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2017年4月

2017年4月29日 (土)

引き戸が滑らかに動くようになりました ――引き戸の下部のねじを調整するだけです――

 

引き戸が滑らかに動くようになりました

――引き戸の下部のねじを調整するだけです――

 

我が家には引き戸が4枚あります。少し重い感じのしていた戸は2枚あったのですが、何となくそのままになっていました。たまたま昨日、時間があったのでネットで調べて「修理」をしました。

 

一枚目の戸は、こんな感じです。歪んで見えるのは、写真の撮り方が下手なせいです。引き戸そのものは、動かすのに「重い」点を除いては、問題はありません。

 

             

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円で囲んだ辺りに戸車調整ねじが付いています。

円の位置が左右で違うのは、私の写真編集技術が稚拙なせいです。

 

以下ネットでの検束結果ですが、この下部を横から見ると、調整用のねじがあります。次の写真です。

 

 

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下のねじを「U」と書いてある方、つまり「アップ」の方向、それは時計回りですが、そちらに回すと戸が上に上がり、敷居との摩擦が減って、引き戸が軽くなります。「D」つまり「ダウン」の方向に回すとその逆です。

 

時計回りに一度ドライバーを回した結果、この引き戸は快適に動くようになりました。

 

問題はもう一枚の引き戸です。この戸は、「戸袋」の中に完全に収まるようになっています。収まった状態だと、引き戸とその前後の枠とは同じレベルになっています。

 

20170428_21_45_14

 

こちらの部分には問題がないのですが、この引き戸が重いのは、どうも反対側の端にある戸車に問題があるようなのです。でもそれは、戸袋の奥ですので、手が届きません。引き戸の枠組もしっかり周りを囲っていますので、引き戸そのものを外すのも、かなり難しそうです。

 

 

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問題を解決して貰うためにはプロの手を借りる他はないという結論になって、この建物のメーカー、セキスイハウスのサイトに、引き戸の重さについての問題を書き込みました。26日の8時頃でした。

 

翌朝、つまり27日の朝一番にメーカーから電話がありました。用事があったので、午後電話をして貰うことにして、状況を話したところ、夕方になっていましたが、早速プロの方が我が家まで出張してくれました。

 

結果は、枠組みを構成している左側の縦の部品をねじで外すことで解決です。そうすると隙間ができて、その隙間には手が入るようになりますので、引き戸を外すことが可能になる、という簡単なものでした。後は前と同じように、調整ねじを回して戸を軽くするということです。

 

 

20170428_21_46_02_2

楕円で囲んだ部分が外れる構造になっています

 

 

しかし、実際にやって見て貰って、「簡単だ」と思ったので、それを見るまではこのメカニズムにまでは頭が回りませんでした。回っても、自分でできるという自信が最初からないと、手を付けることにはならなかったのではないかと思います。

 

引き戸が重いくらいのことは我慢しても良い話なのですが、生活する上での小さいことでも積み重なると、積もり積もって大きなイライラにもなり兼ねません。迅速に問題を解決してくれたセキスイハウスさんには大感謝です。

 

 

 

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2017年4月28日 (金)

二冊以上持っている本 ――最初は、リアン・アイスラーの『ゼロから考える経済学』――


 

二冊以上持っている本

――最初は、リアン・アイスラーの『ゼロから考える経済学』――

 

自慢ではありませんが、かなり多くの本を持っています。(これって「自慢」なのですが、でも持っている本全てを棺の中には入れて貰えませんからどこかで整理しておかなくてはなりません。その手間を考えると、とても自慢にはならないのも事実なのです。)

 

仕事柄必要な本、純粋に楽しむための本、貰った本、義理があって購入したもの等、とにかく冊数ではそんじょそこらの本屋さんには負けないかもしれません。冊数は数えたことがありませんが、万の単位にはなると思います。

 

それに、これも仕事に関連した多くの書類も取ってあります。捨てるべきものと取っておくべきものをいつか選別したいのですが、そのための時間がなかなか取れません。

 

沢山の本がある理由の一つは、かなりの本について同じ本を何冊かずつ所有しているからです。整理が悪くて、必要な時に必要な本が見付からず、それならもう一冊買ってそれを使おうという切羽詰まって再度買ってしまった場合もありますし、この本はできるだけ多くの人に読んで貰いたいという気持から、贈呈用に何冊か買っておいた本もあります。もちろん、前に買ったことを忘れていて、面白そうだと思ってまた買ってしまったものもあります。

 

このシリーズでは、たくさんの人に読んで貰いたいと思って何冊か買い込み、機会があると友人たちに配っていた本の何冊かを御紹介して行きたいと思います。中でも、『The Better Angels of Our Nature』は、一番熱心に勧めてきましたが、何しろ大部ですので買って配るより、内容を様々なところで紹介することが中心になりました。これから御紹介するのは、ボリュームも内容もそれよりもう少し手頃な本なのですが、何度かお付き合い下さい。

 

今回御紹介するのは、リアン・アイスラー著の『ゼロから考える経済学』です。原題は『The Real Wealth of Nations』、直訳すると、「本当の国富論」です。内容は経済学の範疇を超えていますので、直訳のタイトルの方が好きですが、内容は、これまでの経済学の依って立つ枠組みを見直して、新しい経済学を創ろう、それは「caring economics」つまり、人に優しい、さらに人を中心にした枠組みの中での経済学だ、という随分ラディカルなものです。

 

             

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まず、これまでの経済学が、縦社会構造という枠組みの中で考えられ、その枠組み自体は変革の対象にはしてこなかったこと、その結果として、社会を捉える視野が限られたものになり、社会の持つ複雑さや多様さ、そして未来を創り出す上で大切になるエネルギーの源等を対象にできなかった事実が説得力を持って示されます。これまでの経済学にはいくつかの流派があります。例えば資本主義、社会主義、共産主義ですが、これらの全てが、「支配-被支配」という関係性だけに注目していることがその限界だという指摘がなされています。

 

それに対して、人間社会を、パートナーシップという関係を元に見直し、その全体像が浮び上るような経済学を構築する必要性が説かれます。その経済学の特徴は「caring」あるいは「care」という言葉で表されますが、「優しい」「思いやりのある」「世話をする」といった姿勢を人間関係の基本的な価値として認めている点が特徴です。

 

それだけではなく、新たな経済学が、これまでは無視してきた、しかし大切な人間活動のどのような分野を対象にするのかについても具体的な提案をしています。

 

新しい経済学は次のような人間的活動についての学問になる。

 

中核分野 家事経済

第二分野 無報酬の地域(コミュニティー)経済

第三分野 市場経済

第四分野 違法経済

第五分野 政府経済

第六分野 自然経済

 

現在の経済学が対象にしているのは第三分野の市場経済だけなのですが、人間社会全体を視野に入れると、その他の五つの分野がとても大切だということがデータとともに提示されています。

 

この本の中でもう一つ感動的なのは、そのデータの多くが市民たちの手によって集められまとめられたものであること、さらに、国連の専門機関がルーチンとして集めているものだということです。

 

つまり、国連そのものが既に「caring economics」の価値観を自分たちの組織の運営原則として採用しているに等しい活動を行っているということです。毎日のニュースだけを見ると、絶望的になりかねない昨今ですが、どっこい、人類全体としては素晴らしい未来のための地道な活動もしっかり行われているということなのです。

 

 

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2017年4月27日 (木)

4.26チェルノブイリデー その2

 

4.26チェルノブイリデー その2

 

「核と人類は共存できない」-エネルギー政策の転換を

 

 

昨日、県原水禁が呼びかけた「チェルノブイリデー」の平和公園慰霊碑前での行動は、雨中にも関わらず集まっていただいた原水禁加盟組織、被爆者、市民など73名の参加者によって実施されました。

 朝からの雨で、慰霊碑前の敷石がびしょぬれだったため、残念ながら座り込み行動は実施できず、ミニ集会となりました。

 

主催者を代表してあいさつした私は、「31年目のチェルノブイリデーを迎えました。その被害は、今も続いています。放射能被害の恐ろしさを最もよく知るし私たちは、被害者の痛みを忘れてはなりません。チェルノブイリ原発事故が発生した時、『原子炉の型が違い、体制が違う日本では決して事故は起こらない』と政府や電力会社は言いました。しかし6年前、チェルノブイリ原発事故に匹敵するような福島原発事故が発生しました。チェルノブイリデーの今日、原爆慰霊碑の前で『核と人類は共存できない』という私たちの理念を再確認し、原子力政策の転換を強く求めていくことを決意しましょう」と訴えました。

 そして参加者全員で、下記のアピールを確認し、慰霊碑に向かって黙とうをささげ、行動を終了しました。

 なおこの行動に先立って、午前7時半からバスセンター前で、広島地区労によるビラ配りが行われました。

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「4・26チェルノブイリデー」アピール

 チェルノブイリ原発事故から31年が過ぎた現在もなお、原発から30キロ圏内や300キロ離れた高汚染地域が永久に居住禁止となり、人が住めない廃墟となっています。そして、広範囲な放射能汚染は続き、身体への影響は、甲状腺ガン、白血病、そのほかの疾病が多数あらわれ、その苦しみは今も続いています。事故処理に参加した人々は健康を害しています。また放射性物質の飛散を防ぐために、事故後には「石棺」と呼ばれるコンクリート製の建造物が急ピッチで作られました。しかし、事故から31年を経て老朽化が進み、石棺そのものが崩壊する危険性から、さらなる被害を防ぐため、昨年11月には、全体を覆うための巨大シェルターが作られるなど、依然として原発事故の深刻な現状が続いています。

 

 一方、我が国でも、福島第一原発事故から6年が経ったいまでも事故の原因は確定できないだけでなく、現状を把握できず、収束の見通しが立っていません。子どもたちの甲状腺の問題をはじめ、汚染水や除染、原発事故処理業務にあたる労働者の被ばく、健康被害など、多くの問題が深刻化しています。政府は本年3月31日と4月1日に相次いで「帰還困難区域」を除く地域の「避難指示」を解除し、「安全」を強調しますが、依然放射能被害への不安は大きく、故郷へ戻れない住民が多くいます。

原発事故被害者の痛みを私たちは、決して忘れてはなりません。

チェルノブイリ事故も福島の事故も、あらためて「核と人類は共存できない」ことを教えています。かつて安全神話を強調して原発政策を推進してきたのは、自民党政権です。その責任を取ることもなく、安倍政権は、国民の過半数超える人々の反対の声を無視し、再び原発政策を推進し、原発の再稼働を強行しています。私たちは、すべての原発の再稼働・新増設に反対します。

 

原発事故は、新たなヒバクシャを作ります。

 人類史上はじめて原子爆弾の惨禍を被った私たちヒロシマは、放射能被害の恐ろしさを最もよく知っています。再び過ちを繰り返さないために、核兵器廃絶そして原発に反対し原子力に頼らない再生可能エネルギーへの転換を求めていきます。私たちは、このような惨禍を生み出した原発からの脱却に向けた政策転換を強く求めて、取り組みを行っていきます。

 

 ◆チェルノブイリ原発事故を忘れてはなりません!

 ◆福島第一原発のような事故を二度と起こしてはなりません!

 ◆原発の再稼働・新増設を許してはなりません!

 ◆新たなヒバクシャを生み出してはなりません!

 ◆全ての原発被害者への補償と救済を強く求めます!

 

 2017年4月26日

 

              「4・26チェルノブイリデー」行動参加者一同

 

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2017年4月26日 (水)

4.26チェルノブイリデー=今も続く核被害を忘れてはならない=

4.26チェルノブイリデー

 =今も続く核被害を忘れてはならない=

 

31年前の今日4月26日、旧ソ連・チェルノブイリで原発事故が発生しました。この原発事故は、原爆による放射能被害を上回る大被害を生み出しました。

 

チェルノブイリ原発事故から31年が過ぎた現在もなお、原発から30キロ圏内や300キロ離れた高汚染地域が永久に居住禁止となり、人が住めない廃墟となっています。そして健康への影響は、今も深刻です。また昨年11月、老朽化した「石棺」全体を覆うための巨大シェルターが作られました。依然として原発事故の深刻な現状が続いています。

 

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慰霊碑前座り込みに参加してください!

 

広島県原水禁は、翌年(1987年)から毎年4月26日をチェルノブイリデーとして、平和公園慰霊碑前座り込みや節目の年の講演会など様々な取り組みを続けてきました。また1990年には、反原発運動関係者としては日本で初めてチェルノブイリ原発事故調査と被害者との交流代表団に派遣、91年にも続けて原水禁代表団に参加し、注射器・医薬品や放射能検知器などの支援を行っています。

今年も、今日午後0時15分から30分間、平和公園慰霊碑まで「原子力政策の転換を求める」座り込みを行います。この座り込み行動は、だれでも参加することができます。ちょっと雨が心配ですが、市民の皆さんの参加を呼びかけます。

 

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                                      昨年のチェルノブイリデーの座り込み

私が毎年のチェルノブイリデーで思い起こすことは、事故の翌年1987年9月にアメリカ・ニューヨークで開かれた第1回核被害者世界大会でのスウエーデンのラップランド人(スカンジナビア半島北部に住む先住民)との出会いです。

トナカイ放牧者であるポール・ドイさんは、訴えました。

「2000km離れたところで起きた事故で大変なことになってしまった。18,000頭のトナカイを殺したが、280ベクレルから最高値18,000ベクレルも汚染されていた。最近、カモシカの汚染も見つかった。コケに放射能が濃縮され、冬の間に苔を食べたカモシカに濃縮されたもの。トナカイやカモシカを主食とする私たちはどうすればよいのか。チェルノブイリ事故のよって食生活を大きく変更しなければならなくなった。私たちは、だれも安全ではない。」「トナカイが汚染され、伝統的な放牧生活を送ることができなくなった。」

 

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福島原発事故によって起こっている、健康への被害のみならず、文化が破壊され、地域コミュニティが破壊されることを、すでにチェルブイリ事故の時に、ヨーロッパの先住民の人たちが、先駆的に訴えていたことを忘れてはなりません。

 

 

昨年のチェルノブイリデーは、30年目の節目となったため、多くのマスコミが関心を持ちました。しかし、今年は?

