たちの活動への示唆を与えて報告は終わりました。

 

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続いて共同行動実行委員会森滝春子事務局長が、共同行動の目的と今後の行動スケジュールを提起。「核兵器廃絶にとって正念場のこの時期、この実行委員会にさらに幅広く結集し、核兵器禁止条約キャンペーン・ヒロシマ緊急共同行動を展開する」

 

次に二名の被爆者のアピールと反核団体を代表して二名が決意表明。

 

第2回会議に参加される被爆者の箕牧智之さんは、「人間のいのちは一つしかない。いのちには重い軽いはない。失ったいのちは返ってこない。核兵器の非人道性を知るために資料館にぜひ来てほしい。被爆者のいのちがあるうちに核兵器をなくさなければならない。」と訴えました。

 

そして「第2回交渉会議が進展し、核兵器禁止条約が策定され秋の国連総会で採択されることを強く求める。日本政府が、これまでの態度を改め、会議に出席し、被爆国として積極的な役割を果たすことを求める。」「ヒバクシャを先頭とする先人の血のにじむような戦いを引き継ぎ、核兵器の非人道性を最もよく知るヒロシマから声を一つにして、核兵器禁止条約を実現することを強く求め、世界に訴える。」緊急行動宣言を採択しました。

 

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閉会のあいさつで秋葉忠利原水禁代表委員(前広島市長)は、「日本政府が広島1区選出の岸田衆議院議員を外務大臣に選んだ責任と岸田さん自身が『広島1区を選んだ重みを自覚しなければならない』」ことを指摘しながら、アメリカ国内の世論調査で「原爆投下は正しかった」とする人たちが、1945年の90%から徐々に低下し、2016年には45%にまで低下していることを紹介し、「アメリカの核政策も根本的に変り得る」ことを強調しながら「歴史的なこの時、未来に対して責任を持とう」と訴え、集会は終了しました。

 

Photo_6                                         わが家で咲いた花

 

なお次回の行動は、6月15日(木)午後7時30分から原爆ドーム横で開催されるキャンドル・メッセージの集いです。

 

 

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コメント

たくさんの参加者による集会で学習ができました。ありがとうございました。「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」をうちの近所の方にお願いをすると、「署名用紙を持っといで」と言ってくださり、集めてくださいました。ホントにヒロシマの「思い」が積み重なり詰まっています。「あきらめない」ことを被爆者のみなさんから学び、大地に足を踏みしめて一歩ずつできることをしていきましょう。やすみ

やすみさん コメントありがとうございました。
大変良い集会だったと改めて思います。
市民の声を届けるためにも。「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」をしっかりと取り組みたいと思います。やすみさんの経験は、署名活動の励みになります。

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