第6回オリジナル曲発表・交流会 ――3月19日の「ミュージックの日」にちなんで――
第6回オリジナル曲発表・交流会
――3月19日の「ミュージックの日」にちなんで――
3月19日を音楽の日にしようと提案したのは、音楽家たちの組合である日本音楽家ユニオンです。1991年のことでした。「3」は「ミ」とも読めますし、「19」は「ジュック」と読めることからの語呂合わせだそうです。趣旨は、提案者の言葉を借りると「音楽の素晴らしさや楽しさを音楽家の立場から訴え、聴衆の人たちと共有したい、ということにつきます。」
それにちなんでという意味もあって、3月19日には、アークホテル広島駅前で、「第6回オリジナル曲発表・交流会」が開かれました。一月の「広島音楽芸能文化懇話会 新年互礼交流会」から2か月ですが、今回は広島で音楽活動をされている多くの皆さんが歌いプロモートしている新曲の披露が目玉です。
午後にはもう一つのイベント、それは既にこのブログで報告させて頂いた、「ストップ!戦争法街頭行動」なのですが、がありましたので、長時間はお付き合い出来ませんでした。短いレポートになりますが、会場に着いてすぐ、阿修羅さんの『わすれな蝉』に魅了されました。作詞作曲ともに池田二三枝さん。詩が作られたのは2015年でしょう。70年前に亡くなった祖父が妻子を思う気持、そして残された二人が祖父を偲ぶ思いを蝉に託した平和の歌です。最後に「戦争は起しちゃだめだと祖母が泣いた」が締めのフレーズになっている感動的な歌です。衣装もきれいでした。
阿修羅のお二人
もう一人印象に残ったのは、元航海士の道ひろしさん。広島や海をテーマにした歌がお得意ですが、今回は『広島ブルース』でした。航海士としての晴れ姿です。
道ひろしさん
続いて、実行委員会委員長の上村和博さんの挨拶。いつも熱い思いが真っ直ぐに伝わってきますし、音楽を愛する仲間たちを如何に大切にしているのかが言葉になった、正にミュージックの日にピッタリの「舞台」でした。
上村和博さん
私も、皆さんの「オリジナル」曲を引き立たせるために、定番の曲を歌わせて頂きました。一曲は、滝廉太郎の『花』です。
廿日市市では今、市議会議員選挙が行われていますが、選挙の際にスピーカーを使うためには、音を出しているスピーカーに、選挙管理委員会から配布された「許可証」を付けなくてはなりません。車の際には車用の許可証があるのですが、「船舶」用の許可証もあります。船にスピーカーを載せて海上や沿岸の人に呼び掛けるときに使うのですが、私も船舶用の許可証を使ったことがあります。
2007年の選挙の中日、お花見日和の日曜日でした。平和公園は桜とお弁当に飲み物を楽しむ家族や友人たちのグループで一杯でした。そんな中に割り込むのも気が引けましたので、「雁木タクシー」に乗って、川から皆さんにアピールすることにしました。とは言え、恥ずかしげもなく選挙運動というのも無粋ですので、歌を歌うことにしました。曲目は『花』。お花見にはピッタリだったと思います。有難いことに、少し変わった「余興」にお花見に興じていた皆さんも注目してくれました。歌い終ったときには、大きな拍手を頂きました。その選挙で当選できたのは、この歌のお蔭でもあるとずっと思い込んでいました。
「幸運の『花』を皆さんと共有して、皆さんのオリジナル曲が大ヒットすることを祈りたいと思います」という口上で、歌わせて頂きました。そしてもう一曲は、『Tonight』。折角練習したのですから、少しでも多くの方に聞いて貰いたいという気持からですが、今回も気持良く歌うことができました。
参加者の皆さんそして実行委員会の皆さん、有難う御座いました。
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