過去の歴史を忘れたとき、再び過ちを繰り返すことになります。

31年前どころか、わずか6年前の福島原発事故を忘れたかのごとく、原発再稼働を目指す今の政治にストップをかけるのは私たちの役割です。

 

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2017年4月25日 (火)

本を贈る ――もうスマホの時代だということを再認識しました――

 

本を贈る

――もうスマホの時代だということを再認識しました――

 

外国での仕事や生活に少しでも役に立つのではないかと思い、Audibleという本のダウンロード・サービスを提供している会社から、私の愛読書『The Better Angels of Our Nature』を贈ろうと思い立ちました。どうすれば簡単に贈れるのか調べていたところ、「Send this book (この本を贈る)」というサービスのあることが分りました。

 

私が今まで購入した本のリストの入っている「私の図書館」というページで、贈りたい本のページを開き、「Send this book」というボタンをタップすれば、後は贈り先についての情報を入力するだけで、しかも無料で本を贈ってくれるというのです。指示通りに、私の図書館の中の『The better Angels of Our Nature』のページを開きました。

 

でも、私のPCのページにはそんなボタンはありません。以下の画面で御確認下さい。

 

               

Pc

             

 

実は「タウンNEWS広島 平和大通り」の」工場長さんが、最近Apple社のチャットを使って見てかなり使えたということを聞いていましたので、私もチャットで助けを求めることにしました。以下チャットでのやり取りです。

 

06:09 AM PDT Tawana(Audible): Thank you for contacting Audible. My name is Tawana. I can certainly look into this for you.

Audibleに連絡して下さり有り難う御座います。私の名前はタワナです。これについて調べてみましょう。

 06:09 AM PDT Me: Perhaps the service is not available in Japan?

ことによると、このサービスは日本では受けられないのでは?

06:10 AM PDT Tawana: What device are you currently using?

どのデバイスを使っていますか?

06:10 AM PDT Me: PC

PCです。

06:11 AM PDT Tawana: This may be the reason why you are not getting this option. You would have to be using the Audible App to get the option.

それが問題かもしれません。そのオプションを使うためには、Audible Appが必要ですので。

06:14 AM PDT Me: I will switch to my iPhone where I use Audible App and see if I can find the right connection.

Audible Appを入れているiPhoneの方を試してみます。

06:14 AM PDT Tawana: Sure no problem.

そうなさって下さい。

06:15 AM PDT Me: It seems there is a tab that states "send a gift (in Japanese)" as a new service. I will use it. Thank you for your help.

「本を贈る」(New)というタブがあります。それを使ってみます。有難う御座いました。

 

ということで問題は解決しました。

 

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青の楕円で囲んだところをタップすれば良いのですが、Fire TV stickの場合と同じことが頭を過りました。スマホでないと使えないサービスなら何故最初からそう言ってくれないのか、ということです。そうと知っていれば、PCを使って贈ろうとは思わなかっただろうからです。もっとも、時代はとっくの昔に、PCからスマホの時代に変っているのですから、それを前提に物事を考えていない私の方が時代遅れだということだけなのかもしれません。

 

 

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2017年4月24日 (月)

目の保養 ――良い天気に恵まれた日曜日、きれいな景色と花に出会いました――

 

目の保養

――良い天気に恵まれた日曜日、きれいな景色と花に出会いました――

 

明日外国に赴任する友人を囲んでの歓送ランチ会がありました。目の前の海がいつもに増してきれいでした。

                

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 その後、近くの家の花木にも目が引かれました。でも名前が分りません。御存知の方教えて頂けますか。満開を少し過ぎても大人の美しさが残っています。

 

 

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良く通る県道のわきの花壇には、芝桜やチューリップが丁寧に植えられ、正に今花盛りです。

 

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 近くに寄ると、さらに圧倒されます。

 

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東の端はチューリップです。

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西の端には山ツツジも植えられています。

 

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随分手の掛かるお世話をしてくれているのは、近くの建設会社の皆さんのようです。有難う御座います。目の保養をさせて頂いています。

 

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2017年4月23日 (日)

森の工房AMA クマバチなど

     森の工房AMA クマバチなど

 

障害者が日中働く場、森の工房AMAと第2森の工房AMAの建物の屋上には建物の工事で出た土をそのまま上に上げてブルーベリーの畑にしている。厚さは30センチある。サクラの開花が終わって4月中旬からブルーベリーの花が満開となるのでクマバチやクロマルハナバチたちがやってくる。

 

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14日の様子。

 414日天気も良くて森の工房AMAの庭にクマ蜂が今年もやってきた。縄張り争いが厳しく侵入するほかのクマ蜂はしつこく追いかける光景がこの時期。

 

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② 早生の系統の北部ハイブッシュ(ウエイマウス)は花の口が開いて受粉の準備が整っているが、

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 ③ 同じ場所に植えてある晩生のラビットアイ系の花はまだ口を開いていない。

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19日の様子

森の工房AMAの屋上のブルーベリーの晩生のラビットアイ系の花が満開。

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20日の様子

 ブルーベリーの剪定作業(毎年遅れる)をしているとクロマルハナバチに出会う。忙しく蜜を吸い受粉をしてくれる。ともに仕事モードでミツバチと妙な連帯感を感じたりする。

 

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 ② 受粉が終わると花が落ちて結実した小さな実が顔を出す。(左上にひとつ)

ミツバチが来ないとブルーベリーの実はできないし、収穫時に長雨が降ると実が摘みとれないし、いろいろ栽培管理をしていても最後は自然まかせ。昨年はミツバチが少なかったが今年はちょっと期待している。

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③ 草も伸びてきたので第2森の工房AMAの駐車場の草取り。フェンス沿いに数十種類のジャーマンアイリスがずらりと植えてある。

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背丈の低いアイリスが第2森の工房AMAの庭に咲き始めた。名前はリベッティング。

 

2017422日 

 

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

 

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2017年4月22日 (土)

ビデオ判定 ――野球やサッカーでの本格的な導入がまだなのは何故?――

 

ビデオ判定

――野球やサッカーでの本格的な導入がまだなのは何故?――

 

緒方監督の退場処分について、⑦パパが書かれている通り、どう考えても納得が行きません。それも退場だけではなく、コミッショナーから厳重注意かつ10万円の罰金を科せられているのですから何をか言わんやです。

 

しかし、ビデオを見れば、「誤審」であることは一目瞭然です。

 

このような不愉快な出来事をなくす、あるいは減らすために何ができるのかを考えて見たのですが、一番理想的なのは、審判が神様のような存在で、「絶対に」過ちを犯さないことです。でもそれは不可能です。

 

人間である審判の判断がたまには間違うこともある、という前提で考えると、間違いが生じた場合、あるいは間違いだと見える判断がなされた場合にどう対応するのかが問われていると言って良いでしょう。

 

そこで登場するのがビデオ判定です。テニスではお馴染みですし、他の種目でも導入されています。

 

             

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ここで大切なのは、ビデオ判定と一体になっている「チャレンジ」制度です。テニスの場合、判定に不服がある場合には、「チャレンジ」して確認を申請できることになっています。回数は、1セットに3回まで、しかも、判定が間違っていたなら権利は保持、つまり回数は減らないのです。

 

ビデオ判定が導入されているスポーツは、アメリカン・フットボール、ラグビー、バレー・ボール、バスケット・ボール、ボクシング、レスリング等多数ありますが、野球もホームランの判定など一部は導入されていますが、先日のような塁審の判定には導入されていませんし、サッカーでもゲームの複雑さのためもあってテニスほど本格的には使われていないのが現状です。

 

しかし、多くのファンが誤審によって蒙る落胆や憤り等を考えると、野球とサッカーでの導入の効果は、他の種目以上に大きいように思われます。この二種目でのビデオ判定の早期導入に賛成する人は多いのではないでしょうか。

 

最後に取り上げておきたいのは相撲です。私の趣味なのかもしれませんが、正確な判定に役立つだけではなく、相撲の醍醐味を味わう上でも役立っているように思うのですが、如何でしょうか。

 

大相撲では既に1969年の五月場所からビデオ判定が導入されています。その前の場所の大鵬-戸田戦が誤審と判断された結果なのですが、同時に審判長の説明も始まっています。もちろん、ビデオ判定の前に行われる、伝統の「物言い」も生きています。

 

未だに女性は土俵に上がれないほど保守的な大相撲でさえ、大胆にビデオ判定を取り入れているにもかかわらず、導入の効果はかなり大きいと思われるにもかかわらず、より「近代的」だというイメージの野球やサッカーが後れを取っているのは何故なのでしょうか。

 

 

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コメント

私はスポーツには疎いのですが、この試合は昨年から俄カープファンの妻も観ていて、遅くに帰宅した息子に「明らかにセーフだったのに」と言い、息子は「ビデオ判定はホームランと本塁クロスプレーにしか使われないから」と説明していました。

私も初めて知りましたが、メジャーですらチャレンジ制を導入したのは、この2−3年のことで、IT先進国の韓国ですら本塁打に限られているということには驚きました。

ただ、本塁クロスプレーのビデオ判定が導入されたのも昨年からであったり、サッカーなどでもFIFAが実証実験のようなことを始めたのも昨年ということですから、導入が進む方向にはあるように思えます。

相撲の方が導入が早かったのは、試合の流れに影響しないことや、対象の速度と映像機器の性能、必要な設備の規模などの関係もあるのではないかとも思います。

今のビデオ判定は時間がかかり、試合の流れを中断するという弊害もあるようですが、それはAIによって瞬時となり、いずれ審判もAIになるのかも知れません。

それにしても、有名な誤審にはカープが絡み、それもカープに不利な誤審ということですから、カープファンとしては余計に早くビデオ判定の導入を進めて欲しいですね。

紹介およびご賛同いただきありがとうございます。
試合時間が延びるから導入されないようですが、
抗議の時間より短くなると思うのですが!W

大相撲では大鵬の46連勝がかかった大一番での誤審の反響が大きくビデオ判定への道を開いたようで、プロ野球では本塁打のビデオ判定も巨人に不利な誤審から巨人が強く訴えたことからなので、カープではなく巨人に不利な誤審がないと進まない気もしますが、巨人に不利な誤審をする審判も少ないのかも知れませんね。

フィナンシャル・タイムズが実施した調査研究で人が携わる約2千種類の仕事のうち3割はロボットへの置き換えが可能であり特に日本に限ると主要国で最大となる5割強の業務を自動化できることも明らかになりましたが審判もその中に含まれているはずです。

「工場長」様

コメント有り難う御座いました。おっしゃるように導入の方向には向いているようですが、「動いている」という実感を持てないのが残念です。

導入について、御指摘のような問題に加えて、審判の仕事が減る、あるいは審判の権威が揺らぐという可能性についての配慮もあるのではないかと思います。それも必要だと思いますが、全てのスポーツの本質に関わる「フェアネス」の担保にこそ注力して欲しいと思っています。

カープに不利な誤審の多いことも偶然ではなさそうですね。そしてチャレンジ制度が導入されていれば、緒方監督にあんな情けない思いをさせずに、「チャレンジ」とだけ声を上げて貰って、済んだ話だけに、とても残念です。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。

試合時間か延びるのが問題なら、「チャレンジ」の回数に制限を付ければ済む話だと思います。それ以上に、おっしゃる通り、「抗議」の時間は無くなり、「チャレンジ」という形で処理することなるので短縮されると思います。

「カープファン」様

コメント有り難う御座いました。

おっしゃる通り、巨人に不利な誤審が多ければすぐ改善されることなのかもしれません。そしてカープに比べて巨人に不利な誤審が少ないという事実の重みもコミッショナーには感じて貰いたいと思います。

「労働者」様

コメント有り難う御座いました。

AIが発達すると存在しなくなる仕事の中に弁護士が入っているくらいですから、野球の審判が入るのは当然なのではないでしょうか。

テレビで見ていて、田中選手の場合はその時は微妙に感じましたが、小窪選手の時はビデオで見る以前にプレーそのものでセーフでした。
最近のカメラは性能が良いから、ビデオで検証すれば昔はわかりにくいものも明らかになってしまいますね。
ビデオ判定は賛成ですが、複数の審判員がいるのですから、抗議があった場合は審判員全員で協議しても良いかと思います。
まあ、あの審判は立つ位置が間違っていると思いますから、それを指導する組織も必要だと思います。
審判の資格の審査はどうなっているのでしょうか?

