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2016年4月19日 (火)

青森県六ケ所村を訪ねて

熊本地震で被災された皆様にお見舞申し上げます。今日は小規模ではありますが、街頭で支援のためのカンパを募る予定です。御協力宜しくお願いします。

 

また、今日は嬉しいニュースがあります。新しいライターの登場です。北広島町の町会議員梅尾泰文さんの「六ヶ所村レポート」が寄せられましたので、掲載します。最後に用語の解説を付けておきましたので、それも参照して頂ければ幸いです。

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青森県六ケ所村を訪ねて

 

先週、49日~10日広島県原水禁の藤本講治事務局長とともに青森市と青森県六ヶ所村で開催された反核燃の日全国行動に参加した。

 

青森市についた9日、市内の青い森公園で開催された「4・9反核燃の日全国集会」に参加した。全国から1100人が集まった。

 

Photo

集会の様子

 

1985年4月9日(31年前)当時の青森知事がウラン濃縮と低レベル放射性廃棄物埋設施設、再処理工場を受け入れた。このことに抗議するため、31年間、毎年この日に集会を開き、真実を忘れず核からの解放を目指しての行動を続けている。しかし、31年たった現在も計画されていた事業は進行している。

 

一番心配なのは、集会での基調報告が指摘したように、青森県が核のゴミ捨て場にされる可能性だけは以前より高まっているという事実だ。集会参加後デモ行進を行い、その後会場を変え交流集会を開く。

 

政府は原発をやめようと思っていない。それどころか民間電力会社を国が支え最終責任も国が負うように考えている。現在でも電気料金に原発関係の積立金を徴収しているが、さらに再処理を継続するための「原発使用済燃料の再処理のための拠出金法案」を今国会で成立させ、電力会社と電力利用者に負担させようとしている。

 

2日目は、六ケ所村に集会と核燃料サイクル施設を見学に行く。車中から、ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設施設や高レベル放射性廃棄物一時管理施設、再処理工場を見ながら、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の方から説明を受ける。

 

日本原燃株式会社入口駐車場で原発反対の集会とシュプレヒコールを行った。その後六ヶ所原燃PRセンターに行き原燃の説明と、施設内の展示物を見る。展示されている原料のウラン鉱石からは放射性の高い数値が出ていた。

 

Photo_2

高い線量

 

やはり危険なものから、地球上のすべてを奪い去る巨大な悪の生産物を生み出し、そのものの処理対策が考えられずに進められている。

 

一日も早くこの地球上から、原発を完全廃止して放射性廃棄物を消滅させる以外にないとことを今回の行動で改めて確信した。            

  

Photo_3

梅尾泰文 (広島県原水禁常任理事・北広島町議会議員)――日本原燃株式会社前で

 


 [解説] 「核燃料サイクル」とか「再処理」という言葉を難しいと思われた方もいらっしゃるかもしれませんので、さよなら原発神戸ネットワークのホームページに掲載されている説明を付けておきます。


 原子力発電所で使われた核燃料の「燃えかす」(使用済み燃料)から、プルトニウムや燃え残りウランを取り出し(これを「再処理」と言います)、再び燃料として利用する仕組みを「核燃料サイクル」と呼んでいます。

政府や電力会社は、リサイクルによってウランを有効利用できるとか、プルトニウムはエネルギー資源の乏しい日本にとって貴重な「準国産エネルギー」だと言って、この仕組みづくりを進めようとしています。

しかし、今ではこのようにしてプルトニウムを利用しようとしているのは日本だけで、ほかの先進諸国は止めてしまいました。

それは、余りに危険で技術的にうまくいかない上に、経済的にもメリットがなく、さらに核爆弾の原料になるプルトニウムを増やしてしまうなど、さまざまな問題がはっきりしてきたからです。

 

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