« 豊臣家滅亡から得る教訓 | トップページ | 12月のブルーベリー農園 »

2016年12月30日 (金)

「明けましておめでとうございます」      助っ人たちよ、有難う


「明けましておめでとうございます」

助っ人たちよ、有難う

 

戦争と平和について勉強したり考えたりすることは大切ですが、ついつい、それにのめり込んでしまいがちです。私の場合、「原爆投下は正しかった」と信じ込んで来たアメリカ世論を変え、世界から核兵器をなくすことにかなりの時間を費やして来ました。オバマ大統領の登場で前者は一応、目的達成に至りましたが、トランプ政権になったらどうなるのかも心配です。つまりこれからも、まだ油断はできないということになりました。

 

核兵器の廃絶ほど大きなテーマではありませんが、何年も掛けて、時には「一人で」と思えるほど孤独なキャンペーンをしてきたもう一つの課題があります。それは正しい日本語・美しい日本語を守ることです。こちらでも2016年中に大きな出来事がありました。

 

まず、「広島ブログ」に参加されている「⑦パパ」さん初め言葉を大切にされる方たちが、「問題のある日本語」といったトピックで問題提起をして下さっていることで、とても元気になれました。


でも、とても大切な表現でありながら誤ったバージョンが広まり、正しい表現を広める努力を半ば諦め掛かっていた言葉があります。それは、新年の挨拶「明けましておめでとうございます」です。それだけで、必要十分なのですが、小学生になって年賀状を出し始めたとき両親から教わりました。しかしながら最近は、マスコミも政治家も芸能人も、「新年明けましておめでとうございます」と平気で言う人が毎年のように増えて、特に新年会等の場に「義務」として顔を出さなくてはならない立場だったために、心ならずも新年会の多くは、不愉快というと語弊があるのですが、違和感を持たざるを得ない場になっていました。そして数年前、岩波書店が発行する広報誌『図書』の編集後記ともいえる「こぼればなし」に、「新年明けましておめでとうございます」が登場したときには、「真田丸も落ちた」という気持になりました。

 

でも、来年2017年はこの状況がかなり改善されるのではないかと思っています。強力な援軍・助っ人が現れたのです。

          

006

             

 知的な発言と該博な知識で知られる池上彰そして林修の両氏が前後して、「新年あけましておめでとうございます」は間違いであること、正しくは、「新年」のない「明けましておめでとうございます」であることを、きちんと述べてくれたのです。もし「新年」を使うのなら「新年おめでとうございます」が正しい言葉遣いです。

 

林先生の解説を再録すると、「明け」の意味は「夜明け」とか「休み明け」のように、その前に付くものが終って次の状態になることを意味するのです。「新年明けまして」と言うと、「新年」が終って次の状態に移ったことになってしまうのです。ですから新年を迎える言葉としては「誤り」です。改めて両先生にお礼を申し上げます。こうして、こちらの問題も解決の緒に就きました。

 

その他、「賀正」は目上の人には使わない等々、日本語を正確に使うためには、語源や慣用例を知ること、そこまでできなくても正確な日本語、良い日本語に触れて、言葉の感覚を磨くことが大切なようです。酉年の来年、新年の目標の一つに良いかも知れません。

 

皆さま、どうか良いお年をお迎え下さい。

 

 

[お願い]

文章の下にある《広島ブログ》というバナーを一日一度クリックして下さい。

  

 

広島ブログ
広島ブログ

コメント

いろいろとためになる情報をありがとうございました。
言葉といえば、最近はテレビ番組の「プレバト」での俳句のコーナーに興味を持って見てます。
言葉の使い方や意味がよくわかります。
講師の夏井先生は、もともと国語の教師だったと思います。
間違った使い方を痛快に批判して説明されるのが面白いです。

良いお年をお迎え下さい。

こんな記事に名前を出していただき、ありがとうございます。気を付けなければ(😞💦)(笑)
来年もよろしくお願いいたします。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。私もプレバト・ファンです。夏井先生の公開レッスンから多くのことを学んでいますが、梅沢冨美男を先頭に「ババぁ」といった汚い、しかも差別的な言葉が飛び交っている番組が、本当に日本語を大切にしているのかどうか、疑問にも思っています。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。こちらこそ、来年、と言っても10分ほどですが、宜しくお願いします。

« 豊臣家滅亡から得る教訓 | トップページ | 12月のブルーベリー農園 »

マスコミ」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

生活」カテゴリの記事

言葉」カテゴリの記事

コメント

いろいろとためになる情報をありがとうございました。
言葉といえば、最近はテレビ番組の「プレバト」での俳句のコーナーに興味を持って見てます。
言葉の使い方や意味がよくわかります。
講師の夏井先生は、もともと国語の教師だったと思います。
間違った使い方を痛快に批判して説明されるのが面白いです。

良いお年をお迎え下さい。

こんな記事に名前を出していただき、ありがとうございます。気を付けなければ(😞💦)(笑)
来年もよろしくお願いいたします。

「やんじ」様

コメント有り難う御座いました。私もプレバト・ファンです。夏井先生の公開レッスンから多くのことを学んでいますが、梅沢冨美男を先頭に「ババぁ」といった汚い、しかも差別的な言葉が飛び交っている番組が、本当に日本語を大切にしているのかどうか、疑問にも思っています。

「⑦パパ」様

コメント有り難う御座いました。こちらこそ、来年、と言っても10分ほどですが、宜しくお願いします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/603654/64691882

この記事へのトラックバック一覧です: 「明けましておめでとうございます」      助っ人たちよ、有難う:

« 豊臣家滅亡から得る教訓 | トップページ | 12月のブルーベリー農園 »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31