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

大相撲では、「物言い」が付くと「協議」が行われますが、小さい頃からこの制度が上手く機能してきたことを見てきましたので、他の競技でお手本にしないことが不思議でなりません。それでも、大相撲では大鵬-戸田戦を契機にビデオ判定を導入したのですから、そのことも見習って欲しいと思います。

2017年4月21日 (金)

「広島・長崎の記憶を伝える」-藤登弘郎・水彩画展

「広島・長崎の記憶を伝える」-藤登弘郎・水彩画展

= 旧日銀広島支店 4月20日から23日=

 

昨日(20日)から、旧日本銀行広島支店で藤登弘郎(1936年生れ)さんの「ヒロシマ・ナガサキの記憶を伝える―被爆建物・被爆樹木・慰霊碑―」水彩画展が、開催されました。私もさっそく見に行きました。

 

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藤登さんは、定年退職後水彩画を始められ、最初は全国の近代建築や町並みを描いてこられましたが、その後「失われゆく被爆の‟証人を、自分なりに後世に残したい」と広島と長崎にある被爆建物や被爆遺構を水彩画で描き残そうと描き続けてこられました。さらに「被爆した兄から幾度も聞いた当時の光景を想像しながら絵筆を握りました」(自費出版「水彩画集・被爆建物は今」発刊にあたり)とも述べておられます。

 

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藤登さんの水彩画展は、今回が3度目ですが、これまでは「被爆建物」と「被爆樹木」を描いたものでした。今回は、最近描いてこられた「慰霊碑」を中心とした展示となっています。藤登さんは、「すでに86の慰霊碑を描いてきましたので、ぜひ多くの人に見てもらいたいと思って今回開催しました。今回はそのうち35枚を展示しています。その慰霊碑の多くは、学校や職場の慰霊碑となっています」と話しながら、さらに慰霊碑を描く思いを「特に、学校の慰霊碑を回るたびに、どんなに多くの若い人たちが、夢や希望をもちながら、無念の死を迎えただろうかと思わずにはいられません。」と話していただきました。今回展示された作品の中には、山王神社の片足の鳥居など長崎の被爆遺構を描いた絵5枚も展示されています。このいずれの作品にも藤登さんの「平和への願いと祈り」の強い思いと「次の世代への伝承の願い」が込められています。また開催期間中の22日(土)午後1時から、同じ会場で「被爆ピアノ平和コンサート」が開催されます。藤登さんによれば、被爆ピアノを管理されている矢川光則さんから「一度は水彩画展とコラボした被爆ピアノ演奏会をしたいですね」と言っていただいていたことが今回ようやく実現したとのことです。

 

この展示会は、23日まで開催されています。被爆ピアノ演奏会はもちろん、ぜひ一人でも多く参観していただければと思います。

Photo_3

 

実は、藤登さんと私の出会いは、ちょうど10年前の2007年のことです。当時私は、写真家の鈴木賢士さんから「広島でぜひ東京大空襲写真展を開催したいので協力してほしい」という依頼を受けていました。写真展をやるなら「東京大空襲のあった3月10日中心に、会場は被爆建物である旧日銀で開催したい」と思い、広島市に会場の使用申し込みに行きました。同じ時期に自分の水彩画展を開こうと申し込みに来られていたのが、藤登さんでした。そして私の「どうしても3月10日を外せないのです」というわがままを聞いて、日程を変更していただいたのです。その縁で、今回の水彩画展の案内もいただいていました。

 

 

展覧会の成功を祈られずにはいられません。

 

 

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2017年4月20日 (木)

バーバラ・レイノルズさんとフェニックス号 ――川底に沈んでいる船を引き上げる運動が始まりました――

 

バーバラ・レイノルズさんとフェニックス号

――川底に沈んでいる船を引き上げる運動が始まりました――

 

私たちの世代の人間にとって、「バーバラさん」、つまりバーバラ・レイノルズさんは神懸った存在でした。彼女の信仰心の篤さと平和への献身的な姿勢から、私たちが近寄り難いほどのオーラを感じ取っていたからだと思います。

 

今日、バーバラさんの娘であるジェシカ・レンショーさんからメールを頂きました。川底に沈んでいるヨット、フェニックス号を引き上げ、再び世界平和のための航海ができる形に復元するプロジェクトが始まっているのだそうです。フェニックス号はバーバラさんが家族とともに乗り込み世界を駆け巡って平和を訴えたヨットです。

 

Phoenix of Hiroshima Project(ヒロシマのフェニックス号プロジェクト) と名付けられていますが、先ずは、ホームページのURLを御紹介しておきます。

 

https://phoenixofhiroshima.org/

 

                 

Raisingthephoenix

           

フェニックス号プロジェクトのホームページから

 

ここまで書いてきて、若い世代の皆さんの中にはバーバラさんやフェニックス号についてあまり御存知でない方も多そうだと気付きました。バーバラさんの思いやフェニックス号の活躍を若い世代の皆さんに引き継いで貰うために、何回かに分けてバーバラさんや御家族の皆さん、そしてバーバラさんの撒いた種について、さらにその種がどのように成長しているのかについて説明したいと思います。

 

今回はまずバーバラさんの記念碑を取り上げます。平和公園の100メートル道路に近い、平和大橋寄りにある記念碑です。

 

 

Photo

広島市のホームページから

 

記念碑は2011612日に除幕されました。建立の目的は「被爆後60年以上が経過し被爆体験の風化が懸念される中、「私の心はいつもヒロシマとともにある」という信念のもと、ヒロシマの世界化に尽力したバーバラ・レイノルズ氏の功績を顕彰するとともに、広島市民及び修学旅行生をはじめとする国内外の来広者に彼女の核廃絶への願いを継承することを目的とする」と記されています。建立したのは、バーバラさんが創設したワールド・フレンドシップ・センターです。

 

碑文は英文併記なのですが、ここでは日本語だけを掲げておきましょう。

 

私もまた被爆者です 
私の心は いつも ヒバクシャ ヒロシマ とともにあります

 

バーバラ・レイノルズ (1915-1990)
広島市特別名誉市民 

ワールド・フレンドシップ・センター創立者

 

1990年に亡くなられた時、まだ75歳という若さでした。でも彼女の生涯を振り返ると、その何倍もの時間を生き世界平和のために尽してくれていたような気がしてきます。それほど存在感のある人でした。

 

広島市の平和記念資料館の記述を借りて、バーバラさんの生涯を振り返っておきましょう。

 

アメリカの平和運動家。1951(昭和26)に当時、原爆傷害調査委員会(現、放射線影響研究所)研究員だった夫とともに広島を訪れ、原爆被害の悲惨さを知った。1958年に、太平洋エニウェトク環礁の立ち入り禁止海域にヨットで乗り入れ、米国の水爆実験に抗議した。1962年から「ヒロシマ平和巡礼」、1964年には「広島・長崎世界平和巡礼」を実施。被爆者や学者等と共に世界各国を平和行脚した。

1965年に、南観音に「ヒロシマの世界への窓口」として、“ワールド・フレンドシップ・センター”を創設。 日本及び世界各国で平和運動に尽力した功績により、 19751015日に広島市の特別名誉市民に推挙された。

 

Photo_2

 

バーバラさんの活動や「広島のフェニックス号プロジェクト」について、これから何回かに分けて取り上げて行きます。お付き合い頂ければ幸いです。

 

 

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2017年4月19日 (水)

イギリスの解散・総選挙 ――どちらに転んでも損をしない選択肢かも知れません――

 

イギリスの解散・総選挙

――どちらに転んでも損をしない選択肢かも知れません――

 

イギリスのメイ首相が下院を解散し、68日に総選挙を行う意向を記者会見で表明しました。解散・総選挙の目的はEU離脱 (Brexit とも呼ばれています。イギリスの別名Britainと、離脱を意味するexitを合わせた言葉です) を遂行するための国民的合意を取り付けることだと言明し、今後、安定した政権運営をするためには今、選挙をすることが必要だとも述べています。

 

             

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一応の説明にはなっていますが、これまで官邸筋は解散・総選挙を否定してきていますので、それを踏まえるとすんなり受け入れられるシナリオでもありません。いろいろな論評が出てくると思いますが、日本のマスコミがあまり注目していない観点からの解説をしておきたいと思います。

 

そのための大前提ですが、保守的な政治家や力の支配を信奉している人々にとって核兵器の存在こそが最大の切り札だという事実です。例えば前にも言及しましたが、就任直後の議会でメイ首相は次のような発言をしています。

スコットランド国民党のジョージ・ケレバン議員が次のような質問をしました。「メイ首相は自ら、10万人の罪のない男女や子どもの命を奪う核兵器の使用を許可する覚悟があるのか」でした。それに対してメイ首相は、まず、躊躇することもなく「Yes」と言った後で、「核抑止で重要なのは、敵に我々が核を使用する用意があると知らしめることだ」と述べています。

(ニューズウィーク日本語版電子版2016721)

 

最近の北朝鮮を巡る緊迫した状況とも関係しているのかもしれませんが、「核を使用する用意があると知らしめる」ためには、先ず核を持っていなくてはなりません。しかしイギリスの場合、スコットランドが独立してしまうと、核兵器はなくなってしまいます。この点については何度か取り上げていますので、再度お読み頂ければ幸いです。

 

イギリスの保守派の主張通り、Brexitが実現すると、スコットランドの独立派は再度の住民投票で今度は勝つという作戦を立てていますので、ただ単に「離脱の手続きを粛々と進める」だけでは、イギリスが非核保有国になり下がるという「窮地」に追い込まれる可能性があるのです。それもかなり高い確率での話です。

 

となると、今、保守党の人気が高い内に選挙を行い、スコットランドでも保守勢力に勢いを付けておく、という作戦はあり得るだけでなくとても重要です。

 

しかし、私は敢えてもう一つの可能性に賭けたい気持です。それは、総選挙の結果にかかわらずスコットランド独立の意志は変らず、今度は独立が実現するというものです。そうなるとイギリスは非核保有国に「転落」します。

 

その時になって、保守派や力の支配信奉派は、Brexitを後悔し、その手続きを行ったメイ首相も、「Brexitを推進した」というラベルを張られて非難されることになるでしょう。でもそれに対する「反論」として、あれは「総選挙の結果だった」「国民の意志だった」と言えれば非難は国民にそのままブーメラングすることになります。

 

意地悪く考えると、このような「言い訳」を作っておくための選挙だということになるでしょうし、善意の解釈をすると、それだけ重みのある手続きだということを国民に周知し、EU離脱という結果になった国民投票後での「後悔」と同じ轍を踏まないようにするための選挙だと考えらます。

 

そのどちらになっても、解散・総選挙の意味があるとメイ首相は判断したのではないでしょうか。

 

 

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2017年4月18日 (火)

回る地球儀 ――「永久」が12年であることも判明――

 

回る地球儀

――「永久」が12年であることも判明――

 

6年前に、Tufts 大学から記念品として自然に回る地球儀を貰いました。写真を添付しましたが、この地球儀が、何もしなくても回り続けるのです。中にモーターが入っているのだと思いましたが、忙しいこともあってどんなメカニズムで動き続けるのかはあまり気に掛けずに、でも動いていることは確認してその動きを楽しんでいました。子どもたちにも人気があって、遊びに来る子どもたちは必ず動く地球儀に気付いて不思議がっていました。

 

               

20170417_15_21_35

             

 

何度か引っ越しをしたせいなのかもしれませんが、この地球儀が動かなくなったことに、つい最近気付きました。

 

地球儀は二層から成り立っています。外側に透明なプラスチックの容器があり、その中には透明な液体が入っています。その液体に浮ぶような感じで、表面に地球の模様を印刷した球体が収まっています。

 

恐らくその球体の中にはモーターがあるのだと思いますが、ネットで調べてみるとこの地球儀はMOVA社製で、中のメカニズムは、ソーラー電池と磁石そしてモーターがあり、磁場が上下方向を決め、光が電源、モーターが回転させているらしいことが分りました。iPocket社のホームページに説明がありますので、関心のある方は御覧下さい。

 

 

「半永久的に」自転する、という謳い文句なのですが、実際に動くパーツがあれば、それはいつかは壊れます。それでも6年ほど動き続けたのは見事だと思いますが、「半永久的」が6年だとすると、その倍の「永久」は12年ということになります。

 

ジョークはさておき、動かなくなった機械を直したい気持ちはあるのですが、内側の球体に傷を付けずに中の電池やモーターにアクセスするのは不可能なように思えます。それでは修理はできません。折角一度は動いていたのですし、動いた方が面白いことは確かなのですが、動かなくても綺麗な地球ですので、このままの状態で楽しみたいと思っています。

 

 

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2017年4月17日 (月)

宝塚市長選挙 ――中川現市長が圧倒的な支持を受け三選――

 

宝塚市長選挙

――中川現市長が圧倒的な支持を受け三選――

 

49日に告示され、16日に投票が行われた宝塚市長選挙で、中川智子現市長が圧倒的な支持を受けて三選されました。開票が始まってすぐ「当選確実」が出たほどです。

 

49日の午後1時から阪急宝塚駅前で行われた告示日の大集会には、主催者の発表では1000人近い人が参加しました。応援弁士も華やかでした。

 

               

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発言順に、穀田恵二衆議院議員、津久井進弁護士、阿部知子衆議院議員、辻元清美衆議院議員、山本太郎参議院議員、そして秋葉忠利前広島市長で、司会は元国立市長の上原公子さんでした。

 

国会中継やニュース等で顔馴染の方ばかりですし、一家言をお持ちの皆さんですから一人一人の発言時間が短く感じられるほどでしたが、合計一時間以上の集会は熱気に溢れていました。最初から最後まで、途中参加の皆さんで駅前広場は膨れ上がり、中座する人は一人もいなかったと「断言」できるほど熱心に中川さん支援の言葉に聞き入っていました。

 

国会議員としての様々な活躍についても、かつての同僚として具体的な例を挙げて中川市長の政治家としての業績が語られましたが、中でも特筆すべきなのは、東日本大震災そして熊本震災でも被災者の皆さんの立場を守った「被災者支援法」でしょう。

 

中川市長は、阪神淡路大震災後、ボランティアとして被災者の救援に当っていたのですが、当時の国の法律では被災者個人を支援することができず、あれだけの被害を受けながらそこから立ち直ることは、「個人的な責任」の範疇に入ることになっていたのです。事実、当時の村山富市首相は「自然災害により個人が被害を受けた場合には、自助努力による回復が原則」であると発言しています。

 

しかし、阪神淡路大震災の被害規模があまりに大きく、個人による生活再建では立ち直れない状況を前に、生協や多くの市民団体、オピニオン・リーダーそして政治家も動かし、1998年には議員立法として「被災者生活再建支援法」が成立しました。そのために中心的役割を果した議員の一人が中川智子さんだったのです。

 

そして8年前の宝塚市長選挙では、それまでの市長二人が汚職で逮捕されたという異常事態を前に、宝塚の汚名を挽回する目的で中川智子さんが立候補、きれいな政治と市民の立場での市政展開を期待した多くの市民の支持を受けて当選しました。

 

市長としての中川さん、つまり中川市長のこれまでの仕事振りも素晴らしいのですが、いくつか挙げておくと、市民病院の医師数を7年で75人から116人に増やし、救急車の受け入れ件数も2.2倍にすることができました。また、子どもの医療費は中学卒業まで無料にしましたし、認可保育所を8園作り定員を810人増やしました。学校給食は小中学校、養護学校の全37校で事項調理方式を採用しています。財政面でも、6年連続で正味の黒字で、実質単年度収支の合計は24億円です。そして3期目には、宝塚の文化・芸術の新拠点づくりを目指す施策を掲げています。

 

 

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今回の選挙も、これまでの二回同様応援に駆け付けましたが、多くのことを成し遂げた後の三期目ということなのだと思いますが、応援をしてくれる個人も組織も前より増えていました。特に初日の運動は盛り上げる必要があり、選挙カーの乗り手も十分すぎるほどでした。ということで、どうしても人手が必要な選挙事務所でのチラシの証書貼りを手伝ってきました。選挙中に配るチラシには、選挙管理委員会発行の証紙が貼られていないといけないのです。

 

その後、これまで行きたいと思っていた有馬温泉に

 

二日目の10日は、中川候補を推す市民団体の制作宣伝カーに乗り、市内の何か所かで中川候補のこれまでの活動や世界政治の中での都市の重要性等を訴え、中川候補への支援をお願いしてきました。

 

宝塚市民の皆さんからの反応は素晴らしいものでした。気を引き締めて投票日までこの長じて走り続ければ三選疑いなしだと確信できたのですが、結果はその通りになりました。これから4年の宝塚市の発展にさらなる期待を持っています。

 

 

 

 

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2017年4月16日 (日)

「Xデー」に何が起きるか ――4月15日午後9時時点では大事に至ってはいませんが――

 

Xデー」に何が起きるか

――415日午後9時時点では大事に至ってはいませんが――

 

415日は北朝鮮では金日成生誕105周年イベントが開かれ、韓国では大統領選挙の候補者登録、そしてアメリカの空母カール・ヴィンソンが北朝鮮を睨む公海に展開といった緊迫した状況下、この日を「Xデー」とみる予測が目立ちました。

 

             

Photo

 

空母カール・ヴィンソン (米海軍省のホームページから)


北朝鮮が核実験をするあるいはミサイルを発射する、アメリカが北朝鮮に対して攻撃を行う等の可能性の指摘でしたが、幸いなことに15日の午後9時時点ではこれらの可能性のどれも現実にはなっていません。

 

とは言え、一触即発の状態であることは論を俟ちません。以前も御紹介した平和活動家のジョン・ハラン氏は最悪のシナリオとして次のような可能性のあることを、発信しています。

 

北朝鮮が核実験を行いそれに反応してアメリカが北朝鮮を攻撃、さらにそれに対抗して北朝鮮が①通常兵器でソウルを攻撃する、あるいは②核兵器で、ソウル、上海、東京あるいはその距離にある他都市を攻撃する、という可能性を指摘しています。それに対してアメリカ、中国、あるいはロシアが何らかの対応をすることになり、北朝鮮が全面的に破壊される結末を迎えるという、絶対に起きては欲しくないシナリオです。

 

軍事行動とともにアメリカが歴史的に手を染めてきたのは、「暗殺」ですが、それを踏まえて考えると、「緩和ケア医」さんの予想にはそれなりの説得力があるように思います。とは言え、それで「問題解決」ということにはにはなりそうもありません。

 

しかし、北朝鮮はICBMの「保有」を誇示するという愚を続けていますし、対するアメリカ側は軍事力や経済力で相手を捻じ伏せようという姿勢を変えていません。

 

しかし、こんな時だからこそ頭を冷やして、ことによると億の単位の人たちが被害を受けるシナリオを、ハラン氏の表現を借りれば「正気の洪水」によって元に戻す努力をしなくてはならないのではないでしょうか。

 

東京新聞の412日の社説で、半田滋氏が説いているのも正にこの点です。

 

「トランプ米政権は北朝鮮に対する先制攻撃を否定していないが、日本や韓国が受ける被害はだれが攻撃しても変わりない。日本がとるべき道は米国に対し「北朝鮮との対話に乗り出し、その過程で核・ミサイルの放棄を求め、見返りに平和協定を結んで北朝鮮に『米国は攻撃しない』という保障を与えるべきだ」と強く進言することである。」

 

今の時点で対話の必要性を説いても手遅れだ、と言われるかもしれません。でも、まだ手の打てるときにでさえ何もして来なかった付けが今になって回ってきたのですから、これ以上の被害が出る前に、事態を平和裡に解決する努力をしても罰は当らないはずです。

 

 

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コメント

恥ずかしながらコメントいたします。
nancyです。

「正気の洪水」によって元に戻す努力をしなくてはならない。
本当にその通りだと思います。

戦争も経済も環境問題も
その根幹は人の心が
国や民族や宗教で分断され
バランスを失っているから起こること。

命も心もつながっているイメージを持つことが大事なのではないかな…
と思っています。

甘い夢想家だと笑われるかもしれませんが…

「Nancy」様

コメント有り難う御座いました。おっしゃる通りです。

9mm Parabellum Bulletというロックバンドも、Wanderlandという曲の中で同じことを歌っています。

「正気の洪水」が世界を包み込むよう、頑張りましょう。

「正気の洪水」。その手でしたね!
ついつい、「狂気」を批判することにばかり、エネルギーを取られてしまうので、反省です。

「hiroseto」様

コメント有り難う御座いました。「言うは易し」という側面もありますが、言い続けることの大切さを噛み締め、小さな波作りのための努力から始めましょう。

私たちが勘違いしていることは、北朝鮮は中国やロシア以外にもたくさんの国と国交があることです。国際的に孤立していないのですね。
どうしても戦いたいのなら、中国も含めて兵糧攻めしかないのでしょうが。
トランプ政権で北朝鮮対策が強行的になっているように感じますが、私はそれ以前から強化されていたと思ってます。それは岩国基地の在日米軍の強化です。
その岩国基地の強化を岩国市民が選挙で選んだことで、岩国市はミサイルの標的になってしまってますね。
軍事強化は、平和への道のりには含まれないということですね。
戦争で利益を得るのは、軍需産業とその株主だけであり、北朝鮮にも韓国にも日本にも国民にはなんの利益はないでしょうね。
今回の件で日本とアメリカの利害は一致してますね。戦争をすることでなくその危機を煽ることで、トランプ大統領と安倍首相は絶対政権を作ることに。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。

沖縄の負担を軽くするために、米軍の一部を沖縄から岩国に移すのだという説明もされていますが、総量は多くなっていることを隠すために使われていてもおかしくはありません。

かつて、「列強」が「帝国主義」で先頭を切っていることだけを見て、「追い付け追い越せ」で頑張った日本が、時代の変化を読み取れずに周回遅れの破滅に陥ったのと同じことを今また繰り返していることに気付かず、同じ轍を踏んでいるのは残念ですね。

2017年4月15日 (土)

森の工房AMAのサクラの様子など

        森の工房AMAのサクラの様子など

 

安芸の郷の最初に建てた建物「森の工房AMA」は200310月に知的と精神の障害者の皆さんが通所する事業所として安芸区矢野東にオープンしたが、建設時に大きめのサクラの木を8本植えた。他にも敷地の周辺に大きなサクラの木があったので開所の翌年からサクラを満喫できる環境が整っていた。今年の開花の前半は雨続きだったが、12日ころから満開となった。

 

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48日は安芸の郷の3つの事業所(森の工房みみずく・あやめ・やの)と2つの家族会と3つの事業所で活動するボランティアグループの皆さんがお昼に集まって恒例の花見。集まった160名を超える参加者はあいにくの霧雨でやむなく森の工房やのの食堂と作業室で宴をはった。弁当の後で参加者の自己紹介、そしてグループ対抗のゲームで楽しむ。

 

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外のサクラは薄墨色。

 

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9日は曇り。森の工房AMAの隣の原爆養護老人ホーム「おりづる園」では紅白幕を張ってホームの利用者の観桜の場を毎年しつらえる。

 

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11日。ヤマザクラは散り始め赤色の葉と桜色の混ざり合う姿に変化。

 

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12日からやっと青空がのぞいて満開のサクラが映える。右下の建物はおりづる園。

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12日の午後おそく森の工房AMAの入口のサクラの下で風に舞うサクラの花びらを追いかけたりして楽しむ親子ずれ。右の建物が安芸の郷の2つ目の建物「第2森の工房AMA」。

 

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13日。ソメイヨシノも若葉が伸びてくる。

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13日森の工房AMAの塔屋の周囲のサクラの満開が続く。

 

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サクラの他にも庭のフリージアは満開でスノードロップはもう終わりかけ。

 

森の工房AMAのサクラは数種類あり、4月末に満開を迎えるサクラが1本あるのでまだしばらくはサクラに囲まれて利用者は働きつづける。

 

 

2017413日 

 

社会福祉法人安芸の郷 理事長 遊川和良

 

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2017年4月14日 (金)

Amazon の Fire TV Stick ――長押し「30秒」と、なぜ最初の画面で教えてくれないのか――


Amazon Fire TV Stick

――長押し「30秒」と、なぜ最初の画面で教えてくれないのか――

 

喜ぶべきか、悲しむべきか、はたまた怒るべきなのか良く分りませんが、このブログのネタに困るとコンピュータやインターネット関連のトラブルが起きて、それにどう対応したのかを報告する回数が多くなっています。

 

今回のトラブルのそもそもの原因は、我が家のテレビRegzaで、YouTubeが見られないことでした。RegzaYouTubeが見られたのは、東芝が自前のサービスを提供していたのではなく、Google社のYouTubeXLというサービスにつなげていたからに過ぎません。そのサービスをGoogle社が止めたために、古いRegzaではYouTubeから見られなくなったのです。ネット上には「いつ終了するか分からない他社のサービスでテレビの機能を提供しているとは思いもよりませんでした」という反応がありました。

 

とは言っても、背に腹は代えられません。有料の代替策を探したのですが、候補として残ったのが二つでした。Chromecastという機器を買って、それをテレビに付けるか、Amazonfire TV stickにするのかのどちらかという選択です。

 

結局、Amazon Prime会員になっていますので、Amazon ビデオの見放題、という特典を優先してfire TV stickを買いました。

              

Fire_tv_stick

fire TV stickです

     

Chromecast

こちらが買わなかったChromecast

 

設定は簡単だということでしたので、テレビのHDMI端子につなぎ、電源にもつないでテレビを付けて現れるであろう設定画面を待っていたのですが、なかなか現れません。電源コードを抜いたり差したり、またHDMI端子への抜き差しを繰り返して、ようやく画面が現れました。

 

そこでのプロンプトは「リモートを探しています。🏠をタップしてください」というものでした。リモコンの「🏠」をタップ(軽く叩く)したのですが、何も起こらず、次に画面が変わり、「次のことを試して見て下さい」になり、三つの選択肢が示されました。

 

一つは、リモコンの電池を変えてみること。二つ目は、stickの電源を入れ直すこと。もう一つは、「🏠」を10秒間長押しすること、でした。それでも同じ画面が出続けて、次に進みません。仕方なく、夜でしたが、Amazonのサービスセンターに電話をしました。Appleの電話サービスも丁寧でお勧めしますが、Amazonのサービスセンターも同じように丁寧かつ忍耐強く対応してくれました。

 

ただし、その結果は、ちょっと残念な点が残りました。設定の最初からやり直したのですが、結局何も変らず、長押しを10秒くらいで諦めよぅとしたときに電話の向こうからの指示は「長押しは30秒ですから10秒で止めないでください」でした。

 

えっ!!!????----画面のプロンプトは確かに「10秒」と書いてあります。「タップ」は「軽く叩く」そして、それがだめなら「10秒」ですから、何回も試みたときにはそれより長く押した積りではいたのですが、「30秒」までは行かなかったのでしょう。30秒なら最初からそう書いてくれれば、気長に押し続けたはずです。そうして貰えていれば、何も電話をしなくても良かったのに――。

 

とは言え設定は終りました。次はAmazonの見放題映画のどれを見ようか、リストを眺めています。

 

 

 

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2017年4月13日 (木)

違和感のある日本語 ――「やんちゃ」と「いじる」――



違和感のある日本語

――「やんちゃ」と「いじる」――

 

気になり始めたのは、ここ数年のような気がしますが、このところ「やんちゃ」の使われ方が大きく変ってしまいました。

 

昔は――と言い始めるのは老化現象の典型なのですが、敢えて使います――「やんちゃ」というのは、「子供のわがまま勝手なこと。だだをこねたりいたずらをしてりすること」(広辞苑 第六版)ですし、大辞林の第三版には、「子供が活発で大人の言うことをきかないこと。いたずらやわがままをすること。また、そのさま。また、そのような人をもいう。」という定義が載せられていて、例としては 「やんちゃをする」 「やんちゃな子」 「やんちゃ坊主」 「やんちゃ盛り」が挙げられています。

 

「良い子」と比べて、奨励されているのではなくても、先ず犯罪性はありませんし、「困った子だよ」というレベルの親のため息があっても、特に周りの人に飛んでもない迷惑を掛けるまでは行かない、男の子の性質を表していたような気がします。

              

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「いじめ」?「やんちゃ」?

 

「お茶目な女の子」という表現もありました。その「お茶目」より少しは飛び出していることは

認めるとして、「やんちゃ坊主」に対して「お茶目な女の子」という対照ができるというくらいのレベルだったのではないでしょうか。

 

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「やんちゃ」の域を超えている?

 

 

しかし、最近での使われ方では、昔は「やんちゃ」だったと言えば、昔は不良少年だった、ぐれていた、犯罪行為に手を染めた、といったレベルのかなり問題のある行動をしていたことを示しているようです。

 

この線引きを曖昧にすることで、例えば「いじめ」も「やんちゃ」な行為なのだから許される、というニュアンスで許容されてしまう傾向さえあるような気がしているのですが、これは、不正確でしょうか。

 

それに関連して、「いじる」という言葉が大手を振って市民権を得てしまったようです。この言葉の語源にはいろいろな説があるようですが、落語の世界の「客いじり」という表現が元で、「いじる」が「いじめる」の代りに使われるようになったと考えている人たちもいるようです。

 

私は、単純に「いじめる」の「め」を抜いて隠語的に使われていた言葉が、これまた線引きの曖昧さとテレビの好い加減さとの相乗効果で、無害化されてしまった結果なのではないかと思っています。

 

この両方に共通しているのは、人格の否定や無視といった犯罪性のある行為や言葉が、新しい曖昧な言葉に置き換えらることで、こうした卑劣な言動に対する批判が「無粋」なこととでもいうようなラベルを張られ、益々広まることなのですが、正にそのような傾向が顕著になっているように思えます。私が心配症で、単なる「老の繰り言」であるのならまだ良いのですが。

 

 

 

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コメント

「やんちゃ」い関しては、子供から少年、大人になっていても
子供のレベルの善悪の曖昧さで悪いことをしてしまう、少年
大人に対して使う場合「ワル」の意味が加わっているのでは
ないかと思っています。

「いじる」に関しては、「=いじめる」の意味で使うのはマスコミ
だけではと思っています。普通は(私はかな)「おちょくる」って
意味でしか使いませんから。しかし、マスコミが使ってはいけま
せんよね。正しい言葉になって行ってしまいます。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。世代的な違いかもしれませんし、関東、関西の違いもあるのかもしれませんが、私の中では「やんちゃ」は、小学生くらいまで、せいぜい中学の低学年までで、それより上のそれなりに善悪や、自他の差が分る人に対しては使わない言葉なのです。

それがまずあるので、「不良少年」や「ぐれる」の代りの「やんちゃ」には違和感があるのだと思います。

2017年4月12日 (水)

かき船問題を考える―その4

「かき船かなわ」は、建築物

   なぜか「船」と主張する広島市

 

広島市が、「景観審議会は必要ない」とする根拠として「『かき船』は建築基準法による建築物ではない」という理由を挙げています。今回は、本当に「『かき船』が建築物でない」と言えるのかを検証してみたいと思います。

 

広島市も言っていますが、旧建設省(現国土交通省)は、2度にわたって「従来より、建築基準法第2条にいう『土地に定着する』状態とは、単に陸地で土地に強固に結合された状態のみならず、水面、海底等に定常的に桟橋や鎖等で定着された状態を含むものであるとする判断が確立しており」とする「海洋建築物の取り扱いについて」という通達を出しています。

これを素直に読み取れば、問題となっている「かき船」が、建築物であることは明らかだと思います。

 

ところが広島市は、次のような理由を挙げて、「かき船は建築物でない」と言い張っているのです。

「事業者が提出して計画によって『随時かつ任意に移動することが可能」だとし、さらに「業者から提出された計画内容」として次の三つを挙げています。

 

 ロープ、碇が容易に取り外し可能

 

 給排水等のインフラ設備等は、容易に着脱可能

 

 随時かつ任意可能な状態を確保するため、定期的(年1回程度)に離岸させ、その報告を行う。

 

Photo                        建築物にしか見えない

この広島市の理由を検証してみたいと思います。

 

まず「随時かつ任意に移動可能」ということに大きな?がつきます。そもそもこの「かき船」は、浮揚した状況でなければ、移動できないのですから、「随時」(いつでも)というのには無理があります。さらに「かき船」が浮揚している時間は、ごく限られています。残念なことに広島市は、どういう条件になったら浮揚するかに関心がないようです。私たちの問いに答えないのですから、あきれてものも言えないきもちです。

 

1                             この状態では、動かない

私たちの調査によれば、広島湾の潮位が、330cmを越えなければ「かき船」は浮揚しません。広島市は言葉を濁していますが、国土交通省海事局検査測度課は、「提出された図面及び現物の検査結果から、水面が船底から約1.85メートル程度の高さで浮揚することがわかる」としており、私たちの調査とほぼ合致しています。

 

広島湾の潮位表をご覧になればわかりますが、満潮時であっても潮位が330cmを超えることは、ひと月の満潮時(1日に2回ある)でも、10回をわずかに超える回数で、しかも1回の満潮時でもそれを超えるのは、2~3時間程度です。このことからもとても「随時」と言えないことは明らかです。

 

 

次に「業者から出された計画内容」を検証してみます。①,②の計画は、その通りの構造になっています。問題は、③の「定期的(年1回程度)の離岸」です。

 

業者は、広島市に対し2014年8月29日に「『かき船』係留レストラン船 離岸作業に関する説明書」を提出しています。そこに示された「離岸作業の手順」は、次のようになっています。

 

31

                            前後の係留用鋼管杭が抜けますか

①離岸のため、曳航用ボートを準備②ライフラインを取り外す③係連橋を取り外す④係留チェーン(4本)を取り外す⑤係留用鋼管杭を取り外す⑥ボートによる離岸及び曳航作業

 

繰り返すようですが、これは業者が提出した「離岸作業に関する説明書」です。

 

「業者が提出された計画内容」が、「かき船は建築物でない」という根拠ですなら、この計画書通りの作業が行われるのは当然のことです。ところが、かき船が営業を始めて1年半以上が過ぎましたが、そして私たちが広島市と業者に対し「る計画の実施」を要望したにもかかわらず、上記の離岸作業は一度も実施されていません。

 

それどころか広島市は、最近では「インフラ設備等が着脱可能であることが確認できればよい」というのです。なぜか通達でいう「桟橋」には触れていないのです。

Photo_2                            強固につながれた桟橋で定着している

 

「定期的に離岸させる」という約束はどこにいってしまったのでしょうか。この「定期的な離岸」は、市議会でも答弁しています。そこでは「インフラの着脱が確認できれば良い」とことは、一度も示されていません。ところがいつの間にか「離岸作業」が「インフラの着脱の確認」だけで済むことになっています。公(議会答弁、市民への情報公開)に示していたことを、説明がつかなくなったからと言って勝手に変更することは許されません。

 

業者がしめした「離岸作業説明書」に対して、さらに条件を厳しくすることがあっても、条件を緩やか(というよりいい加減)にすることなど、行政の仕事として普通には考えられないことです。今話題の例の問題ではありませんが、どこかから大ちな力が働いたのでしょうか。

 

この二つだけでも、広島市が言う「『かき船かなわ』は建築物でない」という主張に問題があることは、明白です。

 

もちろん「かき船」の基本的な問題は「世界遺産原爆ドームのバッファゾーンにふさわしくない」ということです。

 

しかし私が、それと同等はむしろそれ以上に問題だと思っていることは、「かき船移転・新設」問題の経過の中に、国やとりわけ広島市が、もあまりにもずさんな手続きによってこの計画を進めてきたことです。それも市民の声が全く無視され続けてです。

 

それぞれが少し長くなりましたが、今回4回にもわたって「かき船問題」の問題点を訴えたのは、このことが理由です。

 

これを機会に一人でも多くの皆さんにこの問題に関心を持っていただければ幸いです。

 

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2017年4月11日 (火)

有馬温泉を堪能してきました ――何故、今、有馬温泉なのかはまたの機会に――


有馬温泉を堪能してきました

――何故、今、有馬温泉なのかはまたの機会に――

 

訳あって有馬温泉に行きました。ずっと行きたいと思っていたのですが、今回は特別です。何故今度行くことになったのかは別の機会に譲ることにして、楽しかった一夕の報告です。

 

まず吃驚したのは、「有馬温泉」という名前から想像していたのは、コジンマリとした温泉街だったのですが、目の前に現れたのは、「温泉団地」とでも形容できそうな建物の群でした。熱海とか別府以上に開発されているかのような印象さえ受けました。

 

ただし、私たちが泊まった旅館は閑静で落ち着いた雰囲気の、古くもなく新しくもないほど良い佇まいの建物でした。とは言え、Wi-Fiがなかったのは不便でしたが――。

 

出迎えてくれた若者たちの誘導で中に入ったため、写真を撮る暇もありませんでした。廊下のポイントポイントに飾ってあった花も綺麗でしたが、うっとりしている内にこれも写真には撮れませんでした。ブロガーとしては落第です。

 

温泉は、金泉と銀泉の二種類あり、どちらも良かったのですが、湯に入った途端は熱い感じでした。でも少し経つとぴったりした湯加減で、いつもより長風呂ができました。外の景色は建物群なのですが、お湯に浸かっているだけでそんなことは全く気にならなくなりました。ここでお湯の成分や効能について蘊蓄を傾けられないのが残念ですが、やはり来た甲斐があったと思えたのですからそれで良しとしましょう。

 

           

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それ以上に嬉しかったのは夕食です。あまり高級な懐石などは苦手なのですが、これまでも温泉宿での夕食に感激したことは何度もあります。でも今回の夕餉は、私たちの趣味にピッタリでした。どうピッタリだったのかを記述する舌も語彙もないのが残念で仕方がないのですが、例えば、前菜やお造りの食材はどれも好物ばかり、そして調理や配膳も押し付けがましくない上に、どれも「今これが食べたかったのだ」という気持にさせてくれたのには驚きました。

 

あっさりした味にまとまっていたのは、肉類が全く使われていなかったからなのかもしれませんが、ミシュランで評価された (とどこかで聞いたのですが) のは、こういう点なのかなとも感じました。

 

美味しい食事のせいなのかもしれませんが、部屋に戻るとまだ時間は早かったもののそのまま爆睡。次の朝は早起きして、730分にバラエティーに富んだ朝食を摂った後、朝からの予定に飛び出すことになりました。

 

次回訪れるまでには、語彙も磨いて、またかつて訪れた他の温泉地にも足を延ばして、今回との比較ができるように出来たら良いねと話をしながら、忙しい一日を終えた帰途に就きました。

 

 

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2017年4月10日 (月)

かき船問題を考える―その3

世界遺産原爆ドームの景観は守られたのか

   =なぜか開催されなかった広島市景観審議会=

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「かき船かなわ」が、平和大橋下流から400m上流の現在地(元安橋下流・原爆ドームから200m の近さ)に移動すること明らかになった2015年1月日本イコモス国内委員会は、調査団を派遣し「世界遺産原爆ドームバッファゾーン内における牡蠣船移動設置への懸念表明」を広島市に提出しました。その中で、バッファゾーンの役割について「単に世界遺産周辺の景観を規制し整えるゾーンというだけでなく、この資産の持つ鎮魂と平和への祈念の意味との深いつながりを持ったエリアと認識されるべきです」と指摘し、かき船移設への強い懸念を表明ました。特に「鎮魂と平和への祈念」ということを指摘していることは、原爆ドームが他の世界遺産と違う「負の遺産」という性格を持っていることを示しています。しかし、残念なことに広島市は、この日本イコモス国内委員会の懸念表明に答えることなく、計画を推進してしまいました。

 

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そもそも世界遺産のバッファゾーン(緩衝地帯)は、その遺産を適切に保護するため、世界遺産登録申請とともに申請者によって明示したものです。それは、申請した日本政府、そして広島市の共同の意思だったはずです。しかし、今回の「かき船」問題では、最初に検討されるべき「世界遺産原爆ドームの景観について」は、十分な検討がなされていないばかりか、むしろそれをないがしろにして推進されてきたのです。

 

情報公開によって入手した資料などからいくつか指摘したいと思います。

 

「かき船の元安橋すぐ下への移転」問題が行政の具体的テーマとなったのは、2013年度(平成25年度)からです。バッファゾーン内への移設の問題は、その年の9月19日に行われた国土交通省太田川河川事務所と広島市の協議の中で「景観への配所について」が議題となり、国側の問いに対し広島市は「原爆ドームのバッファゾーンの場合は、重要事項に該当するので景観審議会にかけるべきだと判断している」と明確に答えています。ところが開示文書を見ると「バッファゾーン」のことについて広島市の担当部局(観光ビズネス)が初めて市民局平和推進担当に問い合わせが行ったのは、翌年の5月になってからです。平和担当は、無視されたままだったようです。しかも、広島市は、国に「景観審議会に諮る」と約束しながら、実際には景観審議会には一度も諮っていません。広島市は、景観審議会に諮らなかった理由を「かき船は『船』だから」と理屈にならない理由を挙げていますが、あまりにも不自然です。

広島市は、事前の協議で約束したことを無視したばかりでなく、国土交通省には「景観審議会を開催しなかった」ことを知らせていません。ですから太田川河川事務所は、私の指摘によってはじめてその事実を知ることになったのです。ところが国土交通省は、広島市が明らかに約束違反をしているのもかかわらず、許可を取り消そうとはしなかってのです。何か取り消せば不都合なことがあったのでしょうか。こうした広島市に遠慮する(無批判な)姿勢は、その後も続きます。

問題はそれだけではありません。国土交通省は、「景観への配慮」について独自の検討を行う責任があったにもかかわらず、その検討を全く行っていません。これは許されないことです。1996年に国が行った原爆ドームの世界遺産登録申請にあたって、国は、ユネスコに対し、文化財保護法などとともに、河川法を明示し、原爆ドームとその周辺を含め保存し、保護することを約束しています。そのことは、今回の問題で国は、むしろ河川法によって「世界遺産の景観を保護する」責務を果たすべきだったはずです。

 

当時広島市は、「広島市景観計画」を策定するため、何度も景観審議会を開催していたのですから、景観審議会の意見を求めることは、できる環境にありました。だから余計に「なぜ景観審議会に諮らなかったのか」という疑問がわきます。

 

Photo

 

ところで2014年7月4日に広島市長名で「広島市景観計画」が公示されました。その中では、この原爆ドームのバッファゾーン中心とした地域が「平和都市ひろしまを象徴する景観づくり」の「景観計画重点地区」となっています。かき船が設置された地域は、その中でも最も重要な「A地区(平和記念公園地区)」に指定され「景観形成の方針」として「平和記念公園と平和大通りなどの道路、橋りょう、河川、河岸緑地を含む地区とし、平和記念公園の役割にふさわしい良好な景観保全及び形成を図ります。」としています。「かき船は平和公園の役割にふさわしいのですか」「河川を含めるのであれば当然、船も該当するはず」「保全って今の景観を大切にということでは」と疑問がわくのは当然のことです。市長自らが定めた「景観計画」になぜ自らが反するようなことをするのでしょうか。

 

結局広島市は、かき船問題で景観審議会をはじめ第三者の意見を全く聞いていません。イコモスの懸念表明にも同じ説明を繰り返すのみですした。これでは理解を得ることはできません。

 

確かにこれまで何度か世界遺産原爆ドームの景観をめぐる問題が起きています。ただ今回大きく違うのは、「原爆ドームとバッファゾーンを保存整備し、世界的価値を後世に伝える役割を持つ」国や広島市が所有し管理する場所で起こっていることです。

 

原爆ドームの世界遺産化は、165万筆を超える市民の署名が大きな力となって実現したことを忘れてはなりません。国や広島市は、市民から原爆ドームを後世に正しく伝える責務を負っているはずです。世界遺産原爆ドームは、世界の人々の共有の財産であることを忘れてはなりません。

 

 

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2017年4月 9日 (日)

「4・8 共謀罪法案反対! ヒロシマ行動」

「4・8 共謀罪法案反対! ヒロシマ行動」

      共謀罪法は、現代版「治安維持法」です

 

ストップ戦争法ひろしま実行委員会が呼びかけた「4・8 共謀罪法案反対! ヒロシマ行動」が、心配された雨も上がった昨日午後2時から実施されました。呼びかけに答えて参加した人たちは、戦争をさせない千人委員会や市民グループなど500名を数えました。

 

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ヒロシマ行動は、まず原爆ドーム前での集会からスタート。集会の司会者は、「安保法制に反対するママの会・広島」の近松直子さん。最初に主催者を代表して難波健治・事務局長があいさつ。続いて紹介されたのは、「共謀罪反対」の声をいち早く挙げ、学習会、講演会など、さまざまな取り組みを積極的に繰り広げてこられた広島弁護士会の下中奈美(しもなか・なみ)会長。この4月1日に会長に就任されたばかりの下中新会長は、力強く次のようにあいさつされました。「弁護士会は、この法案に絶対反対です。この法案は、安倍首相不在の閣議で決定されました。計画する・相談する・話し合いをする。ここで処罰の対象になります。刑法は、実行行為があって初めて処罰される法律にもかかわらず。まさに個人の思想・信条を犯すものに他なりません。こうした法律を弁護士会は、絶対に許しません。オリンピック対策といいますが、日本政府は、オリンピック招致演説で『最も安全な国』と言って招致を呼びかけたはずです。テロ防止といっても、法案にはその記述がありません。これ以上の法制定はする必要がありません。戦前『国体変革を取り締まるため。市民には影響はない』といって成立させた治安維持法。しかし、その後市民の生活はどうなったでしょうか。共謀罪法案は、治安維持法の現代版そのものです。弁護士会は、市民の皆さんとともに法案反対の諸行動を続けます。」(文責は、筆者)

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続いて、民進党、共産党、社民党、新社会党など法案に反対する野党の代表が、それぞれ「共謀罪法案廃案のため全力で共に戦う」決意を表明。都合で参加できなかった自由党からのメッセージ紹介。最後に参加者全員で「共謀罪は、絶対廃案!」をアピールし、30分間の集会を終了しました。

 

集会を終えた参加者は、3つのグループに分かれ、原爆ドーム前、相生通を東進、福屋の西から金座街そして本通アーケード街を西進し、平和公園折り鶴の塔前までシュプレヒコールと協力を呼びかるアピールを繰り返しデモ行進。

 

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今回の行動では、土曜日の昼下がりで人通りの多いアーケード街では、シュプレヒコールを行わず、秋葉忠利前広島市長や山田延廣弁護士が次々とマイクを握り「共謀罪の危険性」を訴えるとともに、市民の協力を呼びかけました。

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「テロ等準備罪法案」と名称を変えてもその本質は変わるものではありません。一人でも多くの市民への理解を広げ、戦争への道につながる「共謀罪法案」を4度目の廃案に追い込むため、全力を挙げる決意を共有し、固めあった「4・8共謀罪廃案 ヒロシマ行動」でした。

なお会場カンパでは112,438円集まったそうです。ご協力をいただいた皆さんありがとうございました。

 

 

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2017年4月 8日 (土)

春はコンピュータの季節です ――トラブル対応がその中身ですが――


春はコンピュータの季節です

――トラブル対応がその中身ですが――

 

このところコンピュータやインターネット関連のトラブルに見舞われ、一番最近のものは、「お節介」なソフトがしゃしゃり出てくるケースでしたが、今度は、必要としているものが消えてしまいました。それもApple社のiPhoneiTunesがらみでした。

 

数日前、iPhoneOSに最新バージョンに更新するようにという通知があり、早速更新をしました。その結果、今まで使っていた電話の着信音が消えてしまったのです。使っていたのは、ヨハン・シュトラウスのラデツキー行進曲です。

 

この曲は、iPhoneの中に入っている標準的な着信音ではありませんので、それなりの手続きを踏まないと使えません。基本的には、iPhoneをパソコンにつなげて、そこで着信音にしたい音源を登録、今度はiPhoneに移って、着信音リストに新たに入った音源を有効にするという手続きです。

 

今まで使っていたラデツキー行進曲は、私のパソコンに入っているはずですので、探したのですが見つかりません。その後、いろいろな可能性を考えて試してみたのですが上手く行きませんでした。そこで、以前も同じトラブルでお世話になったAppleサポートに電話をしました。

 

               

Apple

             

様々な製品のサポートセンターに電話で問い合わせをした経験の中で、Appleサポートは、待ち時間が少ないこと、対応が親切・丁寧で嫌な思いをしたことはないこと等、素晴らしいサービスです。今回もその点は同じだったのですが、数時間お付き合い頂きはしたものの問題は解決できませんでした。

 

その後、最後にもう一度試してみようと思って、それまで試したことのないルートでラデツキーの復活を試みたのですが、それが上手く行きました。同じ問題を抱えていらっしゃる方が万一いたとすればお役に立つかもしれませんので、そのルートを説明しておきたいと思います。

 

まず、コンピュータを立ち上げ、iTunesを開きます。iPhoneは優先でパソコンにつなぎます。以下iTunesの画面ですが、左のコラムにある「着信音」 (四角で囲んだ矢印の先を見て下さい。) をクリックします。

 

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そうすると次の画面が現れます。

 

Photo

 

ここで上手くいったのは、矢印で示した「プレイリストの編集」をクリックしたからです。つまり、「着信音」のリストは「プレイリスト」の扱いだということなのですが、それにキヅカナカッタ上に、Appleサポートでもそれについての言及がなかったので、見落としてしたのです。すると、次の画面になります。

 

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リストの中にらでつぎー行進曲が入っています。そのうちの一つにチェックを付けて、念のため右側のコラムにドラッグ&ドロップして、登録はお終いです。

 

後はiPhoneに移って、着信音の「選択」をすれば良いだけなのですが、これも念のため、画面ごとの説明を付けておきます。ここまで、説明する必要はないと思いますが、メインの画面で、「設定」にタッチします。

 

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次に、少しスクロールして、楕円で囲んだ「サウンド」にタッチします。

 

 

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次の画面には、もうラデツキー行進曲が出ていますが、出ていなければ、「着信音」にタッチして、次の画面でもう一度「ラデツキー行進曲」にタッチして完了です。

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繰り返しになりますが、カギになったのは、「着信音」のリストが、「プレイリスト」として扱われているということでした。

 

これで、ここ数年使ってきたラデツキー行進曲で、どんな内容の電話でも前向きに受け止め続けることができるようになりました。

 

 

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2017年4月 7日 (金)

かき船問題を考える―その2 水の都ひろしま推進協議会での承認には瑕疵がある

かき船問題を考える―その2

 

水の都ひろしま推進協議会での承認には瑕疵がある

 

今日は、4月4日の「なぜ延長された『かき船かなわ』の占用使用?」で触れました「水の都ひろしま推進協議会」で、何がどう審議されたかを考察してみたいと思います。

 

Photo_6                かき船が撤去された元安川・平和大橋下流 

 

「かき船かわな」の占用使用には、あらかじめその場所を「都市・地域再生等利用区域」に指定しておく必要があります。その前段の手続きとして3月9日に開催されたのが「第37回水の都ひろしま推進協議会」です。この協議会は、有識者3名、市民団体等3名、経済・観光等3名、行政4名(国2名、県1名、市1名)の13名で構成されています。ここでちょっと注意していただきたいのは、行政側から4名参加していることです。当日の会議の経過は、水の都ひろしま推進協議会のホームページに掲載されている「議事録」から知ることができます。

 

当日の審議事項は、「河川敷地占用許可準則に基づく都市・地域再生等利用区域の指定などの継続及び都市・地域再生など占用方針の一部変更について」となっており、会議では、事務局(広島市)から「これまでの経過」などとともに「事業者の取り組みについて」など5項目が、提案・報告されています。

 

ここで第一の疑問がわいてきます。「事業者の取り組みについて」は報告されていますが、前回「かき船かなわ」の問題が協議された第29回の協議会以降に起こった「日本イコモスの懸念表明、広島弁護士会会長談話、大手町2丁目町内会の反対決議、パークハウス紙屋町管理組合の申し入れ、日本被団協・広島県の両被団協からの申し入れ、かき船問題を考える会の再三にわたる抗議と申し入れ」などの反対の声(いずれも広島市の説明を受けて以降出されている)は、全く報告されていません。パークハウス紙屋町マンションへの住民説明は、やっと昨年12月に実施されるという状況です。

 

Photo_7             手前の黒いボックスがガスボンベ庫 左奥の緑の屋根がマンションの玄関

 

もちろん工事中に何度もトラブルが発生したことも、6万筆を超える「反対署名」が広島市に届けられたことも、裁判で係争中のこともです。なぜ広島市は、こうした重要な経過を説明しなかったのでしょうか。これで、きちんと審議を尽くしたとはいえないはずです。まさに「継続ありき」の結論を導き出すための協議会であったとしか考えられません。「協議会の承認に瑕疵がある」と言われるのは当然のことです。市民団体等から選ばれた委員の一人は、後に問われて「裁判で係争中であることなど全く知らなかった」といっておられるのです。

 

 

第二の問題は、地域住民の声が、無視されていることです。議事録によれば、委員からの「周辺住民のトラブルはなかったのか」の質問に対し、事務局(広島市観光ビズネス課)はこう答えています。「一部住民から苦情があった。中味は搬入業者が不法駐車しているとかゴミの処理がきちんと行われていないといったことである。」としさらに「市の環境局にも確認したが、そのようなゴミに関する苦情はなく、事業者もきちんと処理している」と。二つの疑念が浮かんできます。その一つは、マンション管理組合からの苦情でも「一部住民」として切り捨てようとする広島市の姿勢です。さらにこの答弁では、「ゴミ」問題については触れられていますが、「不法駐車」問題については、全く触れていません。それはそのはずです。パークハウス紙屋町管理組合への文書回答では、「不法駐車は警察に言ってくれ」という無責任な回答を出しているのですから。不法駐車問題は、今も続いています。下の写真が昨日写した現実の状況です。

 

Photo_8                 路肩に違法駐車をし、車道を横断する納入業者

 

第三は、事業者の取り組みとして報告された「原爆瓦を店内に展示することは、かき船設置作業中に出てこなかったため実施できませんでした」ということです。このことは、なぜか議事録には記載されていません。事業者も「よく言ったものだ」と思いますが、広島市も、こんなことを臆面もなく協議会で報告したものだと思います。原爆瓦は「出てこなかった」のではなく、「見つけ出せるような作業をしなかった」というべきです。作業当時、当初私たちに、広島市が説明したような「手作業」によるのではなく、ショベルカーによって川底をさらうという作業を行ったのですから、原爆瓦を見つけることなどできるはずがありません。そのことは、当日現場に駆け付けた広島市の担当者、太田川河川事務所の担当者も私たちともに確認したことです。その一人は、委員としてこの協議会にも参加しています。

 第四は、生け垣を壊して通行した納入業者の行為です。下の写真で何か所か見ることのできる竹垣は、それを防ぐために広島市の予算を使って設置されたものです。広島市は、「通行人も通るから必ずしも納入業者だけではない」といいます。もちろんそのことをすべて否定するつもりはありません。しかしはっきりしていることは、この場所に「かき船」が設置される以前にはなかったということです。

 

Photo_9                 こうした竹垣が、他にも数か所設置された

こうした問題点が、正しく報告されないままの「水の都ひろしま推進協議会」の結論に「瑕疵がある」と考えるは当然のことです。

ところでこのブログに掲載する写真を撮るため元安川河岸を歩いている時、偶然にも太田川河川事務所の占用調整課長と出会いました。先日、抗議と公開質問状を出すため太田川河川事務所で話し合った最後に、「ぜひ一緒に現地を見に行きましょう」と要望したのが、4月1日の人事異動で着任されたばかりの占用調整課長でした。今回の現地訪問が、問題解決に向けて良い方向に進む契機となることを願わずにはおれません。同行しての現地訪問とはなりませんでしたが、間をおかずに現地を訪れた行動には、一定の評価をしたいと思います。

次回は、世界遺産原爆ドームの景観問題を考えてみたいと思います。

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2017年4月 6日 (木)

新事務局長は渡辺宏(ひろむ)さんが就任―広島県原水禁事務局長が交代

新事務局長は渡辺宏(ひろむ)さんが就任―広島県原水禁事務局長が交代

 

広島県原水禁は、昨日広島市政記者クラブで、4月1日からの事務局長交代に伴う記者会見を行いました。2012年から4年間事務局長を務めた藤本講治さんに代わり、新事務局長には、同じ自治労出身の渡辺宏さんが、就任しました。今回の事務局長交代は、藤本さんが3月31日をもって自治労役員を退くことに伴って行われた人事です。

 

Img_20170405_140443                                 左から二人目が渡辺新事務局長三人目が藤本前事務局長

 

新事務局長となった渡辺宏さんは、1954年生れで現在63歳。1972年に広島県庁に入庁し、その後、自治労広島県職労の役員や自治労県本部役員などを歴任し、労働運動や平和運動にかかわってきました。特に、1982年に始まり、毎年夏に開催される原水禁大会前の青年・女性の取り組みとして実施されている「反核平和の火リレー」には、広島県労働組合会議(現在の平和運動センターの前身)の青年部事務局長として、リレーの開始に大きな役割を果たしています。

 

渡辺新事務局長は、記者会見で「反核・平和の課題について、今日の情勢のもと危機感を持つ必要があると感じています。まずは構成する労働組合を通じて、特に若い組合員対して、きちんと情報を提供し、一人ひとりに問題意識を持ってもらえるような活動を強化したいと思います。そして、共闘できるそれぞれの組織がスクラムを組んでうねりが作り出せるように頑張る決意です。」とその抱負を述べました。今後の活躍が強く期待されます。

 

 

退任した藤本さんは、福島原発事故後「脱原発運動」の強化が迫られる中、福島との連帯の大切さを強調しながら、特に毎年開催される「3.11フクシマを忘れない脱原発集会」で中心的役割を果たしてきました。とりわけ、長い間途切れていた「原水禁学校」を再開し、若い人たちへの運動の継承に努めたことは、特筆に値します。4年間本当にご苦労様でした。

 

 

なお昨日の記者会見では、4月4日のこのブログに掲載した「安倍総理、岸田外務大臣あての抗議文」の趣旨を秋葉代表委員から紹介するとともに、それぞれに郵送したことも報告しました。

 

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2017年4月 5日 (水)

なぜ延長された「かき船かなわ」の占用使用?

なぜ延長された「かき船かなわ」の占用使用?

 

3月31日国土交通省中国地方整備局は、地元住民や被爆者団体などの反対の声を無視して、原爆ドームのバッファゾーンである元安川の元安橋下流で営業を続ける「かき船かなわ」に対し、今後10年間占用を許可する決定を行いました。

 

「かき船の移転問題」が明らかないなって以降、「かき船かなわ」の占用使用に反対し取り消しを求めて取り組みを進めてきた「原爆ドーム・平和公園地区へのかき船(水上レストラン)移転・新設を考える会」(以下「かき船問題を考える会」という)は、この決定に抗議し、昨日の昼休み、太田川河川工事事務所前で緊急の抗議集会を行いました。集会後、代表者5名が、許可権者である中国地方整備局丸山隆英局長あての抗議文と公開質問状を提出しました。

 

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「かき船かなわ」の占用使用期間が終了する3月31日に向け「かき船問題を考える会」は、去る3月13日に、大手町2丁目町内会やパークハウス紙屋町管理組合、広島県被団協などともに「元安川占用許可の延長更新を行わない」よう申し入れを行ってきました。

 

しかし、こうした住民や被爆者団体の声が無視された形で、「占用使用許可」が出されたわけです。

 

「世界遺産原爆ドームバッファゾーン」内のしかも従来よりもはるかに原爆ドームの近い位置への「かき船」の移転・新設には、日本イコモスなどからも懸念表明が出されるなど、多くの問題が指摘されてきました。こうした基本的問題は今も続いていますが、今日は、今回の「延長手続き」での問題点の一つである「地域の合意」ということについて考えてみたいと思います。

Photo_2


国土交通省は、昨年5月「河川敷地占用許可準則」の一部改正を行いました。そこでは、占用期間満了後の継続にあたっては、「新たに指定する場合と同様に、公募による新規参入希望者の確認や所要の審査、地域の合意など適正に処理すること」としています。さらに国土交通省は、地域合意の大切さについて「河川敷地が基本的にその周辺住民の利用されることであるから、占用の許可にあたっては、地域の意見を聞いたうえで河川管理者が判断する必要がある」(2005年3月28日国河政第140号通達)としてきたのです。

 

私が特に指摘したいことは、今回の「占用使用許可継続」にあたって、国土交通省自らが求めている「地域の合意」形成が本当に図られたのかということです。「水の都ひろしま推進協議会で合意された」(ここでの審議のあり方にも大きな問題がありますが、それは別の機会に指摘します)では済みません。

 

3月13日の申し入れでも明らかなように、「かき船かなわ」が設置されている場所に最も隣接している大手町2丁目町内会や玄関先10mの場所に900Kgの「LPガスボンベ庫」が設置されたパークハウス紙屋町管理組合が、明確に反対の意思を示されているにもかかわらず、新たな10年という長期の「占用使用許可」決定に至る過程の中で、こうした住民の声は全く無視されてしまいました。今日の申し入れの際にも住民代表の一人からはそのことが、最も強く指摘されたのは当然のことです。昨年5月に改正された「河川敷地占用許可準則」が正しく解釈され適用されておれば、「占用使用許可の延長」は、なかったはずです。この点については、公開質問状でも第一に問いかけています。明快な回答が、示されることを強く望んでいます。

 

 

「かき船かなわ」の占用使用をめぐっては、これまで様々な問題点が指摘されてきました。私自身どうしても疑問に思うことは、「かき船文化」を否定するものではありませんが、広島市や国土交通省は、世界の人々の共有財産である「世界遺産原爆ドーム」が果たしている役割や価値よりも、説明もつかないような無理を通してまで、一民間企業の事業を優先させようとするのだろうかということです。私がそう考える理由のいくつかについて、これからもこのブログの中で明らかにしていきたいと思っています。

 

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2017年4月 4日 (火)

総理大臣と外務大臣への抗議文 ――情理を尽して翻意を促している積りです――


総理大臣と外務大臣への抗議文

――情理を尽して翻意を促している積りです――

 

先週開かれた国連の「核兵器禁止条約締結のための交渉」に日本政府は参加しませんでした。会議の議長はコスタリカのゴメス大使が務めましたが、出席した市民社会のリーダーたちからは会議そのものが順調にスタートしたとの報告がありました。

 

               

Photo

             

 

既にこのブログに書かせて頂いたように、私自身は「堪忍袋の緒が切れた」状態だったのですが、少し冷静になって、総理大臣と外務大臣に抗議し翻意を促す書簡を書いてみました。広島県原水禁としての強い意思表示です。

 

近日中に二人に届けること、そして広島市長と広島県知事にも、もう既に行動を起しているかもしれないのですが、同様の働き掛けをして貰うよう要請したいと思っています。どんな形でも結構ですので、皆さんにも共同行動に参加して頂けると幸いです。

 

総理大臣と外務大臣では、内容が微妙に違いますので、以下、両方を掲げさせて頂きます。

 

 

(A) 安倍総理大臣への書簡

 

「核兵器禁止条約交渉」不参加に抗議し政府の翻意を求める

 

内閣総理大臣 安倍晋三 殿

 

本年322日付の私たちの要請にもかかわらず、また、広島をはじめとする被爆者さらには平和を希求する広島市民、日本国民そして世界の圧倒的多数の声を無視して、日本国政府が国連で開催された「核兵器禁止条約交渉」不参加を決めたことは到底容認し難く強く抗議します。

「過ちて則ち改めるに憚ること勿れ」と論語にあるように、被爆者と世界に対する被爆国としての責任を再確認し、6月に開かれる「核兵器禁止条約交渉」には参加すること、さらにアメリカをはじめとする核保有国に対しても共同歩調を取るよう働き掛けることを求めます。以下、何点か理由を述べておきます。

 

 「国際社会の分断を一層深め、核兵器のない世界を遠ざける」という貴殿の断定に対しては、そもそも「分断」の原因が、核不拡散条約(NPT)6条に義務付けられている「誠実な交渉義務」を核保有国が果してこなかったからであり、「分断」を解消するためには、第6条の遵守そしてその一歩である今回の交渉への参加が最も効果的であることを指摘しておきます。

 さらに「現状では交渉会議に建設的かつ誠実に参加することは困難だ」は「語るに落ちた」典型です。第6条の「誠実な交渉義務」を果していない核保有国は既に、「誠実に参加すること」を拒否しているのですから、これは理由になりません。自ら作った「困難」さは、交渉に参加することでしか解消されません。

 さらに日本を含む核依存国がこうした核保有国の姿勢を忖度し支持してきたことが状況を悪化させてきた責任も問われます。

 貴殿ならびに日本国政府がしばしば「唯一の被爆国」あるいは「唯一の戦争被爆国」であることを世界にアピールしてきました。当然それに伴う責任も果さなくてはなりません。それは、被爆体験を二度と繰り返させないために、被爆者のメッセージを忠実に実現する努力をあらゆる場面で行うことです。

 また、爆心地を含む広島一区選出の議員を外務大臣に起用したことは、上記の責任を果すというさらに明確な意思表示であり、特段に重い責任を貴殿が負っていることを意味します。

 仮に禁止条約ができたとしても「北朝鮮が守らないかもしれない」とのアメリカ側の心配は、トランプ大統領が選挙期間中に行った約束通り、北朝鮮との対話を行い、その際に貴殿も同席して北朝鮮を説得するという努力をした後で考えても十分間に合うことです。「まず隗より始めよ」ですから、アメリカこそ、交渉の場に加わってお手本を示すべき立場なのではないでしょうか。

 

被爆者そして核廃絶を願う世界中の大多数の市民の声に応えて、「核兵器禁止条約交渉」に参加すべく翻意することを求めます。

 

 

20174月〇日

 

原水爆禁止広島県協議会

 代表委員 秋葉 忠利

代表委員 金子 哲夫

代表委員 佐古 正明

 

 

           

           

(B) 岸田外務大臣への書簡

 

「核兵器禁止条約交渉」不参加に抗議し政府の翻意を求める

 

外務大臣 岸田文雄 殿

 

本年322日付の私たちの要請にもかかわらず、また、広島をはじめとする被爆者さらには平和を希求する広島市民、日本国民そして世界の圧倒的多数の声を無視して、日本国政府が国連で開催された「核兵器禁止条約交渉」不参加を決めたことは到底容認し難く強く抗議します。

「過ちて則ち改めるに憚ること勿れ」と論語にあるように、被爆者と世界に対する被爆国としての責任を再確認し、6月に開かれる「核兵器禁止条約交渉」には参加すること、さらにアメリカをはじめとする核保有国に対しても共同歩調を取るよう働き掛けることを求めます。以下、何点か理由を述べておきます。

 

 「国際社会の分断を一層深め、核兵器のない世界を遠ざける」という貴殿の断定に対しては、そもそも「分断」の原因が、核不拡散条約(NPT)6条に義務付けられている「誠実な交渉義務」を核保有国が果してこなかったからであり、「分断」を解消するためには、第6条の遵守そしてその一歩である今回の交渉への参加が最も効果的であることを指摘しておきます。

 さらに「現状では交渉会議に建設的かつ誠実に参加することは困難だ」は「語るに落ちた」典型です。第6条の「誠実な交渉義務」を果していない核保有国は既に、「誠実に参加すること」を拒否しているのですから、これは理由になりません。自ら作った「困難」さは、交渉に参加することでしか解消されません。

 さらに日本を含む核依存国がこうした核保有国の姿勢を忖度し支持してきたことが状況を悪化させてきた責任も問われます。

 貴殿ならびに日本国政府がしばしば「唯一の被爆国」あるいは「唯一の戦争被爆国」であることを世界にアピールしてきました。当然それに伴う責任も果さなくてはなりません。それは、被爆体験を二度と繰り返させないために、被爆者のメッセージを忠実に実現する努力をあらゆる場面で行うことです。

 また、爆心地を含む広島一区選出の議員として、外務省あるいは日本国政府の意思以上に被爆者の存在とメッセージを重んじる立場に立つことを選択した貴殿が、その決意を実行に移すのは今です。広島選出の外務大臣として、鼎の軽重を問われないよう、この責任を忠実に果すよう、求めます。

 仮に禁止条約ができたとしても「北朝鮮が守らないかもしれない」とのアメリカ側の心配は、トランプ大統領が選挙期間中に行った約束通り、北朝鮮との対話を行い、その際に貴殿も同席して北朝鮮を説得するという努力をした後で考えても十分間に合うことです。「まず隗より始めよ」ですから、アメリカこそ、交渉の場に加わってお手本を示すべき立場なのではないでしょうか。

 

被爆者そして核廃絶を願う世界中の大多数の市民の声に応えて、「核兵器禁止条約交渉」に参加すべく翻意することを求めます。

 

 

20174月〇日

 

原水爆禁止広島県協議会

代表委員 秋葉 忠利

代表委員 金子 哲夫

代表委員 佐古 正明

 

 

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2017年4月 3日 (月)

お節介なアプリを二つ削除 ――このブログの乱れも減るはずです――


お節介なアプリを二つ削除

――このブログの乱れも減るはずです――

 

このブログの「読者」の中には、たまに、ページのレイアウトが乱れていることに気付かれた方がいらっしゃると思います。気付き次第、苦労して変てこな改行やマージンの取り方を元に直してきてはいたのですが、何故そんなことが起きるのか分らずにいました。

 

今週末、ようやく犯人が分りました。

                

Ginger

             

 ブログを書くときの編集画面に、G) から始まって、英文の現れるときがあったのですが、これが「Ginger Page」という英文チェックのためのアプリで、私の使っているブラウザーでもなぜか拡張機能として、ブログ編集の時だけ顔を出していたのです。

 

Ginger_page_2

 

ワープロやメールを使うときには、それぞれスペルチェックの機能が付いていますし、提案機能もそれなりにあり、「Ginger Page」は顔を出さなかったので気付き難かったのですが、ブログの編集をするとき、つまりブラウザーを使っているとき、しかも日本語で書いているときに勝手にしゃしゃり出て、句読点やカギ括弧があると悪さをしていたのです。

 

早速、拡張機能から削除し、ソフトそのものも削除しました。今後はレイアウトの乱れは、ほとんどなくなるはずです。英文のチェックをするソフトですので、英文の時だけ顔を出してくれるのならそれなりに使えるとは思いますが、日本語で書いているのに勝手に英文のルールで、しかもこちらでは変えて欲しいとは一言も言っていないのに、勝手なことをするとは呆れてものが言えません。もし同じような現象で悩まれている方がいらっしゃれば、こんな可能性も考えて下さい。

 

もう一つは、Intel security 提供の「True Key」です。こちらもある日突然、起動画面に表れて、「パスワードなしで起動しませんか」とアピールしてきました。「Intel」社だから問題はないのかと思い、また「顔認証」でパスワードの入力が不必要になるのなら便利かもしれないと思い、登録しようとしたのですが、それが間違いの元でした。

 

True_key

 

まず、顔の認証ができません。Skypeを使っての通話や会議をしたときにカメラを通してお互いの顔を見ることがありましたので、カメラもあり、それは今まで普通に使えていたにもかかわらず、何回試しても顔を認識して貰えません。

 

それでも、他の仕方があるのかと思いきや、一つのアプリから他のアプリに飛ぶ度に、今までは、保存してあったパスワードで簡単に入れたにもかかわらず、登録画面のようなところに入らされ、もう一度すべての情報を入力するように求められました。さすがにこれは、「フィッシング」の可能性が高いと思い、その時点で中止しました。

 

後で調べてみると、ホームページもきちんとしているようなので、問題はないのかもしれませんが、そもそも、「フィッシング」かもしれない、と思わせるようなアプリをIntelが提供するのは問題なのではないでしょうか。

 

私の誤解もあるのかもしれませんので、良く御存じの方がいらっしゃいましたら、御教示のほどお願い致します。

 

 

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コメント

機能拡張では便利がお節介になることもありがちなことで、ワープロソフトですら Microsoft の Word をはじめ殆どが英語圏で開発されたものなので、日本語では便利な機能がお節介になることも多く、DTPソフトを使う出版業界に限らず、文章を多く書く人も最終的な割付までシンプルなエディターで行う人が多いようです。

True Key は Intel が競合していた Password Box を買収して不評でしたが、iPhone版もあるので私も一時期使ってみたものの、特に Apple純正の Touch ID や Apple Watch を使ったログインに比べて優位性は感じられなかったので、あまり使いませんでしたが、特に Windows では他のセキュリティソフトとの絡みなどで不具合が起きやすく、そうなると面倒だろうということは想像できます。

不精な私は何でも自動が好きですが、高度な自動化は不具合が出た時の対応が大変で、True Key は、まだアンインストールが楽なことが救いですが、削除すら苦労するものも少なくないので、そうしたものを使う時には必ず削除の方法から先にチェックしています。

もう一つ捕捉しますと、True Key をすぐに使わなくなったのは無料で使えるのが15のIDまでで、私の場合、軽く100を超えていますし、有料サービスを一定期間無料で使える制度はあるものの、それこそNTTやdocomoですら、契約は簡単なのに解約には何十倍もの手間がかかることは良くあることなので、そこまでは試しませんでした。

「工場長」様

二つのコメント有り難う御座いました。便利さと安全性とは相反する方向を向いているのですから、上手い着地点がなかなか見付からないのも仕方のないことなのかもしれません。試行錯誤の末に、少しでも良い解決策が現れることを祈っています。

2017年4月 2日 (日)

「ヒロシマ・ナガサキ ZERO Project」 ――着々と準備が進んでいます――



「ヒロシマ・ナガサキ ZERO Project

――着々と準備が進んでいます――

 

原爆や核兵器についての歴史の中で、重要な役割を果した三人の著名人のお孫さんが3人とも核兵器廃絶のために頑張っていることを報告しましたが、その一人は『ヒロシマ』の著者ジョン・ハーシー氏の孫、キャノン・ハーシー氏でした。1月に来日されたときには芸術やフィルム、テレビ・プログラム等の分野でともにリーダーとして活躍中の西前拓氏と一緒でしたが、今回は西前氏一人での来広でした。

 

話が弾んで、写真を撮るのを忘れてしまいましたので、前回の写真を使わせて頂きます。キャノン・ハーシー氏と西前拓氏です。

 

                 

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1月にお会いしたときに伺った、プロジェクトは「平和円卓会議2020 Peace RoundTable(仮称)でしたが、「核なき世界」実現のための円卓会議を今後4年間にわたって開き、2020年までに実行可能なことを積極的に推進するという目的が掲げられていました。その計画がかなり進んで、今年の1029日に、「ヒロシマ・ナガサキ ZERO Project」として開かれることになりました。

 

クラウド・ファンディングを通して、支援者も募っていますので、こちらのページも御覧下さい。今日から始まったばかりなのですが、目標額100万円に対して、今これを書いている時点では、3000円の申し込みがありました。皆さんも御協力宜しくお願いします。

 

当日のプログラムですが、先ず袋町小学校の校庭を使って、黒田征太郎氏やキャノン・ハーシー氏がリーダーになって、遊んだりアート作成をすることから始まります。一つの目標は壁画作成ですが、それは皆さんに、黒田征太郎氏が準備したハガキ大の枠組をダウンロードして貰い、それに自らの手で絵や文字を描いたものを事前に送って頂くという準備が必要になります。それらのハガキを貼り付けながら壁画を作るという予定です。

 

その後、隣にある人まち交流プラザで、4つの分科会に分かれて、パネル・ディスカッションそしてワークショップを開きます。テーマは前回も御紹介しましたが、再度掲げます。

 

☆人権  Human Rights for Peace  核の問題は人権問題でもあり、各国の核被害者との連携が重要。 例;核被害者フォーラムや世界各地の被爆者との交流事業

 

☆環境  Healthy environment for Peace  核の問題は環境問題でもあり、地域社会、国際社会がいかに共同で取り組むべき問題である。 例;被爆樹木プロジェクトなど

 

☆コミュニティ  Community for Peace  自分たちの住むコミュニティ、町や村から平和を広げていくことが重要。 例;Mayors for Peace 平和首長会議

 

☆イノベーション  Innovation for Peace   テクノロジーの力で核問題に関する新たなコミュニケーションを生む。 例;オンラインソフトやアプリの開発、Hiroshima Archive

 

最後の「イノベーション」を考える上で、急速に変る社会を元にして新たな行動を考える必要のあること、そのためには「パラダイムの転換」という視点から社会を見直さないと間に合わないのではないかという感想を西前氏と共有することができました。

 

例えば、インターネットを通して使われるビットコインやアップルペイその他のアプリやシステムが進化しつつあって、銀行の必要ない経済さえ議論されている時代になり、私たちを取り巻く経済の枠組みそのものも大きく変わるであろうということ、自動運転やドローン等の技術の実用化は時間の問題で、そうなるとこれまでの政治の枠組で人類的な問題に対応しようとしている「今」の問題意識では解決が難しくても、解決への道筋が生まれるかもしれないこと、しかし、その中心にあるのは多くの人々の生命と生活であり、「都市」の本質的な役割を大切にして行かなくてはならないこと等が、話題になりました。

 

ワークショップのリーダーになるのは、以下のパネリストやゲストたちです。

 

■主なゲスト&パネリスト■

田上 富久/長崎市長・平和首長会議副議長

秋葉 忠利/前広島市長  

ウィリアム・ペリー/元アメリカ国防長官

渡部 朋子/ANT-Hiroshima (NPO)

近藤 紘子/谷本平和財団

中村 桂子/長崎大学RECNA准教授 

黒田 征太郎/アーティスト

加用 雅信/広島妙慶院住職 

スティーブ・リーパー/Peace Culture Village

キャノン・ハーシー/1Future (NPO) 代表    

西前 拓 /1Future (NPO) 代表                  

ドロシー・マスーカ/南アフリカの国民的歌手  

順不同

 

一日の最後はコンサートとプレゼンテーションです。ワークショップでの成果を、プレゼンテーションとしてまとめ、またコンサートのために駆け付けてくれるアーティストたちとともに、歌、踊り、プレゼン、展示等で盛り上がるフィナーレになりそうです。

 

このイベントに先立って、ニューヨークでも同じ趣旨のイベントが開かれるようですので、できたら参加したいと思い、先ずは旅費捻出のために宝くじを買うことから始めたいと思っています。

 

 

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2017年4月 1日 (土)

日本こそ最初に核兵器禁止条約交渉に参加せよ ――被爆者や被爆体験の「抹殺」に怒りの声を――



日本こそ最初に核兵器禁止条約交渉に参加せよ

――被爆者や被爆体験の「抹殺」に怒りの声を――

 

人間、生きて行く間には何回か「もう好い加減にしろ!」と言いたくなる時があります。かつての私は「何回か」という頻度ではなく、かなり「頻繁に」そんな発言をしていました。でも「老化現象」の一部なのかもしれませんが、段々と腹の立つことが少なくなってきていました。でも最近の政治状況を見るに付け、何とも遣り切れない思いは強くなり、核兵器禁止条約締結のための交渉に日本政府が参加しないと表明したことで、もう我慢が限界に達しました。本来なら、日本こそ最初にこのような交渉に参加すべきですし、それ以前の問題として、世界をリードしてこのような舞台を設定すべきなのです。

 

「好い加減にしろ!」という形で、怒りを直接、安倍総理大臣、岸田外務大臣、外務省等にぶつけることも大切です。圧倒的多数の市民が、電話やファクス、直接の訪問、デモや集会等で「怒り」をぶつければ、いくら総理大臣といえども無視し続けることは難しくなるはずです。だからこそ、マイケル・ムーア監督の「トランプをやっつけるための10のアクション・プラン」でも、このような行動が推奨されています。

                  

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そして少しでも多くの人にこのような行動に参加して貰うためには、「怒り」だけではなく、「情理を尽した」説明も効果的です。日本政府の「言い訳」が出鱈目であること、そして日本が「被爆国」であることを国際社会で強調してきた為政者たちには、自分たちの言葉に責任を持つ必要のあること、さらに、外務大臣が被爆地広島選出の議員である責任を簡単にまとめておきたいと思います。

 

 「国際社会の分断を一層深め、核兵器のない世界を遠ざける」という、政府の言い分にに対しては、そもそも「分断」の原因が、核不拡散条約(NPT)6条に義務付けられている「誠実な交渉義務」を核保有国が果してこなかったからだと反論しておきましょう。

 NPTは、核保有国も批准した条約ですので、それを守らないのは当然、国際法違反です。(条約に参加していない国も、「一般国際法」に従う義務があります。)

 「現状では交渉会議に建設的かつ誠実に参加することは困難だ」という政府の断定は、「語るに落ちた」典型です。第6条の「誠実な交渉義務」違反をしている国は既に、NPTの規定を「誠実に」は守っていないという事実から出発しなくてはなりません。だから、圧倒的に多数の国々が、多数決が力を持つような場で、国際世論を反映する決定をして行こうというのが、今国連で起きていることなのです。そもそも「建設的かつ誠実に参加すること」を自分たちが拒否したのですから、日本政府が言う「困難」さを作ったのは核保有国そして核依存国です。それを変えるためには、核保有国、核依存国が交渉に参加する以外の道はありません。

 どの世代も、自分たちが作ったのではない課題を解決しなくてはならないという宿命を背負わされています。地球全体でもそうですし、国単位でも同じことが言えます。そして特に都市や地域という単位での責任は重大です。

 広島という地から選挙に出る選択をした時点で、政治家は、被爆者や被爆体験の意味を代弁するという、人類史的かつ未来志向の責任を負っています。その責任を全うすることは、広島選出の政治家全ての義務です。

 特に被爆者の訴えを一番効果的に世界に発信できる外務大臣という要職に、広島選出の議員が就いているのですから、彼の責任は他の政治家の何倍にもなっていると考えて良いと思います。

 そして、彼に実際に投票した有権者たちには、「広島という歴史的存在に本質的に付随している」責任を果せと迫ることをお願いします。「今責任を果さなければ、次回は投票しない」という発信をして下さい。

 広島県知事、広島市長、広島選出の各級議員も同様に、「広島選出」の意味をそれぞれの立場から訴えて下さい。

 「広島」という立場は、国内という枠組みでも重要ですが、世界的には、「広島」を「日本」に変えても全く同じ議論が通用します。総理大臣そして外務省には特に、「被爆国」としての責任を果す義務が、あるのです。

 

皆さんの声を総理大臣や外務大臣その他の政治家に届けて頂くために、念のため、総理大臣や官房長官、外務大臣の連絡先を掲げておきます。怒りの声、あるいは情理を尽して物事の理非曲直をきちんと伝えるメッセージ等を皆さんの言葉で送って頂ければ、政治は変ります。

 

 

安倍晋三 総理大臣(自民 衆・山口4区):

【首相官邸】

100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1

TEL: 03-3581-0101/03-5253-2111 FAX: 03-3581-3883

HP: http://www.kantei.go.jp/

(メールフォームあり。各府省にも送信可)

HP: http://www.s-abe.or.jp/

(メールフォームあり)

 

菅義偉 官房長官(自民 衆・神奈川2区):

【 横浜本部事務所 】

232-0017 横浜市南区宿町2-49

TEL. 045-743-5550 FAX. 045-743-5296

380-0935 長野県長野市中御所岡田102-28

HP: http://www.sugayoshihide.gr.jp/

(メールフォームあり)

 

岸田文雄 外務大臣(自民 衆・広島1区):

【広島事務所】

730-0013 広島市中区八丁堀6-3 和光八丁堀ビル9

TEL(082)228-2411 (代表)  FAX:(082)223-7161

【国会事務所】

100-0014 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第一議員会館1222号室

TEL(03)3581-5111 (代表) 内線 51222

TEL(03)3508-7279 (直通) FAX:(03)3591-3118

HP: http://www.kishida.gr.jp/

(メールフォームあり)

 

広島県原水禁でも、抗議のメッセージ、為政者たちが責任を果すよう促す文書を関係各方面に届けたいと思っています。文案ができた段階で報告させて頂く積りです。

 

 

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